人間の都合で放棄や殺処分されたりする猫達を1匹でも救いたい。私達NPO法人60家は、過酷な環境にいる猫達を保護し、素敵な里親さんの元へ送るため活動しています。そんな中で3匹の保護猫が致死率ほぼ100%のFIPを発症してしまいました。高額治療の3匹を救い、活動を継続していくためにご協力お願いします。

第1目標の80万円達成!!ネクストゴールは160万円!

第1目標の80万円達成することができました!!!

支援・拡散に協力いただいた皆さまのおかげです。

ご支援頂き本当にありがとうございます!!


ここからは第2目標の160万円を目指します!

投薬中の3匹の経過は順調で体重も増え、投薬量に変更がありました。

投薬量を変更した現段階での84日分の薬代は、


チビ 500mg→600mg 1050086円

ティー 450mg→500mg 799497円

もみじ 350mg 584707円

計2,434,290円!!


検査代

投薬期間中に5回の検査を実施します。

それに1匹80,850円の費用がかかります。

内訳は写真に書いています。3匹分で計242,550円。

※この明細にはFIP治療を終えた2匹の診察が混ざっているので、修正しております。

体調によって、追加でエコー検査やレントゲン検査が加わることもあります。


最低でも治療費は合計2,676840円かかります。


クラウドファンディングの手数料などもあるので、お薬代だけでもなんとか達成し無事に84日間投薬し続けてあげたいと思っています!


次の目標を達成するため…新たなるリターンもご用意しています!


引き続き応援をよろしくお願い致します!


はじめに・ご挨拶

100匹の多頭飼育されてる方が放棄され、劣悪環境から保護した2匹の猫ティーちゃんともみじちゃん。へその緒がついた状態で保護され、生死の境をさまよいながらも生還したチビちゃん。致死率100%の猫伝染性腹膜炎から救うため、新薬「MUTIAN」という薬を使った治療を受けさせてあげるためのプロジェクトです。

FIP(猫伝染性腹膜炎)を発症した保護猫3匹の治療費をご支援いただくために今回のプロジェクトを開始させていただきました。

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは致死率ほぼ100%の恐ろしい病気です。
この恐ろしい病気が、三匹、同時期にかかってしまいました。。。。

近年、海外ででは抗ウイルス薬で多くの猫が回復していますが、新薬代が非常に高額です。

新薬は「MUTIAN」というお薬です。

治療は新薬を84日間投薬します。

体重や状態によって投薬量は変わります。

現在の痩せてしまった体重でチビちゃんは1日9,944円、
ティーちゃんは1日8,950円、
もみじちゃんは1日約6,961円薬代がかかります。

順調に体重が増えれば全体でプラス30万~70万円かかります。

 皆様のご協力でチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんに新薬「MUTIAN」を投薬し、3匹の命を救っていただきたいです。チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんに生きる希望をお願いいたします。


このプロジェクトで実現したいこと

▲保護シェルター


保護猫チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんにFIPの新薬「MUTIAN」の治療をさせてあげたいです。

現在保護シェルターのFIPの隔離部屋には、チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんとは別に2匹の兄弟がいます。

それは2019年4月生まれの兄弟猫ハチくんとロクくんです。

同年9月にハチくんがFIPを発症し、この時に新薬「MUTIAN」を投薬しました。ハチくんは84日間の治療を終え、元気になったのです。

この新薬「MUTIAN」には、致死率ほぼ100%と言われているFIPに凄く効果があることを目の当たりにしました。

チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんにも新薬「MUTIAN」を使った治療をしてあげたいです。そしてチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんの命を繋ぎたいです。

どうかご協力よろしくお願いいたします。

この新薬「MUTIAN」はまだ日本で認可がされておらず、まだ浸透していません。

今は高額な治療で今後どの様になっていくのか分かりませんが、投薬の経過などもお困りの方に情報提供できればと思っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

過去に保護シェルターでFIPを発症した猫1匹にこの新薬「MUTIAN」治療をさせてあげることができました。

それは当団体を応援してくださる方々からのご支援で治療することができたのです。
SNSで募金を呼びかけると、有難いことに資金が集まりました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

