はじめに・ご挨拶

若者による若者のためのスタディーツアーを開催したい!
今の日本社会は誰のモノ何だろう。そんな問いを持ち、今回の沖縄スタディーツアーを企画しました。初めて知る社会の現状や違和感を大切に、私たちの社会と向き合っていくための4泊5日。若者たちが沖縄県那覇市、名護市、読谷村、恩納村等を周り、沖縄の歴史と基地問題に焦点を当てた学びの旅に出かけます。

『「JIWA-JIWA」と広げていきたい』

皆さんこんにちは。JIWA-JIWA共同代表の古井愛(写真右)です。このページを見てくださってありがとうございます。私たちは大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学の学生で立ち上げた任意団体JIWA-JIWAです。現在の立ち上げメンバーは4回生ですが、卒業後もじわじわ〜っと社会について考えていく輪を広げて行きたい、そんな想いを込めました。

プロジェクトをやろうと思った理由

▼キッカケ--肌で感じた危機感--

”若者がもっと動いて、社会と向き合う輪を広げていかないと”
そう実感したのは、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)が主催する沖縄アクションツアー2019https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=103に参加した時でした。このツアーは、沖縄の歴史をはじめ辺野古を中心とする在日米軍専用施設の現状や問題を学び、考えていくというスタディーツアーでした。

今日まで様々なメディアが辺野古新基地の工事や米軍基地等の報道をしている中で、自分で足を運び、現状を知りたい!と思っていた中、PARCのアクションツアーを知り参加を決めました。このツアーで何よりも衝撃を受けたのは、人生をかけて自然を守ろうとしている人々の姿もしこの先戦争が起きた時に、彼らが守りたい沖縄を標的にしかねない基地に反対する人々の姿でした。また、チビチリガマなどの多くの命を守り、そして多くの犠牲も生んだガマの中はジトジトしていて冷たくて、ずっとはいられなかった。沖縄に生きる人々の声や歌に耳を傾ける機会を通して、行かないとわからない・感じないものの多くが現地に存在することを実感し、同世代にもそれらをシェアしたいと思いました。私たちのこれからの未来は、私たちが決めていきたいから。衝撃続きの3泊4日の間、参加者の皆さんと寝食を共にし、学び続ける大人の姿を見て、若者も一緒に「私たちの今と未来」を考えることのできるプロジェクトを企画しました!

▼「社会で起きていることは他人事なのか?」

熱く語っているように見えますが、私はもともと在日米軍基地等の課題は沖縄の課題であって、私とは遠い存在だと認識していました。だって、私の生活する空にオスプレイは飛んでいないし、周りの海はいつも汚れているから。でも、沖縄でのスタディーツアーに参加して、基地問題は沖縄だけのことではないと感じました。それは、私たちが沖縄の不合理な立場に加担し続けている「日本社会」に生きていること、また日本の様々な場所に米軍が駐在している現状や憲法改正等にどう向き合っていくことができるのか、私たち若者もしっかりと考えていく必要があると思います。

この沖縄スタディーツアーで実現したいこと

▼今の時代だからこそ、自分で足を運び、人やモノと出会う。

今の時代、パッとスマホやパソコンを出して“ポチポチ”っと検索すれば、Google先生が丁寧に教えてくれますよね!なんなら、現場に行かなくても、その状況だって知れる!ストリートビューという優れものを使えば、まるで海外に行ったかのような錯覚にも陥る!!すごい世の中になりましたよね・・・この先もAIの発達でさらに、「スゴイ」ことが次々と起こっていくのでしょうね?!でも、どうしたってそこのリアルを五感を使って感じることはできないんです。現代社会では、大人も若者も忙しい毎日を送っていて、立ち止まって社会を見つめる機会が少ないと思います。だからこそ、私たちはスマホではわからない「沖縄」を通して、今の日本社会を見つめていきたいと思っています。私たちの周囲には、知らないうちに暴力的な構造が多くはびこっているから。

▼まずは、知ること。そして、自ら考え始めること。

じゃあ、現地に行けば全部が「わかる!」のか。そんなことはありませんが、まずは”目を向ける”、”関心を寄せる”第一歩になると考えます。今回のツアーで、訪れる「沖縄」も一部であって、全体を把握することは難しいことだと思います。でも、現地で何が起こっているのかをまずは知ることが大切だと思い、今回のスタディーツアーを企画しました。ツアーの最後に、個々人のアクションとJIWA-JIWAとして取り組んでいくことを話し合い、決めていきます。各自が何を感じ、行動に移すかはそれぞれの自由です。JIWA-JIWAとしては出てきたアイディア等をサポートしながら、次のアクションとして形にしていきたいと考えています。各自のアイディアは、JIWA-JIWAのSNS等で発信していきますので、ぜひそちらのチェックもよろしくお願い致します。


ツアー日程の一部

2/28(金)
那覇空港集合、嘉数高台公園にてアイスブレイク、金城実氏のアトリエ見学・講話、チビチリガマ訪問、知花昌一氏による講義
2/29(土)
辺野古新基地視察、キャンプ・シュワブゲート前等の視察
3/1(日)
ワカゲノイタリ村訪問、沖縄自然体験・エコツアー、講義(ゲスト調整中)
3/2(月)
平日の抗議行動の視察、コザへ移動しコザ暴動に関する講義
3/3(火)
沖縄県平和祈念資料館・アブラチガマ・魂魄の塔・沖縄師範健児之塔・平和の礎・ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館の中でメンバーと相談してどこを訪れるか決定する。那覇空港解散。

【※現在の予定であり、変更する可能性がある事をご了承願います】

▼私たちが大切にしたいこと。それは対立ではなく、対話と学び
私たち以外にも多くのNPO法人、団体等が沖縄でのスタディーツアーを開催しています。そのような中で、「君たちのツアーの意義ってなんだろう・・・!?」と思われる方、多くいらっしゃると思います。私たちの答えは、「参加する若者の多様性」です。今回は、沖縄の歴史や基地問題に関心が低い、または今まで関心がなかった若者も参加します。また、沖縄の若者、数名の高校生と留学生も参加予定です。それぞれの若者が持つ異なるバックグラウンドや考え方、知識を通して対話が生まれ、他者の価値観に触れることができます。ここに私たちの「想い」があります。沖縄の現状を知っている方々がさらに追求し、活動をしていくことももちろん重要ですが、JIWA-JIWAは何も知らない層/無関心層に伝えていく・届けていく役割を担いたいと思っています。色んな人が互いに学び合えるような輪をじわじわ〜っと広げていくことが私たちの目的です。そのため、多様な若者が参加できるよう参加するにあたってのハードルを下げたい!という思いを、今回のスタディーツアーの費用を抑えることで実現できると願っています。

資金の使い道

※スタッフ(NPO法人アジア太平洋資料センターの方、スタディーツアーの案内人の方)

スカラシップについて

現在、参加を検討している方の中に高校生や日本に留学中の外国人学生がいますが、高校生と留学生の属性上、アルバイトと勉学の両立が難しく参加費と交通費の全てを彼ら自身がまかなうことは容易ではありません。私たちは参加者に多様性をもち、留学生や普段交わることのない他者と出会い、多角的な視点で対話したいと考えています。

リターンについて


【支援金額】
・お礼のメール(リターンはいらないよっという方におすすめです)
1,000円〜お気持ちでお値段を設定していただけたら嬉しいです。
・イルカセット【5,000円】
お礼のメール、報告書、メンバーの日替わり日記の共有
・サメセット【10,000円】
お礼のメール、報告書、メンバーの日替わり日記の共有、おおかわあかりの沖縄ポストカードセット(3枚入り)
・クジラセット【30,000円】
お礼のメール、報告書、メンバーの日替わり日記の共有、おおかわあかりの沖縄ポストカードセット(3枚入り)、JIWA-JIWAオリジナルTシャツ
・カメセット【50,000円】

お礼のメール、報告書、メンバーの日替わり日記の共有、おおかわあかりの沖縄ポストカードセット(3枚入り)、JIWA-JIWAオリジナルTシャツ、しおり等に支援者様のお名前とメッセージをしおり等に載せさせていただきます
・ジュゴンセット【100,000円】

お礼のメール、報告書、メンバーの日替わり日記の共有、おおかわあかりの沖縄ポストカードセット(3枚入り)、JIWA-JIWAオリジナルTシャツ、しおり等に支援者様のお名前とメッセージをしおり等に載せさせていただきます、JIWA-JIWAの全イベントのご案内と優先的に参加していただける券をお送りします

▼リターンの詳細
・メンバーの日替わり日記の共有
沖縄スタディーツアーの期間中、メンバーが交代で日記を書いていきます。ツアー終了後、報告書とともに共有させていただきます。
・おおかわあかりの沖縄ポストカードセット(3枚入り)

【おおかわあかり】
絵で気持ちを届けるイラストレーター。作品展「あかいほっぺ展」の開催や恋叶ロード(豊後高田市)の壁画プロジェクトに参加するなど、自由気ままに活動しています。
https://www.instagram.com/akariokawa_artwork/?hl=ja

・JIWA-JIWAオリジナルTシャツ
JIWA-JIWAのメンバーでオリジナルTシャツを製作中です。(Tシャツはオーガニックコットンを使用)
詳細は追ってご連絡します。

・お名前とメッセージの記載
よろしければ、しおり等に支援者様のお名前とメッセージを載せさせていただきます。
(※リターンの備考欄にお書きください)

・JIWA-JIWAの全イベントのご案内と優先的に参加できる権利
今後も定期的にイベントを開催していく予定です。そのご案内と優先的に参加していただける券をお送りさせていただきます。


【有り難いことにネクストゴールに挑戦中!!!】

現在、目標金額を超えるご支援をいただいております。しかし、クラウドファンディングは2/26(水)23:59まで続きます。皆さまからいただいたお気持ちは、今回のスタディーツアー報告会/次回の沖縄スタディーツアーの費用にも充てさせていただきたく思っております。引き続きご理解・ご協力をどうぞよろしくお願い致します。


JIWA-JIWAのイベント実施スケジュール

・沖縄スタディーツアー事前イベント

今回のツアーで沖縄を訪れる前に、講師兼案内人である太田さんをお招きし、沖縄の辿ってきた歴史と辺野古新基地を巡る現在の状況についてお話をしていただきます。沖縄に関心がある方、何も知らないから話を聞いてみたいという方、どなたでも大歓迎です。

日時:2/14(金)17:00~
場所:NPO法人アジア太平洋資料センター
(東京都千代田区神田淡路町)

・スタディーツアー報告会(3月下旬)

何名かの参加者とスタッフが報告会を行います。
日時:未定
場所:未定(東京都)


最後に

私たちは、まだまだ未熟で、知らないことばかりです。世間知らずで、社会に出て働いてもいないのに(今回の参加者は、社会に出て働いている若者もいます)、甘い!と思われる部分も多いと思います。だからこそ、大人の皆さんの知恵やお力を貸していただいて、教えてもらいたいです。

どうぞ、皆様のお力添え・お心添えをよろしくお願いいたします!
JIWA-JIWA 一同


任意団体JIWA-JIWA
facebook
https://www.facebook.com/jiwajiwaaa/?modal=admin_todo_tour
Instagram
https://www.instagram.com/jiwa_jiwa333/?hl=ja

今回、応援してくださる団体:
NPO法人アジア太平洋資料センター
http://www.parc-jp.org/


<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。多くの応援とご支援をよろしくお願い致します。

  • 2021/05/31 12:22

    2.24県民投票から2年 - あの時の沖縄、あの時の『私たち』皆さまこんにちは。皆さまが応援してくださいました沖縄スタディツアーから早1年が経ちました。まさか1年が経った今も新型コロナウイルスの猛威に悩まされることになるとは思ってもいませんでした。沖縄へ直接行くことが難しい中、自分たちにできる...

  • 2020/03/20 09:00

    皆さま、こんにちは。3月24日(火)に実施予定の沖縄スタディーツアーの活動報告会についてお知らせです。新型コロナウィルス感染拡大に伴い、今回実施する活動報告会ではJIWA-JIWAのFacebookページからライブ中継で報告会に参加していただけるようなりました。先日お知らせしました、Grain...

  • 2020/03/15 19:15

    皆さま、お久しぶりです!こんにちは。JIWA-JIWA共同代表のNOZOMIとHARUKAは先日、無事大学を卒業し4月からそれぞれの進路に進んで行きます。慣れ親しんだ土地を離れるのは、とても寂しいですが、新天地でも活躍できるよう頑張りたいと思います!皆さまも新年度に向けての準備などで、お忙しい...

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