ご挨拶

皆さま、お疲れ様でございます。
新宿ゴールデン街あかるい花園5番街のバー、Sea&Sunと申します。

当店は、今年で創業19周年を迎える8席の小さなBARです。
漫画家のドルショック竹下がキャプテンを務め、曜日担当のスタッフもそれぞれライター、デザイナー、映画監督を兼業。他にはない魅力と才能に溢れたキャラクターの面々が、沢山のお客さまの心の拠り所となってくれています。

また、毎月恒例になっておりますアーティストによる紙芝居、スタッフの創作活動の応援、ライブハウスでのイベント出演・主催など東京のポップカルチャーを微力ながら支えてきた自負がございます。
ゴールデン街のイベント等にも積極的に参加し、地域ごと盛り上げるお手伝いもさせて頂いております。

クラウドファンディングに至るまでの経緯 

新型コロナウィルスの流行により3月初旬から徐々に集客が困難となり、加えて感染拡大の防止に取り組むべく3月27日より休業しております。感染者が増え続けるこの状況では4月以降も引き続き休業せざるを得ず、営業再開のめどは立ちません。このままでは店の存続が危ういのはもちろんのこと、スタッフたちや、パフォーマンスを提供してくれていたアーティストの生計の途も断たれてしまいます。


資金の使い道

休業中の店舗の固定費(家賃、水光熱費等)、営業再開のための準備金に充てさせていただきます。


リターンについて

ご支援いただいた皆さまに、以下のリターンをご用意させていただきました。

☆2000円
2ドリンクチケット(チャージ800円+お好きなドリンク600円〜を2杯)

☆5000円
スパークリングで乾杯チケット(チャージ+スパークリングフルボトル+お好きなドリンク1杯)

☆10000円
モエで乾杯チケット(チャージ+モエ白フルボトル+お好きなドリンク1杯)

☆30000円
半年間チャージ+1ドリンク無料

☆50000円
1年間チャージ+1ドリンク無料

「お得に飲み代を先払いできるチケット」と考えて頂いて差し支えありません。週2~3で通ってくださる常連さんにおかれましてはチャージ無料パスは相当にお得ではないでしょうか。

また、設定額以上にご支援くださる【上乗せ支援】も大歓迎です。大歓迎ですよ?


実施スケジュール

このプロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、リターンをお届けします。
支援金募集終了(5/7 23:59:59)以降、チケットを順次送付させていただきます。

新型コロナウイルスの流行が収束し、営業再開と共にリターン実施させていただきます(こればかりは時期未定となりますが、ご容赦ください)。


応援コメント(五十音順)

「Sea&Sunに伺うたびに『居心地のいいお店だな〜』と感じます。普段大人として生活してると、『ああしなきゃいけない』『こうしなきゃいけない』『これはこういうもんだ』『これが常識だ』って圧力がきついときもありますが、Sea&Sunはそんな世間のつまらない押し付けから逃れて好きに遊べる公園みたいです。一人で砂遊びしてもいいし、お友達とおままごとしてもいい。たまに紙芝居もあり。ブランコは、待ってる子がいたら交代。

 こんな場があることで、私はとても救われています。ドルさん・永田王さんたちスタッフの皆様、そしてお客様から物凄く力をいただいてます。時々忘れてしまうけど、私たちは自由なんだよなって思い出します。

 大事な場所が残るよう、そして続いていくよう、心から願っています。」
飯田華子(紙芝居作家、イラストレーター)


「シーサンには、バカバカしいまでの自由がある。くだらなく在ることの自由がある。そして、そもそもバカバカしさやくだらなさを抜きにした自由などあり得ないのだから、その意味においてシーサンは精神を牢獄から解き放つ(ディルドー型の)カギなのである。『自由を我等に! À nous la liberté!』(なおこの仏文の最初の二語は間違っても『アヌス』とは読まないので念の為)」
高橋ヨシキ(アートディレクター、映画評論家)


