はじめに・ご挨拶
はじめまして。GOTプロジェクトチームです。東大阪を中心としたモノづくりの工場連中で集まっています。普段は自動車部品、家電部品、鞄金具、建築資材といった工業製品を中心に生産。色んな技術は持っているグループです。
このプロジェクトで実現したいこと
『町工場が、自分達の手で完成製品をリリースしたい』
GOTの工場は普段は部品作り。自分達が作った商品が、一般消費者に使われる姿は、なかなか見かけません。OEMで完成品を作っても、他社ブランドで販売されるだけ。自分達の作ったモノで喜んでもらえる姿が見たい。それには完成品しかない! これが今回のスタートです。
プロジェクトをやろうと思った理由
東大阪の町工場で働いています。この地域は、小さな工場が集まり、それぞれ家族で働いたり、家族に毛が生えたような形で仕事をしたりしています。多種の専門工場があり、スキルは高いけれど、その技術しか出来ない人達です。
私は鋳造工場で働いています。溶かした金属を形にしています。基本は部品作り。どこで使われているか分からない製品がほとんどです。
何人かで集まってミーティングという名の飲み会をやりました。一般の人が欲しいと思う商品で、自分たちが作れるものが何かないかと。最近小さい財布が流行っている。自分達も欲しい。じゃあ、それ作ろうか。
予算も限られている中、早速、サンプルをいくつか入手。マネークリップ、ミニマムウォレット、機能性財布、色々なものをフリマや市販サイトで安く購入。あーだこーだと御託を並べ、結果、作れるよね、これ。
いくつかサンプルを作り、厳しい意見も頂戴し涙も流しました。めげずに頑張り、やっと買っても良い評価レベルで完成。次は売るぞ!!
リリースにあたって、クラウドファンディングを利用することにしました。実績のない製品はお店においてくれません。ただ、モノは良い! これは自信があります。普段OEMで作っているから分かります。オッサンたちの欲しい機能を盛り込んだ財布です。変なブランドよりしっかり出来ました。
これまでの活動
2019年8月17日
企画スタート
2019年9月
サンプル集めスタート、多数集めて様子見
2019年10月
どの機能を捨て、どの機能を残すか打合せ
2019年12月
初回サンプル製作、ひどい評価で泣く
2020年1月
2回目サンプル製作、形になってきたと少し良い評価
2020年2月初旬
3回目のサンプル製作、これなら買うとの意見が出始める
2020年2月下旬
利害関係のない人達に意見を募りはじめ、改善する
2020年3月
4回目のサンプル製作、これでリリースしよう!
資金の使い道
安定した量産に向けての資金にしたい。
1種類だけなく、次も作りたい、その試作費用に充てたい。
また、財布に限らず何か作る資金にしたい。
リターンについて
素材はヌメ革。丈夫で長いこと使える。その人の使い方で顔が変わる。高級品はヌメ革が多いから。
カードは8枚。免許証、保険証、通勤通学用カード、メインクレジットカード、サブでもう1枚。その他カードが3枚程度の見込み。
L字ラウンドは使い勝手を考えて。信頼と実績のYKK製。中身がポロンと出ない様に懐を深く。
試作は日本で作りましたが、販売価格を考えて、今回リリース予定分は中国縫製工場に依頼。仲間内の海外工場で、現地に実技指導にいったこともあります。普段から日本向けの製品を作っており、ブランド名は言えませんが、誰もが知っているメーカーのベルトや財布で実績あり。
中に入れてみました。一番大きいサイズの1万円30枚、コイン少々、カード類8枚。
容量を考えて蛇腹に。お札は30枚全て入って、まだ少し余裕がある感じ。カードは内側に2枚+2枚で計4枚。真ん中の小物入れはレシートや鍵などを入れるように。
外側にカードを4枚。写真に写っていないけれど、側面からも1枚入ります。
コインも投入。元々のサイズから膨らんだ感じは少なく、余裕のある状態。
寸法 105×95×20mm
材質 ヌメ革(本体部分)、樹脂(仕切部分他)、亜鉛合金(ファスナー部)
機能 カード入れ8枚、小銭入れ1ヵ所、L字ラウンドファスナー(YKK製)、小物ポケット
縫製 販売するものは中国縫製
備考 全て日本で検品してから出荷
当然ですが、きちんと梱包し、箱に詰めて発送します。
実施スケジュール
4月上旬 募集開始
5月下旬 締切
6月上旬 製作スタート
7月下旬 完成次第、随時発送スタート
最後に
写真も文章も、何もかも下手ですみません。ただ、モノを作ることはプロだと思っていますし、部品製作については、大手メーカーからも高い評価を受けています。
現状、自分達のやる仕事が形となって見えることがあまりに少なく、努力の結果が見えません。自分達でリリースできる製品を作り、日々の仕事に、これまでと違った遣り甲斐を持ちたい。
この財布は下手なブランド品より良いもので間違いありません。普段OEMで他ブランドを作っているので品質は理解しています。自己満足な刻印も入れません。応援よろしくお願いします。予算の都合上、All-or-Nothing にて挑戦します。
<All-or-Nothing方式の場合>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
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