正直私達だけでは高額な治療をしてあげることができませんでした。毎月シェルター(保護施設)の子達の医療費など維持費が、約40万円がかかっています。


新たにチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんがFIPを発症しましたが、何度も募金も呼びかけることも困難です。

だけれどもFIPにかかり弱っていくチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんを放ってはおけません。過去に新薬「MUTIAN」を使い、猫が元気に回復するところを目の当たりにしました。

絶対にチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんにもFIPに効果がある、新薬「MUTIAN」を投薬してあげたいです。諦めずにできることは全てやってみようと思い、今回初めてのクラウドファンディングに挑戦しようと思いました。


《猫の紹介》

チビくん

2019年7月にへその緒が付いた状態で保護。自力でミルクを飲むことができず、カテーテルを入れてミルクを与えていました。一時は危ない状態でいたが、一緒に保護した兄弟のパンダちゃんとすくすく育ち、里親さんが現れるのを待っていました。

しかし、2020年4月上旬から食欲不振とおしっこの色が黄色くなりました。すぐに病院で検尿と血液検査をしたところ、黄疸がでていました。

検査の数値からFIPの疑いがあると診断され、追加で検査をしました。

検査内容:外注の血液検査(α1ag)、FIP定性検査、レントゲン

4月17日に外注検査の結果が知らされ、チビちゃんもFIP定性検査の結果は陽性でした。


▲ティーちゃん

 ▲もみじちゃん

ティーちゃんともみじちゃん

2019年8月から、ある地域の多頭飼育崩壊の現場に入っています。そこでは猫が100匹まで増えてしまい、家の中はあちこちが糞尿まみれで世話が行き届いていない状態です。全頭に避妊去勢手術を施し、現場からレスキューしています。

ティーちゃんともみじちゃんは2019年10月に現場から保護しました。保護した時は体中ノミまみれの状態でした。体もやせ細っており、人からの愛情を受けていない2匹は、怖がって威嚇をしていました。時間をかけてお世話をし、2匹は家猫修行中でした。

しかし2020年3月上旬から食欲不振になり、あまり活動しなくなりました。
数日様子を見ましたが良くならず、FIPの疑いを持ち3月10日に病院へ向かいました。

検査内容:血液検査、外注の血液検査(α1ag)、FIP定性検査、エコー、レントゲン

3月17日に外注検査の結果が知らされ、2匹ともFIP定性検査の結果は陽性でした。
即ち、FIPであることが判明しました。


保護猫シェルターにはFIPの隔離部屋を設けています。

今回FIPが発症したチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんは、現在この部屋で新薬「MUTIAN」の治療を開始しています。



<検査結果>
▲チビちゃんの検査結果表

▲ティーちゃんの検査結果表

▲もみじちゃんの検査結果表

60家(ロワや)の紹介

兵庫県宝塚市にて猫シェルターを活動拠点として猫の保護活動、TNR(Trap/捕獲し,Neuter/不妊去勢手術を行い,Return/元の場所に戻す)、地域猫活動、啓発活動を夫婦でしている NPO 法人 動物愛護・福祉協会60家(ろわや)の木村です。
私達は一軒家を借り、「にゃんこの里60 家」という猫シェルターを拠点に「殺処分になる猫」たちの”命の瀬戶際”に手を差し伸べ続け、 シェルターを創立した 2018 年7月から 約120匹の猫を保護しました。 60家のシェルターでは、常時30~50頭の保護猫が暮らしています。
活動を始めたきっかけは、6年前にロワという子猫を保護したことでした。
この子を保護して幸せに生活していたのですが、ふと外に目を向けた時に今こうしている間にも殺処分されている猫がいると知りました。
それを知ってからは夜も眠れなくなりました。自分でできることをしようと決め、夫婦で保護活動を始めることにしました。
60家の60はロワを当て字にしました。この活動を始めることになった大切な初めての保護猫です。60の0は輪をイメージして手を取り合おうというメッセージを込めています。ロワは家族。猫はみんな家族なんだという思いから60に家を付けて60家になりました。
私達は家族を助けるために活動を続けています。
活動を始めた当初はとにかく猫のために必死に動いていましたが、活動を続けていくにつれ問題の根本が見えてきました。
それは人の”心の闇”や”社会からの断絶”、“無知”が問題であることが分かりました。これらは猫に対する問題だけではなく、世の中全ての問題の源だと思います。
多頭飼育崩壊、猫による近隣のトラブル、猫の遺棄、動物虐待はこれらが原因です。また知らないうちに殺処分数を減らすことを妨げる行為をしていることもあります。
動物愛護活動を通して人の繋がりを生み、地域を活性化させることで問題解決に繋がると確信しています。
ガンディーの有名な名言にこんな言葉があります。 「国の偉大さと道徳的発展は、その国における動物の扱い方でわかる」
人と人、人と動物が手を取り合って共生できる優しい社会。それこそが幸せで豊かな世界を作ることができます。

