【はじめに・ご挨拶】

このプロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。

私は、いりこの飼い主の津田と申します。現在夫と保護猫7匹と暮らしています。

猫達と穏やかに暮らしていたのですが、生後9ヶ月のいりこが今年に入り体調を崩し、致死率99.9%の難病FIPを発症してしまいました。

この子の命をどうにか繋ぎ止めたいと思い、ご支援の呼びかけをさせて頂く事にしました。

【プロジェクトをやろうと思った理由】

これまではFIPを発症した段階で即愛猫の死と直面する状況でした。

我が家ももちろんそうでした。

FIPは発症後、投薬をしないと数日から数ヶ月で命を落とす場合が多いです。

ですが、新薬MUTIANにより助かった多くの猫達(https://www.fipcat.com/によると3000匹と言われています)がいる事を知りました。

このMUTIANという薬は、とても高額な上に84日間毎日同じ時間に投薬が必要な治療です。

いりこを助けたい思いでMUTIANの投薬を始めましたが、いりこはFIPの中でも投薬量を多く必要とするドライタイプ、さらに体重によって投薬の量が変わってくるため、投薬代が当初の予想を遥かに超える事がわかりました。

だからといってここで諦める事はもちろんできず、皆様からのご支援を頂きながら治療を継続できればと思います。

現在は日本未承認の新薬のため、保険が適用されずとても高額な治療となります。そのため、治療を受けられない悲しい猫達がたくさんいるのが現状です。

いりこが命をつなぐ事ができれば、FIPで苦しんでいる飼い主の方や猫達の希望の光になるのではないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

今後、誰もが猫達に治療を受けさせる事ができ、助かる確率が高い不治ではない病気になる事を心より願います。

【資金の使い道】

ご協力いただきました金額は、MUTIANの購入費、病院への通院・検査代等全ていりこの治療費に充てさせて頂きます。

MUTIANは200㎎のカプセルが1粒6000円で、ドライタイプのいりこは現在体重が2.3kgなので1日400㎎投薬が必要です。

手数料込みで1日12357円かかります。

今後体重が増加していけば必要量も増えるので、薬代だけで最低でも約100万円以上かかる計算になります。

その他にも血液検査など様々なお金がかかってきます。

使わせて頂いた費用の詳細は、その都度ご報告致します。

【リターンについて】

ご支援頂きました皆様に、心ばかりの返礼品としてお礼のメールやお手紙と一緒にお返しさせて頂きます。

・いりこの待ち受け画像

・いりこのポストカード

・いりこデザインタオル

・いりこデザインマグカップ など

準備ができ次第、順次お届け致します。

【助けて頂くことについて、二人で頑張ろうと思ったけど…】

クラウドファンディングで助けて頂くことに関しては、自分の飼い猫なので罪悪感がとても強いです。

夫婦二人でいりこの治療費も頑張って払おうと思っていました。

しかし予想を上回る高額な治療費に驚きと不安が募っていきました。

そんな時クラウドファンディングのことを知り、助けてもらえるかも、と思う反面、人に手を貸してもらうことが本当にいいのだろうか?と随分と悩みました。

ですが、いりこを助けてもらえる事は、ほんとうに素直に嬉しいという気持ちです。

なので今回助けていただけたら、また他の方への寄付でお返ししたいと思っています。

このようなことを不快に思われる方もいらっしゃると思います、不快だと考えられる方には心よりお詫びします。

申し訳ありません。

【最後に】

ここまでお読み頂きありがとうございます。

最後にいりこについてお話したいと思います。

いりこは2019年6月11日に生後約15日頃に保護されました。一緒に保護された兄弟猫と比べて大きさがあきらかに小さな未熟児でした。
生後2ヶ月の時点で兄弟猫750gに対し、いりこは350gでした。
生後1ヶ月の頃に原因不明の痙攣で一時危篤状態になりましたが、その後一命を取り留めました。

保護猫活動をする友人宅にきた時からなぜかずっと気になっていて、小さいながらも一生懸命生きている姿にこちらも応援したくなって2019年9月30日にうちの子になりました。

いりこのFIP発症のプロセスは以下のようになります。

《 発症後のプロセス 》

2020年1月17日

食欲がなく半分以上ごはんを残す。元気もなく、目の瞬膜の戻りも悪い。発熱とお腹が少し膨れている。

FIPの可能性もあるが今回は別の病気の可能性も視野に入れて抗生剤の投薬で様子を見る。

2020年1月20日

食欲が完全になくなり脱水症状も出る。黄疸の数値が上昇。FIPの可能性が高いと先生に言われる。血液検査でFIPの検査をお願いする。検査結果は1週間後

2020年1月22日

強制給餌と投薬で少し元気に。自分から少しごはんを食べるようになり、おもちゃにも反応するように。

2020年1月24日

昨晩から顔が小刻みに横揺れ。体がこわばり始め、足や体が丸まって硬直状態に。数分で何事もなかったように元に戻る。検査結果が出てFIPの陽性。医師からは治療法がないため安楽死を勧められる。

絶望の中、友人に相談したところ、新薬MUTIANを取り扱ってる病院を教えてもらい、翌朝の診察予約をとる。

2020年1月25日

夜中に飛び跳ねるような激しい痙攣が3分近く続く。痙攣がおさまったあと、腰が砕けたような歩き方をし始め、瞳孔も開きっぱなしで意識も朦朧としていて虫の息状態に。

その後も短い間隔で痙攣が起こり処方された痙攣止めの坐薬を入れる。少し脱水していたため100mlだけ輸液。

朝方調子が良くなり食欲が少し戻る。

病院へ行き、現時点でひどい黄疸と脳炎からの痙攣の症状も出ているため、3日もつかわからないと言われる。3日間は即効性のある注射で投薬。様子を見る事に。

2020年1月26日

夜中に今までで一番激しい痙攣と失禁。こわばりが朝方まで何度も続く。朝になると何事もなかったように動き回るが瞳孔は常に開いている状態。

2020年1月27日

注射での投与3日目。この日から痙攣やこわばりはなくなる。明日から自宅での投薬に切り替え。体重2キロなので200mgのMUTIANを2カプセル400mgの投薬。

2020年1月31日

食欲も元気も出て黄疸も改善され、1mほどの高い所にも登れるように。

2020年2月29日現在

投薬治療を継続中。おかげさまで現在は黄疸や神経症状もなく、病気にかかる前と変わらないくらい元気になり、他の猫達と一緒に遊んでいます。薬の効果で症状が抑えられているのだと思います。

これをやめてしまうとまた神経症状が出てしまうのではと怖く思う時があります。

もし投薬がなかった場合、数日から数ヶ月で命を落とすことになるようで、投薬を続けられている事がありがたいです。

投薬を完了したら再発しないように、できる限りのケア《免疫力を高めるなど》をしながら見守っていく形になると思います。

いりこが投薬を完了して元気な姿をみなさんにお見せ出来たら、またひとつ命が助かることで、FIPで苦しんでいる猫ちゃん、飼い主様の希望に繋がると信じています。

大切な癒しの時間がこれからも続きますように…。

このプロジェクトに共感くださった方のご支援をお待ちしております。

長文をお読みくださり、ありがとうございました。

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<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/10/04 15:50

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/10/04 15:08

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/06/09 17:06

    こんにちは、津田です。リターンの発送完了のご報告です。①お手紙+写真1枚②お手紙+ポストカード1枚③お手紙+ポストカード・アロマストーン6月発送予定の上記3つのリターンは、リターンをご辞退された方以外の方に5月29日に発送させて頂きました。①と②のリターンの方には定形郵便で、③のリターンの方に...

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