今までになかった!?厚み3mmの超薄型トートバッグ!!

アラスカレザートートバッグ


S'perica(エスペリカ)革製品専門店
S'pericaは2019年に静岡県出身の双子の職人、「佐藤兄弟」が立ち上げたレザーブランドです。 職人が自ら足を運び上質な革を仕入れ、一つひとつ丁寧に魂を込めて製作しています。


S'perica新商品 先行販売

「シンプルでスタイリッシュなかさばらないバッグがほしい!」その想いから実現した商品です。

このトートバッグは極限まで無駄を省いた「薄いトートバッグ」です。
最近では小ぶりなバッグを持っている方も多いと思いますが、このトートバッグの利点は薄型でかさばらないことです。

縦にA4サイズがジャストで収まる
マチのないトートバッグです。

目指したのは「薄い」だけでなく「万人が好むシンプルでクセのないデザイン」そして「上質で頑丈」であること。



サイズ表

約H34cm × W30cm × D3mm 


〈厚い革 の 薄いバッグ〉

革を薄く漉けば、薄いバッグを作ることは簡単です。
しかし、薄い革は耐久性が劣り革本来の風合いも損なわれてしまいます。
そこで革は厚みのあるものを選定。ディテールにこだわることで薄さを実現しました。薄い仕上がり、革本来の風合い、スタイリッシュなデザイン、耐久性、
全てにおいてバランスのとれた仕上がりになりました。

<一枚革のボディ>

ボディは一枚革を2つに折り、サイド部分を縫製して仕上げています。
一枚革で使用するというのは革の切り出し工程の中でどうしてもロスが発生してしまうという点から一般的ではありません。
ですが一枚革にすることでデザインのシンプル化、また機能性、耐久性においても一枚革のが良いと判断し贅沢に一枚革を採用させていただきました。

〈マチのない構造〉

本来マチのないバッグは内縫い(袋状)に仕上げることが一般的です。内縫い仕様のバッグは内部に丸みが生まれることで収納容量が増え使いやすくなります。

しかし内縫い仕様にしてしまうとぼてっとしたシルエットになり「スタイリッシュさ」が損なわれてしまいます。

そのためこちらのトートバッグは真逆の外縫い仕上げを採用しています。しかし外縫い仕様を固い革でやってしまうと開口部分が思うように開かず使い勝手が悪くなってしまいます。

そこで程よくハリがあり手になじむ革を採用しました。
使用していくにつれて柔らかさとしなやかさが出てきます。


〈4mm厚の一枚革取っ手〉

張り合わせ仕様の取っ手や中に芯材を入れた仕様の取っ手が一般的ですが、こちらのトートバッグは一枚革を採用しています。

イタリア産の繊維密度が高く耐久性にもすぐれた革を使用しています。
最初はハリがあり硬めの革ではありますが、使うにつれて手に馴染んでいきます。

〈Made in JAPAN へのこだわり〉

S’pericaの商品はすべて国内で仕上げています。
工場の量産ではなく、国内で技術力の高い職人を中心に、一点一点丁寧に仕上げています。
こちらのトートバッグは、縫製、コバ(革の断面)をやすりがけした後に磨き上げ、経年とともに割れてしまうコーティング剤ではなく染料で仕上げています。
デザイン、型抜き、縫製まで、すべて国内で行っています。
世界に誇るMade in JAPANの品質をお届けします。

〈生産量について〉

S’pericaの製品は、技術力の高い限られた職人が、一点一点丁寧に製作するため、生産量が限られます。
海外の工場で大量生産すれば、より多くの方に製品をお届けすることができるのですが、一点一点仕上がりに差が出てしまったり品質で妥協することになってしまいます。
S'pericaはたくさんの方に品質の高い製品をお届けし続けることを目指しています。

お届けまで、長くお待たせしてしまいますが、お客様のご理解にS’pericaは支えられています。
できる限り早くお届けできるよう精進致しますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。


