たくさんのご支援を頂き、誠にありがとうございます!!
あと少しの期間ですが、目標額の1000%を目指します!!


▼5/21追記 追加リターンをご用意いたしました!

パゴンが所有する和柄からお好きな柄を選んで、
ご本人さまが配色し、染料を作り、貸切りの工場で染めて頂くプランです!!

配色打ち合わせ1日・染め工程1日の2日間になります。

ご希望の日程をご相談ください。(日曜日も可!!)


スタッフと職人が優しく、時には厳しく友禅染めを伝授します!!

染めた生地はアロハシャツ2枚に仕立ててお届けします。

普段は行っていないCAMPFIRE限定のスペシャルプランです。


全力でパゴンを応援!!
パゴンもあなたのアロハシャツ作りを全力でサポートします!
型作りは非常に難しいので、お持ちのデザインを元に企画スタッフと共に調整を行います。
15版まで(15色)製作可能です。
出来上がったあなたのデザインを元に、伝統工芸士が型を彫ります!!

型が出来上がると配色を行います。

色見本を確認して頂き、OKであれば、希望日をご相談させて頂き貸切の工場で染めて頂きます!
スタッフと職人が優しく、時には厳しく友禅染めを伝授します!!
染めた生地でアロハシャツ3枚を仕立ててお届けします。
製作の開始から、アロハシャツが出来上がるまで10か月から12か月ほどかかります。

普段は行っていないCAMPFIRE限定のスペシャルプランです。
※デザインは本人さまが著作権を有するものに限る



プロジェクト達成のご報告!!

プロジェクト開始からわずか5日間で目標金額に到達しました!
たくさんのご支援と応援のメッセージ、誠にありがとうございます!!
ご購入頂いたリターンのお品は現在制作中であります。できる限り早くお届けできるように努めてまいります。到着までしばらくお待ちくださいませ。

目標達成を記念して、人気のシルクスカーフを少し得なお値段で掲載させて頂きます。
京友禅の技法でシルクに染めた肌触りの良いスカーフです。年中お使いいただけます。

引き続きプロジェクト終了までどうぞよろしくお願いいたします。


はじめのご挨拶!

 私たち亀田富染工場 / パゴンは代々受け継いだ京友禅の技法を使い、アロハシャツを製造販売しています!
着物の柄が大好きで、友禅染が大好きな仲間が集まり、いつもどうしたら喜んでもらえるアロハシャツが作れるか!? その一心で染めと向き合ってきました。

直営店は京都に3店舗と成田空港内にお店がございます。しかし、昨今のコロナウイルスの影響によりほとんどの店舗が休業を余儀なくされしまいました。

しかし私たちのアロハシャツへの思いは変わりません!これからも染めの技術を磨き、新しい図案を製作し、お客様に喜んでもらえるアロハシャツを作り、アッと驚いてもらえるようなアロハ作りにも挑戦していきたいと思っています!

CAMPFIREのクラウドファンディングを通して、まだ私たちのことを知らないアロハファンや染め物が大好きな方達と出会えることを願っております!『これからも友禅染めを続けたい!!』『多くの人に友禅染めを知ってもらいたい!!』そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げさせていただきました!


 パゴンとは!?

 亀田富染工場は1919年に創業し、代々、友禅染めの技法を用いて京都で着物を染めてきました。多い時には100人以上もの職人が染めに従事し、着物を作ってきました。しかし昭和後期以降、着物の需要が急激に減少するにつれて業務縮小を余儀なくされ、職人はわずか5人に減少し、主に大手アパレルの染色加工業を行っていました。
それでもなんとか着物の図案と友禅染めの美しさをもう一度世の中の人に知ってもらいたいと、試行錯誤を繰り返し、アロハシャツの起原がハワイへ移り住んだ日系人が持ち込んだ着物にあることを知りました。

