はじめに・ご挨拶


BUNACOは、日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を有効活用するため、1956年に青森県工業試験場で開発された製法を採用しています。 独特のフォルムとブナの木ならではの温かい雰囲気を醸し出す製品は、この製法を活かした付加価値の高いものを作り出そうと考案されました。長年に渡りBUNACOはテープ状にしたブナ材をコイルのように巻き、押し出して成型する技術上の特性から生まれる美しい曲線の製品を製作して参りました。

主なBUNACO製品


2020年、これまで培ってきた木工品製作への思いと技術を結集して、曲線美のブナコが新たに直線美のインテリアグッズを製作することを決意致しました。この度、技術的な開発の目途が立ちましたので、「BUHAKO(ブハコ)」を量産する為の開発費及び設備費に対する皆様からのご支援をお願い致します。




プロダクトのご紹介


こだわり・特徴

シャープな直線と木の温もりが合わさった新製品「BUHAKO(ブハコ) 」
ホテルや旅館、温泉施設、保養所などで使用される、ティッシュボックス、アメニティボックス等の「インテリア備品」をイメージに合わせ、サイズや材質をカスタマイズしたオーダーメイドで承ります。

木製品ならではの温みで、お過ごしになられる空間に癒しを与えたいと考えております。



プロダクト誕生までのお話

BUNACOはこれまで多くのホテル、宿泊施設や公共施設で採用頂いておりました。施設様からオリジナルデザインのオーダーを受ける事もあり、求められる形、BUNACOの技術で作れる形と日々葛藤です。
このような中、コロナウイルス感染症拡大により、中国産品であるホテル用インテリア備品が日本に入らず困っているという声を多数聞いています。国産品に対して価格訴求力のある中国産に頼ってきたことが、このような事態はまねいていることから、何か自分たちが出来ることはないかと考えるようになりました。
そして、中国産品に価格の面で競争力のあるMade in JAPANの木工技術を活かしたインテリア備品を製作したいと考えました。
そこで、これまでの曲線を活かした製品づくりから一転、現在保有する設備を活用して、シャープな直線と木の温もりが合わさった新製品(ブランド名:「BUHAKO」)の開発を決意致しました。

リターンのご紹介

BUNACO定番品と新作ランプ及びコントラクト向け新製品のBUHAKOをお届けいたします。
BUHAKOは小売販売は致しませんので、この機会にぜひどうぞ。

製品情報・仕様

ブナの木を有効利用するために生まれたBUNACOの製法を生かした多彩な表現を追求し、テーブルウエア、インテリア雑貨、照明等展開、ブナコ製品はインテリア業界で話題を呼びました。中でも照明ランプは、ブナの木特有の赤みを帯びた光を放つ美しさが多くの建築家を魅了し、世界の名だたるホテルや飲食店等で採用されています。併せて、備品としてティッシュボックス、ダストボックス、アメニティボックスも採用されるようになりました。
今回のプロジェクトではその中から頂いた声をもとに、BUNACOの製法では実現できなかったデザインの製品をブナ材を中心とした木材を使用してオーダーメイド、低価格で製作致します。

現在試作中の製品をご案内いたします。

◆主に宿泊施設等で使用してティッシュが入るティッシュボックス◆

サイズ:150×140×H85mm
材料・仕上げ:ブナ材、タモ材、竹の集成材等にウレタン塗装で色はお部屋のイメージに併せて提案
※表記のサイズは目安の寸法です。

◆ドレッサー用ティッシュボックス◆

サイズ: 135×135×H170mm 
材料・仕上げ:ブナ材、タモ材、竹の集成材等にウレタン塗装で色はお部屋のイメージに併せて提案
※表記のサイズは目安の寸法です。

◆アメニティボックス◆

サイズ:270×100×H40~70mm
材料・仕上げ:ブナ材、タモ材、竹の集成材等にウレタン塗装で色はお部屋のイメージに併せて提案
という製品の試作をしております。
※表記のサイズは目安の寸法です。


◆ペーパータオルボックス◆

サイズ:260×140×H90mm
材料・仕上げ:ブナ材、タモ材、竹の集成材等にウレタン塗装で色はお部屋のイメージに併せて提案
※表記のサイズは目安の寸法です。


会社・チームの紹介

1963年青森県弘前市にて創業。木製食器の製造販売を主軸としていたが、時代の変化に合わせブナコ特有の手法を用いたテーブルウエアやインテリア関連商品を発表。2013年にブナコ株式会社と社名を改め、今なおmade in  AOMORIにこだわり品質を追求した商品の製造販売を行っています。

2017年には、世界自然遺産白神山地の玄関口である西目屋村に、使われなくなった小学校校舎を改装して、ブナコ西目屋工場が稼働致しました。
小学校の面影を残した工場では、見学やBUNACO製作体験が出来る他、BUNACO製品で彩られわカフェを併設しており、観光拠点として地域に貢献しております。

伝統工芸が衰退していく中、BUNACOも多くに壁にぶつかり、そのたびに新たな道を切り拓いて参りました。そして私たちは今“あきらめない ”“限界を決めない”の元、新たな一歩を踏み出します。





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