被災地の未来産業を活性化する地域創生事業を盛り上げたい!宮城の「北限のオリーブ栽培」女川プロジェクト・・・皆様方の想いの数だけ「オリーブ」を植えます!
2011年3月11日2時46分、地獄絵図のような未曾有の大災害が襲いました。多くの尊い命が失われ、築いてきた全ての社会環境が一瞬で崩壊したのです。
仕事先にいた私は、家族の安否の情報を知る手段もなく地震と津波被害の中、家にたどり着いたのは翌日でした。幸い家族は高台に避難して難を逃れていたので命だけは助かりました。しかし、時間の経過と共に親戚知人等の安否を聞くといたる所で、住居が流され行方不明になっている方が相当数いることが判明し愕然とし、これからこの世界はどうなるのかと涙と震えが止まらなかった事を今でも忘れる事ができません。
それから、9年の月日が流れ、当時の風景が大きく変わり一見すると復旧復興が順調に進んでるように思いますが、新しい街並みが戻っても震災前の活気が戻っているようには思えません。
そのような想いが募り、我々でも地域の為に何か役に立つことができないかと自問自答してたどり着いたのが『今までこの地域になかった事業・産業をやろう!』ということでした。そして、賛同する仲間と共に、2019年「農業法人 株式会社ソーシオ(スペイン語で働く仲間達)」を設立したのです。
言うまでもなく本地域は、東日本大震災の影響で急速な人口減少に加え様々な産業が衰退していく中、地域創生の基盤造りが急務となっており、そのような多くの問題を解決するべく、微力ではありますが一民間企業としての立場から貢献したいと考えてます。
この「北限オリーブ栽培事業」を通して、女川町に根を下ろし、宮城県並びに女川町と連携し、新産業の創造・地産地消・地 域活性・地域雇用・6次産業化、更には将来「オリーブ」を起爆剤とした観光地化を目指す事をテーマに、若者たちが集い魅力ある企業になるよう努力する覚悟で頑張ってます。
世界的スペシャルAランクのオリーブで新産業の創造を計る
皆様は本地域で本当にオリーブが育つのか?という心配があると思います。
しかし、その心配はありません。2014年より、石巻市が実証事業として「石巻市北限のオリーブ研究会」を立上げ、石巻市内各地でオリーブ栽培を始めており、一昨年・昨年と果実も収穫されてます。そして、その実から搾られたオイルは、「世界的にもスペ シャルAランクの品質」との評価を受けたところです。又、弊社も昨年より「石巻市北限のオリーブ研究会」会員としてその事業に参画いたしてます。従って、近隣の女川地域でもオリーブは充分に育つと思い、弊社は、この事から自信を持って、本事業を立ち上げました。
未来を担う次世代にバトンを渡して行きたい
オリーブ栽培は、当地域ではなじみのない作物ですが、将来的には数千本単位の「オリーブ」を植えて「女川を、更には石巻広域圏を含め、新しいオリーブ産地」にする!という強い思いがあります。
本事業はまだ始まったばかりです。しかしこれら新たな産業の芽吹きとなるよう、今は小さな芽ですがしっかりと根を張って大きく成長させ、未来を担う次世代にバトンを渡して行きたいと念願してます!
どうやって行うのか
「オリーブ」の果実は、植えてから約5年後に製品として生産できる量を収穫できるようになります。それまでの期間は残念ながらほとんど収入がありません。従って、この「クラウドファンデング」を実行して宮城の「北限オリーブ栽培」女川プロジェクトに、一人でも多くの皆様に賛同いただき、皆様の想いの数だけ「オリーブ」を植えて、本事業を軌道に乗せたいと考えてます。
ちなみに、これまでの実績は、2019年は、女川町指ヶ浜地区に250本、石巻市真野地区に20本植栽し、1年経過しましたがお陰様で順調に育ってます。
本年は、女川町御前浜地区の遊休地をお借りして、オリーブの苗木を植栽する予定です。
支援金の使いみち
このクラウドファンデングを通して、本年、皆様の想いの数だけ「オリーブ」を植栽し、その費用に当てたいと考えてます。
又、支援いただいた方々には、果実が収穫(数年後)できるようになれば、実の収穫の体験等を実施したいと思ってます。
一人でも多くの皆様と「女川町を北限のオリーブ産地に!」、そして「緑豊かな美しく再生した女川!」を目指せたらうれしいです。
2020年度実行スケジュール
・植栽計画
2020年9月~10月頃に、女川町御前浜地区遊休地に、ご支援いただいた資金で「オリーブ苗木」を植栽いたします。
尚、植栽作業につきましては、随時レポートとしてお届けいたします。
お問い合わせ先
農業法人 株式会社 ソーシオ
TEL:0225-98-6847
FAX:0225-98-6846
受付時間 08:30~17:00 定休日 土日祝日