”cariva”とは、カリッシミ(懐かしさ)、ノヴァ(新星)と言う単語を組み合わせた造語です。
「今」いいと思う MONO、そして「10 年後」もっと良いと思う MONO で在りたい。
人生で一度は出会うアメリカンカジュアル。



シンプルな考え方でシンプルな創り、 仕事道具から ファッションへ、その “古き良き時代” からインスパイアを受け、 本質を捉え本当の価値をもう一度取り戻せるモノ創りを 目指してできた新しいブランドです。


手に入れた時の感動、そして永く使って頂く事で、その人それぞれの

味わいを持つ大事 な相棒になってくれると思います。


●オリジナルカーフ「バディレザー」


ひとつひとつに手染めを施したキメの細かいオリジナルのインド製カーフです。
大部分はこの革でできています。
カーフは生後6カ月以内の仔牛から採った皮でキメが細かく柔らかい
個体の小ささ故に少量しか採れない点と肌目の美しさから高価な革とされ、高級ブランドなどで多く使われている革になります。

機械で塗料をしっかりと染み込ませたものと違い、革が持つ独特の風合いがよくわかる 仕上がりです。
使うほどに手に馴染み、どんどん使いやすくなる。
時間の経過による損傷や劣化とは違う、使っている人に合った「味」が出てきます。
そのエイジングの過程を楽しめるのも革の特徴の一つ。
ぜひ、ずっと一緒にいる「相棒(バディ)」のように 共に過ごす時間を楽しんでください。



●国産ステアを姫路のタンナーで仕上げた「オイルシュリンクレザー」


皮を鞣す(なめす)時に起こる縮みをうまく生かし、バディレザーとはまた違った風合いを持った革です。

オイルレザーは、タンニンなめしを施す際にオイルを染み込ませ、よりしなやかにし、耐久性を増した革です。
オイルを染み込ませているので、しっとりとした革に仕上げています。
タンニンで鞣しているので、色落ち等は起こります。
その分、使えば使うほどにエイジングし、馴染んできます

そのオイルレザーにシボを出す「シュリンク処理」を施しています。
「シボ」とは漢字で「皺」と書き、表面にちりめん状に細かく寄った不規則なシワ模様のことを指します。
シボの出し方は手で振ったり、空打ち(ドラム回し)をする中で自然にシボができる「天然」と呼ばれるシュリンク方法と薬剤や型押しをしたシュリンク方法がありますが前者の「天然」のシュリンク処理を採用しました。
自然にできるシボの不規則な模様がうまく商品の雰囲気に合っています。

ステアは生後2年を経過した雄牛の革ですが、食用のために生後3ヶ月~6ヶ月の間に去勢されています。
そのため穏やかに成長するので、去勢されていない雄牛の革よりも革質がやわらかくなっています。
ステアは2年以上飼育された牛で最も需要が多く、供給、品質が安定していて面積があり厚みがあります。

姫路のタンナー(皮を革にする人や会社の事)で加工しました。
リュックのショルダーベルトやトートバッグの持ち手などに使用しており、いいアクセントになっています。
厚さ4mmと極厚のステアを使用しており、 しっかりとした力強い印象を与えます。

●主な金具は全て「真鍮(しんちゅう)」


真鍮は、腐食しにくく、加工しやすいという特性があるため太古から建築、造船、家具など様々な分野で使用されてきました。
落ち着いた控えめな光り方をする独特の風合いがあり、 日々人の手で触ることで、表面の光が鈍く変化していきます。
銅と亜鉛でできた合金で、おおよそ6:4の割合を基準に、求める特性によりバランスや添加物を調整されています。
carivaの商品に使用されている金属の大部分はメッキや塗装などをしない『無垢の真鍮』で作られています。

使い込んで行くうちに、空気にさらされて、人の手に触れられて、少しずつ表面の味わいが変化していく。
そして使えば使うほど、表面が酸化して独特の味わいが出て、素材本来の美しさが増していきます。
時間の経過とともに、ゆったり少しずつ変化するという特性は、金属ならではのものかもしれません。
素材の持つ風合いが柔らかく、光沢も優雅。美術工芸品や仏具などの素材としても長い歴史があります。



手垢や黒ずみが気になる時は、市販の金属研磨剤(メタルポリッシュ等)や磨き布などで磨く事で元の輝きを取り戻すことができます。
ただ、人の手で触ることで表面の光が鈍くなるのは、それはそれで味わい深いですし、研磨剤は表面を削ることにもなりますので、普段はさっと布で拭く程度でもOKです。

また、使用中まれに緑青(ろくしょう)が発生する場合があります。この緑青は、銅が酸化されることで生成する錆のこと。
緑青は無害・無毒ですが、見た目が気になる場合は、酢(家庭用)に、同量の塩を混ぜた液を布につけて、緑青が発生している部分に直接こすりつけて磨き落とします。その後食器用洗剤で洗い、すすいだ後は、水気をしっかり拭き取って下さい。
使う中で少しずつ出てくる緑青は、取り切らずにそのまま残すというのも、1つの味わいになる場合がありますので、そこはお好みで。

