▽KAWAII ART PROJECT とは

KAWAII ART PROJECTとは、日本人独特の感性である「かわいい」の本質を追及し、心の豊かさをもたらすアート性を内包させた「KAWAII ART」を確立し発展させていくことを目的とした団体です。

 〈かわいいやアートの研究 ー"かわいさ"とは何か?そして「kawaii culture」から「KAWAII ART」へ〉
我々の捉える「かわいい」とは原宿発のkawaii、”ゆめかわ”などのファッション/サブカルチャーなど一般的な「kawaii culture」とされているものの枠ではとどまりません。
”いとおかし”をはじめとする日本人が古くから脈々と育んできた「物事を肯定的にとらえる感覚」としての「かわいい」を軸にその本質を掘り下げていきます。

また、そこから派生する形でかわいいやアートに大きく影響を与えている「少女性」という概念や「キャラクター」などの表現に対する研究にも積極的に取り組んでいきます。

 


〈これまでの活動〉
2015年12月に開催した企画「絵本展」を機に発足し、翌’16年に「MERONTIC MARKET」(4-5月)「meroma -いちろくなつ」(7月)など参加アーティストの”発信・経験・交流”を目的としたアートイベントの企画運営を経て、同年11月の「FROM KAWAII ART展」にて本格的な展覧会のキュレーション活動を開始いたしました。

 キュレーターである森川を代表に”KAWAII ART”に関心のある有志のギャラリストやデザイナー、アートプロデュースを専攻する学生など8人(2017年3月現在)によって構成・運営されています。

 


▽「絵本展」「MERONTIC MARKET」「meroma-いちろくなつ-」
発足当初の目的は企画やイベントを通して「かわいい」のパワーを多くの人に感じてもらうと共に、かわいいとは何かを研究し、今後の活動のため企画運営などの実践的な経験を積んでいくことにありました。

 

・15.12/19-20「絵本展」

ー団体としては初めての企画となる「絵本展」は、森川の友人である早稲田の学生やデザイン系の専門学生などの協力を得て実現しました。

 


 


・阿佐ヶ谷アニメストリートで開催した、’16.4/29-5/8「MERONTIC MARKET」
ジェイアール東日本都市開発 様やストリート内の店舗との協働でイースターイベントも行いました。
また都内のデザイン、イラスト系の専門学生や女子美大学などの美大生ら9名がボランティアスタッフとしてお手伝いに来てくれました。

 

 
-10日間を通して11名のクリエイターにて描かれた合作ライブペイント作品「想い咲く虹色の樹」(塩化ビニールにマジック 約W5×H3m)

 

 


▽2016.11/1-6 「FROM KAWAII ART 展」
15年末に発足して以来「かわいいの力」を伝えることを主軸に置き活動していましたが、新しいメンバーの加入に伴い「そもそも、かわいいとは何なのか?」「アートと呼ばれるものの正体、本質とは何なのか?」という疑問に立ち返ることで、我々が漠然と認識していたKAWAII ARTというものへの再定義をするべきだという考えに至りました。
そうして企画されたのがFKAOTSの前身となる「FROM KAWAII ART」展です。


 


-メインヴィジュアル「merontic」

 


-ステートメント

 
-会期中の様子

 

 
-2日間のギャラリートークも行い「”かわいい”とは何か」や「アートとイラストの違い」について出展アーティストらと相互的に深く話し合い考える場を設けました。

 

 


▽「 FROM KAWAII ART - Overturn The Stereotypes. -」とは
 


コンセプト「Overturn The Stereotypes.」

「”かわいい”の本質、パワー、多様性」を実際の作品やライブペイント、作家らとの対話から感じ考えてもらうことを目的にした前展「FROM KAWAII ART 」の続編であり、またそこで得たものたちへの一つの回答でもあります。

 

Stereotype -先入観や固定観念、偏見- のもつ大きさや根深さは、前展で感じたことなかで最も強く深刻な問題でした。

日本人のもつ“かわいい”をはじめ、アートというものへのステレオタイプ。

それは限られた一つの領域に限定されるものではなく、世の中や自身を取り巻くあらゆる物事に対する意識にまで地続きで繋がっています。

 

複雑に絡み合い、私たちを縛り付けているあらゆるステレオタイプを覆し、その奥に眠る本質を突き止めるための糸口を、本展で見つけ出せればと思います。

 


▽FKAOTS出展作家紹介

 


・サワダモコ

 

《サワダモコ 紹介文》
「つくられたものとしての自覚」をコンセプトに現実やデジタル・バーチャルな世界に介在するヘッドホンの少女を描く。


・きゃらあい

 

《きゃらあい 紹介文》
皆が当たり前としてしまっている行為や無意識な悪意などへの啓発や警告、自己や他者に対するやりきれなさをコンセプトに、架空の少女を通して現実を映し出し、より争いの少ない世界を目指している。

 


・さめほし

 

《さめほし 紹介文》
「崩壊と形成」をコンセプトに、幾度も繰り返されるその刹那的な瞬間を切り取り記録し、モノや人の存在、精神の脆さや不確かさを思案させるような作品を描く。

 

  ・北村英理

《北村英理 紹介文》
子どもと大人、その狭間にある少女を描く。
モチーフとして多様されるツノは、内面にある男性的な部分や反骨精神を現している。

 


・zukky

《zukky 紹介文》
「HERBEST展 前期」(hidari zingaro)「トランスエフュージョン展」「199X(キューエックス)展」など多くのグループ展に出展。
タナトフォビアなど誰しもが日常的に感じる些細な恐怖や違和感、そういったものに対しての解決策などをイラストや絵画として残している。

 

  ・アリマソライロ



《アリマソライロ 紹介文》
血の繋がりなど、およそ個人の力ではどうすることもできない問題に悩み苦しんでいる人達の、安らぎや救い、心の依どころになるよう、清らかで透き通った幻想的な世界を描く。

 

 

 

・むくむくしたけもの 



《むくむくしたけもの 紹介文》
どこまでも広がる淡いパステル調の世界に存在する白く空な瞳をもつ少女や、”けもの”と呼ばれる生命体を描く。

 

▽リターンについて

 ・直筆宛名サイン入り限定ポストカード/A3ポスター
FKAOTSにて展示する作品がプリントされたポスター/ポストカードになります。
支援者さまへの宛名付きの作家直筆サイン入りです。
※ポスターとポストカードは同じ絵柄になります。
※絵柄は4月中旬頃に活動報告にて公開いたします。

 


・FKAOTSパンフレット
展示をより深く理解してもらうため、作家のこれまでの活動を振り返ることでその本質に迫るインタビューや、団体によるKAWAII ART 研究の詳細などを掲載した《補足版》と、FKAOTSの展示作品、会期中のイベントなどを記録した《保存版》の2つのパンフレットのセットになります。
※保存版は会期後の制作になります。
※4月中旬より構成内容を活動報告にて公開いたします。

 

・クロージングパーティーへのご招待権
最終日(5/7 18:00〜)に開催される出展作家7名と関係者(団体運営メンバーなど)及び招待者のみで行われるクロージングパーティにご招待いたします。


-前回のFKAOTSでのクロージングの様子。

 

・限定オリジナル手帳型スマホケース 
出展作家6名の作品(一部描き下ろし)をUVプリントした手帳型スマホケースになります。
ご注文後にメールにて団体から希望作家をお伺いいたします。


ーアリマソライロ


ーきゃらあい


ー北村英理


-さめほし


-サワダモコ


-むくむくしたけもの


※ zukkyを除いた、アリマソライロ、きゃらあい、北村英理、さめほし、サワダモコ、むくむくしたけもの、の6名になります。


《対応機種》
・iPhone(4〜7 Plus)
・Android(Xperia、Galaxy、AQUOSシリーズ)など



※ 上記以外にも対応しておりますので念のためご注文前にご連絡くださいませ。

・オーダードローイング


希望のサイズやイメージで作家にドローイング作品をオーダーできます。
※作家ごとに対応できるイメージが異なります。(色やモチーフなど)

《システムについて -受注から納品までの流れ-》

① キャンプファイヤー上でご希望のリターンへお申し込みいただきます。

② 募集期間終了後、団体から支援者さまへ希望作家のオーダーイメージ(ご希望の色味やモチーフなど)をお伺いします。
※ 文言やメッセージの希望などがあれば、この時点でお申し付けください。

③ 作品が完成次第、発送いたします。
※ 原則として早期注文者さまからの制作となりますが、都合により発送が前後する可能性もございます。予めご了承くださいませ。

《作家毎の対応サイズ:値段 》

【サワダモコ】

ポストカード(100×148):¥6,000-

A5(148×210):¥8,000-

A4(210×294):¥13,000-

A3(294×420):¥18,000-

 【きゃらあい】

ポストカード(100×148):¥6,000-

A5(148×210):¥7,000-

A4(210×294):¥8,000-

A3(294×420):¥10,000-

 【さめほし】

※キャンバス(化繊)になります。

S0(180×180):¥7,000-

S3(273×273):¥9,000-

S6(410×410):¥12,000-

【北村英理】

ポストカード(100×148):¥6,000-

A5(148×210):¥7,000-

A4(210×294):¥8,000-

【アリマソライロ】

ポストカード(100×148):¥6,000-

A5(148×210):¥7,000-

A4(210×294):¥8,000-

【zukky】

ポストカード(100×148):¥6,000-

A5(148×210):¥9,000-

A4(210×294):¥17000-

【むくむくしたけもの】

※キャンバス(化繊)になります。

サムホール(227×158):¥14,000-

F6号(410×318):¥24,000-

 

▽資金の使い道について

 上記リターンの制作費や今後の活動運営費に充てさせていただきます。(一部受注生産)
また、ポストカード、ポスター、スマホケース、オーダードローイングは種類、金額に応じた売り上げが作家に支払われます。

 ▽最後に

KAWAII ART PROJECTの目標は展示や研究を続けていくことではなく、KAWAII ARTを通して人の心の奥に眠る本質的な豊かさを呼び起こすことにあります。

そのための地盤や環境つくりとして、展示などの実践を含めたKAWAII ARTの研究と発展・普及があり、作家/アーティストの支援が必要だと考えています。

「かわいい」や「アート」から得られる豊かさが、現代の日本人にとっての希望になるように尽力していきます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください