茨城県の県南を舞台にした映画を作りたい!

 

 こんにちは。「茨城県南まちおこし映画作成プロジェクト」の代表の唐鎌です。私たちは町おこしのプロジェクトとして茨城県南で町おこしのための映画を作りたいと約2年前から準備してきました。

 様々な場所へ出向き、取材し、勉強していくなかで、やはり映画というコンテンツは地方の活性化に最適であると確信しています。

 さらに目に見える形で地域に貢献すると強く心に誓い、このプロジェクトの実現に向けて進んでいきます。その中でぜひ皆様の力をお貸しいただけると嬉しいです。

 

映画製作が地域にもたらす効果

 

映画製作が地域にもたらす効果としてあげられるのは、次の3点があげられます。

 

  • ロケ隊がやってくるという経済効果
  • 映像になることでの地域のブランドイメージUPと認知拡大
  • 市民がエキストラとして出演することで非日常の体験ができること
  • 映像が半永久的に残ること

 

 例えば、北九州市では、いままで誘致した映画は63本あるそうです(『ロボジー』、『ワイルド7』、『海猿シリーズ』など)、ドラマが74本(「ランナウェイ」、NHK「とんび」、TBS系2時間ドラマ「十津川警部シリーズ」)。

 平成23年度だけでいえば、映画とドラマ17本で市内どこかで204日間撮影が行われ、ロケ隊の延べ宿泊数13354泊、経済効果は3億5000万円、市民エキストラ参加は8000人、という数字になるそうです。

 これは、地方都市では大変大きな数字となります。

 特に、今回映画という形になることで茨城県南の素晴らしさを広く知ってもらえる機会に恵まれること、

 そして、地域住民がエキストラなどで関わる「参加型」の映画づくりをすることによって地域住民自身にとっても自分たちの住む地域の新しい価値を発見することができるということがあげられます。

 

茨城の魅力を映画に!そして全国に伝えたい!

 

 茨城県は、農業に着目してみると耕地面積は実に全国1位(県土に占める割合29%)であり、メロン、レンコン、栗、チンゲン菜、白菜、ピーマンなどの生産量は全国第1位を誇り、豊かな自然環境に恵まれています。

 それに加えて、県南の取手市、守谷市、つくばみらい市、利根町は通勤圏であり、都市部へのアクセスも比較的良好な地域です。

茨城県は都道府県の魅力度ランキング最下位とされましたが、

この地域に住む者からするとこの結果はあまり実感がありません。                            

茨城県南に位置する取手市、守谷市、つくばみらい市、利根町は、都市部へのアクセスが良好である一方で、歴史ある祭事、利根川に代表される豊かな自然、美しい田園風景、昔ながらの地域の絆が残っており、住環境も良く、他に誇ることのできる地域だと自負しています。
派手な名物・名所こそない地域ですが、納豆と水戸黄門だけと思われている印象を覆したいと思っています。
しかし、いくら地域の魅力をアピールしても、それが地域外の方に認識されなければ効果がありません。

 

最下位から脱出して突き抜ける!プロジェクトの立ち上げ

 

私が生まれ育った町 茨城県南の魅力をもっとたくさんの人に知ってもらうためにはどうすればいいのか?同じような思いを持つ仲間を集め話し合いを重ねた結果、茨城県南をモデルとした「新しい映画づくり」を思いつきました。

一過性で地域限定のイベントではなく、もっと広く、そして継続的に地域の魅力を発信できないかと考えていきついた結果です。
大げさかもしれませんが、例えば『ローマの休日』のように、映画自体の面白さもさることながら、まちの魅力も伝えることのできる作品を製作することができたなら、皆さんの記憶にいつまでも残るのではないでしょうか。

 映画を製作することで、その地域の魅力をもっと広く、そして積極的に発信できると考えられます。                                  

 制作、運営スタッフ、協力企業、そして市民みんなが茨城県南に住んでいることに誇りを持ち、地域の良さを改めて知り、地域活性化に繋がる映画にしたいのです! 

 

 そして県南での町おこし映画の製作。県南の観光名所・郷土料理・銘菓など、地域のよい所を映画でアピールし、県外の方にも茨城県南の魅力を知ってもえるような映画制作をしよう!との思いから、今回私たちは茨城県南の地域おこし、地域つくり、地域活性化の一環として、茨城県南での県南の市民による町おこし映画「茨城県南まちおこし映画作成プロジェクト」を起案いたしました。

 

直木賞作家道尾秀介氏との出会いと新しい映画づくりのモデル

 

 どのように映画づくりを進行して行くかという話し合いを進めていた矢先、偶然が重なり、知人を通して2011年に『月と蟹』で第144回直木賞を受賞された道尾秀介氏との出会いがありました。

 そして脚本原案について、道尾秀介先生にご快諾いただいたのです。               

   

 地域づくりを目的とした映画づくりは、まず脚本が存在し、

監督、出演者、ロケ地が決定していくといいます。いわゆる制作委員会が関わるのは脚本があってのことです。

 

 しかし、今回のプロジェクトは原案から制作委員会、すなわち「茨城県南まちおこし映画作成プロジェクト」が関わるというこれまでにない映画づくりのスタイルとなっています。

 こういった手法は、これまでに前例がなく、原案から地域のリアルな題材を取り入れていくことで、これまでにない映画が生まれると確信しております。 

                                                  

 各自治体の後援を得ているほか、当地には実際の廃校や大河ドラマの撮影などでも有名なつくばみらい市の『ワープステーション江戸』など、豊富なロケ地を有しています。                      
本プロジェクトへのご賛同により、集まった資金に応じてキャスティングが決まっていきます。

 

スケジュール

 

2016/6 撮影開始
2016/6末 撮影完了
2016/7~2016/9 編集作業
2016/10 完成、試写会
2016/秋 映画祭出品

  • 2016/05/17 20:35

     「茨城県南まちおこし映画作成プロジェクト」を支援してください。    守谷市は,「緑きらめき 人が輝く 絆つなぐまち もりや」の実現を目指し,様々な施策を展開することで,誰もが守谷市を「終(つい)のすみか」と望み,「住んでよかった」と心から思えるまちづくりを進めています。  特に,「市...

  • 2016/05/03 13:28

    脚本やキャスティングが決まると、いよいよ撮影に入ることになります。 少し先のことですが、皆さまに撮影へのご協力のお願いをさせていただきます。   撮影にあたっては、移動のためのロケバス・運転手の手配、宿泊施設、食事、場合によってはエキストラが必要になったりもします。 このプロジェクトは...

  • 2016/05/03 13:10

    皆様、ゴールデンウイークいかがお過ごしですか? 製作委員会では、着々と映画製作の準備を進めています。   この度、監督、脚本、プロデューサーが決定いたしましたので報告します!! いずれも、実績のある方たちばかりです。   監督 戸田彬弘氏(代表作『ねこにみかん』、『父ありき、母のに...