はじめに・ご挨拶

皆さんこんにちは。世界に発信する為の新しいの日本酒【Q】の開発担当の濱田と申します。この度は日本酒【Q】を国内をはじめ、海外に販売する為の先行販売支援として皆様にご支援頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

開発担当:濱田


商品・お店が作られた背景

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本酒はワインと同じくらい手間ひまかけて造られています。最近でこそ日本酒ブームなどで若い層の方にも飲まれるようになり有名になってきており、海外でも評価が高くなったとはいえワインに比べるとまだまだ価値に見合った価格や評価がされていないというのが実情です。

日本酒は使っている原材料はお米と米麹だけという無添加無着色でとても安全性の高いものですし、製造工程も繊細で手間のかかるものであるにも関わらず、その価値はまだまだ認知されておらず昔ながらの庶民に優しい価格で販売されています。誰でもとても安く買える日本人に優しいお酒が日本酒でした。本来のその価値や安全性などでもっと価格が高くてもいいと思いますし、ワインの産地のように特色や味も豊かなバリエーションがあります。

しかしながら日本酒の製造はほぼ日本国内で行われています。海外への輸出も増加している一方で1ヶ月に3蔵というペースで廃業しているというのも事実です。
せっかく海外でも飲まれはじめているの輸出されている銘柄はまだまだ限られてものばかりです。
そんな海外の方にもっと知ってもらいたい、もっと飲んで欲しいという想いで今回のプロジェクトは始まりました。
当初、日本酒を一から作る技術も設備も持ち合わせていない我々はどこかの蔵に製造を委託し一緒に作り上げてくれるパートナーを探していました。新潟や秋田や岩手など有名な蔵どころや大手の酒造メーカーというのも考えましたが、スピード感を持って柔軟にこちらの要望やご協力が得られるところを探すのにとても苦労しました。しかもやはり味が一番大切なので、飲んでみて美味しいと思える蔵でないと一緒にやっていくというモチベーションに繋がらないと考えました。試行錯誤をしている中でいくつかの蔵に絞り話をさせていただくこととなりました。

そんな中で今回佐賀県の酒蔵さんを選んだのは佐賀県のお酒は芳醇甘口に代名されるほど香り豊かで深い味わいのあるのが特徴。そこから甘みを少しだけ抑えどんなシチュエーションでも飲みやすくする為に味わいを調節していただきました。そんな食前にも食事中でも晩酌でも合わせやすい香り豊かなフルーティーな日本酒がQという商品になります。

仕込み風景

今回、この商品を共同開発していただいたのは日本酒造り300年以上の歴史を持つ光武酒造場さん。国内はもとより海外でのコンペティションで多くの受賞をされている日本酒が作られている蔵と同じ蔵で作っていただいておりますので杜氏や蔵人さん達は超一流。そんな受賞歴の多い伝統ある酒蔵さんであるにも関わらず今回のプロジェクトのご相談をしたところ快くご協力いただき社長、専務をはじめ多くの関係者の皆様に助けていただきアイディアも生かしつつこのQの完成が見えてきました。

このQのもう一つの特徴が冷酒で美味しいのはもちろんなのですが、飲み始める時に出したボトルを是非そのまま常温でゆっくりとあたためて2杯目を楽しんでいただきたいと思っています。徐々にあたたまる中でまるで花開いたような香りが強くなり旨口の味わいが口いっぱいに広がります。そんな変化を楽しむというところも是非試していただきたい飲み方です。

加えて、日本酒を選んで飲むきっかけとしては、知り合いに勧められてとか、何かで聞いてとか、お店の人に勧められてという場合多いと思います。日本酒は飲んでみたいし流行っているけど、でも何を選んでいいかわからないしどんな味わいなのか想像がつかないからやっぱり誰かに相談したい。

しかしながら、おすすめする人によって表現や話し方は様々なのと、現在無数にある日本酒のラベルについてラベルデザインだけを見て買うのは稀だと考えており、それであればラベルにQRコードを貼りそのQRコードを読み取ると日本酒の説明やお酒作りのこだわりが伝わり味が想像できるような動画が流れることで誰にも勧められなくてもそのお酒を知ることができ、飲むきっかけにもなると考えました。

商品イメージサンプル


私たちの商品・お店のこだわり

日本酒の表ラベルにはQRコードとお酒の名前である【Q】のみのデザインです。
おそらくQRコードだけというラベルは調べた限り日本酒では初めての試みであると思いますのでQRコードの飛び先である動画はこだわりぬいて作るつもりです。

日本酒を手間暇かけて作る工程、環境、味の表現、加えて、スマホなどの端末の言語設定に応じて10カ国語に対応した動画を作成し、QRコードをかざすと自動的に言語を識別して動画を再生します。

