初めまして!プロジェクトページにご興味を持っていただきありがとうございます。
現在、涌谷町の地域おこし協力隊として「食」をテーマにわくわく涌谷伝え人として活動している丹治奈緒子です。
わくわくしたい気持ちが繋いでくれた日本初の産金地・涌谷町
住み続けたい居場所になった“涌谷町”
東京生まれ、福島育ち。
学生時代は東北で過ごし、「飲食店を開きたい」という目標を胸にふたたび上京。働きながら学んで15年。地域の食材で地域に根付いたお店にしたいと思っていた頃に、東北で東日本大震災が発生しました。
震災をきっかけに宮城へ足を運ぶことが多くなり、そこで生まれたたくさんの縁が「涌谷町」に繋いでくれました。
協力隊として活動しているうちに涌谷町が心の底から大好きになり、町のモノやヒトをもっともっと元気にしたいという思いが今回のチャレンジとなりました。
日本中をわくわくさせた町
日本初の産金地・涌谷町
涌谷町は、749年(天平21年)に、時の天皇・聖武天皇が進めていた国家的プロジェクト「東大寺の大仏造立」に使用する金が不足した際、日本で初めて金を産出し、900両(約13kg)を献納し、その完成に大きく貢献した町です。
聖武天皇は、この金の産出に大いに感動。年号を「天平」から「天平感宝」に改めるほどの大事件となり、涌谷町が日本全体をわくわくさせた瞬間となりました。
食財に恵まれた町
涌谷町は宮城県の北部に位置し、宮城県の県庁所在地・仙台市から車でもJRでも約1時間のところに位置しています。
町の中心部には古くから作神さまとして信仰される箟岳山、涌谷城下に桜と河川、どこまでも広がる田園地帯。
そういった恵まれた環境から生まれる涌谷町の基幹産業は「農業」。稲作を中心に、近年ではパイプハウスを使った園芸栽培が盛んで、小ねぎ・水菜・ほうれん草・にらなどが特産品となっています。
特産品以外でも、西洋野菜や南国フルーツ、高級食材などわくわくさせてくれる「新たな食財」にチャレンジしている生産者の多い町です!!
涌谷町を「食」でわくわくさせたい!!
涌谷町の地域おこし協力隊として「食で町を盛り上げる」をミッションとして活動している現在、出会う生産者から生み出された食材は豊富な上に、黄金に輝く魅力的な「食財」ばかり!!
「金」を掘り起こしているかのように、わくわくが次々と生まれてくる町の「食財」で、私が一番わくわくしたものが、黄金に輝く現代の金「金のいぶき」。日本初の産金地・涌谷町としてブランド化を進める高機能性玄米食専用のお米です。
産金の歴史をもう一度!!新たなゴールドラッシュ!
掘り起こされた現代の金「金のいぶき」
2008年に宮城県北部の古川農業試験場で産声を上げ、2015年に品種登録された玄米食専用のお米です。
一般的なお米よりも胚芽が約3倍と大きく、その胚芽の中には現代人に必要な栄養素を豊富に備えた玄米。
リラックス効果や血圧降下作用が期待される今注目の栄養素「GABA」や強い抗酸化作用・老化防止・アンチエイジングをサポートする「ビタミンE」、腸内環境を整えてくれる豊富な「食物繊維」が多く含まれています!!
日本初の産金地であり、
米づくりの匠がたくさんいるからこそのブランド化
稲作中心の農業を基幹産業とし、日本初の産金地である涌谷町にふさわしい品種としてブランド化を進めています。
なぜブランド化を進めているか?
なぜなら、稲作生産農家を取り巻く環境が厳しさを増しているからです。
お米の消費量が減り続ける一方で、全国的にブランド米が群雄割拠し食味争いが繰り広げられる日本の市場。
その中で、食味だけにとどまらない高付加価値な「金のいぶき」を高い取引価格で流通できれば、生産者の所得向上も期待できるとして、涌谷町では「金のいぶき」の作付強化とブランド化へと舵を切りました。
高付加価値な涌谷町の「現代の金・金のいぶき」を余すところなくお届けしたい!!
玄米食専用であるがゆえの規格外の「中米(ちゅうまい)」
豊富な栄養素を付加価値とする金のいぶきは、玄米食専用であるがゆえ、商品にできない規格外のお米いわゆる「中米(ちゅうまい)」が一般的なお米に比べて多く出てしまうのがネックです。
しかし、金のいぶきは、規格外の「中米」であっても付加価値(高い栄養素)は変わりません!!
大きさや見た目は悪くとも、高い栄養価は変わらないのに、たくさんの方々にお届けできないのは、もったいない!!から始まったのが“加工品”の商品開発です。
醸造加工が困難なお米から生まれた奇跡!!
