当プロジェクトをご覧頂きありがとうございます!


初めまして、貴田倫大と申します。

この度は当プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は10月に広島にて写真展を開催する為、クラウドファンディングを実行させて頂きました。



個展のコンセプトは「希望」



コロナ社会で生きる人々を写真に収め、個展を通じて沢山の人に希望を感じて頂きたい

そんな想いから今回個展の計画をスタートしました。



今現在、コロナウイルスによって世界も日本も大きなダメージを負ってしまっています。

ダメージというのは、経済的なダメージも勿論ですが、急激な生活の変化による精神的なものもそうで、この状態が全く無関係という人はほとんどいないと思います。


かく言う僕も、働く環境の変化や普段の生活での制限などからくる精神的な磨耗を感じていました。

ストレスですぐにイライラしてしまったり、体調を崩してしまったり…

他人への考え方などもネガティブな方向に変わってしまったような気もします。


そして疲れた日々を送る中で、ある日ふと「自分が今世の中に対して出来る事ってないのか?」と考えるようになりました。

個人経営やイベント業などの知り合いが多くコロナの影響の大きさについて考える機会が多かったのもあり、何かこの状況に対して出来ることをやりたいという感覚がコロナの情報を見る度にどんどん大きくなっていきます。


今現在の僕の写真の活動の中で出来る事はあるのだろうか?

格安で撮影をすればいいのか?

家で見て楽しめるインスタアカウントでも開設すればいいのか?



そうして考えた中で「僕の撮る写真で」出来るかもしれない事、

出会った素敵な人を撮らせてもらい、その喜びをシェアする

という事が出来るのではないか?と思い至りました。



僕はどちらかと言うと今のトレンドとは逆の写真家です。

過度にハイキーにしたり、フワフワのボケを多用したりという写真は得意ではなく、

モノクロスナップやクラシカルな画が多い。

戦時中に活躍した偉大な写真家達や今も世界でドキュメントを撮る写真家達を敬愛しているからでしょう。


ただ普段の写真ともまた感覚が変わって、人を撮らせてもらう時には出来るだけ優しい写真を撮りたいと思っています。

飾らない、自然で素敵な笑顔やその人をよく現した表情を撮りたい。

そう思って生きていると、身近な人だけではなく初めましての人にも、素敵だと思ったらカメラを向けるようになりました。


食事や買い物をした店員さんに、散歩中に出会った人に、会話をして素敵だと思ったらお願いして撮らせてもらう…



いつか僕の写真を見た方に「君の写真には愛がある」と言ってもらえた事がありました。

モノクロで構図もシンプルだけど、だからこそ被写体の魅力や僕の感情が伝わってくれるのだと思い、とても嬉しかった。


今回、改めてこの言葉を思い出して

「僕は派手な写真は撮れないが、オープンな心で素敵な方々を撮らせてもらおう。

そしてそうした飾らない写真達はきっと誰かの心に響くだろう。」

そう思い今回の個展は、スナップポートレートを集めた展示と決めました。


広島をメインに、僕が出会った素敵な方々の「今」を撮りたいと思っています。

働く人、そのご家族やお客さん、旅先でたまたま出会う人も、知り合いも、

今回の個展の為に写真を撮らせてもらう方には感謝しかありません。

1枚1枚を丁寧に、撮影や作品制作を行わせて頂きたいと思います。



個展に関して

画像はイメージです

会場は広島市内のアクセス条件の良いレンタルギャラリーを利用します。

出来るだけ落ち着いた空間で、しかし普段美術館などに行かない人でも馴染みやすいような場所で、と考えています。


基本的に僕は会期中常に在廊している予定ですので、作品についての解説などさせて頂きます。

文字によるキャプションもつけますが、エピソードを聴く事でより楽しんで頂ける事かと思います。


また、ひたすら写真を見るような展示というよりかは、作家である僕だったり来てくださった方々同士で話して頂ければと思います。

そこからまたお互い生きるエネルギーを生み出して頂けると幸いです。



開催時期のコロナの状況に合わせて

このまま新規感染者数が抑えられた状態が開催時期まで続く場合は、換気や消毒などに気をつけるのと、来場者の方へ基本的な感染症マナーへのご協力をお願いしながらの開催と致します。

