歯ブラシはないととても困るけれど、日常的なものでありすぎて注目する人は少ないと思います。歯ブラシくらいにさりげなく、大切で愛おしいことは日常の中にたくさんあると思います。そんなことたちが輝いて見えるような映画を作りたいと思い、歯ブラシくらいに些細な、歯ブラシをめぐる4つの短編映画を制作します。

プロジェクト本文

〇はじめに・ご挨拶

はじめまして、映画『ハブラシ』の監督の金子実怜奈です。

このページをご覧くださりありがとうございます。

 私はさりげない日常的なもの、ことのなかに光があると感じます。自転車をこぐ高校生のシャツの風のふくらみがきれいだったり、疲れ果ててビール片手に歩いた時の夜風が気持ちよかったり、田舎の看板が滑稽でおかしかったり。

 歯ブラシはないととても困るけれど、日常的なものでありすぎて注目する人は少ないと思います。歯ブラシくらいにさりげなく、大切で愛おしいことは日常の中にたくさんあります。そんなことたちが輝いて見えるような映画を作りたいと思い、歯ブラシくらいに些細な、歯ブラシをめぐる4つの短編映画を制作します。 

 
【あらすじ】

  • vol.1 のこりかす
  • たまに森の家に泊まりに来る多田は森の家に歯ブラシを置いている。多田に恋をしていた森だが、ある日多田からもう会えないと言われてしまう。多田のことを引きずる森は洗面所の多田の歯ブラシを見て・・・。

  • vol.2 清掃員
  • 銭湯の清掃のバイトをしているフリーターの遠山。バイトに行くといつもパートのおしゃべりの茂子さんがいる。ある日いつも壁の掃除に使っていたブラシがなくなってしまい、次の日遠山は歯ブラシを代わりに持ってくる。茂子さんはそれをまねして歯ブラシを持ってくるのだが、茂子さんが急にバイトに来なくなってしまう。

  • vol.3 おじいとおばあ
  • 85のおじいとおばあは二人で一緒に暮らしている。夜テレビを見て、歯磨きをしてから寝るのが習慣。おじいは青の歯ブラシを使い、おばあは赤い歯ブラシを使う。歯ブラシが古くなってきたのでおばあは歯ブラシを買ってくるのだが、いつも使っていた歯ブラシが売り切れており、いつもと違う色の歯ブラシを買ってくるが・・・。

  • vol.4 図工
  • 聡一は図工の授業で歯ブラシと網を使って絵を描く手法を教えてもらい、それにはまってしまう。家でもそれをやりたくなり、自分がいつも使っていた歯ブラシを使って絵を描き始めるのだが、家族の歯ブラシも使ってしまう。


  • 【登場人物】
  • 森(25) 会社に勤めている。彼のことが好き。女性。
  • 多田(27) 陽気。森との関係は本気ではない。男性。

  • 遠山(29) 銭湯の掃除のバイトをしている。茂子さんの話をいつも聞いている。男性。
  • 茂子さん(45) バツイチ。銭湯でバイトをしている。おしゃべり。女性。
  • 銭湯のオーナー(38)
  • 桑原さん(22)最近銭湯で働き始めた新人。
  • おじい(85)少し気が強い。少しボケている。
  • おばあ(83)やさしい。おじいよりもしっかりしている。
  • 聡一(7)思い立ったらすぐ行動する少年。
  • お父さん(42)やさしい。聡一が悪いことをしたらしっかり叱る。
  • 健太(7)聡一のクラスメイトで幼馴染。少し弱気。


〇出演

森菜津子(森役)


野村考(多田役)


田中義則(おじい役)


重野滉人(遠山役)


北野楓叶(聡一役)


中澤康心(健太役)


岩橋佳世(茂子さん役)


沢大洋(お父さん役)