染め工場の蔵には、京友禅の図案が、5〜6千点残されていました。早速これらの蔵に眠る図案を持ち出して、生地を染めて、アロハシャツに仕立てたところ、とても評判がよかったので、試作を繰り返し商品としての改良を加えていきました。

そして翌年、ブランド名を【Pagong】とし、販売をはじめました。
Pagong (パゴン)とはタガログ語できれいな海だけに住み、幸せを運ぶと伝えられている海亀を意味します。「亀」は亀田富染工場という名にも縁があります。

18年あまりが経った今も、様々な方々に支えられ、令和1年に創業100年、ブランド開始15周年を迎えることができました。アロハシャツは評判を呼び、本場ハワイにもお客様がいてくださるようになりました。

パゴンのアロハシャツって!?


京友禅アロハシャツは、亀と波の模様の入ったオリジナルのシルク100%生地に染めています。

 



着物の柄にはそれぞれ意味があり、
こちらの柄は【松鶴に菊模様】という柄で、
昭和の初め頃の留袖を復刻した柄です。松と鶴が組み合わされた柄は松鶴文様とよばれ、夫婦の長春・不老への願いが込められています。 更に、新春の瑞兆花である水仙や縁起物の十両 (藪柑子)や長寿を寿ぐ菊の花が華やかにあしらわれ、夫婦の新しい門出が素晴らしいものになりますようにとの願いが込められています。


世界に誇る日本人アーティスト・葛飾北斎の神奈川沖浪裏の大波をアレンジして友禅染めで復刻しました。波の力強さ、永続性にフォーカスして波がミニマルで繋がるように型を製作しました。

青のコントラストと鮮やかさがとても綺麗な一枚に仕上がりました。


京都の錦に生まれた伊藤若冲の作品を復刻しました。


一昨年、ジョープライス氏より日本に里帰りを果たした、「鳥獣花木図屏風」という柄です。

白象をはじめとした愛らしい動物たちが「桝目描き」と呼ばれる特殊な描法で描かれるこの柄は若冲の独創性が感じられる作品として注目を集めています。桝目描きと呼ばれる、タイルのような表現技法は友禅染めでは抜染技術を使うことで表現しました。型枚数23枚に及ぶ大作になりました。23色の染料を使い染めています。

出光美術館さまより許可を得て、頂いた高解像度の写真を元に型を作成しました。


スタッフでシルクアロハを着比べてみました!!


男女ペアでお出かけにもおすすめ!!


夏はずっとアロハを着たい!

シルクだと手入れが大変かも、という方には東レの綿100%素材を上回る吸水性を有する快適素材「セオ・アルファ」を使って仕立てたポリエステル100%のアロハシャツがおすすめ。
サラサラとしたドライ感で清涼感のある着心地のアロハシャツで、お手入れも簡単です。


【鯉】
鯉は川魚の長として、また「鯉の滝のぼり」の故事から立身出世を意味する吉祥柄とされています。黄河上流の龍門という急流難所を鯉が登り切れば龍になるという説話から「登龍門」という言葉が生まれたと言われています。日本では鯉は出世魚として好まれ端午の節句に男児が立派に成長するように願う鯉のぼりが立てられます。この柄はその鯉を丸紋のように図案化し、モダンさを出した柄になっています。

【桜ぼかし】人気リターンにつき、追加生産が決まりました!!




日本的な風物を取り合わせて、デザインの美しさに重点が置かれているこの柄は、古典模様が組み合わせてあります。 伝統的な文様からは色々な意味が読み取れます。例えば模様の中に本が描かれていますがこれは能の謡曲本です。能は江戸時代、武家の教養であり、当時の女性の文学的教養を表して女性の衣裳文様にも多くみられます。蝶や松と藤の組み合わさった柄など能の描く幽玄の世界を表現しています。