<アラスカレザー>

イタリア植物タンニンなめし革協会認定のタンナー「La Perla Azzura(ラ・ペレラ・アッズーラ)」社製の植物タンニン革です。
良質なフランス産原皮に拘り、アルゼンチン産のケブラチョタンニンで鞣されたヌメ革です。
仕上げ工程では平置きにした革にスプリンクラーでワックスを降り注いでドラムで回し、強弱のあるシボと谷に残ったワックスにより素材のテーマである「アラスカの雪山」を表現しています。
エイジング過程では白いワックスが雪解けのように消えてゆき、革本来の自然な色味が上がってきます。

表情豊かなソフトレザー
革の表面にワックス(ロウ)をかけた仕上がり。
どの部位を見ても同じ表情はなく不均一で自然な風合いが特徴です。
この革の特徴は何といっても表面上にワックス(ロウ)を施していることです。
表面のワックスは使うにつれ取れていき、艶感と経年変化を楽しんで頂ける革です。
経年変化の部分ではワックスが取れると床面のような色味へと変化していきます。
どんな革製品にも違いを出して頂ける革となっております。
特に鞄や小物との相性は良く一目で個性を出せる一面を持っているので、製作していてとても楽しい革です。


〈メンテナンス不要〉
濡れたら乾いた布で拭くだけ、オイルなども塗る必要はないです。
特別なお手入れは一切必要ない革なんです。

キズが付いたら革を揉むか、内側から押してあげてください。
引っ掻きキズがついたら、革を揉んであげてください。
表側は強く擦らないようにしてください。

これだけでキズを多少カバーすることができます。

繊維の中までたっぷりオイルが染み込んでいるため
使い込むほど、内側に含まれるオイルが染み出して艶が出てきます。
そのため、オイルケアも不要です。


〈環境への配慮〉
イタリア植物タンニンなめし革協会は、イタリア・トスカーナ地方にて1994年に設立された現在20社以上のタンナーが加盟する非営利団体です。
加盟しているタンナーは、良質なベジタブルタンニンなめし革を時間を惜しまず伝統的製法で製造し、高品質なイタリアンレザーを世界に向けて提供し続けています。

なめし革産業は、食肉生産の副産物として存在するものです。動物の皮膚からタンパク質、脂肪、不純物を取り除いてやわらかくし、皮革製品の材料として加工しやすくするプロセスが「なめし」です。

多くの場合、安価で効率よく生産するためにクロムやアルミニウム、ホルムアルデヒドなどの重金属や化学物質のなめし剤が用いられます。
クロム鞣の革は燃焼により発がん物質を生成しますが、植物タンニン鞣しの革は、すべての成分が自然由来であるため、容易に処分できます。

イタリア植物タンニンなめし革協会の加盟タンナーは伝統的に樹皮などから抽出されたタンニンを使用します。

特に浄化設備には多額の投資を惜しまず、工場から排出されるのはほぼ100%浄化された水のみだといいます。
もちろん製品にも自ら厳しい限界値を設け、有毒物質をほとんど含まないことを必須要件として保証しています。


〈製品仕様〉
外形寸法 :約H34cm x W30cm x D3mm
素材   :牛革(イタリア La Perla Azzura(ラ・ペレラ・アッズーラ)社 アラスカ)
生産   :Made in JAPAN
付属品  :取扱説明書


〈留意点〉
・原皮の風合いを生かした染料仕上げのため、表面にキズ・色ムラ・シミ・シワがある場合がございます。
・ロットにより多少、色・質感が異なります。
・表面がデリケートなため、製造過程で僅かな傷・押し跡等が見受けられる可能性があります。
・表面は柔らかく傷つくこともあります。多少の傷は指で擦れば自然に回復します。
・深い傷も、エイジングとともに馴染み、革の風合いへと変化していきます。
・オイル、撥水剤、クリーナー等の使用は革を痛める原因となりますので控えて下さい。
・製品が濡れてしまった場合は乾いた布で軽く押すようにして水分を取って下さい。
・使用に伴いサイズが多少変化します。
・色落ちが生じることがございます。淡色の衣料との組み合わせにご注意ください。
・油脂成分が表面に白く浮き出ることがあります。軽くこすっていただけると取ることができます。
・モニター環境により、実際の商品の色合いと多少異なってみえる場合があります。

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