〇製作

脚本・監督 金子実怜奈

京都工芸繊維大学 大学院 デザイン学専攻 1年
監督作
「オーマの家」関西学生映画祭入選 https://youtu.be/lafl1PRcDZU
他にも
「タンポポと虫」(SF:47分)https://youtu.be/0T_uWXPQ23M
「Walk」(ドキュメンタリー?:4分37秒)https://youtu.be/KeNT8sPZ6aM
「洋服ダンス」(アニメーション:1分7秒)https://youtu.be/A2mZIn7FQRc
など様々な映像を制作。

助監督 藤崎史織

京都工芸繊維大学 大学院 デザイン学専攻 1年
監督作
「くまのめ」第2回TYO学生ムービーアワード金賞受賞 https://www.youtube.com/watch?v=6n6-riiEMJ0
学部時代は建築を学び、大学院から映像制作を始める。

撮影 中野幹太  京都工芸繊維大学 大学院 デザイン学専攻 1年
「タンポポと虫」で撮影監督を務める。
大学では写真を研究・制作。


 撮影助手 石田康太、柳原理来 、山津暢之

 音声 築山敦、藤井陽菜子  

 照明 山口そよか

 編集 加藤有希菜  

 美術 舩木智好、藤井陽菜子

 ロケーション 花田りょう、櫻井仁紀

 角麻起子 吉田妃菜子 丘澤絢音  口羽ゆうた 大林しゅんや


〇資金の使い道

映画製作費として下記の目的で大切に使わせていただきます。

交通費/機材費/映画祭出品料/衣装・小道具/ロケーション費


〇リターンについて

ご支援いただいた皆様には金額によって以下のものをご用意しております。

・監督の手書きイラスト集
・作品DVD
・上映会にご招待(2020年3月頃に京都近辺で開催予定。交通費、滞在費は自己負担となります。)
・オフショット写真集
・オリジナルポストカード
・監督・スタッフからの手紙
・エンドロールの名前の記載(ご希望の方は、支援時に備考欄にお名前をご記入ください)

〇実施スケジュール

2019年11月 スタッフ顔合わせ
    12月 ロケハン・機材準備
2020年1月  撮影
    2月 撮影・編集


〇最後に

 最後までお読みいただきありがとうございます。
 今まで、「どうして映画を撮っているの?」と何回も聞かれたことがあります。私はその質問に対してうまく答えられたことがありません。中学生の頃に叔母にミニシアターに連れていかれ、その映画に魅了されてしまったことをきっかけにして映画をよく観るようになりました。それ以来ずっと映画に惚れ続けつつ、自分で映画を作るということはあまり考えていませんでした。理系のほうが得意だなと思い理系に進み、建築が面白そうだと思い大学に入り、併設していたデザイン学のほうが私はあってるかもと思いデザインに進み、映像が面白いなと思い映像のゼミに入り、気付いたら映画を撮っていました。本当は最初からずっと映画を撮りたかったのだと思います。
 映画は、エンターテイメントとして単純に楽しむことができるものです。時には孤独からの逃げ場になることができるものです。そして、映画はこの世界のことと人のことが少し、より理解できるようになるものだと思います。私は映画を観た後にぼーっと考えているのが好きです。それまで自分では触れることがなかった部分に触れて考えて少しだけ世界に近づけるような感覚が好きです。私もそんな感触を味わえる映画を作りたいです。答えになっているのかわからないですが、結局は映画が好きだから撮りたいんです。そして映画を作る過程を通して考えて、それを表現したい。そういうことだと思います。
 まだまだ未熟で自分が思い描くような作品は撮れていません。けれどだからこそ、もっと作品を作ってそこに近づいていきたいです。こんな状態の私ですが、応援していただければ幸いです。この「ハブラシ」という作品を撮りたいです。どうかご協力をお願いします。

金子実怜奈



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2019/12/13 16:13

    撮影に向けて着々と準備が進んでいます!今回は小道具について打ち合わせをしました。すでに出来上がるのが楽しみです!

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