羽織なら、帯を締める必要もないし
いつでもハンガーから下ろして
すぐに肩にかけれるので
着物未経験の私にもうってつけ。


そして私と同じように、着物を着たいけど
ちょっと抵抗感がある、という
着物未経験者のあなたにも

気軽にサッと着物を楽しんでいただきたい。


そんな思いから生まれたのが
この”育てる羽織”です。


やはり、現在着物は伝統文化としての側面があり
「着物はこうあるべきだ」といった固定概念が強く
着ることそのもののハードルが高くなってしまっています。

だからこそ、綿や絹を使ったこれまでの着物ではなく
全く新しい素材を使った着物を作ろうと考えました。


そこで選んだ素材は、フランス生まれの
マリン・船舶向けカバー”スタモイド・ライト”です。




スタモイド・ライトは本来
小型の船やクルーザーを
雨風や埃から守るために
愛用されているカバーです。


そのスタモイドライトを
大胆に着物に使っちゃおう!
それが、育てる羽織です。


「着物なのに、フランス製の、しかも
 ボートカバーを使うの!?」


もしかしたらあなたは
そう思っているかもしれません。


ですが、着物を着ることへの抵抗感の本質は
洗濯や着こなしの難しさではなく
伝統色が強すぎることにあると思います。

着物は伝統的な装いだから
着物を着て会社やファミレス
コンビニやスーパーに行くのは場違い。

重大な祭事や表彰式
あるいは茶道や華道といった
フォーマルな場面で着るのが正しい。

このような「着物はこうあるべき」という
概念を取り払い、カジュアルに着こなすためには
まず”素材そのものから変える必要がある”
と考えました。

そして、どうせなら
まだどのブランドも扱っていない
素材を使って服を作りたい。


だからこそこの
スタモイドライトという素材を選びました。


防水性にも優れているので
雨の日にも着ることができますし

機能性だけでなく
光沢のある美しい色合いで
モード感のある仕上がりになりました。

この育てる羽織をきっかけに
着物への憧れを叶えて
着物ライフをエンジョイしてください!



生地に使用されているスタモイド・ライトは
ナノトップ加工と呼ばれる生地表面の
多層構造防汚処理により汚れが付きにくく、
いつまでも綺麗な美観を保ちます。



屋外マリンカバーとして開発された高い防水性を誇る
スタモイドライトに加え
糸も防水用糸を使用しているので抜群の防水性を発揮します。

さらに防水性をワンランク上げるために
この育てる羽織は株式会社フジックス様が
開発している防水糸


”キング ポリエステル”を採用しています。

一般的に普通の防水糸の加工は
環境に有害な物質などが使用されますが

この羽織に使用した防水糸は
PFOAフリーの、環境に優しい糸を使用しています。

雨の日でも和装でお出かけ!


スタモイドライトは屋外マリンカバーとして長年使用され
世界中の過酷なあらゆる環境下の船舶に
長年使用されることで、その技術を伸ばしてきました。

色落ちしないので、
ワンシーズンだけ着て捨てるのではなく
何年もずっと着続けられて環境にも優しい。


この育てる羽織には振袖がついています。

ちょっとコンビニに行く時でも
振袖に財布とスマホをササッと
忍ばせることができます。

私は近所の神社にお参りに行ってきました。


スタモイドライトは、上質な革製品のように
着れば着るほど生地が柔らかくなり、
あなたの身体に馴染んでいきます。

年月とともに世界で1着だけの
あなただけの羽織に育ちます。

この羽織をきっかけに
和装の魅力にどっぷりハマること間違いなし。

道行く観光客の外国人さんにも
「Oh!ジャパニーズハオリ!」と
声をかけられること請け合いです。

日本人はスーツの裏地に
竜の刺繍を入れたり
オリジナルの総柄を入れたりと

表面から見えない部分にも
個性を表現してきました。

この育てる羽織も
裏地にもこだわり

裏地は”草木染め”という手法で
植物から抽出した色素で
染め上げています。

東京は八王子にある
ワーキングシェアオフィス
「桶屋」に拠点を置く私たち49IN’は
地域貢献・環境活動の一環として

廃棄処分される果物や野菜を
再利用することはできないか、と
裏地の染料として利用することを
思いつきました。

今回、ご協力いただいた農家の方は
八王子を拠点にイチジクの栽培をはじめ

多くの農園や畑、農業イベントの
プロデュースから東京農業大学の
非常勤講師も務める

一般社団法人 畑会(ハタカイ)の
メンバーである
”フナキ ショーヘイ”さんです。

フナキさんの栽培するイチジクの
利用できず廃棄処分される
”葉っぱ”を使って草木染めをします。

(この葉っぱを使って草木染めをしていきます。)




