1. はじめに・ご挨拶

2. 商品が作られた背景

3. 私たちの商品・お店のこだわり

4. リターンのご紹介

5. プロジェクトで実現したいこと

6. 最後に


皆様初めまして。
グリルにんじん株式会社 代表取締役の近藤太地です。



私が生まれた頃に両親がこのグリルにんじんをオープンし、今年で40年になります。
私は、現在40歳になるのですが、小さい頃からお店を手伝ってる中で、大きくなったら漠然とお店を継ぐんだろうなと思っていました。

大学時代になると、色々と周りのことが見えてきて、お店を継ぐのか外で働くのか、色々な葛藤がありました。 
一度は家業を継ぐことを決心したものの、大学卒業から1年余り経った頃、父親とお店の経営のことで大喧嘩をし、店を離れ、会社勤めをはじめました。 





30歳を迎えた時、結婚を機に家業に戻りました。しかし店舗は築50年以上経ち老朽化している部分が沢山あり、店内の至る所を新しくする必要がありました。

会社員時代に貯めた自己資金では補えず、修繕資金捻出の為にも、34歳の時、父親の個人事業ではなく新たに会社を設立して法人化することにし、現在で6年目になります。




家業を継いで10年余り。当店は京都の中心地から離れた住宅街にあるにもかかわらず、最近はHPやSNS等の影響で本当に沢山のお客様に来店頂くようになりました。

現場には、創業者である父親もまだ立っています。しかし、年齢的にも高齢となり、引退の時期も来ています。また、沢山の来店して下さるお客様の期待を裏切らない為にも、現場で働く人員を増やしていく必要もあります。

しかし飲食店というのは、私も以前そうだったように、働くイメージがあまり良くありません。

そのため当社は、完全週休2日制、各種手当、福利厚生も完備して、働きやすい職場作りに努め、現在も働き方改革に取り組んでいます。
その中で働くスタッフにも恵まれ、なんとか現在まで営業を続けられています。

料理人を志す人は、まずフレンチ、イタリアン、ホテル、日本料理店を目指す人が多く、洋食店はその他の部類に入れられています。
京都に来られる多くの外国人の方々にとっても、洋食というジャンルの認知度はあまり高くありません。

私はこのお店、洋食店で育てられてきました。


西洋文化が日本に入ってきた頃から、日本で独自に発展してきた“日本伝統の洋食”を京都から世界に広めたい。そしてこの洋食文化の価値を変えたい。そう思うようになってきました。

祇園などの繁華街に店舗をもう一店だすことを考えたこともありました。
しかし別の新しい事業で、この洋食という文化価値を変えていく方法はないか?と思うようになり、この商品を作るにあたりました。 



昨年度、はじめてこの商品を1700個作りました。

どのように売ればいいかもわからない中、毎日、お店のランチタイムとディナータイムの間に飛び込み営業をしたり、銀行からの商談会情報を聞いて参加したりと、右へ左へと走り回り、なんとか完売することができました。現在はお取引店様も増えてきています。

      



今回は味やパッケージをさらに改良しています。この商品を日本全国、そして海外へと、より多くのお客様に届けることで、日本伝統の洋食文化が京都から世界に広がる第一歩になればと思っています。


当店のビーフシチューのレシピをレトルト食品製造会社(写真左奥 奥村社長)に提供。
この機会を提供して頂いた京都 伏見の中嶋農園(写真右 中嶋社長)と開発がスタートしました。

● 商品パッケージのデザイン
商品パッケージ会社の日本紙工様、京都芸術デザイン専門学校 コミックイラストコースの外国人留学生達グリルにんじんが産学連携。主にアジア ( タイ、中国、台湾 ) の外国人留学生や日本語学校の生徒達の意見やデザインを参考に、日本紙工様のデザイナーが完成させました。

 ● デザインのテーマ
主にアジアの訪日外国人達が もらってうれしい京都をイメージした お土産パッケージ。
表紙には舞妓さんをメインイラストにデザイン。文字にて 京都 洋食 ビーフシチュー Beef Stew 監修 を強調。裏面には外国人向けに「洋食とはなにか」を英語で伝える文章を記載。

● レトルト食品の現在
レストランが監修するレトルト食品の多くは、原価が比較的安く、リスクが少なく参入しやすいカレーで、ビーフシチューは少数です。

● 商品のこだわり
当店は創業から 40 年。京都の洋食屋としての知名度も随分上がりました。
当店が今まで改良を重ねてきた人気メニュー「ビーフシチュー」のレシピを製造会社に提供。
創業者でありシェフの父と私が何度も味見して、外国人の方々でも食べやすい、すっきりとした味わいに完成させました。


現在は京都でしか購入するとができないこの商品をお送りさせて頂きます。


集まった資金で追加発注をし、さらなる営業活動と販路拡大を目指します。

そして、私個人だけでなく、沢山の方々が関わることで、この商品を通じた事業化に向けて走り出します。


私がこの家業の道に入り10年、今では、自分の子も持てる親になりました。
この道を心ざして、行けるところまで走り続けます。
皆様の応援よろしくお願いします!

グリルにんじん
京都市左京区一乗寺出口町 51-2
叡山電鉄一乗寺駅下車 徒歩8分 京都市バス一乗寺木之本町下車 徒歩3分
電話:(075)711-7210  


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