【花と雅楽】
大正から昭和初期の女児の晴れ着です。四季花が咲き、雅楽の鳥兜や楽器が描かれいかにも雅びな雰囲気を出している王朝模様です。




【花と孔雀】

美しい尾羽の孔雀が華やかな花々に囲まれて静かに佇んでいます。大輪の花は沙羅をイメージしているのでしょうか。沙羅はインド原産の「仏教の三大聖木」のひとつです。孔雀は熱帯地方に棲み、美しい姿で古くから多くの国々で愛されてきました。孔雀は毒虫や毒蛇を食べることから「人々の災厄や苦痛を取り除く功徳がある」とされ信仰の対象となっています。禍を取り除いてくれる孔雀と高貴な聖木があなたを守ってくれるでしょう。




どうやって染めてるの!?

 友禅染は江戸時代、元禄年間、町人文化が栄えた頃に生まれた技法です。当時、京都の知恩院の門前で扇絵を描いていた宮崎友禅斎という人の絵が人気を集め、その人気絵師の画風を着物の模様染めに活かしたものが始まりとされています。手描き友禅と型友禅があり、一点ものを絵師が一つ一つ描いていくのが手描き友禅。図案を型に起こして同じ図案を何枚も染めるのが型友禅です。


主に型友禅の技法で染めています。

まずはじめに配色データを元に色の原色を調合していきます。
細かいミリグラムまで正確に計る為に、今も分銅を使って計っています。

染料ができたら配色伝票に沿って、染めて行きます。
このときに左右の力のバランスが違うと色の濃度に差がでてしまいます。
また体重の掛け方でも上下に濃度の差が出てしまいます。
キッチリ均等に、初めから最後まで同じ濃度で染められるか、職人の腕の見せ所です!

一色一色丁寧に染めて行き、染めの工程は終了です。

染めた生地はその後、蒸し屋さんに運ばれ200度の釜で蒸されます。
蒸されて初めて染料が熱に反応して、生地に染まります。
蒸し終わった後は、余分な染料を何度も洗い、洗濯した時に色落ちなどがしないように入念に洗ってもらいます。乾燥させて次は整理屋さんにて生地のシワの伸ばして色止めの加工などしてもらいます。

様々な工程を経て生地が返ってくると、国内の縫製工場でアロハシャツに仕立ててもらいます。

京都の染めは分業になっており、様々な人、会社が協力して染物が完成します。


>>>動画でもご覧いただけます



手ぬぐいも同じ方法で染めています。

一色一色丁寧に染めた染め物を手にとってみてください!!


長文になってしまいましたが、ご覧いただき、ありがとうございました!

 ひいおじいさんが亀田富染工場を創業し、おじいさんが着物の機械捺染をはじめ、父が着物柄のアロハシャツを作り「Pagong」というブランドが誕生しました。
代々受け継がれてきた着物の文化を受け継ぎこれからも、最高のアロハシャツ作りに挑戦し、アロハ好きの方にお届けしたいと思っています!!

しかしコロナ禍の影響での店舗休止や生地等の値上がりによって、代々受け継がれてきた友禅染めでアロハシャツを作っていくことが困難な状況となってしまいました。

大変な状況ではありますが、私たちはこの危機を乗り越えて行けると信じています。
京都の文化の一つである友禅染めを守り発展させていきたいという思いに変わりはありません。
京友禅で染められた鮮やかなアロハシャツは、着た人の気持ちを明るくさせてくれる、コロナで暗くなった世の中を明るくすることができると信じています。

これからも友禅染めの技術を磨き、最高のアロハシャツを届けていきたいと考えております。なにとぞ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。 

専務取締役 亀田富博


~アロハシャツのサイズとお手入れについて~

ドライアロハシャツ

※サイズは若干の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
※ご支援完了後の変更は承ることができませんので、サイズの選択はお間違えのないようご注意ください。

