はじめに・ご挨拶

″砂漠の大画廊″ 敦煌莫高窟は、中国三大石窟の一つで当時の仏教芸術の集大成と言える遺跡です。建築、塑像と壁画という三つの芸術スタイルの見事な結合と融合でした。現存する最大規模の仏教芸術宝庫でもあり、1987年「世界遺産」に認定されています。

この世界遺産 敦煌莫高窟を、デジタルで解き明かす・・・


この"砂漠の大画廊" 敦煌美術展開催を実現しよう!というメンバーが集まりました。
実行委員会メンバーからメッセージ

「敦煌美術展開催プロジェクト」実行委員会のメンバーを募集しています。
これは世界遺産であり、シルクロードに現れた仏教技術の極みである「敦煌莫高窟」を最先端デジタル技術で当時のまま色鮮やかに復元させ体験していただくというものです。リアルに復元された“砂漠の大画廊”からは当時の技術や素材、華麗な風俗や人々の姿を再現し敦煌の千年の美を今に伝えます。

日本の伝統工芸の技術もまた中国仏教・文化と共に伝わってきました。私たちは伝統文化を尊ぶ者として、このシルクロードより蘇った歴史と文化を広め、中国と日本の伝統文化の素晴らしさを伝え、技術を守る必然性を国内外で発信するためにこのプロジェクトの実行委員会を発足いたしました。志を共有できるあなたの参加をお待ちしております。

大上 智子
縁があって、大学時代に中国と出会い、またその後20年以上もの長い間、この国の各地で多くの事業に関わってまいりました。現地の日本人だけでなく、多くの中国の方に出会い、支えられ、助けられここまでやっていくことができました。そして私の子供もまた多くの縁で立派に成長させる事ができたのです。そんな今、遥かな中国の仏教美術と先端技術を結ぶこのテーマを授かった事に新しい縁を感じております。今度はこのプロジェクトを立派に成長させ、多くの日本の方と中国の方の縁をつなぐ、これはまさに私の使命ではないかと思い取り組んでまいります。神戸市出身。VR敦煌美術展実行委員会 委員長


渡辺 和弘
1999年12月31日、僕は敦煌のゴビ砂漠にいました。当時、テレビ局の特派員をしていたのですが、日本はITバブルの時代。ミレニアム企画として、IT会社がゴビ砂漠に1キロ四方の範囲で、炎の絵文字「@地球」を描き、その映像をヘリから撮影しインターネットで日本に生中継をするというイベントを取材していたのです。地上に並べられた薪を手にしてリポートをしようとしましたが、うまく話せない。寒すぎて、口と舌が思うように動かせなくなったのです。あれから20年、中国のIT技術は急速に進み、敦煌の洞窟群の内部をVR8K映像で撮影し、展示会で再現するという画期的な試みが始まりました。ぜひ、日本でも実現したい。20年前、工事中で入れなかった莫高窟の内部を今度こそ、この目で見たいと思います。山形県小国町樽口出身。

長谷川 聡
芸術大学で美術デザインを学び、各事業分野でマーケティング・企画開発を経験、IT技術分野と芸術文化活動に携わってきました。そして2004年から中国事業に関わり、中国社会と歴史文化に感銘を受けてきました。2019年、貴重な文化遺産である「敦煌美術展」をデジタル最新技術によって蘇らせるプロジェクトに参加。世界で唯一の"VRデジタル敦煌美術展" を立上げ、日本中へ新たな感動を与えたい! 東京都出身。


藏 理恵
上海外国語大学を卒業後、中国人民銀行上海支店に勤務。昭和の終り頃に留学のため来日しました。修士終了後、数年間日本債権信用銀行に勤務。2人の子供に恵まれ、銀行を退職し、大学で中国語を教えるようになりました。これまで多くの方から沢山の励ましと助けを頂き、今の自分がいることを日々感謝しながら、日中友好のため、いつでもお役に立ちたいと思います。子育てが一段落してから、日本のテレビ局で翻訳と通訳の仕事も携わっています。この度は、日中文化交流活動のため”VR敦煌美術展開催”を目指したいと思っています。中国上海出身。

斎藤 周平
約20年間日中交流、貿易、コンサルティング事業、広報マーケティング分野に携わる。日中交流に力を入れており、2006年から日中交流最大級のSNSカニチィ(kanichi)を設立運営。敦煌莫高窟は初めてですが、久しぶりにドキドキした気持ちに驚いています。日本中の皆様と委員会メンバーと共に、この敦煌文化と芸術の素晴らしさを最新テクノロジーVRで体験したい。中国重慶出身。