動物愛護・福祉協会 60 家 代表 木村 遼 麻衣


資金の使い道

薬代・検査代
手数料・広告費
クラウドファンディング手数料


60家の活動

▲シェルター見学会

▲毎月の譲渡会

▲啓発活動

▲乳飲み子の保護

▲保護猫達のお世話

▲ある地域の避妊去勢一斉手術

▲地域猫活動

 ▲TNR活動


最後に

チビちゃんは外で生まれて間もなく、へその緒がついた状態で保護しました。
自力ではミルクを飲むことができず生死の境をさまよいましたが、なんとか持ち堪えここまで大きく成長してくれました。


一度は仲良しの兄弟猫と一緒にトライアル(譲渡前のお試し期間)へ行きましたが、里親様のご都合で戻って来ました。

辛い経験をしましたが、チビちゃんは兄弟猫と仲良く過ごしていました。

とても人懐こく穏やかな性格で、初めて会った人にも心を開いてくれる優しい性格です。

もう少しで幸せを掴むことができるだろうと思っていたところ、FIPを発症してしまいました。


ティーちゃんともみじちゃんは、約100匹の多頭飼育崩壊という過酷な環境から保護した2匹です。


多頭飼育崩壊とは、飼い主が猫に避妊去勢をしなかったため、爆発的に繁殖して人と猫の生活や環境が崩壊することです。


2匹はこの現場で妊娠しており、これ以上不幸な命が増えないため、可哀想ではありますが先行して2019年10月末に保護し、堕胎をしました。


手術も無事終わり、術後は保護シェルターでの生活が始まりました。
2匹とも人にはあまり慣れていません。怖がりな性格ですが、攻撃もしない優しい性格をしています。

産まれてきて劣悪な環境で育ち、まだ家庭の温かみを知らない子達です。

FIPは致死率ほぼ100%と言われている病気です。
やっと劣悪な環境から抜け出すことができた3匹を、このまま死なせたくないです。
FIPの治療を受けて体調が回復し、この子達にも飼い猫として幸せな猫生を送ってもらいたいです。

現在、新型コロナの影響で日本の安全と経済は危機的状況です。私達も夫婦で仕事をしていますが、かなりダメージを受けています。そんな中、チビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんの3匹がFIPを発症してしまいました。このような状況で心苦しいですが、プロジェクトを成功し、3匹にFIPの治療をさせてあげたいです。

皆様、どうかチビちゃん、ティーちゃん、もみじちゃんの治療費にご協力お願いいたします。


お問い合わせ先

特定非営利活動法人 動物愛護・福祉協会 60 家

Email:cat.60ya@gmail.com


  • 2020/10/16 11:54

    こんにちは!60家の木村です。昨日のプロジェクトの収支に病院の費用が含まれていませんでした。検査と診察代の合計329,350円。1,994,815 円(MUTIAN費用)+329,350円(病院費用) =2,324,165円合計2,324,165円 でした。リターンのシェルター見学に数名の方が...

  • 2020/10/15 19:13

    こんばんは!60家の木村です!FIP遺伝子検査の結果がでました!結果は。。。陽性→陰性に全員変わっていました!!!5匹FIPを発症しましたが、全員陰性になり元気になることができました。皆さまのご支援のおかげで、この子たちの命を救うことができました。本当にありがとうございます。今はとても元気で病...

  • 2020/08/26 19:57

    ティーちゃん、チビ、もみじちゃん3匹の投薬が終了し、再発をしないか経過をみていました。経過観察期間も終わったので、最終の検査に行ってきました!もう少し早く行きたかったのですが、もみじちゃんがロクとケンカして足を少し怪我をし腫れてしまいました。検査結果に影響するので、しっかり治ってからの検査にな...

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