<洗濯について>

・液温は30℃を限度とし、ご家庭で手洗いして頂けます。
・漂白剤は使用しないで下さい。
・ご家庭で洗濯される場合は軽く押し洗いして下さい。
・水洗濯時に多少縮む場合があります。
・タンブラー乾燥はお避け下さい。
・洗濯後は脱水し、形を整えてすぐに陰干しして下さい。
・汗がついたままや長時間水に浸けたり濡れたまま放置すると、色落ち色移りの原因になりますのでお避け下さい。
・アイロンは当て布をし、中温であてて下さい。

 

・京友禅アロハシャツ

※サイズは若干の誤差が生じる場合がございます。予めご了承ください。
※ご支援完了後の変更は承ることができませんので、サイズの選択はお間違えのないようご注意ください。

<洗濯について>
・ドライクリーニングでお願いします。
・アイロンは当て布をし、中温であてて下さい。
・スチームアイロンはお避け下さい。
・酸(汗)、アルカリ、日光(黄変しやすい) にとても弱く、水をくぐると縮みます。
・パゴンのアロハシャツは手染めであり、多少、色落ちが発生する場合があります。
・ご自分で洗濯された場合、縮んでしまったとか、濃い色が他に移ってしまったとか言う声を耳にする事があります。
・洗濯の失敗を避けるためにもドライクリーニングをお勧めします。
・着用されたあと汗がついたまま放置しておくと、トラブルの原因となります。
・風を通して乾燥させてください。
・雨に濡れたりした場合も、速やかに水気を拭き取り陰干ししてください。
・シルクは繊維の女王と呼ばれる通り、その着心地、手触り、風合い、 光沢、色の美しさはすばらしいものです。その反面、とても繊細で手入れにはかなりの注意が必要です

<保管方法>
年間を通してアロハシャツを着用される方も多いのですが、夏が終わって次のシーズンまでお休みさせる方は、ドライクリーニングを必ずし、よく乾燥させてから保存してください。汗がついたまま片付けるのは厳禁です。 また、シルクはたんぱく質ですから、虫害にあいやすいのです。保存には防虫剤を入れるなどしてご注意ください。


-返品・交換について-

お客様都合による返品・キャンセルはできませんのでご注意ください。
万が一、製品到着後に破損や初期不良がある場合には交換させていただきます。
サイズ交換につきまして、できる限り対応させて頂きます。在庫が欠品し対応できない場合がございます。サイズ交換の際の送料はお客様負担となります。ご了承頂きますようお願い申し上げます。
ご不明なところがございましたらお気軽にお問い合わせください。


会社名:株式会社 亀田富染工場
代表取締役:亀田憲明
-お問い合わせ先-
所在地 615-0046
京都府京都市右京区西院西溝崎町17
電話番号 075-322-2391
メールアドレス online-store@pagong.jp
ホームページURL https://www.pagong.jp

  • 2021/05/29 11:55

    たくさんのご支援、応援のメッセージ改めて感謝申し上げます。ありがとうございます!!プロジェクトは終了いたしますが、これからも亀田富染工場/Pagongは友禅染めを継承し、その技術を生かしたもの作りに励んでまいります!引き続きの応援をどうぞよろしくお願い致します!! 今はなかなか旅行に行けない日...

  • 2021/05/25 16:53

    たくさんのご支援を頂き、誠にありがとうございます!ほぼ休業状態にあった染工場でも、染めを行うことができ、反物を蒸屋さんに渡すことができ、染色業界に仕事をお願いすることができました。CAMPFIREのクラウドファンディングは、初めての挑戦で全く支援されなかったらどうしようかという不安もありました...

  • 2021/05/13 17:00

    クラウドファンディングにご支援くださり、誠にありがとうございます。おかげさまで、開始すぐに目標を達成することができ、また多くのご支援を頂き、本当に感謝です。ご支援頂いた方々からの応援メッセージもたくさん頂き、本当にありがとうございます。元気と勇気をいただきました!!皆様の期待に応えられるよう、...

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