この商品は今では少なくなっている昔ながらの手造り製法にこだわった商品です。
杜氏にインタビューして伺ったのですがお米を洗うところの水の調整からこだわりが始まり、最後の出荷のタイミングまで全て手造りで優しく作られています。

大量生産するのは簡単ですが、せっかく海外に持っていく日本酒なら伝統的な手造りでお願いしたいとお願いをして実現しました。

仕込水は地元多良岳できれいに濾過された伏流水を井戸から組み上げて使っています。この伏流水は軟水なので口当たりなめらかで、ミネラル、カルシウムも強くなくゆるやかに発酵が進む為、なめらかな仕上げりとなり女酒とも表現されます。今回日本酒の種別としては麹米、掛米共に最適となるように計算して磨いたお米を使っていただいていますので純米大吟醸表記をするかどうか迷いましたが、最終的に純米大吟醸だからという理由だけで選んで欲しくないという思いがあり、あえて記載しないことにしました。味わいでその旨味を感じて欲しいからです。

酵母には同じ九州熊本発祥の901号酵母と9号酵母を親に持つ1801号酵母を使っています。近年多くの日本酒コンペティションで金賞や大賞を受賞しているお酒でよく使われている1801号酵母は酸味を少なく香り高さを出すために、901号酵母は低温での発酵に強いため、ゆっくりと低温で発酵させる手造りに最適な酵母と言えます。お酒の発酵は徐々に酒母と言われるお酒の素となる液体の温度を上げてしまうので、温度が急激に上昇して急激に発酵が進まないように、手作業で温度管理を行い氷の入ったバケツのような管を酒母に入れ温度を下げます。日本酒は低温で徐々に発酵させることで雑味にない仕上がりになります。時間も手間もかかる低温熟成ですが香り高い仕上がりには欠かせない作業になります。

温度管理麹米には上質な山田錦を100%、掛米には地元佐賀県産のものを100%選りすぐり使ってもらっています。麹米の作り方は突きはぜ麹という麹菌がお米の奥深くまできちんと浸透して味わい深く旨味に直接繋がり香り豊かになる伝統的な方法を使用し、仕込みは雑味の出ないようゆっくりと発酵が進むように3段仕込みとしていただき仕上がりのタイミングについても毎日、毎日きちんと仕上がりを確認し杜氏の経験とデータの数値を組み合わせて最適となるように計算されております。このような日々の地道な作業の結晶が手造り作業が機械だけで大量生産されたものとは異なり、香り豊かで奥行きのある後味も良い旨い日本酒が仕上がるという結果につながっているのだと思います。

品質検査


また、今回の日本酒のブランド名【Q】の名前の由来ですが3つのQの意味を込めています。

【Q】QRコードで全てを伝えたいという意味合いでのQ。
【Q】Quality 品質、味で勝負する。お酒の種別や先入観で選んでもらうのではなく味わいそのもので選んでいただきたい。という想い。
【Q】Q州(九州)でと取れたお米を九州の酒蔵で九州の蔵人が仕上げるというオール九州、オール佐賀という商品で日本の九州地方をもっと世界へ知ってもらいたいという想い。

以上の3つの想いを総称してこの日本酒Qを世界に発信していきたいと思っております。

今回、映像をお願いしようと思っている方も国内はもとより海外でもとても有名なCMやアーティストのPVを手掛けている方で、このプロジェクトのお話をした際にも親身になって話を聞いていただき日本文化をもっと海外に広めて行く為ということで、撮影協力を受けていただけることになっています。
なんども日本酒のお話をしたり、蔵の歴史や使われている材料や見せ方など幾度も打ち合わせをして良いものができるようにとアドバイスをいただいているところです。今回のラベルはQRコードのみという強みでもあり全集中のその一点が読み込まれる動画となりますのでここでこの日本酒の成功が決まると言っても過言ではないと思っています。


試作試飲会の様子

試飲会は佐賀では有名な”喰道 こが”さんにて地元のお客様をお招きし、佐賀県の有明海の海の幸などと一緒に日本酒ペアリングを試していただきました。
お刺身などの淡白なものや、煮付けなどとも相性がいいとありがたいコメントもいただけ安心いたしました。何本かお持ちした試作のボトルもすぐになくなり嬉しい限りでした。
皆様からは冷酒もいいけど、少しおいてから香り立つと当初の我々のイメージと同じような印象を持っていただきこちらも安心しました。

