美味しい浅水(あさみず)のお米をたくさんの人に知ってほしい!

その昔、美味しい米作りのために地形を変えた浅水地域の美味しいお米『浅水米』のブランド化に向け、こちらのクラウドファンディングにてプロモーションに挑戦します!

宮城県登米市 浅水地域には最高に美味しいお米があります

はじめまして、私は齋藤 翠(あきら)です。

私は平成30年4月に宮城県登米市中田町浅水地域の地域おこし協力隊になりました。

 

浅水地域ってどこ?」という方も非常に多いと思います。

浅水地域は宮城県の北にある登米市の中田町にあります。

北上川が独特なカーブを描いている場所が目印です。

美味しいお米のために川の流れを変えた

なぜ北上川が独特なカーブをしているかというと、およそ400年前に伊達政宗の命によって水田を開拓する上で、お米の運送や、お米作りのためだけに、川の形を大きく変えるほどの河川工事が行われました。


 

かつて40年ほど前に天皇陛下にお米を献上したことから「献上米の里」とも呼ばれ、浅水地域は登米市の中でも美味しいお米が収穫できる地域として知られています。

『浅水のお米』をより多くの人へ届けたい理由

浅水地域は少子高齢化が顕著で、他の農村同様に稲作農家の後継者不足が深刻です。

私は当初後継者不足の原因は「とても儲かるから独占してるのかな」と考えていました。実はそうではなく現在、稲作は収益性が低い事が後継者不足になっている要因の一つでした。

このことから私は「浅水地域に住んでいる方々にもっと豊かになって欲しい!より活気がある地域になるためのお役に立ちたい!」と思い、浅水地域のお米のブランド化を目標にプロモーション活動を行うことにしました。

『浅水のお米』を全国にアピールしたい!そのためにブランドづくりを始めます

全ての農産物に言える問題ですが、コストをかけ美味しくするためにを独自のおいしさや独自の安全性を追求しても、普通に流通してしまうと普通の品物と同じ価格で取引されてしまいます。 

 

私は浅水地域のみなさまと一緒に、浅水のお米のプロモーションを行い、いずれはブランド化を行っていくにあたり「浅水のお米を振興する会」を立ち上げました。

この会の目的は浅水のお米をひとつのブランドとして、独自の流通経路を開拓し、コストと品物の価値にきちんとした対価を得て、こだわりの生産を続けることのできる状態にすることです。浅水地域の稲作農家さんを中心に現在は会員が10名ほどになりました。 

 

まだ仮ですが『浅水米』のブランドロゴも作りました。北上川の独特なカーブをモチーフに、浅水地域のお米の美味しさを伝えていきたいと考えています。  

浅水には、最高のお米になる4つの条件が揃っています

私が浅水地域の農家さんから聞いた話によると、浅水地域のお米が美味しい理由が複数ありました。

 

かつて北上川の洪水や増水によって堆積された川の土が残っており、その土が稲にとって非常に条件が良く、浅水地域の水田の土は粘土質で若干青みがかかっており浅水の農家さんたちの間では「青ねった」と言われています。この土が非常においしいお米を育む要素になっています。

 

浅水地域のすぐそばを流れる北上川は岩手県を上流とし長い長い時間をかけ浅水地域まで流れてきます。その道中において、川の水に豊富なミネラルが含まれます。浅水地域の水田は浅水地域専用のポンプ機場にて汲み上げられた一番水を使ってお米を栽培しています。この栄養豊富な川の水を贅沢に使える環境がおいしいお米を育んでいます。

 

 

北上川の近くなので稲にとって湿度が非常に良い環境で保たれています。

 



浅水地域は玉山や東和町の豊かな森林の近くなので常に新鮮でキレイな空気が維持されています。小児喘息持ちである私が浅水に引っ越して来て、真っ先に実感したのは浅水地域の空気の新鮮さでした。

 

