▼倉敷の町並みを守りたい!

 


  

江戸、明治、大正、昭和と歴史的建造物が並ぶ倉敷。

その歴史に触れようとたくさんの方が観光に来られています。

歴史的な風景が残る倉敷で近年、大きな課題に直面しています。

 
▼倉敷の町の変遷と町家の現状

 

(くらしき歴まちマップ)(制作:成清仁士)
 

倉敷市中心市街地の都市景観は美観地区を除くと景観の変化(壊れるスピード)が速く、また保存のルール(ローカルルール・条例など)がないことにより、今後さらに歴史的建造物が風景から失われると考えられます。今後10年のうちに伝建地区以外は戦後の高度成長期以降の建築物同様、平成の非伝統的な形態の建築物や駐車場に更新されていくことが危惧され、昭和の戦災を免れた貴重な景観は失われていいきます。

 

▼倉敷市中心市街地歴史的建造物(町家など)残存マップ

 

(倉敷市中心市街地歴史的建造物の残存マップ)

えんじ色(町家)、紺色(長屋)、橙色(文化財など)、緑色(美観地区)が倉敷市中心部に残っている歴史的建造物です。(平成25年の調査では約1割の町家が無くなりました。平成27年の町家トラストの詳しい調査では約1000棟が残存していることが明らかになったが毎年少なくなっている状況です。)

 

 

 

▼今回の空き家再生物件(宮坂町の家)

 

そこで今回、昭和初期の倉敷の風景を残しながら町家の再生に取り組み、倉敷市中心部で活動できる場、地域の人が集まれるコミュニティの場を低価格で提供したいと思っています。

場所は、倉敷市鶴形2丁目4-20の昭和初期の住宅の再生(小さな家であるが立派な歴史的建築物である)

*昭和初期に建てられた木造平入り2階建て、庭付きの住宅(敷地約25坪程度)。

*築後ほとんど改装をしていないと考えられ、外観、内装は原状回復を目指してできる限り伝統的構法で修理し、昭和の町家空間を体感できる再生修復を目指します。

 

 

 

 

▼ご挨拶(はじめまして、倉敷町家トラスト 代表理事 中村 泰典です。)

 

 

2006年から「まちにあかりを灯す」をキーワードにして、私たちは小さな町家の暮らし直しに取り組んでいます。  町家を再生させることにより地域のコミュニティの場、交流拠点として利用され、地域に住む子どもから大人まで集える仕組みを提案しています。

活動11年目を迎え、倉敷町家トラストは地域の町家再生利活用をすすめ成果を上げてきました。一方、10年の活動で様々な団体、市民活動との出会いがあり、地域には暮らし全般にわたり、新たな課題が顕在化していることも分りました。町家再生のみならず、幅広い分野の課題にも向き合わざるを得ない状況の中で、私たちに求められている活動は、改めてNPOらしい公益的活動を進めていくことで地域の課題と向き合い、活動していくことです。 私たちは地域の課題を少しでも解決するための場づくりにチャレンジしますので、よろしくお願いいたします。

NPO法人町家トラストHP(http://kurashiki-machiya-trust.jp/

 

▼これまでの活動(御坂の家)

 

・町家再生第1号(御坂の家)

 (改装前)             (改装後)

(改装前)            (改装後)

 

地域の人と壁塗りをしました。

 

再生された町家は宿泊施設として再生されました。

 
 

 

・倉敷町家トラスト事務所

 

(改装前)            (改装後)

  

 

 

・三軒長屋を改修

 

(改装前)            (改装後)

 

eコミュニティ研究所(福祉系大学の拠点)、まちなか研究室 東町(芸術系大学の拠点)として活用。

 

▼活動概要

2006:NPO法人倉敷町家トラスト設立

2006:内閣府より平成18年度全国都市再生モデル調査事業、 町家調査開始

2007:町家再生第一号「御坂の家」竣工、 倉敷市旧街道ファサード整備調査事業

2008~10:良好な景観、まちなみ形成モデルスタディ業務( 国土交通省)

2011:「DONATIONくらしき」(岡山県「 新しい公共の場づくり」事業・東日本大震災支援)

2012:「Kurashikimapsプロジェクト」( トヨタ財団助成事業)

2013:全国町並みゼミ倉敷大会開催(参加)

2014:備中町並みネットワーク設立参加、 備中町並みゼミ開催( ~以降毎年開催参加:5市1町)

2014:備中no町家deクラス開催(~以降毎年開催参加) 倉敷えびす商店街「歴史を生かした誘客事業」(経済産業省)

2015:中心市街地町家調査(倉敷市)

2016:宮坂町の家プロジェクト進行中

・「まちにあかりを灯す」がキーワード!

