【はじめに・ご挨拶】

「伊豆稲取支援プロジェクト」の実行委員会代表の西塚良恵と申します。
私はこの伊豆稲取で生まれ育ちました。今から6年前に補助金や助成金に頼らない女性が作る町おこしとして"伊豆稲取キンメマラソン"を立ち上げました。毎年約2500人のランナーの皆様にお越しいただき町を代表するイベントの一つとなりました。

第5回は、6月に開催される予定でしたがコロナウイルスの影響により中止の判断をせざるを得ない状況となりました。観光地である稲取は2月頃から宿泊等に影響が出始めていた為、6月には収束しランナーの皆様を迎え稲取に再び活気を‼︎と準備を進めて参りましたが収束の目処は立ちませんでした。。こんな時に力になれず、なんのための町おこしか…役に立つことはできないのか…と考えました。
私にとって、今では生活の一部にもなっているこの「町おこし」という存在。
そう思わせてくれたのはやはり「人」なんです。
町の人達に沢山助けてもらった6年間でした。東伊豆町だけでなく、伊豆東海岸の熱海市から南伊豆町まで市町村の皆様にもご協力いただき、イベントを開催するにあたり参加してくださるボランティアスタッフは500名にもなります。失礼がないように心がけてはいても不備もあります。それでもあたたかく見守りつづけていただき、「また来年!」と声をかけてくれます。
正直、立ち上げたときはとても大変で、何のためにやっているのか見失いそうになりながらも寝ずに準備を進め、第1回目の朝を迎えました。当日バタバタと時間が過ぎる中で、実行委員長の挨拶で台に立ったときに初めて見渡した全国からお越しいただいた2000人のランナーの皆様の姿に涙が溢れて挨拶が出来なかった事を今でも忘れません。私達は素人で町の人達のためにできることをと始めた手作りのマラソン大会。そこに参加してくれたランナーの皆様がこんなにもいたことの実感はその時まで湧かないくらい必死でした。そして、終わりも近づきゴールしたランナーの皆様から沿道に沢山、町の方が応援に出てくれていたことを聞き、涙が溢れた事も忘れません。不慣れな私達を助けてくれたのは町の人でした。沿道の声援のあたたかさが素晴らしかったというアンケートが沢山届いたのです。これまでの全ての経験に心から感謝しております。

伊豆稲取キンメマラソン

それから回を重ねるごとに支度をしていると"がんばらっしぇーよー"と声をかけていただけるようになりました。この「町おこし」がきっかけで、私は自分の生まれ育ったこの稲取を本当に大好きになり大切に思っております。
そんな愛する地元が、大変な危機になりまるでゴーストタウンのように静まりかえりました。。
先日、静岡県を含む39県の緊急事態宣言が解除されましたが、伊豆稲取にお客様が戻るにはまだまだ時間がかかると予想されます。そんな中、観光に頼らざるを得ない地元の旅館や商店では、先が見えない中でもできることを探し、三密にならぬようしっかりと対策をしながら、少しでも経済を回しなんとか生き残っていくために、徐々にお客様の受け入れを始めていかなければなりません。
常に「もし自分がクラスターとなってしまったら・・・」「まだ感染者が出ていないこの町に、万が一広げてしまったら・・・」という葛藤の狭間で自問自答を繰り返しながら。。

資金繰りに駆け回り、未来に不安しかない日々。それでも誰かに会えば笑って話しながら、また飲みたいなと笑い合う。小さな小さなコミュニティの中で近所や組合で支え合い、助け合い、楽しみに待っていてくれる人のためにお店や宿を営む。
いつだって人と人とが繋がり合いながら困難を乗り越えて来たように思います。
この先、少子化を止めるなんて不可能で、税収はみるみる落ちこみ、イベント等にお金を裂けなくなるのは必然です。今も各地で伝統の祭典でさえ資金・人材共に継続が厳しい声が上がっています。
このコロナ禍の真っ只中、私達の出来ること。人を集めるイベントは不可能。集客をするという事が高齢者の多い町の人を危険に晒すかもしれないという中で何ができるのかを考えました。

稲取は鯨が沖に向かう姿のようです。
この灯りの一つでも絶やしてはいけない。今こそ、町おこしが必要な時なのではないか。
出来ることはなんでもしないと!!そんな気持ちが込み上げて来ました。
初めてキンメマラソンを立ち上げた時と同じくらい不安でいっぱいですが、動かなければ何も始まらないのです。
 今回、実行委員会を有志で立ち上げるにあたり様々な業種の方にお声をかけさせていただきました。皆から出た言葉は "やろーじゃー‼︎"  稲取の方言で"やってみよう‼︎"です。とても頼もしく素晴らしい仲間。そんな人達がここにいることが1番の財産であり稲取の宝だと思います。
やらないよりやった方がいい!!下を向いても何も始まらない!! 
 ''みんなでやろーじゃー!!''
と声を一つにしてすぐに立ち上がることができたのです。