「もしsea&sunが閉店したら、私が別のやっかいな病気をばら撒くからな!!!!!」
永田王(Sea&Sunスタッフ)


「ゴールデン街で最も下品な店に、つぶれてもらっては困る!」
二村ヒトシ(AV監督)


「ドルショック竹下から連絡があった、応援文を書いてくれと。
ほんとにうれしいのか悲しいのか気持ちが整理ができません。
だっていくら惚れた女から助けてくれと頼まれても、こんなシャンソン歌手(世間で一番信用のない職業)で甲斐性もなく、ろくでなしで、アナルファッカーの俺なんかに言うわけ?頼むなら私じゃないでしょ?私の好きな女たちの店が、助けてくれと言っている!理屈じゃない!
屁の足しにもならない人間の、ケツ穴についた紙みたいな応援文ですが、頼む!Sea&Sunを助けてください!」

蜂鳥スグル(シャンソン歌手)


「霊山だよ、SEA&SUNは。カウンターの内と外、両方に神々が集う飲み屋なんてなかなかないよ。そこに俺たちみたいな凡夫だってまじることできるんだから、すごいじゃないか。さあ、みんな、喜捨しようぜ。自分たちの魂がさまよわないように」
古澤健(映画監督)


「Sea&Sunはぼくが出入りしている店の中でも指折りの無駄な店であり、そこではいつも不要不急な会話がかわされ、無駄な酒が飲まれている。昨今、不要不急な存在には風当たりが強い。だが、違うのだ。世界には不要不急なものが必要だ。不要不急なものだけが、世界に生きる意味を与えてくれる。」
柳下毅一郎(特殊翻訳家、映画評論家)


「下戸の私が立ち寄る数少ない酒場、 漫画家仲間のドルショック竹下さんがキャプテンを務める 新宿ゴールデン街のSea&Sunがコロナ禍により危機と聞き、 ちょっと待って、それは困るよ! いつ覗いてもいい大人たちが小学生のようなシモネタで笑っている店。 ここで見聞したことにマンガのインスピレーションをどれだけもらったことでしょうか。 この稀有な場所が失われるのはいかにも惜しい! 日常が戻ったときにここがなくなっていたらその喪失感は如何ばかりかと思い、 わたくしも非力ながらシー・サンの役に立ちたい!と賛同いたしました。 シー・サンを知る皆様もどうかご賛同ください。お願いいたします。 私たちの居心地のいい居場所を守りましょう。」 
山田参助(漫画家)


最後に、店主より

店主・ドルショック竹下

世界中でたくさんの人が苦しみ悩んでいる時に、このようなお願いをするのはどうなんだろう…正直、いまも自分への問いは尽きません。しかし、半年後、1年後、5年後…人々がウイルスの恐怖を克服したその時、いよいよ生活に楽しみを取り戻そうとした時に、それを提供できる人間や場がなくなってしまっている――そんな事態だけは避けたいのです。

Sea&Sunにはさまざまな業界の作り手がお客さまとしていらっしゃいます。映画、映像、音楽、演劇そして出版…店でグラスを傾けながらのムダ話与太話から、何かアイデアが生まれることもありますし、別のお客さまから「見たよ」と言われて自身の思わぬ影響力に気づき、自信をもって新しい作品に取り組むということもあります。そしてその作品が、世界のどこかで誰かの生きる支えになることだってあります。

いま、遊びに出かけられずにストレスを抱えている方も多いと思います(自分の楽しみのためにお金を使えないしんどさは、自分の出産・育児で痛感いたしました)。どうか皆さま、このプロジェクトに支援することを近い将来、ふたたび街へ遊びに出る日のための投資として、お考えいただけないでしょうか。

いつか皆さんが笑って「バーカ!」とツッコミを入れてくれる日のために、尽力いたします。

ドルショック竹下(Sea&Sunキャプテン)

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