返礼品はもちろん最高の『浅水米』

今回私達が返礼品としてご用意したのはもちろん浅水地域のお米です。

ひとめぼれと、今では生産数が少ないこだわりのササニシキをご用意しました。

最高の生産者さんも紹介させてください

今回の返礼品のお米を栽培された農家のみなさまをご紹介いたします。

猪又 徳昭(のりあき)さん

猪又 徳昭さんは小学生の頃から家業である田んぼのお手伝いをしており、45年前にご両親から田んぼを引き継ぎました。当時徳昭さんは中学生で、親戚の方々と協力して農作業をしていたそうです。それから民間企業に入社したことで兼業農家になりました。10年前に民間企業を早期退職したことで専業農家になりました。現在は稲作と野菜の栽培を、奥さんと2人でやっています。主に栽培しているお米はひとめぼれササニシキの栽培をしています。徳昭さんの毎日の楽しみは毎晩奥さんと2人で晩酌をすることだそうです。

及川 和芳(かずよし)さん

及川 和芳さんは千葉県の出身で、1945年(昭和20年)5月(終戦の3ヶ月前)にお父様の実家がある登米市(当時は登米郡)浅水へ疎開してきました。68年前当時15歳の頃より田んぼ仕事をはじめ、農協に勤められ兼業農家になりました。83歳である現在も田んぼ仕事をしています。栽培しているお米はササニシキのみ。ササニシキは茎が軟弱で冷害や害虫、強風に弱く育てることが難しい品種であるものの、「宮城のお米で一番うまいのはササニシキである」という信念をもって栽培しています。和芳さんは、ご自身の浅水のササニシキへのこだわりを少しでも多くの方々に知ってもらうため、約4年前に農家レストラン「田舎めしや寺坂」(月曜日~土曜日11時~14時営業)を浅水に開店されました。「人生楽しく」が今の気持ちで、自らを「生涯百笑」であると位置づけ、ご自身が栽培されたお米を、毎日多くのお客様に提供しています。お客様にご自身のお米と自ら育てた鶏の卵などを「美味しかった」と言っていただくこと。それが今の生きがいだそうで、年々リピーターが増加している様子。人から笑われようが、体が動く内は現役続行が目標だそうです。こういった活動が評価され、2018年には登米市の魅力を発信する市民(達人)を認定した登米師として紹介されました。浅水を愛し、北上川を愛する和芳さんが最も好きな一曲は「北上夜曲」です。

 千葉 正行(まさゆき)さん

千葉 正行さんは20年前に家業の田んぼをご両親から引き継ぐ形で、兼業農家になりました。7年前に退職したことをきっかけに、更に田んぼに対し力を入れるようになりました。栽培しているお米の品種は、ひとめぼれです。食べる人ひとりひとりに喜ばれるようなお米作りをしたいという、熱い気持ちで栽培しています。正行さんは自然が好きで、海に釣りに行ったり、お花を植えたりするのが趣味です。

佐々木 寿宏(としひろ)さん

佐々木 寿宏さんはお父様の代から始まった農業を小学生の頃から手伝いをしており、就職をきっかけに兼業農家になりました。東日本大震災をきっかけに本格的に家業の農家を継ごうと、2011年の4月から専業農家になりました。稲作、ポテトチップス用のじゃがいもを栽培してるほか、繁殖牛を飼育しています。栽培しているお米の品種は、ひとめぼれです。寿宏さんの趣味を上げていくと非常に多く、奥様とのドライブ、カメラ撮影、ドローン撮影、漫画(ワンピース)、インスタグラム、ラーメンを食べること、缶コーヒーのおまけのコレクション、運転免許や各種資格取得、機械いじり、などなどと非常に多趣味な方です。

伊藤 光生(みつお)さん

伊藤 光生さんは20年前に家業である農業をお父様から引き継ぐ形で専業農家になりました。

稲作の栽培、してるほか繁殖牛を飼育しています。しています。栽培しているお米の品種は、主にひとめぼれを栽培しており、ササニシキだて正夢も栽培しています。光生さんは自分が農作業で使う道具(トラクターなど)は自分でメンテナンスをするのがモットーで、機械いじりが得意です。

及川 長太郎(ちょうたろう)さん

及川 長太郎さんは家業である農業を幼少期から手伝いをしており、就職をきっかけに兼業農家になりました。48年前に家業である農業を引き継ぎました。主に繁殖牛に力を入れています。栽培しているお米の品種は主にひとめぼれで、ササニシキつや姫みやこがね(もち米)を栽培しています。「食は命・楽しい百姓」をモットーに美味しいお米をお届けしています。長太郎さんの趣味は家庭菜園、動物を育てること(ヤギ、うさぎ、にわとり)、麻雀、スポーツ(野球、ソフトボール)で、暇があれば温泉巡りをしてみたいそうです。

及川 豊二(とよじ)さん

及川 豊二さんは幼少期から家業である田んぼづくり手伝いをしており、民間企業に入ったことで兼業農家になりました。9年前に民間企業を退職後、浅水ふれあいセンターへ勤めながら以前にも増して精力的なお米作りを行っているほか、野菜の栽培を行っています。栽培しているお米の品種は、ひとめぼれです。農薬や化学肥料を半分以下に減らし堆肥等を使用した安心・安全なお米をお客様へお届けることを基本としております。主に関東・関西へ直接販売しておりますが、お客様からは美味しいと評価を頂いております。豊二さんの趣味はそば打ちで、趣味が高じてコミュニティビジネス『手打そば ゆづるの里』(毎週日曜日11時~14時営業)にて、現在そば職人としての腕もふるっています。

『浅水米』ブランド化に向けた最初の取り組みとしてのクラウドファンディング

 今回のプロジェクトで集めた資金は今後のプロモーション活動に使います。

例)ウェブサイト作成、ショッピングサイト運営、商品パッケージ作り、梱包機材購入、等

浅水のお米の接点を広げるためご支援お願いします

私としましては今後、お米のオリジナルパッケージ作りや販路を広げていくだけではなく、支援者の皆様が実際に浅水地域に来ていただける機会を作り、田植えや稲刈りなどの体験やレジャー体験を通じ浅水地域の良さを知ってもらう活動を行っていきたいです。

- 支援金のつかいみち

「浅水米」プロモーション費用

リターン品調達費用・配送費用

-今後のスケジュール

2018年12月 クラウドファンディング

2019年2月〜 順次活動開始&リターン品の発送

お問い合わせ先

浅水コミュニティ運営協議会 地域おこし協力隊 齋藤 翠(あきら)

〒987-0611 宮城県登米市中田町浅水字荒神堂150-2

電話 080-9256-9065 ファックス 0220-34-2008

メール:asamizu.pr@gmail.com

 
  • 2020/02/14 08:55

    いつもお世話になっております。地域おこし協力隊の齋藤です。 突然ではありますが、皆様にお別れのご挨拶をしたく、この度投稿させていただくことにしました。   この度私、登米市 地域おこし協力隊 齋藤は令和2年3月9日付けで退職することになりました。 地域おこし協力隊卒業後は...

  • 2019/11/16 09:20

    いつもお世話になっております。地域おこし協力隊の齋藤です。 先日より当ブログやSNS、チラシやポスターなどにてお伝えしていた通り、令和元年10月19日及び、10月26日の2日間に渡り「浅水米 新米を味わう プレミアムお食事会」を実施いたしました。 この場にて皆様にイベントを行ったご報告...

  • 2019/08/30 08:49

      いつもお世話になっております。登米市 地域おこし協力隊の齋藤です。  今年の1月末にクラウドファンディングが成立し、3月に返礼品を発送させていただきました。その後、令和元年度 浅水米ブランド化に関する活動のご報告をいたします。  7月:浅水米カタログVol.01出版 カタログ出...