小学4年生のマヒルです。新幹線の中にはちょっとした不便があります。それは服をかけるフックが窓際にしか付いていないこと。私たち家族はこの問題を解決する新幹線専用ハンガーを作りました。この発明を広めるため、私はお母さんと二人でネットショップを始めて、みんなの新幹線で過ごす時間をもっと快適にさせたいです。

【2020年2月19日加筆】

クラウドファンディングの残りが1週間となりました。マヒルハンガーをもっと多くの人に使ってもらいたいと考え、新しく2,000円コースのリターンを用意しました。リターンは「こども用」のマヒルハンガー1個ですが、マヒルハンガーをちょっと試してみようかな、という人におすすめです。


ぜひ、マヒルハンガーのファーストユーザーになってみてください!よろしくお願いします。


※以下、プロジェクトの本文です。

はじめまして。小学4年生のマヒルです。私は歌を歌ったり、踊ったり、走ったり、体を使って何かをやることが好きで、どちらかと言えば、勉強よりも運動が得意な女の子です。読書も好きです。がんばって塾にも通っています。あと、幼稚園のときからはじめた英語の練習は毎日続けています。それと、大好きな3歳の弟がいます。だけど、私の言うことを聞かないので、ケンカをしたり仲良くしたりをくり返しています。

そんな私ですが、私は新幹線の中で感じるちょっとした不便を無くせるハンガーのオンラインショップを始めたいです。

私にとって新幹線に乗れることは特別なことです。理由は、新幹線に乗るのが、おじいちゃんとおばあちゃんのお家に遊びにいくときだからです。でも、新幹線に乗ると、いつも思うことが1つあります。それは「洋服をキレイにかけれたらいいな」と考えてしまうことです。

新幹線には、服をかけるフックが窓際にしか付いていません。私は窓側の席に座れなかったとき、その席に座れる人がうらやましい気持ちになります。また、仮にそのフックが使えたとしても、服を広げてかけることができません。私はこの問題を解決するために、お父さんとお母さんと3人で新幹線専用のハンガー『Mahiru Hanger(マヒルハンガー)』を作りました。

このハンガーがあれば、みんなの新幹線で過ごす時間をもっと快適にできます。だから私は、このハンガーを世の中に広めるために、お母さんと2人でオンラインショップを始めたいです。

このハンガーは3枚の厚紙でできた組立式のハンガーです。組立前は薄くて軽いので、重ねた状態でバックなどに入れて持ち運んでもジャマになりません。ハンガーの組立はとても簡単です。

【ハンガーの組立方法】

以下の動画で私が組み立て方を紹介しています。ぜひ見てください。

※動画を見るときは上の画面をクリックしてください。


【プロダクト誕生までのお話】

2018年の夏休み、小学3年生だった私は親と3人でこのハンガーを作りました。「新幹線の中で使える組立式のハンガーがあったら便利だね」という話からスタートし、工作をするようにして生まれたハンガーです。「世の中に役立つものができた!」と思えたので商品化を目指します。完成から1年後には特許を取ることができ、小学4年の夏休み自由研究のテーマにしました。

<夏休みの自由研究>


※ここから、マヒルの父(サポーター弁理士)が記載させてもらいます。

【ハンガーの使い方】

ハンガーを吊り下げる部分には円形の穴があります。新幹線ではそれを座席テーブルの留め具に引っかけて使います。この留め具にコンビニの袋をぶら下げている人をたまに見かけますが、このハンガーはそこに引っかけて使うために最適化したハンガーです。

サイズ(幅)は普通車の座席の幅にぴったり合います。テーブルを手前に引いても服は前の席とテーブルの間に収まるので、テーブルも自由に使えます。


【こだわり・特徴】

紙の仕入れとハンガーの製造は「向町紙工」という紙加工会社で行ってもらいます。ハンガーの試作段階からお世話してもらっている会社であり、とても高品質なモノづくりをしてくれます。私たちが提供するハンガーは、同社が製造販売する紙箱と同じ素材を使用しています。肌触りがとても良く、組立や分解をする時にはペーパークラフトを体験している気分を味わえます。新幹線の中で使用するときは、単なるハンガーとしてだけではなく、気分転換や子供と一緒に遊んだりして楽しめます。

・(有) 向町紙工のホームページ
https://mm-shikou.com/company/

① リターンの準備
支援金はリターンとなる Mahiru Hanger の製造や発送の費用として使わせていただきます。

② Mahiru Hanger オンラインショップの開設
現在、Mahiru Hanger はサンプルカッターマシーンという装置で作られています。今後、皆さんが購入しやすい販売価格にするため、抜き型を使った製造方法に切り替えたいと思っています。抜き型を作るのにかかる費用は約6万円です。支援金から経費を引いた残りは、先ず、この抜き型の作製費用として使用させていただく予定です。その他、オンラインショップのホームページを作ったり、ショップ運営に最低限必要な物品(商品の包装紙、印刷用インクなど)の購入費用として使わせていただきます。

※リターンのお届けを最優先します。支援金が目標金額に到達しない場合に、オンラインショップの開設を延期・中止することもありますが、その場合でもリターンはお届けします。

支援者全員に Mahiru Hanger をお届けします。ハンガーの他に、数量限定の「マヒルからの感謝の気持ち①②③」や「オンラインショップ氏名表示権」も用意しています。また、お得な「早割」もありますので、お見逃がしなく!


