皆さまのご支援のおかげで、公開5日目にして、目標金額を達成しました。ありがとうございます。心より厚くお礼申し上げます。皆様からの応援メッセージを読ませて頂くと、ササニシキを大切に思ってくれている方、白石を愛している方の声を聞け、今回、クラウドファンディングに挑戦して本当によかったと思います。
これからもササニシキの伝統を絶やさない為にも頑張りますので、引き続き、皆さまからのご支援のほど、よろしくお願いします。

地域おこし協力隊 竹田

はじめに・ご挨拶

初めまして。白石市の地域おこし協力隊の竹田祐博と申します。関西出身で、白石に来て、3年目です。陶芸家の傍ら、農業分野で地域おこしを行っています。特に力を入れているのが、かつて日本一に輝いた白石の「ササニシキ」というお米のブランド化です。ササニシキと聞いて、皆さんピンときましたか? 残念ながら、僕は白石に来てからササニシキというお米を知りました(笑)。


私たちのまち「白石」のご紹介

白石市は、宮城県と福島県の県境にあり、宮城県の玄関口にあたります。片倉小十郎の居城である白石城があり、蔵王連峰からの雪解け水が市内に流れ込む自然豊かな城下町です。市内を流れる沢端川(映画「ラストレター」の舞台)には、清流でしか育たない「梅花藻(ばいかも)」が育ち、せせらぎの音とともに、目や耳を楽しませてくれます。

このプロジェクトで実現したいこと
【知って応援、食べて応援、ササニシキ!】
【そもそも、ササニシキって、なに??】

ササニシキは、昭和38年(1963年)宮城県生まれのお米です。「西の横綱コシヒカリ」「東の横綱ササニシキ」と呼ばれるほど、昭和の時代、コシヒカリと並ぶ生産量を誇ったお米で、平成元年(1989年)に、米穀データバンクが行った食味調査で、白石のササニシキが日本一の栄光に輝きました!
それが現在、コシヒカリの生産量は、日本全体の33.9%に対して、ササニシキは、なんと0.5%以下...まさかの風前の灯...

下記のグラフを見ていただくと、生産量が急激に減っているのがお分かりいただけると思います。大きな理由としましては、3つ上げられます。

  •          ①平成の大冷害で多くのササニシキ農家に被害
  •          ②他のお米と比べて、育てるのが大変
  •          ③冷害に強く育てやすい「ひとめぼれ」の出現


  • 白石の米農家の思い

かつて食味日本一に輝いた白石のササニシキ。ササニシキで育った白石の米農家は、白石のササニシキを復活させようと、新たに仲間を募りました。それが「白石産ササニシキ復活プロジェクト」です。正直なところ、彼らもササニシキづくりを一度辞めています。今は、宮城県大河原農業改良普及センターと力を合わせ、科学的な分析を取り入れ、数十年ぶりにササニシキづくりに挑戦しています。農家の平均年齢が70才と言われる中、プロジェクトには、40代の若手も加わり、ササニシキの伝統を未来に伝える流れができつつあります。

多収穫米であるササニシキは、どんどん育ち、実っていきます。多く実るほど、強風で倒れる危険性が高くなり、また一粒一粒まで栄養が行き渡らず、味が損なわれます。その為、実り過ぎないよう肥料を抑え、水位を調整することで成育を管理し、日々米づくりに励んでいます。
プロジェクトも5年目となり、品質も安定。令和元年には、第3回みやぎ大崎耕土「ササ王」決定戦2019にて、『金賞』、第21回米・食味分析鑑定コンクールにて『特別優秀賞』をいただくことができました。しかし、まだまだ地元だけでしか流通していないのが現状です。

これまでの活動

白石のササニシキを知ってもらうため、「仙台や首都圏でのササニシキ販売会」「復興庁主催FW東北ファンミーティングにて生産者と登壇」「蔵王酒造との白石PRイベント」「地元の高校生との収穫体験、イベント開催」など、様々な挑戦をしてきました。
これらを実現するのは、大変苦労しました。それでも、新しいことに挑戦するたび、仲間が増え、周囲に笑顔になる人が増えてきた気がします。農家さんも「高校生とのイベントは、今後も続けていきたい」と言っています。
また、尚絅学院大学生とともに白石を含む仙南地域の応援動画を作り、東北映像フェスティバル映像コンテスト2020にて、『学生部門優秀賞』もいただきました。ぜひ、そちらもご覧ください。

仙南に吹く風~明日への想いをのせて~https://www.youtube.com/watch?v=sxgqZZ5ye-8 


資金の使い道について
【白石のファンになってもらいたい】


目標金額の25万に関しては、手数料、経費を抜き、皆さんへの返礼品に充てたいと考えています。まずは、白石の自慢のササニシキを味わって頂き、クラウドファンディングを通じて、ファンになってもらえると嬉しいです。白石のササニシキをさらにおいしく味わえる返礼品にも注目!


リターンのご紹介
【太陽の恵みがいっぱい!天日干しのササニシキを返礼品に】

ササニシキの中でも非常に珍しい天日干しのササニシキを返礼品に考えています(令和元年産)。機械乾燥が発達し、お米の乾燥は約1日で終わりますが、天日干しの場合は、1ヶ月以上掛けて、じっくりと乾燥させます。お米に負荷を掛けずに乾燥させた分、お米にツヤが生まれ、旨味が増します。機械乾燥がなかった当時、天日干しは、日本各地で見かけた秋の風物詩。時間を掛け丁寧に育てたササニシキをより多くの人に味わってもらいたいです。


返礼品一覧

【500円プラン】サンクスレター
気持ちのこもったサンクスレターをお届け。


【3,500円プラン】白石のササニシキ(天日干し)1.5kg+サンクスレター
太陽の恵みがいっぱい!白石のササニシキ(天日干し)精米1.5kgをお届け。まずはササニシキを試してみたい方におススメのプランです。


【5,000円プラン】白石・ゴハンのお供セット
「3,500円プラン」に加え、白石名産「小十郎漬」を追加。

小十郎の名を冠した甘辛のキュウリのお漬物。隠れた白石の名産品です。漬物の味がほのかな甘みのササニシキの味を引き立ててくれます。


【7,000円プラン】白石・TKGセット
白石のササニシキ(天日干し)精米2kg + 小十郎漬 + 竹鶏たまご6個 +【謹製】竹鶏たまごかけごはんしょうゆ+サンクスレター

竹鶏たまご」は、白石の誇る養鶏場です。先日、「行列のできる法律事務所」で紹介されたので、ご存じの方も多いかもしれませんね! 竹炭を餌に加え、癖のないたまごを実現。竹鶏たまごとササニシキの相性は抜群です!!


【10,000円プラン】白石・健康TKGセット
「7,000円プラン」に加え、白石のササニシキ(天日干し)玄米2kgを追加

玄米は、ミネラルを多く含む健康食。僕は白米2合に玄米1合の割合で炊いて食べるのが好きです。そこに竹鶏たまごが加われば、最高のT.K.G!!


【15,000円プラン】白石食卓セット
「10,000円プラン」に加えて、弥治郎こけし工人によるこけしの箸置き2個

「弥治郎こけし」は白石の伝統工芸品。若手工人の育成の中から生まれた「こけしの箸置き」は弥治郎こけしの新たな顔になっています。愛らしいこけしの箸置きで日頃の食卓をさらに華やかに。

注)こけし工人による手作りの為、一つ一つデザインが異なりますので、ご了承ください。


【33,000円プラン】白石・男気セット
「15,000円プラン(お米を除く)」に加え、白石のササニシキ(天日干し)玄米1袋(30kg)

毎日、白石産ササニシキをおいしくお楽しみいただけます。精米するたびに、ササ二シキの特徴であるほのかな香りをお楽しみください。精米機を使えば、お好みで5分付き、7分付きもお楽しみ頂けます。ササニシキにちなみ、33,000(ササ)価格!


【46,140円プラン】白石・おもてなしセット
「15,000円プラン」に加え、白石地域おこし協力隊のメンバーが、白石をご案内(半日コース:白石城での甲冑体験や、白石のグルメでおもてなし。秘密のお土産付き)返礼品1つに付き、2名様までご対応。白石にちなみ、46,140(シロイシ)価格!
注)白石までの交通費、宿泊費等は、ご負担願います。

最後に

東京や広島など県外の販売会に行くたび、「ササニシキって、新しい品種ですか?」「ササニシキって、なに?」とおっしゃられる方が多いです。日本の一時代を支えたお米なだけに、非常に残念です。
それでも、試食していただくと、「香りがいい!」「お米の粒感を感じる」等、ササニシキのおいしさに、皆さん笑顔になります。ほのかな甘みのササニシキは、おかずの味を引き立ててくれます。また、冷めても、味が落ちにくいことから、お弁当や手巻き寿司にも最適です。手間ひまをかけて育てた白石のササニシキを、ぜひご賞味ください。

【知って応援、食べて応援、ササニシキ!】

【地元の高校生と第1回ササフェス開催。九州から応援に駆けつけてくれた方も!】


<All-or-Nothing方式の場合>

本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2020/09/17 21:42

    去年刈り取ったササニシキは、皆様のご支援のおかげで、完売しました。誠にありがとうございます。今年も白石高校生とササニシキの稲刈りを行いました。去年1年生で参加した生徒達が、2年生になり、今年参加した1年生に教えている姿を見ると、改めて、「続けることのの大切さ」を感じます。途中、ハプニングもあり...

  • 2020/08/24 19:19

    クラウドファンディングの返礼品の梱包作業を生産者らと行いました。ひとつ、ひとつ丁寧に梱包しています。クラウドファンディングで学んだことを今後に生かしていきたいと思います。返礼品が届くのを楽しみにしていたください。【ササニシキから、白石を元気にする】

  • 2020/08/16 22:02

    サード目標の支援者数100人まで、あと、19人になりました。多くの方々のご支援、応援、情報発信ありがとうございます。支援者数100人が、あと少しのところまで来ています。僕は皆さんと一緒に、目標達成を味わいたいです。今一度、情報発信等のご協力よろしくお願いします!!【達成感を皆んなでシェアしたい】

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