はじめまして!
今年の1月に "株式会社コシャル・ハシス" を創業した永井です。
コシャル・ハシスは、ゴルフウェアを企画・販売するスポーツブランドメーカーです。
昨年の初夏までスニーカーで有名な米国スポーツブランド会社に勤務し、経営企画マネージャーをしておりました。
経営企画の代表的なミッション・・・ それは会社の利益を最大化すること。
「だから、工場に少しでも安く製造してもらう」
「定価の半額でも代理店や小売店に多く買ってもらう」
「売れ残りは大きく値引きして在庫処分する」
「それでも利益が残る仕組みを作る」
ことは、当然のミッションだと思っていました。
そして、メーカーで働く社員は
「ニーズがあるかは別として、昨シーズンより多くのラインナップを出さなければ・・・」
「お客様が喜ぶ商品かはさておき、決められた仕事だから作らなければ・・・」
「利益を確保するためには、自分は買いたくないものでも売らなければ・・・」
といった不合理なことから目をそらしてでも、与えられた任務を遂行するべきだ、とも思っていました。
メーカーを退職した今でも、自分の感情に関係なく、仕事として新しい商品を出し続けることは、多くのお客様に愛され期待される大手ブランドの使命だと思っています。
だけど・・・
こうして作られた商品を通して、誰が心から満足できるのか・・・?
「決められた仕事として商品を企画・デザインする人」
「少しでも安く!といわれて赤字寸前で製造する工場の人」
「ノルマ達成のために、頭を下げて買ってもらうセールスの人」
「そして・・・その商品を手にしたお客様・・・・・・」
僕には、誰一人、心から満足している人が思い浮かびませんでした。
だったら、ひとりのユーザーとして、自分が本当にほしいと思えるものを作る!
余計なコストを徹底的に省いて、その分、一流の作り手と最高級の素材にお金をかける!
こんな思いで、このプロジェクトを立ち上げました。
でも、自分の好きなことでなければ、本気になれない。
だから最初の第一歩は、大好きなゴルフの世界で!
そんな思いを全て、「株式会社 川島」様に形にしていただきました。
国内随一のニット名産地「新潟県五泉市」で、1936年に創業した「株式会社 川島」様。
その名産地で、ニット組合青年部の会長を務める川島幹生社長が率いる、国内トップクラスのニット製造工場です。
突然電話をかけ「最小ロット(最小注文数)よりも少ないロットでお願いします!」という無茶なお願いをしたにもかかわらず、そして、無理に工場に押し掛けたにもかかわらず、川島社長は僕の思いを真剣に聞いてくださいました。
繁忙期にもかかわらず、素材選びからデザイン・企画、サンプル作成に至るまで、ものづくりは完全な素人の僕にお付き合いいただき、このベストニットが誕生しました!
一流の作り手にこだわる!
川島様にお願いする前に、たくさんのニット工場を探しました。僕の住む地域にも良い工場はありましたが、どうしても「ニットといえば新潟県の五泉市」という思いが消えず、川島社長にお願いするに至りました。
そして、老舗工場に長く培われた一流の技術を最大に活かし、最高のニットを作っていただきました。
最高品質の素材にこだわる!
今回は、最高級糸「キャッシュウール」を使用しています。キャッシュウールとは、イタリアのファブリックブランド「ゼニア・バルファ社」が製造した最高級ウールのみに与えられた称号。
「カシミアのようななめらかさ」「温かで柔らかい最高の着心地」「毛玉ができにくく長く風合いを楽しめる」という特徴を持っています。また、ゴルフスイングに適した高い伸縮性にもご注目ください!
長年愛されるデザインにこだわる!
なぜ ブリティシュファッションやアイビールックは、数十年たっても愛され続けるのか・・・?
その答えには、流行に左右されない「シンプルだけど先鋭されたデザイン」が根底にあると思います。
だからこそ、コシャル・ハシスもシンプルでスタイリッシュなデザインにこだわりました。
春や秋のゴルフで使用していただくことをイメージしたニットベストです!
動きやすさを追求して、高い伸縮性を誇るキャッシュウールを使用しました。そしてスイングの邪魔になるダボつきがないように、少しタイトだけど、締め付け感は一切感じない形に仕上げました。
もちろんゴルフだけでなく、ビジネスシーンや普段着にもご使用ください!
□イメージ:
□価格:
\17,500(税込み、送料込み)
□詳細:
カラー:ホワイト、ネイビー
サイズ:M、L
□その他:
ゼニア・バルファ社「キャッシュウール」の証明、シリアルナンバー入りタグをお付けします。
※商品毎にナンバーは異なります。
ご質問いただくことが多いので、会社の名前の由来を記載いたします。覚えづらい名前で申し訳ございません・・・
「コシャル・ハシス」とは、紀元前1450年~1200年頃にかけて地中海東岸に存在した、古代都市ウガリットの神話に登場する工芸神の名前です。英表記は「Kothar-wa-Khasis」で、現在は「技術と知恵」という意味で使用される地域もあるそうです。
この名前に恥じないくらい、本気のものづくりをしていこう!という思いを込めて、「コシャル・ハシス」という会社名にしました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
今回ご支援いただきました収益は、次回商品の生産に使用させていただきます。
まだまだ始めたばかりの零細ブランドですが、本気のものづくり精神で、こだわりぬいた商品を届け続けていきたいと思います!同時に、ここ20年で衰退してしまった「JAPAN as No.1」「Made in Japan」の復活に貢献していきたいと思います!
これからも、ご支援の程、よろしくお願いいたします!
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