【 ご挨拶 】

はじめに、このたびの新型コロナウイルス感染症に罹患された方々と関係者の皆さまには、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復をお祈りいたします。

また罹患されないまでも、すっかり様変わりしてしまった日常に、皆様お心を痛めていらっしゃることかと存じます。

多くのイベント中止により、印刷業界は多大な影響を受けております。
このままだと印刷文化そのものが衰退していくのが目に見えています。
JAMも例外ではありません。

印刷注文の激減、大阪と東京にある店舗の営業停止、いくつものイベントの中止で、これまでにない危機的状況にあります。

この状況を逆手にとって、オンラインでのサービス開発や新たな試みに挑戦する機会として日々奮闘しておりますが、それらの成果を待つ間も、売り上げの減少は加速しております。

「印刷と遊ぶ」をモットーに、「ズレるカスレるインクが落ちる」印刷として10年余り、時にはお叱りも受けながら皆様にレトロ印刷をお届けしてまいりましたが、このままではそれもままなりません。

クラウドファンディングにてご支援いただき開発できたシルクスクリーンキットSURIMACCAも、このままではなくならざるを得ません。

幾度となく乗り越えてきたピンチも、今回ばかりはどうしようもできない現状です。
「遊ぶ」ことは、どんな時代でも新しい世界を切り開く重要な要素だと私たちは信じています。
そして、印刷を通して「遊ぶ」を提案するのがJAMの使命だと思っています。

ものづくりをするすべての方々が、もっともっと印刷と遊べるように、私たちにはやらなければいけないことが沢山あります。
これまで皆様と作り上げてきた「印刷と遊ぶ」文化をここで途絶えさせるわけにはいきません。

印刷にはまだまだ可能性が眠っています。これから先も皆様と一緒に文化を作っていきたいと強く願っています。どうか皆様のお力を貸していただけないでしょうか。
非常に身勝手なお願いで大変心苦しいですが、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。


【 資金の使い道 】

■ 印刷工場と店舗(大阪・東京)の維持費
■ 全国のシルクスクリーンの作業場加盟店へ補助

コロナウイルスの影響により、印刷注文が大幅に減少しているため、事業規模の縮小をせざるを得ない状況です。そして、大阪・東京の店舗ともに休業中となっています。
積極的に節約し、削れるところは削っていますが、店舗の維持費、人件費が継続できない段階にきています。

東京のシルクスクリーンの作業場「SURUTOCO」は、入居中のビル改修工事のため、今秋に引っ越しを控えています。現在は臨時休業中ですが、このままでは東京からの撤退も視野に入れざるを得ません。
クラウドファンディングによる資金調達により、引き続き営業の維持、引っ越しが可能となります。

JAMは、SURIMACCA+というシルクスクリーンの作業場を全国に拡げるプロジェクトを行っています。現在20店舗ほどのみなさんと一緒に地域に根差した作業場を運営してます。
シルクスクリーンを盛り上げるため、活動の場を維持するための運営費として全国の加盟店へ補助します。


【これまでの活動】

私たちJAMは『「遊ぶ」って、おもしろい。』をコンセプトに、”孔版印刷”に特化した印刷事業を行っています。

2007年からデジタル孔版印刷機(リソグラフ)を専門とした印刷サービス「レトロ印刷」を開始。2016年にはオリジナルのシルクスクリーンキット「SURIMACCA」を開発し、大阪・東京・台湾で、シルクスクリーンの作業場を兼ねた店舗を運営しています。
また、オリジナルの紙の開発や、イベント・ワークショップの企画開催なども行い、印刷を通して遊べる環境を作っています。

「SURIMACCAR」シルクスクリーンワークショップを各地で行い、SURIMACCAの魅力をお届け

「紙マーケット」レトロ印刷の倉庫に眠っている普段は出会えない紙をお披露目するイベント

「シルクスクリーンの作業場」お店では紙雑貨や布製品の販売の他、誰でも使える図工室のような空間を運営しています。

【 実施スケジュール 】

クラウドファンディングの終了後、随時リターンの制作を行い、発送をしてまいります。


【 最後に 】

印刷がこの世からなくなることはきっとありません。ただし、この状況の中では、生き残る印刷は必要最低限のみかもしれません。

私たちは『「遊ぶ」って、おもしろい」』、そんなことを考えながらサービスを作っています。このような印刷物は必要最低限の印刷に含まれないかもしれません。
でも必要最低限に当てはまらないモノ・コトがたくさんある世の中はきっと彩り鮮やかなはずです。

印刷を通して「遊ぶ」を提案するのがJAMの使命、『「遊ぶ」って、おもしろい』そんな当たり前に思うようなことをかみしめながら、皆さまと前進しながら世界を色鮮やかにしていきたいです。
そして現状、印刷の出荷もネットショップも通常通り元気よくしています!こんな時だからこそ負けず、あきらめず、JAM自身新たな印刷サービスや、新たな試みにチャレンジしています。
これから先も皆さまと一緒に文化を築き上げたいと強く願っています。ぜひお力添えをお願いいたします。

たくさん記載いたしましたが、JAMではなく、いつも使っている印刷屋さんがあればぜひ応援してみてください。JAM同様、ちょっとの注文がとても大きな支えになり、今後に生かされるはずです。

SAVE THE PRINT!


【 リターン内容 】

今回のクラウドファンディングのために、これまで関わらせていただいた一部のクリエイターさんにご協力いただきました。ご協力いただきましたクリエイターの皆様に厚く感謝申し上げます。

また、私たちは印刷を通して『「遊ぶ」って、おもしろい』と実感できるように色見本やシルクスクリーンキットなどをこれまでに作ってきました。少しでも、皆様の遊ぶきっかけ・ヒントになりますように!という想いでリターンをご用意しました。

※以下内容の写真はすべてイメージです。実物とはサイズや色が多少異なります。
また、図案に多少の変更がある場合があります。ご了承いただきますようお願いいたします。


■ SAVE THE JAM トート

普段まったく絵を描かない代表山川が描き下ろしたイラストです。スタッフで一枚ずつ手刷りします。


■ スタッフが作ったポストカード

スタッフそれぞれが作成したポストカードです。リターンでは約30種類の中から4種類をお届けします。


あそびかたろぐレトロ印刷コレクションSURIMACCAキットホルダーインク / おうちでスリマッカセット

JAMの印刷で遊ぶアイテムです。見るため、作るため、楽しむために活用しよう!


■ クリエイターポスター

参加クリエイター
朝野ペコ/いのうえ彩/黒ねこ意匠/鈴木裕之/Charlene Man/伊達努/ニシワキタダシ/mugny/MON/Ryan Cecil Smith 敬称略

朝野ペコ
イラストレーター。1983年兵庫生まれ大阪在住。主に書籍や雑誌、広告等のイラストレーションを手がける。
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いのうえ彩
Kyoto ⇄ Fukuoka ガリ版で制作した版画作品をもとに、紙のアイテムをデザインしたり陶芸の器に絵を描いたりしています。
Web / Instagram

黒ねこ意匠
黒ねこのろびんちゃんの絵本や雑貨などなどを作ったり商ったりしている名古屋の2人組みです。
Web / Instagram / Twitter


Charlene Man
英国在住のイラストレーター。キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツではイラストレーションを専攻し、ロンドンと香港を拠点に活動している。児童書の出版や多様なジャンルとのコミッションワークを手がけている。ELLE、TOPMAN、ヴィクトリア&アルバート博物館等。旅行が大好きで、旅行をしながら仕事をするのが目標。現在は日本と香港で個展の準備しています。
Web / Instagram


鈴木裕之
1980年大阪生まれのイラストレーター。他雑誌、web、広告媒体等で活躍中。
Web / Instagram / Twitter


伊達努
イラストレーター。北海道生まれ。CRAZY KENBANDツアーT、"しんご"とのコラボTなどをはじめ、雑誌等へのイラスト提供、イベントフライヤーのデザインなど活躍中。
Web / Instagram / Twitter


ニシワキタダシ
イラストレーター。1976年生まれ。なんともいえないイラストやモチーフで、書籍や広告、グッズなど幅広く活動中。著書に『かんさい絵ことば辞典』(パイ インターナショナル)、『かきくけおかきちゃん』(大福書林)、『くらべる・たのしい にたことば絵辞典』(PHP研究所)などがある。
Web / Instagram / Twitter


mugny
関西出身のイラストレーター。雑誌や絵本の挿絵を描いたり、各地で展示を行っています。
Web / Instagram / Twitter


MON
イラストレーター、エッセイイラストレーター。仕事は『おしゃべりニューヨーク』(集英社コミック文庫)『カリフラワーズトーク』(講談社)など諸々。zineはmonmonbooks。毎年秋のZINE DAY OSAKA共同主催もしています。
Web / Instagram


