はじめに・ご挨拶

こんにちは。教育ファシリテーターとして活動している武田緑です。
私は、小さな個人事務所である「Demo」の代表として、気のおけない尊敬する6人のメンバーとともに、教育関係者向きのスタディツアー「EDUTRIP」や、教育博覧会「エデュコレ」などの企画・イベントの実施、学校の先生たちをはじめ、教育関係者の皆さんへの研修や伴走サポートなどを行なっています。

本プロジェクト立ち上げの経緯

今回、コロナウィルスの感染拡大のあおりを受け、収益性の低い事業が多いDemoの中で貴重な収入源である「EDUTRIP」が中止となりました。
※EDUTRIPとは、教育関係者向けの海外教育視察ツアーです。 http://edu-trip.net/
 
この中止により、これまでにない大きな打撃を受けています。さらに、この状況がいつ収束するのかの見通しが立たない現状の中で、今後予定している夏(8月・9月)や秋(11月頃)にもツアーの催行にも不安を抱えています。
このままでは、最悪の場合、4月以降メンバーに給与や報酬を出すことができず、チームが解散となってしまい、事業がストップしてしまいます。その事態はどうしても避けたい・・・。その思いから、メンバーと共に、緊急でこのクラウドファンディングを立ち上げました。

一方で、予期せぬ事態とはいえ、「単に支援をお願いする(こちらが受け取るだけ)」というかたちは本意ではありません。Demoのメンバーで知恵を絞り、「これは、いいやん」と思っていただけるようなリターンをなるべく多くご用意させていただいたつもりです。

どうか、最後までお読みいただき、Demoのメンバーが、今後も一緒に仕事・活動を続けていけるよう、応援していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


これまでの活動

Demoでは、「教育から、社会を変える」ための取り組みとして、教職員の方や、教育関係者の方を主な対象として、多種多様な事業を行なっています。以下にご紹介させてください。


▼エデュコレ〜多様な教育の博覧会〜

公教育(公立学校・私立学校)、フリースクール、オルタナティブスクール、私塾、企業・NPOなど、多種多様な教育のカタチが一堂に会する教育の博覧会を開催。大阪から始まり、全国に展開しています。

▼EDUTRIP〜海外の教育に学ぶ旅〜

教育関係者の方向けに、国内外の教育現場を訪れる視察研修の旅を企画・コーディネートしています。実際に足を運び現地の空気に触れ情報を得たうえで、参加者同士の対話を通して学びを深めるプログラムです。


▼コミュニティスペースco-arcの運営

新大阪のほど近く、JR東淀川駅前に立地する3階建ての古民家をコミュニティスペースとして運営。
1Fは教育関係者はもちろん多様な人が集える場として、2・3Fは主に教育・子どもに関わる人たち向けのシェアハウスです。


▼その他、講演やワークショップや教育運動

私・武田緑は、教育ファシリテーターとして、民主的な学び・教育を日本中に広げることをミッションとして、現場の課題解決のための伴走サポート、教材やツールの開発・提案、キャンペーンづくりなどに取り組んでいます。
 
過去には、大阪市における「全国学力テスト結果を教員のボーナスに反映する方針」に反対する署名キャンペーンを行なったり、今回のコロナショックによる一斉休校についても、署名を立ち上げたり、居場所情報をまとめるなどの取り組みをしてきました。
 


実は、こういった「お金になりにくい活動」に力を一層入れていくために、つい先日活動を整理し、「今後は主要な収益事業としてEDUTRIPを位置付けて成長させ、その分政策提案のロビイングや、現場の教員やフリースクール等のスタッフの力量形成に関わる伴走支援、ここの現場に継続的に訪問しての改革サポートなどを心置きなくできるようにしよう」という結論を出したところでした。まさにそのタイミングでこのようなことになり、それもあいまって衝撃がひとしお・・・という状況です。
 

Demoメンバー1人ひとりの紹介と、メッセージ

Demoは、小さな事務所で、普段は武田緑の顔と名前以外はあまり表に出ることが少ないのですが、それぞれに魅力的で愛すべきメンバーが一緒に働いています。今回のクラウドファンディングを立ち上げたのは、このメンバーと一緒に働いていくことを手放したくないから、です。この機会に紹介させてください。

"行動力やスピード感はあれど、抜け漏れが多くて飽きっぽく、でこぼこの激しい私という人間を、Demoのメンバーが許して支えてくれてきた、この2年間。そのおかげで、本当にいきいきと動き回り、それまでと比べても、活動範囲を広げ、精度を高めてこれたと思います。私が社会に向けて発信できる、すべての活動の基盤であるこのチームが4月以降も存続できるよう、どうか力を貸してください。ーーー武田緑"

"社会の「こうあるべき」「ねばならない」という価値観でクタクタになっていたときに武田と出会い、一緒に働いてきました。一人ひとりの声と丁寧に向き合ってくれるDemoのみんなの存在と、活動を通して出会ったさまざまな繋がりがあってこその、今の自分です。これからもこのチームの活動を通して少しでも未来を明るくしていきたいです。応援よろしくお願いします! ーーーー中谷さつき"

"セクシュアリティに加えて、体も心も繊細で、コンディションが安定しないことで仕事には随分悩んできました。そんな自分も受けとめてくださり、「ここでなら働ける」「ここでの仕事はきっと世のためになる」と信じさせてくれたチームです。互いの弱さや違いを尊重し、生かして働けるDemoというチームは、一人ひとりが尊重される民主的な場のシンボルのようだと感じています。このチームでの取り組みを、もっと社会に送り出したい。お力添えをお願いします。ーーー吉川寛"

