▼プロジェクト立ち上げの背景
私たちは発達障害者のためのプログラミング・デザイン スクール、GIFTED ACADEMY です。
2016年2月にCAMPFIREでみなさまのご支援を頂き、目標額を達成し、2016年6月東京の渋谷に開設しました。
現在、28人が3Dプログラミングやデザインを学んでおり、VRプロジェクトのプログラマーやデザイナーとして作品制作を行うメンバーを続々輩出しています。
私たちは発達障害特性があり、それぞれがそれぞれの「偏り」を持っています。
「偏りを活かせる社会を創る」という目標を掲げて走る毎日、様々な方々や渋谷という地域に支えられている実感を改めて強くするようになりました。
支えてくださっている方々や地域を、私たちの得意なVRコンテンツ制作技術でより豊かに元気にしたいという思いを抱くようになったのです。
▼プロジェクトで実現したいこと
「地域のランドマーク」であった「同潤会青山アパート」をVRで再現することで、「つながりたいけれど、つながれない」「『つながったらいいのに』と思う人どうしが、つながる機会を持つことが難しい」という課題を解決します。
同潤会青山アパート
鉄筋コンクリート(RC)造りの草分け的住宅であり、現在のマンションの原型として知られる「同潤会青山アパート」。
1927年の完成から75年もの間、表参道のランドマークとして広く親しまれてきました。
建物の保存が強く求められたものの、建物や設備の老朽化が進み、2003年(平成15年)に惜しまれながら解体され、跡地には2006年(平成18年)、「表参道ヒルズ」が誕生しました。
「表参道ヒルズ」は同潤会青山アパートの雰囲気を引き継ごうと、高さを大幅に抑え、東端には、同潤会青山アパートの建材などを再利用した建物、「同潤館」を設置しました。
1960年代から放たれた「新たな輝き」
太平洋戦争末期の空襲で近隣一帯は焼け野原となりましたが、耐震耐火構造で建設されていた同潤会青山アパートは焼け残り、1960年代以降、原宿・表参道地区がファッションの中心として発展するとともにブティックやギャラリーとしても使用されるようになり、新たな輝きを放つようになりました。
VRで「輝き」を共有し、多様な世代のみんなと「つながる」
前回の東京オリンピックの頃、同潤会青山アパートで輝いていた人たちは、今「おとな世代」。「輝き」を伝えたいという思いがあっても、なかなかきっかけは見つかりません。一方、これからの輝きを育む子育て世代や幼い子供たちにも、「輝きの系譜」を知る機会はなかなかありません。体調の変化等の様々な理由で、時間と空間を共有することが難しいからです。
VR(Virtual Reality)とリアルタイム・チャットは、いとも簡単にこの時間と空間を飛び越えることができます。
VRとリアル・チャット
VR(Virtual Reality)は仮想現実とも言われており、専用のVR HMD(Head Mount Display)と言われる箱型のゴーグルを被ることで、仮想空間を体験する事が出来る技術です。
VR HMDには液晶画面とセンサーが内蔵されており、頭の動きに応じて見える画像も動くため、実際にその場にいるような圧倒的没入体験を味わう事が出来ます。
また、リアル・チャットは、コンテンツにリアルタイムなボイスチャットを搭載するもので、利用者の動きや声を利用者同士がVR空間で共有することができ、より深い没入感を演出することができます。
▼目標金額
ご支援頂いた金額に応じて、再現する範囲を広げていきます。人に出会い、段々と親しくなり、ご自宅に招かれる…。人と人のつながりのプロセスの時間軸もVRで表現していきます。
1. 目標金額: 15万円 同潤会青山アパート建物外観
2. ストレッチ・ゴール①: 30万円 歩道や並木
3. ストレッチ・ゴール②: 45万円 同潤会青山アパート建物内 玄関まで
4. ストレッチ・ゴール③: 60万円 同潤会青山アパート建物内 階段など
5. ストレッチ・ゴール④: 75万円 同潤会青山アパート個室 内装
6. ストレッチ・ゴール⑤: 90万円 同潤会青山アパート個室 暮らしの様子
▼お知らせ
同潤会青山アパートにお住まいだった方、ご縁の深い方、ご連絡下さい。
同潤会青山アパートの資料や思い出、お待ちしています(hello@giftedagent.com)。
[今後の街並み再現VRプロジェクトの予定]
●ハチ公・スクランブル交差点・109
●東急文化会館
●原宿駅周辺
●復興小学校
再現したい街並みがありましたら、是非ご連絡下さい(hello@giftedagent.com)。
[思い出の再現VRのご案内]
私たちは、みなさまの思い出をVRで再現するプロジェクトおもいでVRも行っています。
ご興味のある方は、是非ご連絡下さい(hello@giftedagent.com)。
▼プロジェクト・チーム
プロジェクト・リーダー: 松村 雅代 GIFTED ACADEMY
日本内科学会認定医、日本心療内科学会認定登録 医、労働衛生コンサルタント(保健衛生)。筑波大学卒業後 リクルートを経て、Case Western Reserve University(米国) へ留学しMBAを取得。日米のベンチャーで事業開発を担当後、岡山大学医学部へ学士編入。現在、医療機関で成人発達障害専門外来を担当。「互いの得意で互いの不得意を補い合う社会」の実現を目指している。
プロジェクト・サブリーダー: 河﨑 純真 GIFTED ACADEMY
17歳の時にQ&AなうというリアルタイムQ&Aサービスのベンチャーに参画。18歳の時にOKWaveへ3000万円で事業売却。慶應義塾大学に入学後、創業メンバーとして 1800万人のユーザーを持つ「Tokyo Otaku Mode」 に参加。その後も複数のITベンチャーの立ち上げ、事業 売却、役員業務等に携わる。現在は発達障害の偏りを活かせる社会を創る、をテーマに教育事業や地方創生事業に携わる。
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