◆◆◆はじめに・ご挨拶◆◆◆

プロジェクトメンバー1と2

はじめまして、一級建築士の二上とアシスタントの齋藤 です。2014年に柏市で事務所を構えました。縁もゆかりもない街でしたが、柏出身のアシスタント齋藤の影響もあり、日々街の魅力を発見してます。気づけば、「柏はカブの収穫量日本1」「柏はとにかく野菜が美味しい!」「柏は、地域を盛り上げる活動家がすごく多い」柏は・・・・・・と、日々いろんな人に柏のいいところを自然と語るようになりました。しかし、建築という職柄もありまして、街中の空き家が気になります。魅力いっぱいの街、活気のある街、それでも空き家は増え続けています。空き家を再生して、柏の魅力を伝える拠点にしたい!そんな想いから、今回のプロジェクトを立ち上げることになりました。自分たちの建築の知識を生かして、古い民家の良さを守りながら、居心地のよい空間に仕上げていきたいと思います。

そして、2018年に民泊運営管理に必要な資格「住宅宿泊管理業者」の登録申請を認めていただきました。柏市での登録承認第1号です。

プロジェクトメンバー3

はじめまして、親子イベントを専門とするイベントプロデューサーの篠原です。「ままてぃ」という団体をコミュニティを運営しておりまして、↑↑↑写真は「ままてぃ」メンバーと一緒に撮ったTポーズ写真です。*右端が篠原です。

普段はこんな活動をしております。活動写真↓↓↓

私は生まれも育ちも中国です。来日して20年経ちますが、人と関わることが大好きなため、留学生時代も仕事のときも毎日楽しくてたまりませんでした。しかし、いざ子どもが生まれて、子育てを始めると、絶望的な孤独感を日々感じていました。地域との繋がりの重要さを初めて痛感。おそらく働くママ全員が直面する問題だと思います。ママたちが繋がる場を作って、ママたちに楽しい子育ての日々を過ごしてほしい、そんな想いから、7年前に柏市で起業。「ままてぃ」という親子コミュニティを立ち上げ、日々親子向けのイベントの企画運営や子育て情報の発信を行っています。生まれ育った中国との子育て教育環境の違いも日々感じておりましたので、中国の教育機関とコラボして、日中の親子交流もやっております。いつか、起業した柏でママたちが集まれる・発信できる、そして地域の方々と交流で場所を作りたいとずっと思っていました。今回は地元の不動産のご協力をいただき、空き家になっている一軒家を借りることができました。建築のプロとコラボして、居心地の良い空間を作り、いろんなシーンで利活用できる場所を作りたいと思います。

◆◆◆元々の古い民家の状況◆◆◆

柏市役所から徒歩2分ほど、道路に面している一軒家。庭には柚子の木があります。我々は〔ゆずの家〕と名付けました。昔はお爺ちゃんとお婆ちゃんが住んでいまして、週末になると息子さん夫妻が孫を連れて帰ってきて、笑い声があふれるおうちでした。数年前にご高齢のため居住を移されて、空き家となり、おうちは活気を失いました。でも、柚子の木だけは毎年実がなり、ご近所さんも柚子の実がなりはじめると、ご夫婦が柚子の実を配ってくださったこと、ご夫婦との思い出を思い出しながら過ごしています。 このような状況の空き家は、皆さんの街にも多くあるのではないでしょうか。

古いおうちには必ずその良さがあります。我々は、おうちの良さを残しつつ、老朽化した部分をリフォームし、使やすさ、衛生面や安全安心を配慮し、居心地の良い近所の方から外国の方まで、イベントから宿泊まで、いろんな方がいろんなシーンで利用できるオープンな空間を作っていきます。