サンプルボトルの写真やQRコードの読み込みも問題なさそうでとても楽しい会となりました。

中でもいくつかとても相性のよかったお料理もご紹介します。
日本酒Qのお供のご参考としていただければと思います。

有明近海のお刺身有明海のお刺身

あん肝の大根煮付け


ハシクイの姿造り

写真撮影風景

ペアリングお楽しみ中


【リターンのご紹介】

日本酒 Q

今回作成予定の日本酒Qを先行してご提供させていただく予定です。

【日本酒Q 四号瓶】(720ml)販売標準小売価格:2,860円
【日本酒Q 一升瓶】(1,800ml)販売標準小売価格:5,720円

【クラウドファンディング限定 日本酒Q 限定雫絞り 四合瓶】(720ml)販売標準小売価格:3,850円
新酒の季節限定で絞る際に圧をかけずに自然に袋吊りしてやさしい雫を集めた希少な限定品。
圧をかけない分、雑味もさらに少なく透明感のある味わいが広がります。
私も一度だけ飲みましたがさらにまろやかさの増したフレッシュさを感じることができました。

【クラウドファンディング限定 酒造り体験】
佐賀県の蔵元にて実際に酒造りの工程体験していただきます。
通常は観光蔵ではないので酵母や麹をみることができないのですが今回に限りお許しいただき
酒造りを体験させていただけることとなりました。貴重な体験を通じて普段飲んでいる日本酒がどのような工程でできているのか知ることでさらに美味しく味わうことができると思います。

【クラウドファンディング限定 映像のエンドロールに会社名もしくは個人名を記載】
酒造りの動画のエンドロールのに協賛者として会社名もしくは個人名を追加させていただきます。

【クラウドファンディング限定 次回映像出演権】
次回作成予定の映像にご出演いただき
どのような形でご出演いただくかは別途ご相談にて決めさせていただきます。
ご意向などがありましたらできる限り柔軟に対応させていただきます。


リターンは以下の通りご提供させていただきます。

ご支援 3,000円プラン 
日本酒【Q】四号瓶1本+サンクスメール


ご支援 5,000円プラン  
日本酒【Q】四号瓶(限定雫絞り)1本 +サンクスメール
限定酒の為、先着50本まで。(送付時期は2021年1月、2月頃になります)


ご支援 10,000円プラン 
日本酒【Q】四号瓶3本+サンクスメール

ご支援 20,000円プラン 
日本酒【Q】一升瓶3本セット + お礼メール


ご支援 50,000円プラン 
日本酒【Q】一升瓶6本セット + お礼メール


ご支援 100,000円プラン 日本酒【Q】一升瓶6本セット + 次回映像のエンドロールに社名or個人名を記載 


ご支援 100,000円プラン  (10名限定)
日本酒【Q】一升瓶6本セット + グラウドファンディング限定酒造り体験(2021年3月頃) +  限定雫絞り四合瓶 1本 (送付時期は2021年1月、2月頃になります) 


ご支援 300,000円プラン  【先着3名まで】
日本酒【Q】四号瓶6本セット+日本酒【Q】一升瓶6本セット+次回映像出演権(詳細未定)+サンクスメール


プロジェクトで実現したいこと

今回のプロジェクトを実施することで、佐賀県の日本酒を国内、海外に広め、さらには世界での日本酒の価値を高めたいと考えております。

佐賀県 有明海からの朝日


資金の使い道・スケジュール

皆さんに支援頂いた資金はプロモーション動画の撮影、編集、ラベルの作成、販路開拓の一部に当てさせて頂こうと考えております。

販売時期は7月頃を予定しております。【販売時期については変更する場合がございます。】


最後に

日本の酒造りの技術と味わいをもっと広げる為にこの佐賀県から日本酒文化、日本酒ブランドの躍進を推し進めワインのようにいつでもどこでも広く世界中で気軽に飲めるように、まずは認知度を上げ安全性と美味しさを動画というわかりやすい形で伝えたちと考えています。今までにない試みで試行錯誤する日々ですがせっかく日本人に生まれたので日本人の魂とも言える、この日本酒文化を広めるべく邁進いたします。日本酒全体の価値を高め、更には日本の古き良き伝統を守る為に皆さんのご支援を何卒よろしくお願いします。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

販売免許番号:武雄-1133-1-58

  • 2024/01/14 10:44

    皆さん改めまして明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い致します。大変ご無沙汰になる活動報告となりますが、皆さんが当時ご支援頂きました光武酒造場さんとスタートしたお酒プロジェクト SAKE Qに関しましてその後も順調に進行させて頂いておりまして現在国内6蔵の酒蔵さんと組ませて頂...

  • 2021/02/28 18:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2020/08/28 10:54

    ご連絡が遅くなり申し訳ありませんでしたがご支援いただいた皆様へようやく出荷の準備が整いました。本日より順次発送して参りますので、よろしくお願いいたします。雫絞りについては予定通り来年2月頃をめどに出荷できるようにご準備いたします。それでは到着まで今しばらくお待ちください。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください