はじめに・ご挨拶

2010年、頭の中に1本の葦が芽生えました。
2020年2月に新しい出会いで1本増えました。
3月には5年ぶりの出会いから、また1本。
さらに、あと3本増えました。

「片手ではけるパンツ」に興味を抱いた人がいます。
その方は、10人中5人が何らかの形で使用できれば良いと仰いました。
私の考えでは、5人は高いハードルです。
しかし、6本になった葦を束ねていこうと
この事業を進めたいと!!!考えました。


このプロジェクトで実現したいこと
社会課題

2025年には超々高齢化社会がやってきます。
高齢者問題を解決するために、
介護分野でロボット化して介助者の負担を軽減する取り組みがなされています。
介護現場では『下』の世話に、意外と人手がとられていると云われてきました。
「自分で出来ることは、自分で行う」介護だけではなくて一般もそうです。
自分で出来る人にも介助者が付き添いますと、一人にかかる時間が多くなります。
世話をするのが嫌だ、という問題ではなくて、
作業が分断されるとかのデメリットが出てきます。
充分に介助者がいる場合には良いでしょうが、介護部門では働き手不足が問題です。

排出の問題はロボット化できません。
本来は、そこにマンパワーを集中させてやらなければといけません。

自分で出来る人を増やすために、
「片手ではけるパンツ」プロジェクトで不足するマンパワーの有効活用ができます。

課題の解決策

ヘルスケア事業で、排泄の問題を取り上げる人がいました。
現状のロボット化は「尿意の見張り」です。
例えばITに、「おしっこでます」と問いかけると、自動でおしっこができる!
なんてことにはならないと思います。
しかし、考えていなくてはいけません。そんな時代が来るかもしれません。

2025年問題は喫緊の課題になっています。
製品ができれば、すぐに採用する会社があります。
では、どんなものになるのだろうか?
漠然と頭の中には浮かぶのですが、実物を作っていませんから何とも言えません。

こんな形のものを作り、
これで介助者の負担軽減をしたい!というものがあれば示しますが、
残念なことに、その前の状況です。
自宅では、毎回自分で、片手で下して、片手ではいています。
しかし、私は健常者です。
動きの悪くなった片手ではありません。
いろいろな理由で動かなくなった手を想像しますが、想像できません。
麻痺は各人で違います。
全ての人が使えるものでなくて、2人でも使えれば良いと考えます。
違うタイプを作り、使える範囲を広げます。

そこで、この事業ではアイディアも募ります。


「片手ではけるパンツ」は使用者の尊厳を守ります。

出来るだけ自分で用を済ませたいと思うことは当然です。
パンツの中の話ですから・・・

出来ることは自分で行うこと。介護の世界では大切です。


何でもやってもらうのではなくて、出来ることは自分でやる。


プロジェクトをやろうと思った理由

「片手ではけるパンツ」は介助者に時間を与えます。

排泄介助は大切です。
特に、人手の不足している介護施設等々では解決しなくてはならない問題です。
自分で出来ることの範囲が増えれば人的な余裕が生まれます。


これまでの活動

「座の健康生活」を推進しています。
ヘルスケア事業を行うなかで施設からの意見を集約しています。
10年前に芽生えた「葦」に仲間が増えました。
10年の間に入院を2回経験しました。
私自身に現実味を帯びてきた「片手ではけるパンツ」
私が使えるように開発します。


資金の使い道

「片手ではけるパンツ」プロジェクト
デザイン費  150,000円
生地、縫製費 100,000円

Tシャツ等々リターン品
縫製費    90,000円
加工費    40,000円

CAMPFIRE経費
9%      40,950円
手数料5%  22,750円
税金      6,370円
経費合計   450,070円


リターンについて

どちらが先かというと、Tシャツ用の生地です。
洗濯耐性の優れた生地が出来たので、用途を探していました。
市販されている生地より少し厚い(60番単糸2本引き揃え)のですが、独自の仕上げでカバーします。

当社のオリジナルのニット生地で、張り感、落ち感があります。
10回洗濯して収縮縮率試験をしました。合格です。
さらに、タンブラー乾燥試験をしました。合格です。

施設などで使用する場合には、タンブラー乾燥機を使うので洗っても縮まない生地が必要です。


実施スケジュール

「片手ではけるパンツ」プロジェクト
5月中旬 本事業で使用する生地の製作 、寄せられた意見の集約
5月下旬 デザイン担当者と会議①➡ファーストサンプル試作➡試着試験
6月上旬 デザイン会議②➡セカンドサンプル試作➡試着試験
その後もこの工程を繰り返す
プロトタイプが出来たならば、試着人数を増やして試験

リターン事業

5月中旬 本事業で使用する生地の製作、他商品の部品調達
5月下旬 Tシャツなどの製作
6月上旬 リターン開始


最後に

新しくパンツを作るためには資金が必要となりますが、
それ以上、大切なことがもう一つあります。
アイディアのある支援者を集めることです。
私の発想だけでは不足します。

これに賛同する、あなたが葦になってください!
さまざまな視点からの情報が欲しいのです。
どうぞよろしくお願い致します。

有限会社小池経編染工所  小池 隆

創業は1904年。
染色を生業にしてきましたが、現在はヘルスケア事業を行っています。


※本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
 目標金額に満たない場合、リターンのお届けはございません。

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