地元の表現者と新たな作品を作り、地元の皆さんに観ていただくという地域の文化を掘り起こし育てる試みです! ホワイエでは、待ち時間に、障がい者就労施設の4団体が素晴らしいスイーツやドリンクなどをご提供いたします。 ハムレットを女優が演じ、舞台装置には巨大なシーソーを使うところも見どころです。

プロジェクト本文

はじめに・ご挨拶

 クラウドファンデイングに興味をお持ちでいらっしゃる皆さん、こんにちは!

 舞台公演『阿吽ーハムレット奇譚ー』のプロデュースをしている、そして豆大福が大好きな長谷川侑紀です!... 豆大福はクラウドファンディングとは関係なかったですね。

 私は、ライフワークとして「共生」をテーマに、コラボレーションというスタイルで演劇のプロデュースや演出をしています。

「共生」社会を目指すためNYの学会にも参加 懇親会での一コマ

 もともと、小学生高学年の時、毎月行われるお誕生会の出し物としてみんなで作るお芝居で演劇の楽しさに目覚め、シェイクスピアと出会って、将来シェイクスピアのように人々の心を熱くする作品を作りたいという思いを持つようになりました。しかし両親からは「食っていけない仕事は、仕事ではない」と、演出家になることに反対され、養護学校や高校で国語科の講師をしたり、コピーライターとして仕事をしたりしていました。その間、演出家になる夢を諦めきれず、数々のワークショップや演劇関係の本で学び続けていました。
 コピーライターのときは「‘95ユニバーシアード福岡大会」でマスコットネームが採用されたり、「‘94朝日広告賞」(朝日新聞社主催)の一般公募部門において準朝日広告賞を受賞したりもしました。しかし仕事のストレスから甲状腺機能亢進症を発症。完治して社会復帰したときには20年が経過していました。そして、演出家になることを反対していた両親が相次いで亡くなったことで、妹が「お姉ちゃん、もう好きなことやったら?」と言ってくれ、念願の演出家に転向しました。

 2009年(平成21年)岸田理生作『大正四谷怪談』(於:名古屋市千種文化小劇場)で演出家デビュー。この公演で300万円かかった費用を自腹でまかない、貯蓄はすべて放出してしまいました。そのため、その後は主催ではなく、依頼された仕事や、東京の知人が主催する福島原発を題材とした芝居の演出補などをしていました。

福島原発を題材とした芝居の稽古の一コマ 知的障がい者の方も参加

 2012年4月〜2013年1月に念願の演劇の本場であるイギリスに渡り、ワークショップや観劇で演劇への理解を深めてきました。その成果が表れたのが2014年に受けた現在ロシアで最も著名な演出家セルゲイ・ジェノバチ氏のワークショップです。参加者中ただ一人、その演出力を認められました。

 2016年、愛知県の芸術家の集まりであるANET(アネット:愛知芸術文化協会)と名古屋市文化振興事業団の共催による、近松門左衛門の『曾根崎心中』を日本舞踊と能にオーケストラと邦楽を組み合わせるというコラボレーションの企画のための上演台本を依頼され執筆。題して『椿説曾根崎心中夢幻譚』は高い評価を受けました。

『椿説曾根崎心中夢幻譚』の幻想的なワンシーン ⇩動画は英語版のダイジェスト


 こくの企画で異文化交流・異文化理解のおもしろさを知り、以来コラボレーションスタイルの演劇表現をライフワークとしています。異なった分野の芸術が舞台上でぶつかり合うことによって生まれるエネルギーの爆発を、ぜひ観客の皆さんに体験していただきたいのです。今回支援をお願いいたします『阿吽ーハムレット奇譚ー』もコラボレーションスタイルをとっており、皆さんにぜひエネルギー溢れる舞台を楽しんでいただきたいと思っています。

 その『阿吽ーハムレット奇譚ー』は、本年度、やはり愛知県の芸術家の集まりであるANET(アネット:愛知芸術文化協会)と名古屋市文化振興事業団の共催で企画された「名古屋市の文化小劇場巡回シリーズ2020」の演劇部門に私の企画が採用されたものです。

 その名も

 名古屋で我らのシェイクスピア!

 『阿吽ーハムレット奇譚ー』

 です!

 この公演を実現させるための資金を皆さんにご支援いただきたく、クラウドファンデイングに参加させていただくことにしました!