玄米食専用の金のいぶきは、胚芽と周りの皮(ぬか)に栄養素が含まれているため、玄米のままで加工することに価値が生まれます。
しかし、通常のお米であれば、味噌・醤油・酒などの麹菌の力を借りた加工が容易ですが、硬い皮に覆われているため、麹菌が働くことができず、醸造の加工には不向きとされてきました。
そういった加工の難しさを痛感していたところ、奇跡の出会いがありました。
涌谷町の隣町・宮城県石巻市に本社がある明治42年創業の島津麹店がこだわり、守り続けてきた宮城県産ササニシキ一等米を使った糀によって、これまで誰もができなかった美味しい「金のいぶきの甘糀」の製造に成功しました。
島津麹店 6代目 佐藤光弘さん
製造にあたってのコメント
金のいぶきは、胚芽が通常の米よりも大きいので、浸水の適切な水分量や温度帯の調整で発芽させるのが難しかったです。併せて、低温加熱する時間調整や回数が多く、味のバランスを整えるのに苦労しました。
今後、金のいぶきの米自体のデータや製造データを多くとって分析していくことで、さらにおいしい商品に仕上げていけるお米だと感じています。
現代の産金の奇跡!!「金のいぶきの甘糀・くがね甘露」
くがね甘露の誕生
島津麹店の受けつがれた糀と製法により生まれた、黄金色に輝く玄米と生きた糀が作り出す天然醗酵の“甘糀”。
甘酒のようで甘酒だけにはとどまらない奇跡の“甘糀”。
さまざまな苦悩を癒し、長寿をもたらすと称された甘く蜜のような仙人の食べ物「甘露」を思わせるような食べる“甘糀”です。
日本初の産金地・涌谷町で採れた「現代の金・金のいぶき」を使用していることから黄金色に輝く生きた糀を食す「くがね甘露」と名付けました。(「くがね」は、漢字で「黄金」と表記します)
くがね甘露でみんなを笑顔に!わくわくさせたい!!
栄養価の高い「金のいぶき」の付加価値をさらにパワーアップさせるために発芽玄米にし、低温加熱製法で糀が生きたままの状態でとり入れられるよう製造された“くがね甘露”は、砂糖不使用・無添加でも蜜のように甘くノンアルコールで小さなお子様からお年寄りまで安心して召し上がっていただける仕上がりです。
元々豊富に含まれている「金のいぶき」自体の食物繊維やビタミンEに加えて、現代人に必要な栄養素として注目されている「GABA(リラックス効果・血圧降下作用)」が強化されています。
免疫力を高めたりアスリートのパフォーマンス向上の効果も期待されるアミノ酸も含む“甘糀”となりました。
スプーン1杯で健康で豊かなわくわくする毎日に貢献してくれるといっても過言ではありません。
甘糀「くがね甘露」によって実現したい私の「わくわく」
繰り返しになってしまいますが、涌谷町産「金のいぶき」は、涌谷町が一丸となってブランド化を進めている、日本初の産金地・涌谷町にとっての「現代の金」です。
私は、原材料としている「金のいぶき」の栄養が強化されさらに高付加価値になった甘糀「くがね甘露」を通じてブランド化を推進しながら、生活者に対して炊飯だけではない「金のいぶき」の新たな消費スタイルを提案し、消費拡大に貢献していきたいのです。
さらに、炊いたご飯を食べたくても食べられない高齢者や玄米に抵抗のある小さな子どもたちに、この甘糀「くがね甘露」によって「金のいぶき」が持つ豊富な栄養をお届けしたいのです。
そして、そのようなことが実現できれば、通常は商品にできない規格外の「金のいぶきの中米」を無駄にすることなく、より価値のある消費と、生産者の力となることができます!!
甘糀「くがね甘露」によってこんなにたくさんのことが実現できるなんて、わくわくしませんか?
そのためにも、まずはこのクラウドファンディングの挑戦によって一人でも多くの皆さんに甘糀「くがね甘露」をお届けし、その「美味しさ」と「価値」を味わっていただきたいです。
支援金をどのように活用するのか
くがね甘露の本格的な製造の第一弾として必要となる経費と、
今後継続して販売していくために必要な商品パッケージ、リーフレット、販促ツールなどに必要となる経費に使用させていただきます。
【内訳】
・製造経費:120,000円
・パッケージ経費:300,000円
・販促ツール経費:30,000円
・発送経費:50,000円
これからの実行スケジュール
・2018年12月上旬:パッケージ発注
・2018年12月中旬:商品製造
・2019年1月下旬:正式発売(予定)
リターンについて
誕生第1号のくがね甘露がみなさんに届くギフトをご用意しました。
原料となる「金のいぶき」玄米や、くがね甘露のアレンジ提案も兼ねた商品や協力していただいている飲食店さんとのコラボ商品もセットにしました!
くがね甘露の美味しさと涌谷町の掘り起こされた現代の金たちを味わい、わくわくしていただければ嬉しいです!