(1)  来訪者があかりを灯す(滞在・交流)

(2)  暮らしのあかりを灯す(定住)

(3)  商店・事業所があかりを灯す(経済活動)

(4)  門灯・看板のあかりを灯す(新しい公共空間)

(5)伝統行事であかりを灯す (文化継承)

(6)イベントであかりを灯す (賑わい・交流)

(7)エコなあかりを灯す (環境配慮)

(8)祈りの明かりを灯す(東日本支援事業)

・くらしき手帖の発行(年一冊)

●保存整備・利活用の状況

宿泊施設1棟、商業施設3棟、住居兼店舗2棟、住居専用4棟、 交流拠点2棟、仲介1件、塀の修景1件の計14件。

●収益事業

改修物件のうち3棟をサブリース、1棟を宿泊施設として収益事業 化

 

 

▼表彰履歴

*平成22年度都市景観大賞『美しいまちなみ大賞』を「倉敷美観地区」が受賞し、受賞団体に選定。

*第一回地域再生大賞「準大賞」(平成23年)

*岡山県夢づくり大賞(平成23年度)

*岡山NPOアワード特別賞(平成24年)

*ユネスコ未来遺産登録団体(平成25年)

*福武教育文化奨励賞(平成28年)

 

 

 ▼このプロジェクトで実現したいこと
1,町家を再生し、新たな価値創造の拠点に。 

 福祉、子育て、教育、文化、コミュニティ、まちづくりなど公共性の高い事業拠点として利活用することを目指しています。高齢化、少子化、地域コミュニティの崩壊など課題が顕在化している。課題解決のため、市内だけでなく全国の志のある若手の社会貢献事業、地域貢献事業の担い手を公募します。是非、事業にチャレンジしてください!

 入居者を募集しています!!!

募集要項(http://kurashiki-machiya-trust.jp/works/miyasaka/miyasaka_boshu.pdf

応募用紙(http://kurashiki-machiya-trust.jp/

 

 

2,空き家再生地域貢献モデルをつくりたい!
改修費用700万円


クラウドファンディング、助成金、補助金、を利用することで再生修復事業者(倉敷町家トラスト)の初期投資が軽くなることによって、入居事業者の賃貸料の軽減が可能になり、入居者の本来事業を進め易くすることが可能となります。必ずしも収益が一義目的ではないソーシャルビジネスのスタートアップ時の支援を資金循環の面で応援し、今後さらに町家再生が進み、多くの町家が壊されることなく、歴史的景観を守ることが可能となるモデル事業とします。

 

 

▼リターンについて

・3000円

 倉敷懐中マップ+くらしき手帖

・5000円

 倉敷懐中マップ+見学ツアー(集合)+くらしき手帖

・10000円

 倉敷懐中マップ+1963年倉敷駅前商業地区鳥瞰絵図+見学ツアー(集 合)+くらしき手帖

・20000円(A)

 倉敷鳥瞰絵図3点セット+くらしき手帖

・20000円(B)

 倉敷懐中マップ+1963年倉敷駅前商業地区鳥瞰絵図+見学ツアー2時 間(個別)+くらしき手帖

・50000円(A)

 御坂の家宿泊券(3人まで)+くらしき手帖

・50000円(B)

 倉敷懐中マップ+倉敷鳥瞰絵図3点セット+見学ツアー半日(個別)+くらしき手帖

  • 2017/04/13 16:46

    こんにちは! 現在、20%(200,000円)ご支援をいただいています。支援してくださった皆様、シェアや拡散をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。引き続き応援のほどよろしくお願い致します。 本日は、NPO法人 倉敷町家トラストの活動が地元の山陽新聞に掲載されたことを皆様にお伝え...

  • 2017/04/11 09:29

    おはようございます。  現在、19%(195,000円)ご支援をいただいています。 支援してくださった皆様、シェアや拡散をしてくださった皆様、本当にありがとうございます。 引き続き応援のほどよろしくお願い致します。   さて、本日は改装中の宮坂町の家を見学に行ってきたご報告をさせてい...

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