公演名

『阿吽―ハムレット奇譚―』

原作:ウィリアム・シェイクスピア『ハムレット』

訳:福田恆存(新潮社)

上演台本・演出:丸蟲御膳末吉(まるむしごぜんすえきち:「右脳中島オーボラの本妻」主宰)


公演の具体的な内容

 演出家は、地元名古屋で「右脳中島オーボラの本妻」という劇団の若手演出家及び脚本家として現在人気急上昇中の丸蟲御膳末吉を起用しました。音楽は洋楽(DJによるクラブ・ミュージック)と邦楽(箏曲正絃社のオリジナル作品)を用い、尾張万歳の今枝社中やコンテンポラリーダンス(振付は夜久ゆかり)の方々にもご協力いただき、演劇とそれらが融合したコラボレーションスタイルの新しい舞台を目指します。台本は、シェイクスピアの『ハムレット』を丸蟲氏の独自の視点から脚色しています。

 尾張万歳今枝社中のお二人

 シェイクスピアの作品は、上演史・研究史共に16世紀末からの上演以来、長い歴史があります。そこで、脚色された上演台本につきましては、学術的な研究の面からもご納得いただける内容にするため、名古屋大学名誉教授でいらっしゃり、イギリスのケンプリッジ大学にも留学されてシェイクスピアの研究をご専門とし、著書もおありになる岩崎宗治先生にご指導を仰ぎました。


企画のねらい及びテーマ

 シェイクスピアは、その作品内容は知らなくても作家としての名前くらいは一般的にも知られています。今まで演劇に接したことのない方々にも、かしこまらず、とっつきやすく気楽に楽しんでいただけ、かつ演劇的な楽しみ満載な舞台にすることを考えました。

同時に、地元名古屋(東海地方)でご活躍中のあらゆる芸術分野の老若男女が集い、コラボレーションして切磋琢磨しながら、オリジナリティ溢れる表現を追求した作品を上演することをもねらいの一つとしています。地元名古屋の演劇界の活性化およびレベルアップ、加えて若手育成に貢献したいという志より考えました企画でもあります。

若手と熟練俳優が切磋琢磨する稽古場のワンシーンこの企画が生まれた経緯

 昨年2019年度のあいちトリエンナーレからオペラ枠が消え、トリエンナーレ主催の演劇枠はなくなってしまいました。その理由として「チケットが売れないから」というのが一つ、あるそうです。

 それは、演劇を作る側の問題だと思いました。そこで、「おもしろいものを作り、チケット販売の努力をすればちゃんと観客が入る」という実績を作り、将来的に再びあいちトリエンナーレに主催の演劇枠を取り戻したい、というのがこの企画の中心をなす動機です。


資金の使い道 

 全製作費は

 総額 3,137,980円

 この内、舞台製作に必要な経費をご支援いただければ、と思いました。

 ご支援いただきましたら、その資金の使い道は以下の通りです。

<舞台製作関係の経費>(単位:円)         

    振付(コンテンポラリーダンス)    ¥50,000

    作曲(劇中歌:オフィーリアが歌う歌)・選曲(箏曲正絃社のオリジナル曲より)    ¥50,000

 写真撮影のためのカメラマン    ¥10,000

    ビデオ撮影のためのカメラマン(DVD製作費含む)    ¥132,000

    舞台美術(舞台上に巨大なシーソーを設置します)    ¥400,000

 舞台で使用する巨大シーソー ⇩動画はその稽古シーンの一コマ

 

    衣装デザイン・材料費・製作費    ¥200,000

    ヘアメイク    ¥50,000

    小道具代    ¥50,000

   チラシ印刷代(名古屋市文化振興事業団事業団で製作したチラシ)    ¥86,020

   名古屋市文化振興事業団が製作したチラシ
表面(A4サイズ2ツ折り)
     中面

   チラシ印刷代(上記のチラシでは伝わりずらいと考え独自チラシも製作)    ¥23,560

  独自チラシの表面

独自チラシの裏面 独自チラシのためのメインビジュアル代    ¥30,000

    独自チラシのための題字代    ¥47,000

    支出合計    ¥1,128,580

この金額に手数料等の諸費用(これがけっこうな額になり、誠に心苦しいのですが)を加算いたしまして、ご支援いただきたい目標金額

 1,450,000円

となります!