売り物にならないイチジクの葉っぱ。

シーズンが過ぎれば、枯れて落ち葉になり
処分されるだけですが、

多くの方にこの育てる羽織を
手に取っていただけばいただくほど
資源の再利用・地域貢献につながっていきます。

ファッションと農業のコラボレーション
ここに極まれりです。


染めが自然に醸し出す
独特な風合いや模様に
同じものは1つとしてありません。

染め具合や模様が
どのような仕上がりになるかは
届くまでのお楽しみ。

世界に1着しかない
あなただけの育てる羽織を
お届け致します。










「和服に似合うバッグも欲しいな...」

そうした思いから今回、信玄袋も作っちゃいました!

スタモイドライトを使用した信玄袋で、裏地は
廃棄処分となるイチジクの葉っぱの草木染め。

育てる羽織の収納も可能なサイズで
防水性にも優れ、和装からカジュアルな普段着にも合う
シンプルなデザインです。



そしてこのように...

羽織を畳んで収納することも可能です。





誠に申し訳ありませんが、こちらの育てる羽織は
30着限定となっております。


イチジクの葉っぱは、シーズンが過ぎると
すぐに枯れてしまい、草木染めに使用できなくなってしまいます。


そこで私たちは、フナキショーヘイさんのイチジク畑から
あらかじめ可能な限り葉っぱを採取し、染料を作りました。

そして裏地に使用できる染料の残量を計測した結果
30着分のみ制作可能だと見積もりました。

ですので、誠に恐縮ではありますが
こちらの育てる羽織は先着30名様限定と
させていただきました。


サイズはFREEとなっております。

詳しくは下記をご確認ください。




返礼品は、育てる羽織1点と信玄袋1点のセットになります。


先着30名様限定となっておりますので
どうぞこの機会をお見逃しないようお願い致します。


お申し込み完了後、あなたのメールアドレス宛に
お申し込み完了の旨が記載されたメールが
送信されます。

また、49IN’の公式LINE@にご登録いただければ
個別で本商品に関するご相談や
その他発送等のやり取りを
スムーズに行うことが可能です。

49IN’公式LINE@はこちら

LINE@: http://nav.cx/ue37Zj8

本商品の発送は
クラウドファンディング終了後
2週間〜1ヶ月ほどを想定しています。

予め、ご了承ください。


49IN’は代表兼アパレルデザイナーの与安俊之と
グラフィックデザイナーのマリオ・ズマヨによるブランド。

日々オリジナルのアイテムの企画や制作を行なっています。

アトリエは、アーティストやクリエイターが集まる
八王子のシェアワークスペース”桶屋”にあり
普段は様々なブランド様のアイテムの制作を受注しています。


この10畳ほどのスペースには、Tシャツからジャージ、
ジャケットやパンツに至るまで、
オールジャンルのアパレル用品を制作できる設備が整っています。

企業様の他にも個人様のオーダーメイドや
服のリメイクにも細やかな対応が可能で
アイディアを即座に形にすることができる環境になっています。

今回の企画で制作する羽織も、
このアトリエで全て制作しています。

INSTAGRAM:https://www.instagram.com/yoyasu49/

FACEBOOK:https://www.facebook.com/%E4%B8%8E%E5%AE%89%E4%BF%8A%E4%B9%8B-538757339929068/

TEL:050-5438-1571

Mail:yumenchu104@gmail.com

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※対応時間:平日11時~18時対応
  休日・祝日の対応はしておりません
  また、返信に数日いただく場合もございますので
  予めご了承のほど、お願い致します。


返品・交換について

・肌に合わない

・サイズが思ったよりキツかった

・気になる汚れがあった

など

商品発送後、2週間以内なら返品・交換の対応を致します。
お気軽にご相談ください。

※返品・交換の際の送料はお客様負担になります。予めご了承ください。


Q:2枚以上希望したいのですが…

A:可能です。1口ずつお申込み(決済)をお願いいたします。


Q:染めは色落ちしませんか?

A:ほとんどの草木染めは日光に弱いので、日差しを浴びると退色・変色します。また、摩擦に湿度が加わる時期(夏など)には色移りが考えられ、白など薄い色の絹に合わせる場合は何か1枚挟んでいただくことをご提案致します。洗濯でも色落ちします。色を長く使うことよりも、変化したその時々の色を楽しんでいただけましたら幸いです。尚、1点1点、染まり具合や風合いが写真と多少違うことは予めご了承下さい。


Q:発送はいつ頃ですか?