同じ伊豆半島の下田市の有志の皆様が間近で頑張っている姿を見せてくれたことがとても大きな力になったことにも心から感謝しております。踏み出す勇気をくれたことありがとうございます‼︎
下田も頑張っているんだ‼︎
稲取も頑張ろう‼︎
自分のために。家族のために。未来の子供達のために。。そして何より稲取の未来のために!

クラウドファンディングは稲取の人たちがここを訪れる観光客の皆様に自分の宿やお店を、そしてこの地を愛してくださるように努力してきた長い長い積み重ねが形となるのだと思います。
この状況が長引けば多くの旅館、飲食店、小売店、漁業、農業は限界を迎えると危惧しております。
このプロジェクトはダイレクトに支援先に資金が届く応援プロジェクトです。
笑顔で皆様を迎えるその日まで、なんとか持ち堪える助けが必要なのです。
皆さまのご支援と本プロジェクトの拡散を心よりお願い申し上げます。

伊豆稲取未来への希望プロジェクト実行委員会 代表  

NPO法人Mingle Izu 伊豆稲取キンメマラソン 実行委員長   西塚良恵


私たちの地域のご紹介

静岡県伊豆半島の東海岸の真ん中に位置する伊豆稲取は東伊豆町の中にあり人口は約5500人です。
地域ブランドの稲取キンメやイセエビ、サザエ、テングサを特産とした漁業とニューサマーオレンジなどの柑橘類、カーネーションなどの花卉類を中心とした農業をベースに、美しい自然環境と豊富な温泉、海の幸・山の幸に恵まれた観光産業が主幹産業となり、東伊豆町には年間80万人を超える方が宿泊しています。

水揚げされたての稲取キンメ

稲取の天草から作る心太

雛のつるし飾り

日本各地に様々な「つるし飾り」が存在しますが、柳川「さげもん」、酒田「傘福」、稲取「雛のつるし飾り」は日本3大つるし飾りと称されています。
「つるし飾り発祥の地」とされる稲取では、古く江戸時代後期から、雛祭りの際につるし飾りを飾る風習がありました。お雛様を買えない家庭で雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾ったところから始まったとされています。人形のひとつひとつに意味があり、子を想う母親の愛情が詰まっています。
毎年、1月20日から3月31日まで稲取温泉において「雛のつるし飾りまつり」を開催しております。

雛の館

素戔嗚神社雛壇飾り

晴れた日は毎日出し入れしています。


毎年多くの観光客に愛されています。

稲取細野高原
国道135号線から車で10分ほど山手に入ると目の前に広大な高原が現れます。新たな観光スポットとして人気を集める「稲取細野高原」です。面積は約125ha、東京ドーム26個分の広さを誇ります。春は山菜狩り、秋は黄金色に輝く一面のススキ野原、そして一番のおすすめは、隣接する三筋山の山頂から伊豆七島を望む大パノラマ眺望です。他では見ることができない絶景ポイントとなっています。

はさみ石
昔、付近の海岸はサザエやアワビの宝庫であったため、漁場をめぐる争いが絶えませんでした。
この争いを見かねた天城山の天狗が石を運び、間に石をはさんで争いをおさめたという伝承が残っています。20万年前頃まで活動していた天城火山の溶岩が波の浸食をうけ、大きな二つの岩が小さな岩をはさみこむ奇岩を作り出しました。※陸からは困難なため稲取漁港から出ているクルージングで見ることができます。


そして何より愛すべきは『人』です


自然に囲まれた漁村では笑い合うことが好きな人たちが多く、個性も強いですが人情に厚く、人好きな人が多いのです!キンメマラソンに訪れるランナーさんは地元のおじいちゃん、おばあちゃん達の応援が大好きな方も多いです。旗を準備してくれたり、金目鯛を持って応援してくれる方もいます。ゴールまでの距離を聞くと『ほら、もうすぐそこだよ』とみんな答えるけれど全然すぐそこではないです!!気をつけてください!!とランナー同士注意し合うことも名物となるくらい明るくておおらかな所も私は大好きです!沢山の人に愛されてきた街の人達と共にこの地を第二の故郷として愛していただけたら嬉しいです‼︎


【応募の方法】必ずご一読ください。
このプロジェクトの応援の仕方は2タイプあります。
ご希望のリターンを選択し、入力画面に従い必要項目をご記入ください。

1【応援したい加盟店がある方】
リターンとして「伊豆稲取未来への希望チケット」をお選びください。必ず、【備考欄】にご希望の加盟店名をご記入ください。全店舗で利用できるチケットはございません。
*複数の店舗を応援してくださるという方は、こちら。
例えば3000円のチケットで、「A飲食店」「B旅館」「C朝市」の3店舗を応援する場合は、システム上まとめての支援ができませんので、ご希望の枚数を指定していただき、【備考欄】に、支援の内訳をご記入ください。チケットは1枚1100円のものが3枚送られて来ますので3000円の場合は3件まで指定可能です。
記入例)10000円のご支援ですと〔「A飲食店×3」「B旅館×4」「C朝市×3」のチケットを希望。〕というようにご明記ください。(10000円ですと合計枚数は1100円のチケットが10枚までとなります。)


2【伊豆稲取の全体を応援したい方】
特定のお店ではなく、全店舗を応援したい方は、返礼品のない1000円、5000円、10000円か、伊豆稲取名産品のセットが返礼品として贈られる15000円〜100万円のリターンか、交流型支援をお選びください。全体への支援金はリターンの商品代金・送料・キャンプファイヤーへの手数料等を引いた金額を加盟店数で割り、均一に支払われ経営維持管理費に用いられます。

【リターンのご紹介】

1【応援したい加盟店がある方】

『伊豆稲取未来への希望チケット』

支援可能額は3000円、5000円、10000円、20000円、30000円 (20000円、30000円は旅館のみ)

ご支援いただいた金額の1割増しのチケットを支援者様にご返礼いたします。地元の方も普段利用するお店でご利用できますのでぜひ地元のお店のご支援をお願いいたします。
例 (3000円の支援をしていただいた場合、3300円分のチケットが返礼されます。)
*お釣りが出ませんので回数 を分けてご利用できるように1100円が3枚届きます。

*支援店舗の閉店等によりチケットが利用できない状態となっても返金はできませんし、実行委員会での責任は負えません。本プロジェクトの趣旨は応援であることをご理解ください。
*各店舗とお客様の間でトラブル等が発生しても実行委員会は責任を負えませんのでご了承ください。
*金額を上乗せしていただいた場合、支援したコース以上のリターンは入手できません。

【加盟店】(あいうえお順)

(旅館・ペンション)11件

伊豆に創癒の隠れ郷 水生の庄 /  磯膳 まえだ苑/  稲取銀水荘/  稲取東海ホテル湯苑/  稲取リゾート/ 海一望絶景の宿 いなとり荘/ 糀屋旅館/ 心湯の宿 〜SAZANA〜/ SPA・RESORT竜宮の使い/ 石花海別邸 海うさぎ/  ペンション マスカレード

(飲食店・居酒屋・スナック)28件

網元料理 徳造丸 魚庵/  網元料理 徳造丸 本店/  居酒屋・お食事処 湊/  居酒屋 樂/  居酒屋 末広/糸島屋/ お食事処&かき氷 キッチンZEN/ お多福/ CAFE.BAR KAHANA/ かもめ食堂/ 菊栄丸/
きんめ処 なぶらとと/  クローバー/  スナックエリザ/  すなっくさくら/  Snack Mai/  手打ちそば 誇宇耶トントン/  なごみ/  吞味処 汐香/  Manas Cafe/  ファミリーレストラン ヤシ/  ほてい食堂/ 焼肉 虎の穴ラウンジ ありさ/  ラーメン・餃子の店 㐂楽/  拉麺 虎太郎/  笑の家

(小売店)17件
飯田店/お菓子処 黒初/ 叶家社中/ 花月製菓/ 甘味しるこや悠遊庵/ 吟酒むらため/ 三喜のお茶/ 鮮の恵/ パティスリー・カルフール/ はらや製菓/ florist fairy/ デザインワークス イーストエムズ/ 藤邉製菓
山信/  山田青果/ 山長水産/  よろずちゃん

(施設・その他)7件

伊豆アニマルキングダム/  伊豆フライトハウスパラグライダースクール/  稲取温泉観光合同会社
稲取漁港直売所 こらっしぇ/  稲取ゴルフクラブ/  稲取マリンスポーツセンター/  港の朝市