【製品情報・仕様】

・Mahiru Hanger   大(おとな用)
  重量:27.5 g
  サイズ:
  <組立前>
   縦 5.0 cm 横 22.0 cm 厚み 0.4 cm
  <組立後>
   縦 13.3 cm 横 37.0 cm 奥行 6.5 cm

・Mahiru Hanger   小(こども用)
  重量:17.5 g
  サイズ:
  <組立前>
   縦 4.0 cm 横 17.6 cm 厚み 0.4 cm
  <組立後>
   縦 10.7 cm 横 29.5 cm 奥行 6.5 cm

上:おとな用、下:こども用

左:レッド、中央:ネイビー、右:グリーン


※色は上記のレッド、ネイビー、グリーンの他にもブラウン、ブラックの計5色から選択できます。カラーは表面のみで、裏面は厚紙本来の色になります。

※ハンガーは組立前の状態で郵送します。紙でできているため、組立と分解の繰り返しで劣化します。ハンガーを複数回使用される場合に破損等が起こることはご了承ください。

(一社)発明学会は、同会会員の主婦が考えた『初恋ダイエットスリッパ(売上総額70億円)』をはじめ、多くのヒット商品を輩出してきた、個人による発明事業化を支援する公益法人です。同会は、会員によるクラウドファンディングの挑戦をサポートするため、CAMPFIREと業務提携を行い、同会の審査に通ったプロジェクトに同マークを付与し、支援しています。今回、クラウドファンディングに挑戦する『Mahiru Hanger』が、審査の結果、発明学会クラウドファンディング推薦作品と認められました。

・発明学会 中本会長 (右)とのツーショット写真 ↓

・中本会長から頂いたコメントです ↓

・発明学会「発明クラウドファンディング サポートプロジェクト」
https://www.hatsumei.or.jp/hcf-sp/index.html#pr

このプロジェクトに関心を持って頂きまして有り難うございます。今回、ご支援を下さる皆様には、Mahiru Hanger を全員にお届けします。本プロジェクトはAll-in方式で実施し、目標金額に満たない場合も、計画を実行してリターンをお届けします。

Mahiru Hanger は、新幹線をより快適に過ごすために、私たち親子がこだわりを持って作ったハンガーです。まだ世の中には存在しない利便性を味わうことができますので、どうぞご堪能ください。さらに、数に限りはありますが、娘が独自に考えたリターンも用意しています。本プロジェクトは支援金で娘の夢であるオンラインショップを開設しようとするものであり、その趣旨に賛同いただける方に広く支援者になってもらえますと大変嬉しく思います。

また、このハンガーは厚紙を材料にしているため、誰でも自作することができます。ご支援を見送られる方におかれましても、個人的な使用目的であれば真似してもらって全く構いません。一方、このハンガーは、私たち家族の大切な知的財産です。関連する発明は特許権を取得し、名称も商標登録出願を行っています。その名称は、本プロジェクトの実行者である娘(このハンガーの筆頭発明者)の名前にちなんで付けました。ハンガーの真似が簡単にできる故に権利保護しておりますので、商業目的での不正な模倣は行わないようお願いします。

最後になりますが、クラウドファンディングに挑戦できるチャンスをくれた発明学会およびCAMPFIREの関係各位に、この場を借りてお礼を申し上げます。娘はこの2月にちょうど10歳になります。人生の節目でこのようなチャレンジができることは、彼女にとって貴重な経験になるはずです。親としては、この機会に恵まれたことに感謝しております。

私たちは、このプロジェクトで支援金を集め、Mahiru Hanger 専門のオンラインショップをオープンさせたいです。また、今後の製品改良や新商品開発により Mahiru Hanger を進化させ、それを世の中に広める活動を継続的に行いたいです。例えば、紙ハンガーの両面カラー化や専用ケースの開発により、デザイン性や携帯性をもっと高めたいです。他にも、木や金属などを材料にして、連続使用に耐えられるハンガーも創りたいです。もし、支援金が多く集まった場合には、そうした取り組みを推進したいと思っています。支援者の皆様とも、Mahiru Hanger の普及や発展を目指し、一緒に歩んで行けたら嬉しく思います。

※マヒルのサインにボカシを入れております ↑
どんなサインなのかは「サイン入りハンガー」を手に入れた方のみが知れるお楽しみです!


Q&A

Q:Mahiru Hanger の返品や変更はできますか?

A:リターンは受注発注品として準備いたします。オンラインショップ開設前に親子で行う作業であり、その過程もオンラインショップ開設に向けた訓練となります。ただ、最初はまだきめ細かなサービスまではできないため、この段階ではリターンの準備と発送を期日に間に合わせることを優先させて頂きます。以上の考えのもと、支援申込み後のキャンセル、製品の返品および変更(色・サイズ)はできない形とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いします。


  • 2020/12/06 10:34

    この度、発明学会主催「第24回 身近なヒント発明展」にて、マヒルハンガーが大賞に選ばれました。マヒルハンガーの普及を目指す私たち家族にとって、とても励みになる出来事であり、大変嬉しく思います。日頃から応援をいただいている皆様には、このご報告と共に改めて感謝したく、この場を借りて御礼申し上げます...

  • 2020/11/03 09:32

    「子供の科学」編集部様からとても嬉しいお知らせが届きました。同雑誌の本年3月号に掲載された「新幹線用-紙製組立式ハンガー 」(マヒルハンガー)が、1年の入賞作品を再表彰する「年間賞」にて最優秀賞をいただきました。「子供の科学」12月号(11月10日発売)にて、作品とマヒルの顔写真が再掲されます...

  • 2020/07/23 18:21

    【緊急告知】テレビに出演する予定です。①7月24日(金)16:30~・テレビ埼玉 マチコミ 「集え!まちの発明家」のコーナー https://www.teletama.jp/machicomi/index.html※父と二人で生放送にチャレンジします! 写真の「特大マヒルハンガー(面積9倍)」...

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