青い屋根のごく普通の一軒家

1階は、6畳×3部屋、と6畳ほどのダイニングキッチンがありました。

2階は、二間続きの6畳の和室です。

場所は市役所の別館のほうの階段を下りて、市役所通りを歩いて2分ほどのところです。青井屋根が目印です!お近くを通ったら、ぜひ寄ってみてくださいね。

◆◆◆再生後の新しいオープンスペースのイメージ◆◆◆

オープンスペースの名前: ゆずの家

お庭の柚子の木、冬になるとたくさんの柚子の実がなって、近所ではお馴染みの光景。これをしっかり受け継いでいきたいと思いまして、名前は「ゆずの家」にしました。

1階はオープンスペース、イベントや料理教室や親子サークルなど、様々なシーンで使えます。

元々4部屋に分かれていますが、壁を取り、20畳以上のオープンフロア―にしました。

古い家なので、壁をなくしても柱はいっぱい残ります。古くなった柱を鑢で磨いたり、隙間を廃材で埋めたりしてみました。

元々あった押し入れを残して、テーブルにしてみました。

元々の障子は綺麗に磨いて、張替えすれば、新品同様。畳はいろんなシーンで使いやいように、フローリングに張替えました。明るい20畳以上のオープンフロアが完成。

天井を屋根裏が見えるオープンにしました。解体した際に出た廃材を使って、天井の一部の補修に使ってみました。

料理教室などお料理を取り入れたイベントや活動ができるように、ステンレスの2層シンクを取り入れるなど、キッチン設備にも気を使いました

地域の方や起業家仲間をいっぱい巻き込んで、アイディアを出してもらったり、作業を手伝ってもらったり、一緒に作りあげていきます。

古い家は昔の建物の構造や人の歴史や周りの環境を物語ってます。それが見られるだけで、今の私たちにとって貴重な体験です。その古い家の良さをしっかり受け継いでいきつつ、新しい時代に合うオープンなスペースを作っていきたいと思います。

2階は宿泊スペース、6畳が2部屋あります。

2階はフローリング1部屋と畳1部屋。寛いていただきたい、そして外国の方が泊まるときに日本の畳文化を体験していただきたいと思います。これから、両方畳部屋にする予定です。

押し入れは宿泊の場合はほぼ使われない空間になります。そこをお子さんが喜ぶ空間にしてみたら面白いかなと思いまして、壁紙を空模様にしてみました。これからドラえもん仕様の寝具を入れて、面白い空間にしてみたいと思います。

今年も柚子の実がなっています。近所の方に届けていきます。


◆◆◆資金の使い道・実施スケジュール◆◆◆

2020年2月初旬本オープン予定

 2019年12月中、1階完成予定

 2019年1月下旬、テストオープン(イベント2・3回、宿泊2・3回の予定)

 2020年1月末、2階含めて、全棟完成

 2020年2月初旬 本オープン

クラウドファンディングで集まった資金は、主に2階のリフォームに使う予定です。

 1階は企画メンバーの共同出資で完成していますが、2階のリフォームはこれからです。畳の入れ替え、畳や襖の張替え、ブラインドの取付など室内の環境を整える為には、いろいろと必要になります。 自己資金だけでは、諦めないといけない部分が出てきました。心地よい和の宿泊空間を作っていくために、皆様のご支援をいただく決意をいたしました。いただいた支援金は、2階のリフォームに使わせていただきます。

 ご支援いただいた皆様へのリターンは、イベントスペースや宿泊スペースを割引価格でご使用いただく、オープンパーティーへのご参加など、いろんなパターンをご用意しております。ぜひご支援いただきますようお願い申し上げます。

◆◆◆最後に◆◆◆

2020年はオリンピックイヤー、世界中から日本が注目される年です。そんな大事な年に「ゆずの家」をオープンできることは、本当に楽しみです。

そして、「ゆずの家」がある柏市は、食、アート、音楽があふれる街!住めば住むほど好きになる街です。

そんな柏の魅力を、日本中~世界中の皆さんに広めていきたい!その拠点が「ゆずの家」になります。

皆様のご支援、よろしくお願いいたします!

*本文で使用している画像と動画やすべてオリジナルものです。

*本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください