▼はじめにご挨拶

日本の食文化にとって欠かすことができない”日本酒”。この”日本酒”文化を維持、発展させるには、日本酒の消費量を増やすことが肝要です。

残念ながら日本では、震災の特殊要因を除き、1996年から実質21年連続日本酒の消費量は減少し、海外への輸出に活路を見出すことが不可欠な状況です。

現在約1200社ある酒蔵の約60%が海外に輸出をしているものの、その売上に対する割合は微々たるものです。これを太くするためにできること、それはまず魅力を伝える英語サイトを持つ必要があると我々は考えています。

その支援をクラウドファウンディングを通じて行い、支援者のみなさんと一緒に日本酒文化の維持につながる活動をしていきたいと思います。

▼このプロジェクトで実現したいこと

酒蔵の持つ熱意やこだわりをきっちりと伝達する英語サイトを3年かけて100軒分作成します。
まずは、2017年4月~8月として12軒を対象に活動を開始します。紹介ページは弊社Web上で作成しますが、蔵元様のホームページとリンクさせるなど自由に使っていただく仕様とする予定です。

▼作成手順
1.取材
2.記事作成
3.蔵元確認
4.英文化
5.ネイティブチェック
6.リリース

▼作成スケジュール
1.2017年4月~8月:酒蔵取材(撮影なし)
2.2017年10月~2018年3月:酒蔵撮影
3.2018年3月:ホームページ完成
※造りの現場を確認することなしに造り手の思いを伝えるホームページを
作ることはできないと判断し、春夏に関しては取材のみとする予定です。
第二弾では、冬場に取材&撮影の取り組みとさせていただく予定です。

<イメージ1>

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▼プロジェクトをやろうと思った理由

現在多くの酒蔵は、海外展開を視野にいれていますが、実際現状売上に占める輸出の割合が数%である結果、海外向けに経営資源を振り向けることができず、英語サイトを持つことができない蔵が多数あります。
その魅力を伝えることができれば輸入したいと思う海外にいる人達との接点が拡大されます。

輸出をする上では、英語サイトの有無だけでなく、物流、現地クライアント探しなど多くの課題がありますが、まずは魅力を伝えるサイト作りが最初の一歩であると考え、この活動を開始します。

▼これまでの活動

2016年8月まで約6年間の間、某ビール会社のマーケティング部門に所属し、特に輸入ワインのマーケティングを行ってきました。様々な国のワインに接するうちに、そのワイナリーの持つノウハウを酒蔵に移植すると海外輸出への道が広がると確信してきました。その中で感じたのは、情報伝達するサイトの有無が酒蔵とワイナリーの大きな差の一つだということです。実際、日本酒熱の高まりから、日本語のホームページのみ持つ酒蔵にも海外から直接メールが届く現象が起きています。英語の紹介サイトをつくることで、その可能性がより広がると考えています。

2016年9月に退職し、延べ30社以上の酒蔵や米農家、工業技術支援センターを回り、その情報をホームページに英語でアップする活動を始めました。同時にそのホームページの情報を活用した輸出への取り組みを行っています。

http://sakeexperiencejapan.com/

商品だけでなく、情報が一緒になった時、sakeは大きな力を持つと確信しております。

 

▼資金の使い道

これまでのノウハウや蓄積を生かし、日本酒に興味関心のある海外のソムリエや輸入社を意識した”深く””伝わる”内容のホームページの作成を行います。※一般ユーザー向けではなくあくまでもプロフェッショナルにsakeを扱う人達を対象としていきます。

取材は、交通費、滞在費、撮影、映像編集など多くの費用と時間がかかります。大半の資金はそれらに費やし、かつ4Kの映像がとれるビデオ機材の購入にあてたいと考えています。

例:ドローンを用いた水源の紹介ビデオ
http://sakeexperiencejapan.com/video-learning/water-resource-of-sake-production/

▼最後に

私たちはこのクラウドファウンディングという制度に感謝しています。多くの知らない方々から支援を受けることで、数えきれない人達が幸せになります。この支援の輪を広げていただき、日本酒文化を保持し、かつ海外に広める活動を行っていければと考えています。宜しくお願いします。

▼資格関係
通信販売酒類小売業免許 静岡354

 

 

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