"この1年間、社会人1年目で右も左もわからない私を受け入れて、さまざまなことに挑戦させてくださったDemoのみなさんにとても感謝しています。仕事だけでなく、ごはんを一緒につくって食べたりする時間も大切に、フラットな関係性の中で、のびのびと働けるこのチームが大好きです!こんな私たちの活動を、ぜひ応援していただけると嬉しいです!ーーー山﨑萌果"

"「よし、大丈夫!」と安心できるのはいつもDemoメンバーがいろんな視点から肯定的に受けとめてくれるから。Demoに出会い、スタッフとして働く中で、人に優しく、自分に優しく、「そういうこともあるよ!」と考えられるようになったのは、子どもだけでなく、あらゆる人との関わり方に変化を与えてくれました。ひとりでも多くの方にDemoの活動が広がりますように。応援お願いします。ーーー向井真美"

" 一人ひとりが思いを持ち、さまざまな活動をしてきたDemo。このチームの一員となってから視野が広がると同時に、「自分は自分のままでいいんだ」と自信もつきました。安心できる環境があることが個人の/チームの力をのばすことになると体感しています。私は4月から教師に戻りますが、Demoとは今後もつながっていきたいです。ご支援よろしくお願いします!ーーー川上典子 " 
 

リターンについて


皆さんに喜んでもらえるものを・・・と、メンバーで知恵を絞って考えたリターンです。
メンバーの属人的なスキルや、Demoとしてできる「コト」、持っている「モノ」に加え、友人やなかまの協力も得て、多種多様なラインナップをご用意できたかと思います。
ぜひ、ご自身のお気持ちやニーズに合うものを、お選びいただければ幸いです。
 
※詳細はリターンの欄をご覧ください。

・ありがとうメール <2,000円>

・「ありがとうパーティ」参加権 <5,000円>

・「ありがとうBBQ会」参加権/ 限定30個 <10,000円>



・レンタルみどりさん <50,000円>
・オンラインサロン「みどりの頭の中」1年間加入権 <10,000円>
・レンタルヒロさん <30,000円>
・おさきが会計の相談に乗ります <10,000円>
・おさきがつくるトッポンチーノ <15,000円>
・レンタルまみちゃん <10,000円>
・もえかによる「Cafe Fika」@co-arc参加権(フィンランド留学体験談付き)<5,000円>
・のりちゃんpresents 与謝野町の夏野菜セット <5,000円>


・新大阪のコミュニティスペース利用チケット(1枠=3時間)×3枚(1年間有効) <20,000円>
・能勢の里山コミュニティハウス貸切利用チケット(1枠=8時間)×2枚(1年間有効)<20,000円>
・オンライン・エデュコレ|年度内フリーパス ※クラファンだとお得! <15,000円>
・オンライン・エデュコレ|3ヶ月お試しパス ※クラファン限定! <5,000円> 


・co-arcステッカー <3,000円>
・Global Teachers College レポートブック <5,000円>
 

・ゆめぴりか 2kg  <8,000円>
室井舞花著『恋の相手は女の子』(著者も参加するオンライン読書会参加権付き) <5,000円>
・書働家・薛 翔文があなたのために書いた「文字」を贈ります。 <7,000円>
・小野アンリさんの「性の多様性」講座&教育相談会 <5,000円>


目標金額と資金の使い道について

集まったお金は、以下のように使わせていただきます。
・今回のEDUTRIP中止に際して出た損害への補填:約70万円
・メンバーの実働にかかる人件費および報償費(7月いっぱいまで):約70万円
・リターンにかかる経費:約5万円
・決済手数料:7.5万円


最後に

今回のコロナショックで、経済的に厳しい状態になっているのはDemoだけではなく、同様の危機に多くの個人・団体が置かれていると思います。子どもの居場所を運営するNPOなどが、一斉休校に伴って、子どもの居場所や安心安全の確保のために動きまわり、寄付募集をなさっている中で、自団体の事業存続のためのクラウドファンディングをせねばならないことを、本当に心苦しく、悔しく思っています
このピンチを乗り切れたら、今回の反省を生かし、より持続可能で安定的な活動基盤づくりに真摯に取り組んでいきます。そして、その基盤の上で、教育にかかわる人たちの学びを支えることを通して、子どもたちがしあわせに育ち、自分の力を信頼して社会とつながっていける環境づくりに、これまで以上に力を注いでいきます。
 
どうか、私たちに力を貸してください。よろしくお願いいたします!


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
 目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

 
*写真撮影協力:
野元敦史さん : https://www.flickr.com/photos/nmphoto_jp/

  • 2020/04/16 11:27

    /クラウドファンディング無事に目標達成&終了しました!ご支援本当にありがとうございました!\ 本日深夜0時ちょうどに、#Demo存続SOSクラファン締め切りとなりました。 194名の方から、1,761,611円もの応援をいただきました。こちら以外にも直接振り込みで応援してくださった方も複数いら...

  • 2020/04/02 18:00

    /感謝の気持ちでいっぱいです。#Demo存続SOSクラファン 目標金額達成しました!https://camp-fire.jp/projects/view/247690\ たくさんの方にご支援をいただいているコロナの影響を乗り越えるためのクラウドファンディング、本日の時点で、目標であった150万...

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