江草 潤二
中国関連の仕事を四半世紀、その半分をそして今も中国北京で過ごしています。中国の方と接してゆく中で、好くも悪くも随分日本人とは違うのだなと感じる事は本当に多いです。反面我々は同じ根を持つのだなと思わされることもこれまた多いのです。実は恥ずかしながら敦煌はそれこそ本や映画でしか知りません。しかしそこにはまさに中国と日本をそしてアジアをつなぐ根があります、日本と中国はどこから来て、どこへ行くのか、両国関係の紐帯ともなるこのプロジェクトに貧者の一灯でもともせる事を期待しています。神戸市出身。


桂  延文
20年前に敦煌と縁を結びました。1999年から日本の関係者と一緒に企画し、鳴沙山で "月の沙漠―日中友好音楽会" を開催。21世紀を迎えるために、ゴビ沙漠で炎の巨大な絵文字を描き、空中撮影した映像は翌日のCCTVのトップニュースとして放送され、日中間で話題を呼びました。あれから20年、十数回も敦煌に行き、交流が続いています。莫高窟も何回か見学し、毎回感動しています。また、敦煌の交流以外にも、日中映像の仕事を行なっています。10数年間フジテレビの中国窓口として、“101目のプロポーズ”中国版の映画や、「プロポーズ大作戦」中国版ドラマなどプロデューサーとして関わり、映像を通じての日中交流もやっています。日本での留学経験を活かし、日本語を使って日中の仕事できることは最高だと思っています。今後も続けて行きたいです。中国北京出身。

今田 達
VR敦煌美術展実行委員会顧問。


このプロジェクトで実現したいこと 

初めてこの断崖に鑿を入れた男は、その彫刻が砂漠や山脈を越え、平野を走り、海を渡った東方3800キロの島に住む私たちの目に触れることを想像していただろうか?初めて菩薩の唇に紅を注した絵師は、その清楚な微笑みが1000年後の私たちを魅了してやまないことに思いを馳せただろうか?

今や世界5大企業に成長した中国テンセントの最新デジタル技術。その技術力を駆使したVR敦煌は、私たちの目の前に砂漠の大画廊に眠る仏教美術の魅力をすべてを湧きあがらせてくれます。

VR敦煌美術展実行委員会は、この企画を日本で実現すべく、まずは準備会を開くことにしました。一緒に千年の夢を実現しませんか?


プロジェクトをやろうと思った理由

敦煌の洞窟に眠る大画廊のVR8K映像は、非常に価値の高いものです。日本に招致してたくさんの方々に見ていただきたいというのが最大の理由です。ただ、見るだけでなく、触ったり、話しかけたり、体感したほうがもっと感動できます。それを実現するため、この秋にも、VR敦煌美術展を日本で開きたいのです。すでに北京の国家大劇場や香港でVR敦煌美術展が開かれ、活況を呈しています。

このプロジェクトは、VR敦煌美術展を開く準備段階として来春に事業説明会を開催します。中国から機材とともに3人のVR技術者が来て、参加者にVR映像を8Kで実際に見ていただきます。プロジェクトはここで一区切りですが、見ていただくだけでも意義は大きいと思います。

実際にVR敦煌美術展を開くとなると、資金や会場や運営など課題がたくさんあります。来春の事業説明会でまず圧巻のVR映像を8Kで実際に見ていただき、その場で賛同者やスポンサーを募り次のステップであるVR敦煌美術展の実現に結びつけたいのです。


これまでの活動

2017年、日本開催プロジェクトの原形となる敦煌デジタル美術展が、中国北京 国家大劇場で4日間の展示が行われ、4万人の観衆が感動を共有し、大成功しました。

北京国家大劇場展示会の様子

2018年夏、VR展他社企画として、香港文化博物館で「デジタル敦煌-天と地の物語」開催

2019年、日本で世界唯一VR技術によるデジタル敦煌美術展開催を実現させるため、
VR敦煌美術展実行委員会を発足しました。VR敦煌美術展プレオープニングイベント開催計画策定。
12月「クラウドファンディング」を公開。2020年、日本でVR8K敦煌美術特別展開催を目指します。