A:クラウドファンディング終了後、2週間~1ヶ月後と想定しています。


Q:返礼品の他に消費税・送料はかかりますか?

A:返礼品(リターン)コースの金額に、消費税・送料は含まれております。


Q:クラウドファンディング終了後、返礼品の一般販売はありますか?

A:現状、一般販売の予定はございません。


Q:クリーニング等のお手入れはどのようにすればいいでしょうか?

A:クリーニグの際は、クリーニング店様とよくご相談の上クリーニングに出すようお願い致します。またアイロンがけの際は、生地が熱に弱く溶けてしまう恐れがあるので、裏地から低温(100~120度)でアイロンがけをするようお願い致します。

また、生地も長年使用していると経年劣化で表面が剥がれてくることがあります。

予め、ご了承ください。


その他のご質問は、下記のLINE@より受け付けております。

お気軽にご質問ください。


LINE@:http://nav.cx/ue37Zj8




「着物っていいよね」


そんな何気ない一言から始まったこの企画。

でも、街を見回してみてもやっぱり
着物を着ている人なんて全くいませんし

かくいう私も着物を着て出歩いたことも
自分で着物を買ったこともありません。

そもそも、現代社会で着物を着ることに
なんとなく抵抗感がありました。

着物って、ちょっと敷居が高いんですよね。


伝統的で格式のあるものだから
ちゃんと着付けもしなくちゃいけないし
洗濯も大変そうですし

そして何より、周りの人達が
着物を着なくなったというのが
一番大きかったです。

やはり私も根っからの日本人ですから
他人の目が気になります。

周りの人達がスーツやパーカー、Tシャツを
着ている中で、自分1人だけが
着物を着るって、ちょっと勇気がいりませんか?


ひょっとしたらあなたも、本当は着物を着て
お出かけしたいけど、私と同じように
着物に抵抗感があって
ずっと避けていたのかもしれませんね。

けど、根っからの日本人なら
やっぱり着物を楽しめた方が良くない?


思い返してみれば、それこそ江戸時代は
殿様も侍も商人も農民も
みんな同じように着物を着ていたわけですから


現代に合うような着物を作っちゃえば
なんの気兼ねなもなく着物を着て
コンビニでもファミレスでも
どこへでも行くことができます。


・1人で簡単に着れて

・お手入れも簡単で

・雨の日だろうと毎日着れて

・着ることに抵抗感があるんじゃなく
 むしろ周りの人達が憧れるような着物

・なおかつ社会貢献にも繋がったら最高!


そんな思いを込めて、この着物を制作しました。


羽織に合う生地を探し求めて
1日中日暮里をうろつき
筋肉痛になったこともありました。


イチジクの葉っぱを採取しに行った時
影に隠れていたカミキリムシにビビって
犬のような悲鳴をあげたこともありました。


羽織のサンプルを作りながら
なんどもパターンを見直して
納得がいくシルエットができるまで
何日もかけて試行錯誤したこともありました。


どうぞ、この”育てる羽織”をきっかけに
あなたにも楽しい着物ライフを
お届けできたら幸いです。


最後に、49IN’代表兼縫製・アパレルデザイン担当の
与安からあなたへ。

「今回使用したスタモイドライトの生地は
 過去の作品で例のない特殊な素材で、

 特に裏地のニット生地と合わせて
 縫う作業が異素材同士のため、

 縫いずれが起きないよう手先の
 感覚の微調整で苦労致しました。

 普通のアパレル用に開発された
 生地ではないだけに、
 苦労したぶん造り概がありました。

 是非、商品テーマにも掲げている
 『育てる羽織』の通りに、
 ご購入頂いた方々それぞれの
 スタイルに合わせて着ていただき、

 素材の味を楽しんで頂けたら幸いです。

 長年着れて、愛着の湧く一品に仕上がりました。」


・スタモイドライト(生地):大一帆布株式会社 (参考:大一帆布株式会社HP https://www.dihp.co.jp/products/marine/696.html
・防水糸:株式会社フジックス 様
・イチジクの葉:一般社団法人畑会 フナキショーヘイ 様
・モデル:滝田瑠美 様 / 葛西真澄 様
・49IN’アトリエ、撮影ロケーション:桶屋 様

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