ネットには、ネットだからこそ通じ合える不思議な信頼関係が芽生える


たぶん、体験した人にしか通じない独特な感性なのかもしれない・・・
顔を会わしたこともない、声を聴いたこともない、ましてや手や肩に
触れたこともないのに・・・不思議にネットという電気振動を
通じて触れ合った魂の波動は時間と空間を超越した結びつきと信頼感と
安心感を共有できる!!

もちろん魂の触れ合いだから年齢とか性別とか宗教とか知識教養とか
社会的な地位や名声など関係ない多生の縁を超越する関係なのかも?

男から311の夜、メールが届いた
メールの向こうで男は号泣している
「道1本向こうは津波に吞まれ、家族を亡くし、恋人を失くし、生きても
家を職場を失くし。人生を失くし瞬時に魂の抜け殻となった・・・
ところが道1本こちらは今朝の続き明日に続く
道1本向こうの友に声を掛けても届かない、抱いても
通じ合えない!!」

 

 

 

 過ぎ去った時間は決して戻ってこない・・・!

 

男は多くの愛する人々を、その瞬間に失くした
同じ悲惨な境遇に落とされたなら
戦う相手も見えるし肩を抱き合う仲間もできる
だが自分には今朝の生活が
昨日までの生活が引き続いている

それは明日もそのまま引き継がれる

道路一本の違いとはなんなんだ!
神や仏は、人々の計り知れない人生の味わいを
無慈悲にも無理解にも、道1本で隔てる不条理とは
いったい何なんだ?

突然、こんな背負いきれない罪を被せらされなければならない
理由とはなんなんだ?

この世から消えた者はそれでいい
残されて抜け殻になって生きる屍を見守らねばならない
この俺の孤独な罪とはなんなんだ!

 

 

神を仏を呪ってやる・・・

 

この瞬間に、同じ気持ちを味わった人々も多い
多くの人々が同じく鬼になった日だ・・・と
メールは続いていた

僕は、返事をメールした!

その男はBarをやっていた
ネットで知り合っただけなのだが・・・
僕の写真を気に入ってくれて、Barで個展をやって
くれた

それもネットで写真データを送っただけ
それをプリントしてくれて、額を探して店に飾って
くれた。その様子をメール添付写真で知らせてくれた
個展の期間は2週間だったか、そのくらいだった

熱心に途中経過を毎日メールくれた
結局、2点ほど売れたようだ
最初の取り決めの通りに差額をキチンと送ってくれた

それだけなんだが気持ちは繋がった
途中のメール交換で声を荒げることもあったが
繋がった気持ちに変わりはなかった

311の返事のメールの最後に書いた
気持ちは深く受け止めた
今すぐに返事できないが、必ず返事をする
写真家だから・・・フォトエッセイを出版して返事を
させてくれないか?と書いた

ありがとう~という返事がすぐに返り
その後のメール交換はない・・・が約束を守りたい
それから6年の月日が経つ



あれから使用するパソコンも数台代わっていて
昔のパソコンは手もとにない
SNSも当時とは違うしアカウントも違う
メールアドレスもHNも覚えてないが
不条理を癒すフォトエッセイ集を出版したい

 

 

 

 

▼アマゾンから販売する紙製本出版

 

書店配本は多くの費用が必要ですから今回は
それを省き、アマゾンなどから販売する紙製本を
出版したいと思います

 

 ・ B5版の縦長サイズ

 ・ ソフトカバー

 ・ 100ページ前後

 ・ フルカラー (写真+文章のコラボタイプ)

 ・ 定価 : 2,300円

 

▼費用と使途などついて

 

募集予定金額    825,000円

1)撮影+執筆などの費用     325,000円

     撮影に伴う旅費交通宿泊費など含む

2)編集+印刷+製本などの費用  500,000円

 

 

 

 

▼このプロジェクトで実現したいこと
 

311の約束を果たさせてください!

私的な想いでもありますが、この出版内容は
ご支援いただける皆さま方への僕からの
メッセージでもあります

僕が想うのは今日の日本社会は極度な自信喪失
の状態にあると思います
多くの人々が今日の日本を危うい状態にある
感じてらっしゃいます。ところが、だからといって
自分に何ができるのだ? 自分はなにをすべき
なのか・・・という壁を遠めに見て見ぬふりの
自分の殻のなかで茫然という方が多いのではと
思います

日本社会はバブルの崩壊で大きなショックを
受け自信を木っ端みじんに砕かれました。その
あとリストラの嵐に見舞われ人々は疑心暗鬼に
包まれてしまい、そして311の前代未聞の
地震津波のショックで完全に茫然自失の状態に
陥り崩れゆく日本の現実にも実感が持てず
納得ができない現実と自分の双方に悶々とした
日々が続いている

311の私的な約束を果たすことが僕にできる
ひとつのことだと思います。それが写真家として
の僕の社会メッセージのひとつだと思います
それが読者の皆さまが自信を取り戻す一助になれば
これ以上の幸いはありません

 

 

All-or-Nothing 方式でのファンディングにしました
目標額を上回れば出版ができます
目標額に1円でも足らなければ出版が出来ません

倒産の連鎖が続く出版業界で
今回のような素朴で地味な原稿が日の目を見ることなど
有り得ません。写真を撮影したり原稿を執筆することは
自助努力でできますが出版という現実は
このファンディングに成功する以外に手はないと思い
ますが、心ある方々の目に留まれば必ずや成功すると
信じています

その辺の処、どうぞ、よろしく、ご理解ください
そして、ご協力ください
ひとりでも多くのお友達にも伝えてあげてください

 

    

▼リターンについて


     このプロジェクトは3月半ばで締め切ります
     成功すれば、写真撮影に取り掛かります
     期間は2ヶ月を予定してます
     ほぼ同時進行で原稿の執筆にも取り掛かります

     そのあと編集+印刷+製本と3ヶ月が必要です

     このような段取りですから
     アマゾンからの販売開始は9月頃が目途です

     リターンとして皆さま方に書籍をご送付できるのは
     晩夏の9月頃からの予定となります

 

     どうぞ、どうか、なにとぞ・・・
     皆さまのお力添いで出版が実現できますように
     よろしく、お願い申し上げます

 

▼最後に
 

写真家・宇多嶋翔は、新しい写真アートの形に挑戦してます
皆さまのご協力で出版ができます

よろしく、お願い申し上げます 

<神も仏も消えた日・・・道一本隔てただけの天国と地獄!
 はフォト・エッセイです>
ドキュメンタリーではありません

 

 

 

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