2【伊豆稲取の全体を応援したい方】
純粋にこのプロジェクト自体を支援してくださる皆様には[返礼品なしのただただ支援]と[返礼品として稲取名産品セットをお届けする支援]と[交流型支援]の3つのパターンがございます。

①ただただ支援
支援可能額 1000円、5000円、10000円

②返礼品型支援

支援可能額 1万5千円、3万円、5万円、10万円、30万円、50万円、100万円

支援金は加盟店に分配され、経営維持管理費に用いられます。

②をご支援していただいた皆様にお届けする返礼品は伊豆稲取名産品セットをご用意させていただきました。ご家庭で調理する際に手間がかからぬよう伊豆稲取産高級金目鯛を煮つけにし温めるだけで食べられるように加工してあります。徳造丸のさざえご飯も温めるだけで美味しく食べられます。またデザートに花月製菓のニューサマーゼリー。こらしぇで販売しているお茶漬け。悠遊庵のニューサマーシャーベットなどが金額に応じてお届けいたします。おかずもご飯もデザートも伊豆稲取を堪能していただけたらと思います。

③交流型支援

交流型支援は金額、内容等はそれぞれのページでご確認ください。
必要経費があるものは差し引いた金額が全額支援となります。

【スケジュール】

●プロジェクト掲載期間:2020年05月30日〜2020年06月30日が掲載期間となります。
●伊豆稲取未来への希望チケット・返礼品発送予定日:2020年07月15日〜2020年08月10日の間に発送いたします。
●伊豆稲取未来への希望チケット対応期間:2020年08月01日〜2021年07月31日が使用可能となります。
※チケット対応開始日は新型コロナウイルスの状況で延期する場合がございます。

最後に

稲取のどんな未来を望むのか?
と聞かれたら、私達は稲取の人がこれからも稲取温泉を盛り上げていこうと思い続ける未来が続く事を望みます。
資金が途絶えてしまえば、たとえ、どれだけ熱い想いを持っていたとしても、感動させられる才能を持っていたとしても、挑戦や夢を諦めなければなりません。その後に続く子供たちの未来はこの地に希望をもてなければ途絶えていくだけです。
もしも、稲取温泉を気にかけてくださる方がいらっしゃいましたらどうか応援してください。
そして今回の事を通して、稲取の人が新しい形としてクラウドファンディングを学び、活用していくことができたらいいなと思います!
長文になってしまいましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後とも伊豆稲取をよろしくお願いいたします!

多くの皆さまのご支援と、本プロジェクトの拡散をよろしくおねがいいたします。
この稲取温泉の名前が1人でも多くの人の目に触れますように。

伊豆稲取でお待ちしております!

伊豆稲取未来への希望プロジェクト実行委員会一同


【「伊豆稲取未来への希望プロジェクト」実行委員メンバー】

西塚良恵(NPO法人Mingle lzu )

上嶋玲子(Green Forest Market )

瀧 大輔(稲取温泉旅館組合 組合長 稲取東海ホテル 湯苑)

森田健司(稲取漁港直売所 こらっしぇ)

西塚孝男(稲取飲食組合)

藤邊正行(港の朝市)

内山欣洋(花月製菓)

鈴木基史(株式会社 徳造丸)

荒武優希(NPO法人 ローカルデザインネットワーク)

伊藤光吉(デザインワークス イーストエムズ)

加藤晃太(稲取銀水荘)

(協力)

静岡銀行 稲取支店

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2020/06/29 17:24

    明日で最後です!加盟店のご紹介は実行委員長の西塚が担当しております。今日は山田青果さんです!朝市やキンメマラソン でもお馴染みの山田青果さん。朝市ではみかん以外にもスムージーが始まりました!土日の朝は山田青果さんのスムージーを飲む朝から始めたいですね私はこのフレッシュなみかんジュースが大好きで...

  • 2020/06/27 09:01

    おはようございます。残り4日となりました。加盟店のご紹介も残りわずかとなりました。今日は"SPA RESORT 竜宮の使い"さんです。場所は温泉場、銀水荘さんの先の志津摩海岸の手前に稲取マリンスポーツさんと隣接のお宿です。体験と若返りで笑顔に!がコンセプトのこちらのお宿。こんな寝湯があったり酸...

  • 2020/06/26 10:22

    おはようございます!加盟店のご紹介は実行委員長の西塚が担当しております。沢山の加盟店から皆さまのお気に入りを見つけていただけたらと思います。伊豆稲取にお越しの際には是非寄ってみてください。今日の一つはSazanaさんです。Sazanaさんはバリ風アジアンリゾートのお宿です。ロビーでは…welc...

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