もし開催前や開催中に再び流行の兆しが見られたり、外出自粛要請が出た場合は、1時間辺りでの入場者数の制限を行うなどの対策を取らせて頂きます。

開催前に緊急事態宣言に移行の場合は延期もしくは中止の対応となります。

しかし、会期中に突入の場合は会場からの配信にて作品解説を行うなどをして、ギャラリー体験をして頂くなど楽しんで頂けるよう工夫致します。


写真展を開催出来る事が1番ですし、何より皆様の生活の為にもこのまま収束に向かうのを願っています。



リターンについて


まず、支援して頂いた全員に共通するのが、

・お礼のお手紙
・L版プリント1枚
・写真展開催時にspecial thanksとしてお名前記載

こちらの3点は全てのプランに共通するリターン品です。


お手紙は1通1通手書きで送らせて頂きます。

これは、写真などをお渡しする時に僕がしている事なので、今回も例外なく皆さま分書きます!

プリントもセットなのは、写真家の心情として「プリントならではの価値がある」ということを大事にしているからです。

なので全員に1枚は必ずプリントしたものをお渡ししたいと思っています。

(ポストカードとも迷いましたが、調べると結局使い道があまりなくて困る人がほとんどみたいなので、それなら同じサイズで画も綺麗なプリントにしようと思いL版プリントにしています。)

また、会場にてspecial  thanks欄にお名前の掲載をさせて頂きます。

これらの3点は全プラン共通となっております。


プリント作品のプランについて




スナップだけでなく、僕の芸術性や自然に対する考えなどを基に撮った写真をプリント作品としてお届け致します。

作品としての写真に触れる事は普段多くはないかと思うので、これを機にご自宅などに飾ってみてください。

プリント作品に関しては、リターン項目にある作例だけでなく、ホームページにて作品を選べるように順次していきます。


https://kidatoshihiro.com/for-crowd-funding-supporters/


支援募集が終了した後の作成、発送となるのでお渡し目安は8月中旬以降となります。

また現在一旦の収束に向かっているように見えますが、今後コロナウイルスの影響がどうなるかわからない為、物流などの状況によっては納期が伸びる可能性もある事を予めご了承ください。


ポートレートやドキュメントなどの撮影プランについて


基本的に大原則として感染症対策はしっかり行いましょう。

厚生労働省のガイドラインに則って、対策を講じながら安全に撮影を行います。

ポートレートなどは基本的には屋外を想定しています。


おそらく実際に撮影を行うのは夏か秋頃になると思いますが、このまま収束方向へ向かう場合は十分な対策をして撮影に臨むようにしますが、あまりに状況が悪い時は室内での撮影は控えて、社会情勢によっては延期、もしくは同額相当の作品への交換とさせて頂くなどの対応とさせて頂きます。

延期に関しては、特に期限などは設けませんのでご安心ください。

コロナによる延期などは予め了承の内だという認識でお願い致します。


また、私自身も日頃から対策は行っていますが、ゼロリスクという事は有り得ませんので、撮影後などに感染症が発症したとしても双方に責任は無いものとさせて頂きます。(勿論、感染経路の究明などには協力)


写真集について

リターン品にもある写真集ですが、こちらは展示作品だけでなく、個展開催時の様子も収めたものにしようと思います。

なので、製本は個展終了後となりますので、発送は11月を予定しています。

来てくださった方が個展の様子を思い出す為、足を運ぶことが出来なかった方に個展の様子をお届けする為、そして自分自身のポートフォリオとして今後使う為の作成です。


なので写真集の販売は

・このプロジェクトのリターン品

・会場での予約販売

・直接ご連絡での販売

のみとさせて頂きます。

販売価格に関してはページ数などにもよるのでまだ未定です。


資金の使い道

皆さまから支援して頂いた資金は大切に使わせて頂きます。

支援して頂いた資金はまず、リターン実行の為の費用(制作費や撮影の為の移動費や諸経費)とクラウドファンディング開催に於ける手数料に充てられ、残った資金が実際の制作費となるように計算をしています。

個展での作品は勿論、リターンに於ける作品などもクオリティを落としたくはないので、どうしても制作費が多少なりとも掛かります。

皆さまからの沢山の支援をお待ちしております。

今回の支援を元に作品写真の魅力や、写真で撮ってもらう事の楽しさや感動をより身近に感じて頂きたいと思っています。


以下目標額達成時の内訳

金額を記入している部分は現時点での概算です。


目標金額500,000円集まった場合

写真展開催において

・会場レンタル料 54,000円(現在計画している会場での費用)
・設営備品購入費 3,000円
・展示用備品購入費 10,000円
・設営人件費、運送費等 10,000円