 

リターンについて

まず最初に、ご支援いただいた全ての方のお名前を、公演当日、劇場に掲示いたしますことをお約束いたします。

ご支援いただく金額とお返しでご用意するリターンの内容は以下の通りです。

1000円  公演のスナップ写真5枚(データでお渡しいたします。写真の選別はお任せください)
3000円  『阿吽Tシャツ』1枚
独自チラシの題字をデザインした
『阿吽Tシャツ』のイメージ
5000円 『阿吽Tシャツ』1枚+公演のスナップ写真5枚(写真はデータでお渡しします。写真の選別はお     任せください)
10,000円 『阿吽Tシャツ』1枚+公演のゲネプロ見学券1枚(劇場までの交通費は自費負担となります)
30,000円 『阿吽Tシャツ』1枚+公演のゲネプロ見学券1枚(劇場までの交通費は自費負担となります)
      +公演のDVD1枚
50,000円 『阿吽Tシャツ』1枚+公演のゲネプロ見学券2枚(劇場までの交通費は自費負担となります)
      +公演のDVD1枚+公演のスナップ写真5枚(写真はデータでお渡しします。写真の選別は      お任せください)
100,000円『阿吽Tシャツ』2枚+公演のゲネプロ見学券2枚(劇場までの交通費は自費負担となります)      +公演のDVD1枚+公演のスナップ写真5枚(写真はデータでお渡しします。写真の選別は      お任せください)+ご指名の出演者とのツーショット撮影券1枚(撮影券は前日までにメール      でお送りいたします)

*『阿吽Tシャツ』のカラーは黒1種類のみで、サイズは男性用を基準としたSサイズとMサイズの2種類です。どちらかをお選びください。

実施スケジュール

 公演日:2020年3月7日(土)13時開演・18時開演の2回公演です
 会場:東文化小劇場(愛知県名古屋市東区大幸南一丁目1番10号/☎︎052−719−0430)

 当日は「ハムレットの国〜マルシェ(市場)〜」(入場無料・一般開放します)を同時開催!
 開演2時間前よりホワイエにて飲食やお買い物のできるマルシェ(市場)を開催します
 参加店舗:
    みんなのわ さん(雑貨・スイーツ)、小牧ワイナリーさん(自家製ワイン)、
    コルポさん(グルテンフリーの手作りスイーツ)、楽歩さん(らふ:コーヒー)
 いずれも障がい者就労施設です出店イメージですコルポさんのグルテンフリーのスイーツ。全部手作りです!

ぜひ「ハムレットの国」へも遊びに来てください!


最後に

 私たちは、単にシェイクスピアの『ハムレット』を舞台でやろうとしているのではありません。上演台本を書き、演出をする丸蟲御膳末吉が独自の切り口でシェイクスピアの『ハムレット』の世界を「阿吽」という言葉で再構築しました。
 「阿吽」は、全ての物事には両面がある、ということを象徴しています。
 舞台に巨大なシーソーを置き、それに登場人物が絡みながら、彼ら自身のそれぞれの正義が見る立場によって善にも悪にもなりうることを表現していきます。その時、舞台は人間の心の内部と化すのです。

 私は20代の頃、養護学校の中学部に勤務していたことがあります。その時接した障がい者の子ども達から、障がいは誰もが持っている様々な個性の一つに過ぎないことを学びました。

 今回の『阿吽ーハムレット奇譚ー』では、ハムレットだけでなく全ての登場人物が心の中に二面性を持って揺らいでいます。私は、養護学校で障がい者と接していたのでわかりますが、そういう心の内面は、健常者も障がい者(この2つの言葉のような差別的な表現ではなく、もっといい言葉があるといいなと、いつも思います)も同じです。

 私は、ライフワークとして「共生」と「コラボレーション」の2つをテーマに舞台を作っています。

 それで、「誰もがこの地球上で共に生きる仲間である」という意味で、作っていらっしゃる製品も素晴らしい4つの障がい者就労施設の企業さんにマルシェ(市場)でご参加いただきました。 

 個性は違っても、誰もがみんな(健常者も障がい者もLGBTの皆さんも、ほんとうに誰もがみんな、です!)全ての価値観に両面があるという世界を生きています。つまり、物事の判断は決してに決められるものではない。そのことを言いたくて、この芝居を上演します。どうぞ、この『阿吽ーハムレット奇譚ー』の実現に皆さんのご支援を賜りますことを、心よりお願いいたします。

 なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

 最後に、この企画に興味を持ってくださった『邦楽ジャーナル』2月1日発売号の掲載記事の写真を、ご参考までに添付させていただきます。編集の織田麻有佐さん、ほんとうにありがとうございました!

 『阿吽ーハムレット奇譚ー』の企画にご興味を持っていただいている皆さん、最後までお読みいただき、誠にありがとうございます! 皆さんの暖かいご支援を、心よりお待ち申し上げております! 邦楽ジャーナル2月1日発売号表紙

記事が掲載されたピックアップコーナー

掲載された『阿吽ーハムレット奇譚ー』の記事 

https://www.facebook.com/阿吽ハムレット奇譚-375175216475962/

 

このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください