はじめに・ご挨拶

はじめまして、上天草市在住の清田政憲と申します。この6月で77才となり、上天草市に移住して20年近くになります。

その20年の間、天草では農産物のイノシシ被害は増大の一途をたどりました。零細な農家の被害を目の当たりにして、平成19年より、私は、イノシシとの格闘を始めました。単に、捕獲・堵殺するのではなく、イノシシ肉をフランス料理やイタリア料理のように高級なジビエ食材として活用することに取り組んで来ました。

平成26年には農林水産省の「イノシシでの第6次産業総合化事業」に認定されて、高級ホテルでもワインに合う食材として使用されております。

しかしながら、イノシシ被害の拡大・防止に努めても、天草では零細な農業で生計を維持することは難しくて、一次産業は衰退して農家・農業人口は減り過疎化が進展しております。

バナナ栽培に取り組む
  • 立ち寄った本屋の店頭で、日本でのバナナ栽培のことを知り、バナナ栽培の研修を受け自宅の庭の一角に実験ハウス農場を作り、先行されているバナナ農園の方を訪れて勉強させて頂きました。令和元年4月24日には堀江隆臣上天草市長と近くの幼稚園児(姫戸保育園)を招いて、天草で初めてのバナナ収穫祭と試食会を開きました。園児達は珍しがり大喜びで、市長にはバナナで天草の地域起こしができないかと期待して頂きました。

  • (バナナと上天草市長と園児)

    天草での無農薬で美味しい日本産のバナナ栽培には成功しましたが、以後、堀江市長から期待されたバナナでの地域起こしの方策を研究してきました。

    二つの課題があります。一つはこのバナナの知名度とブランド価値を如何にして高めるかであります。もう一つは如何にして生産量を増やすかであります。

    先ず、最初の課題解決のために、このバナナの商標登録を申請・取得しました。「天草南蛮バナナ」であります。

そして、現在は上天草市が開発した観光拠点の前島(まえじま)地区にバナナ観光農園の開設を進めております。約1万㎡の土地を確保して約4千㎡を整地しました。



ここに、ビニールハウスを建設し、ハウスの内外にバナナ株100本余りを植栽します。周辺にはパパイヤやアボガドやコーヒー等を植栽し、トロピカルな雰囲気を醸し出します。自家製の自慢のイノシシ肉を食材とした高級なジビエレストランの出店を計画しております。「天草南蛮バナナ」の知名度とブランド価値向上の一大拠点となる観光農園です。ファンドに支援していただいた方はご優待いたします。


地域起こしの新たな一次産業

地域起こしの為にバナナ栽培で天草に新たな一次産業を起こします。宗政興産は、バナナ栽培農家の育成・組織化を図り生産体制を確立して、バナナ栽培で生計を立てる若者の定住を促進します。
計画の骨子は宗政興産がバナナ苗株と肥料・培養土を支給して、無農薬の有機自然農法を指導します。バナナ実は宗政興産が全て購入して、イノシシ肉販売で培ってきた三菱食品等の大手や新に開発するルートで販売します。

  • 想いやこだわっている点と特徴
  • 新たな一次産業「天草南蛮バナナ」の栽培で、自然豊かで歴史とロマンに富む天草を過疎化と荒廃から救い、新たに蘇生させる。

  • プロジェクトで行いたい事
  • バナナ観光農園を立ち上げて、バナナ栽培の素晴らしさと農業の楽しさを皆さんに分って貰い、天草を日本のバナナアイランドとすること。

  • 資金の使い道、スケジュール
    • クラウド ファンディングで得た資金700万円は、バナナ観光農園の開設費用の一部に充当します。総費用約35百万円の20%に相当します。
    • 尚、開設は令和2年秋頃に予定しております。

令和2年1月 農園造成工事(整地)開始
令和2年3月 クラウドファンディング開始 リターン発送開始
       バナナ苗等の植え付け、ハウス建設、管理育成開始、
令和2年6月 クラウドファンディング終了
令和2年10月 天草南蛮バナナ観光農園開園

  • 2020/06/02 21:00

    クラウドファンディング終了まで、残り少なくなってまいりました。新型コロナの流行で世情不安定な時にも関わらず、皆さまからありがたい浄財を賜り心より感謝申し上げます。進捗のご報告でも申し上げましたが、皆さまのご支援のおかげで、バナナ農園も苗の植え付けも進行し、バナナの木も画像のように根付き、生育中...

  • 2020/05/01 17:00

    新型コロナの感染が広がり世情不安な時に、ご支援をくださってありがとうございます。別の生産基地に生育しているバナナ子株の移植を準備中です。ビニールハウスの建設にも取り掛かり、今年秋口の開園に向けて順調に進行しております。

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