                                                       日本向け:VR敦煌プロモーションビデオ


中国制作:VR敦煌プロモーションビデオ Ver1


中国制作:VR敦煌プロモーションビデオ Ver2



資金の使い道

・中国IT技術者・専門家招待とイベント紹介コンテンツ、機材等の準備設営費
・プレオープニング会場運営費(会場設備、デモンストレーション機材、会場安全対策)
・パーティ会場運営費(会場設備、パーティ開催予算)
・リターン費用(敦煌オリジナルスカーフ、カード、招待状の印刷、送料/資材等)
・お客様招待:移動費、滞在費
・本展示会へ開催準備・委員会運営予算


リターンについて

ご支援を頂いた方全員に、特別展示会場にて、世界唯一VR技術によるデジタル敦煌体験をして頂きます。

🌸VR体験&お気持ちコース

☛プレオープニングイベントでVR敦煌体験
☛オリジナルメッセージカードをお届けします


🌸VR体験&プレ発表会&パーティご招待コース

☛VR敦煌美術展ウェブサイトにお名前をクレジット
☛プレオープニングイベントVR敦煌体験&パーティご招待
☛オリジナルメッセージカードとパーティ券をお届けします


🌸VR体験&イベント&パーティ招待&敦煌オリジナルスカーフプレゼントコース

☛敦煌オリジナルスカーフをプレゼント
☛VR敦煌美術展ウェブサイトにお名前をクレジット
☛本展示会プレオープニングイベント・パーティご招待
☛オリジナルメッセージカードとパーティ招待券をお届けします

敦煌オリジナルスカーフ(サンプル例)


🌸VR敦煌美術 本開催展示会&プレオープニングイベント
パーティ招待&敦煌オリジナルスカーフプレゼント・フルパッケージコース

☛VR敦煌美術展 本展示会開催へご招待
☛敦煌オリジナルスカーフをプレゼント
☛VR敦煌美術展ウェブサイトにお名前をクレジット
☛プレオープニングイベント、パーティご招待
☛オリジナルカードとパーティ招待券をお届けします

敦煌オリジナルスカーフ(サンプル例)

本展示会開催:VRデジタル敦煌美術展へご招待(画像イメージ)

実施スケジュール

2017年:VRデジタル敦煌美術展の原形となる "北京 国家大劇場"で開催。


2019年
夏: プロジェクトチーム「VR敦煌美術展実行委員会」発足。
秋: VR敦煌美術展の日本開催プレオープニングイベント開催計画立案。
冬:VR敦煌美術展プレオープニングイベント開催準備のため「クラウドファンディング」公開。
2020年春頃、VR敦煌美術展プレオープニング発表会(VR体験会・事業説明会)を開催予定。
2020年秋頃、VR敦煌美術展 本展示会開催を目指す。

本展示会VR敦煌美術展開催のため、プレオープニングイベントを実施。
クラウドファンディングで賛同者、スポンサーを募ります。

最後に

VR敦煌美術展のように、大がかりなVR美術展は過去に例がなく、日本での受け入れ先がなかなか見つかりません。絵画や彫刻のように実体があるものであれば、手を挙げる美術館もあるでしょう。映画のように、スクリーンで見られるのであれば、映画館も話にのってくるかも知れません。ところが、VR8K映像を使った美術展は新しすぎて、既成の展示会の枠にはまりにくいのです。

私たちは型にはまりきらないこの新しい美術展を実現するために、立ち上がりました。

自分の得意な分野でできることを実行し、興味のありそうな友人に声をかけ、その輪を広げています。何もないところから、作り出そうとしているわけですから、ちょっぴり辛いですが、楽しくてやりがいがある作業です。

NHKが今年9月、30年前に亡くなった美空ひばりさんの映像と音声をAIで復活させました。秋元康さんが「あれから」という新曲を書き、AIひばりさんが歌っています。ユーチューブで100万回再生され、人気となっています。その歌詞に「今日できない何かが、明日できそうな気がしてくる」という一節があります。前代未聞の試みに取り組む秋元さんの心意気でしょう。

1000年にわたって掘り続けられた世界遺産「莫高窟」。その魅力のすべてを最新VR映像を8Kで再現したいのです。みなさんの力を貸していただけませんか?VR敦煌美術展、今日はまだ無理かもしれませんが、みなさんが参加していただければ、明日はできそうな気がしてきます。どうぞよろしくお願いいたします!


※募集方式
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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