作品制作において
・作品制作費 150,000円
・取材費、謝礼 30,000円
・広告宣伝費 20,000円

その他
・リターン制作+手数料 200,000円


希望数の多かったリターンの内容などによって内訳(特に会場レンタル費などの固定費以外)は変動はしますが、大体6割ぐらいが残る計算です。


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

目標金額に満たなかった場合でも個展の開催はしますが、かなり心苦しくなりますが規模の縮小など(開催日数を短くする、展示作品数を減らす)にて対応したいと思います。


実施スケジュール

6月 募集開始

7月 募集終了

ポートレートなどの撮影リターンのスケジュール調整(都合が合えば順次開始)
リターン用作品の制作開始
会場決定、その他業者さんや賛同してくださる所と打ち合わせ

8月
撮影リターン全開始
リターン用作品の発送開始

9月
展示作品のプリント、額装作業開始

10月 展開催!!


個展は10月初旬の開催を予定しています。

本格的に冬になるとコロナの影響が再び強くなる可能性があるので、少しタイトですが10月開催の方向で考えます。

また、支援金にリターンの制作費なども含まれている為、支援金が手元に届いてからのプリントや発送となります。

※個展用の作品の撮影は現在も行っています。


また、当然写真展後も写真家としてや、現代で生きる人間としての活動はどんどん行っていきます。


・写真家としての作品制作・販売(古典技法を使ったプリントも今後販売予定)

・フォトグラファーとして撮影の仕事

・その時その時代に合わせたドキュメントを展開

・飲食店向けにオンラインコミュニティを発足し経済活動の支援を計画中(ビジネス関連のパートナーと)

・コロナ関連の情報収集、発信


上記活動は今後もどんどん続けていきますので、その為にも今回のクラウドファンディングと写真展は絶対に成功させたいと考えています。



最後に!

ここまでお読み頂いて本当にありがとうございます。

今でこそコロナも落ち着いて来た雰囲気ですが、実際は飲食業、イベント業、観光業などで生きている方々は元通りとは到底言える状況ではありません。



今も休業や営業縮小している所は沢山ありますし、困っている方々は沢山います。

実際にそういった所を見ると、それを伝えなければと思う反面、ちゃんと伝え切れるだろうか、沢山の人に知ってもらえるだろうかと弱気になってしまう部分もあります。

ですが、ここで活動をして少しでも多くの人に希望を感じてもらって、温かい気持ちになってもらうのが重要だと思っています。


勿論、直接困っている所への支援も必要な状況です。

貴田倫大の写真に投資する前にお店に直接持って行こう、という考えも最終的には僕の望む所に繋がるのでそれはそれで歓迎します。

だからこそ今回クラウドファンディングを行う上では、そんな中で僕に応援してくださるという想いをしっかり受け止め、写真を撮らせてもらった人達、特に働く人達と、応援してくれた人達を繋ぐ為に使うのだ、と考えています。


皆さまからの支援を心からお待ちしてます。




  • 2020/07/17 18:12

    皆さんこんにちは!いつも応援をありがとうございます。昨日今日と、リターンの決行をして参りました。カメラ教室とお仕事撮影を希望された方、お二人の下へ。カメラを持って外に出よう!ですね。お仕事撮影の方は、今後ヨガの教室を開く為の写真が必要だという事。ヨガの教室を開いた先のビジョンなどがとても素敵で...

  • 2020/07/16 10:01

    皆さんこんにちは。当プロジェクトも残す所1週間を切りました。お陰様で沢山のご支援と、「応援してるよ」「作品も個展も楽しみにしてる」といったお声を沢山頂けています。目標金額まではまだ到達していませんが、最後まで諦めず皆さんと行ける所まで行きたいと思っています。よろしくお願い致します!そして、もう...

  • 2020/07/07 21:59

    連日雨が続きますね。梅雨の前線がしばらく動かないみたいなので、まだ雨の日は続きそうです。晴れてるのが好きですが、雨は雨で良い写真が撮れたりするもの。視界が悪くなる雨だからこそ、しっかりと周りを見てみると美しい光景に出会えます。しかし広島はここ数年で豪雨による災害を経験しています。激しい雨音を聴...

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