Ryan Cecil Smith
My name is Ryan Cecil Smith, and I'm a cartoonist based in Los Angeles, California and Osaka, Japan.
Web / Instagram / Twitter
※5/26に図案を変更しました。詳しくは活動報告をご覧ください。


■ クリエイターTシャツ・トート

参加クリエイター
アディム/カトちゃんの花嫁/金城昌秀(愛はズボーン)/木村耕太郎/多田玲子/2yang/西尾彰典/三重野龍/みやぎちか(山鳩舎)/山内庸資  敬称略

アディム
画家。愛らしさと少しの面白さを描く。2014年から活動を始め2018年までに15回の個展を開催するなど精力的に活動を行う。その後、ベルリンに渡り現在コミックを執筆中。新泉系バンド「フレンズ」のアートワークを担当。
Instagram

カトちゃんの花嫁(歯のマンガ
SNSで2014年から突然始まり徐々に人気を博す。過去には打首獄門同好会のPVに登場したり、さめざめ、クチナシなど様々なミュージシャンが歯のマンガにまつわる楽曲を制作して音学界をも賑わす。2020年台湾進出予定だったがコロナで白紙に。小学館より単行本『歯のマンガ』発売中。
Web / Instagram / Twitter


金城昌秀(愛はズボーン)
愛はズボーンというバンドをやっております!
レトロ印刷さんにはグッズの制作などでいつもお世話になっております。
Web / Twitter


木村耕太郎
イラストレーター。お笑い、音楽関連のフライヤー、CDジャケット、雑誌、ウェブなどでのイラストレーション。その他自身のグッズ展開や、イベントでの出張似顔絵など。
Web / Instagram / Twitter


多田玲子
東京出身京都在住のイラストレーター。漫画「ちいさなアボガド日記」をレトロ印刷JAMで刷ってもらってます。
Web / Instagram / Twitter

2YANG
illustrator/Post-contemporary Artist
Web / Instagram

西尾彰典
イラストレーター・スロメ店主。書籍、商品パッケージ、ショップDMなどいろんな方にイラストを提供しながらシルクスクリーン工房&お店のスロメを営む。
Instagram

三重野龍
1988年兵庫県生まれ。2011年京都精華大学グラフィックデザインコース卒業。大学卒業後、京都にてフリーのグラフィックデザイナーとして活動開始。美術や舞台作品の広報物デザインを中心に、ロゴやグッズなど、文字を軸にしたグラフィック制作を実践。現在までなんとか生き延びている。
Web / Instagram / Twitter


みやぎちか(山鳩舎)
イラストレーター。主に書籍や雑誌、グッズ、広告などのイラストを手掛ける。デザイナーと山鳩舎を結成し、日本と台湾で活動中。(Tシャツの裏テーマは「だいじょうぶだぁ。」)
Web / Instagram / Twitter


山内庸資(Yamauchi Yosuke)
書籍や雑誌、ロゴマーク、サインなどのイラストレーションを手がける。
近年は台湾・香港・韓国・中国など東アジアを中心に海外でも活動中。
Web / Instagram / Twitter


【 募集方式について 】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/06/13 11:12

    ご支援を募っておりましたクラウドファンディングは昨日で終了いたしました。支援総額¥30,349,380、支援者数5204人という驚きの結果となりました…!沢山のご支援と応援、本当に本当にありがとうございます!なんとしてでも続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします!!これからリターン...

  • 2020/06/11 15:41

    【SAVE THE JAM - 「印刷で遊ぶ。印刷と遊ぶ。」を残したい -】は6月12日の終了まで残り1日となりました。たくさんのご支援、本当にありがとうございます!みなさまのおかげで、無事お店の再開日も決定いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。リターンの中で質問がありましたもの、サ...

  • 2020/05/26 19:27

    [クリエイターポスター/Ryan Cecil Smith]上記のリターンの図案に大幅な変更があります。すでに上記のリターンでご支援いただいているお客様には、変更前のリターンか変更後のリターンか、どちらかお選びいただく予定です。ファンディング中はお客様情報を確認できないため、終了後に改めてご連絡...

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