長く愛用する=時間がかかる、ということなので物自体はどうしても少しずつ古くなっていきます。
その中でも、「古くなる」ことが「消耗」に結びつくものと、「味わい」に結びつくものに分かれています。
愛用品と長く連れ添うのが好きという方の中には、「味わい」が増していく経年変化が好きという方が多いのではないでしょうか。
真鍮は、時間の経過により「味わい」へと結びつくものです。
姿形が変わっても、変わらぬ素材の味わいがある。それが真鍮の魅力なのかもしれません。



●1930~1950年代のジッパーをリアルに復刻


WALDESは1930年代のアメリカで実在していた歴史あるジッパーブランドです。

時代の流れと共に風化し、フリーになっていたこのブランドの商標権を朝日ファスナー(株)さんが取得しヴィンテージジッパーとして復刻されたものを使用しています。
メインで使用しているのは『セルヴィッチジッパー』の3G綿WR#60です。
引き手は「31ABK」というWALDESの復刻モデルで、型に金属を流し込んで作る今の製法ではなく、昔やっていたように金属の板をプレスして作られています。

『セルヴィッチジッパー』はコードの配色によりセルビッチ・デニムの赤耳を表現した独創的なZipper
他の一般的なファスナーと違い、財布を取り出した時やお金を支払う時に、ふと目に入る赤いラインが特徴的です。



ヴィンテージジッパーWALDESは、エレメントが各種非鉄金属で出来ています。ジッパーの歴史の中でも一番古い製法で、エレメント素材にアルミ、丹銅、洋白を使用。
プレス成型されたエレメントは重量感に溢れ、また、メッキを施していませんので、経年変化が楽しめて独特な雰囲気を醸し出します。

現代のジッパーのテープ部分はポリエステルがほとんどですが、WALDES Zipperのこだわりは綿100%テープ仕様昔ながらの力織機で製造している事です。
現在は少なくなりましたが、動力を用いて布を織る力織機でシャトルと言う木製のものが往復運動を繰り返し、縦糸に横糸を打ち込んで織っていきます。
ゆっくりと1時間に4~5mほどしか製造出来ませんが、生地は織端がほつれないように耳がついています。
特長として、 ほつれにくく、強度もあり、独特な風合いに仕上げたこだわりのテープです。
ジッパーテープに使用されるコード(芯)も綿糸100%、テープとコードを縫う糸も綿100%です。
特に綿は独特な風合いと素材感があり、環境に優しい製品です。


熟練の職人が巧みにミシンを操作して、テープとコードを縫い合わせ、テープ、コードへのテンション掛かり具合や、縫い糸にまで掛かるテンション等など一つ一つ確認しながら作られた最高のジッパーテープに、1960年代から愛用されている高速プレス機によるエレメント(務歯)植え付け後、エレメントを研磨し、一つに合わせ、洗浄・乾燥・シワ伸ばしをしてようやく完成します。

それぞれの部分に細部までこだわった、一緒に過ごす時間とともに起こる変化が楽しめるものになっています。




●トートバッグ

●リュック

●ボディバッグ




革の切り出しや縫製などを手作業で行い、

一つ一つ大切にお作りしたものをお届けします。



HAPPINESS THROUGH FASHION

ファッションを通じて、人の心を豊かにすること。
見て楽しむ、使って楽しむ、 思わず人に見せたくなる、そんな商品を生み出すことが、わたしたちの仕事です。
変化の激しいファッション業界の中で、多くの人に喜びを与えられる商品の企画・開発に取り組んでいます。


NEVER STOP CHALLENGING

スタッフ全員が「ものづくり」の心を大切に、競争力のある品質の高い商品を製作するため、日々創意工夫を重ねています。
新技術へのあくなき挑戦、古今東西あらゆる瞬間、 場所から何かを学ぼうとする姿勢…貪欲なチャレンジ精神がサンアートの強みです。
時代の流れをくみとり、変化を恐れない。わたしたちが手がけるのは、“明日”のものづくりです。



Q : 日々のお手入れは必要ですか?

A : 基本的に特別なお手入れは必要ありませんが気になるようであれば綺麗な布で乾拭きしてからクリームを軽く塗って頂けばOKです。


Q :納期予定はいつですか?

A :プロジェクト終了後、2020年8月の発送を予定しております。


Q :返品・交換は可能ですか?

A :商品に欠陥があった場合は返品・交換の対応をいたしますのでご安心くださいませ。


リスク&チャレンジ

※本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている 環境から変化があった場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性も ございます。 

※プロジェクト終了後には迅速に支援者様への配送を開始する予定ですが、生産状況や天候の問題で配送が遅れる可能性がございます。リスク&チャレンジとしてご理解いただけますよう宜しくお願い致します。 

※モニターの表示により、色の風合いが異なってみえることがあります。あらかじめ、ご了承下さい。 


クラウドファンディングの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


  • 2020/08/04 09:29

    この度はご支援頂きましてありがとうございました。本日より出荷作業に入らせて頂きます。キャンプファイヤでのプロジェクトは一旦終了致しますが、ポップアップイベントや公式サイトでの販売も行っておりますのでご興味ある方は是非一度ご覧下さい!■cariva公式サイトhttps://cariva.jp/ ...

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