はじめましてこんにちは!今回のプロジェクト起案者の秋山と申します。
私は幼少から水戸で育ち、途中水戸を離れましたが15年前に水戸に戻りました。私の知っている水戸の街は平日でも人が歩けば肩がぶつかるような街でしたが、帰った頃には誰も歩かない街に衰退してしまっていました。
私が商店街活動に従事するようになったのは15年前になります。「早い時期から若い世代にタスキを渡す」「地域の垣根を取り払う」を理念とし、地域コミュニティ活動などにも進んで参加し、商店街活動以外にも人脈や交流を深めてきた。
15年掛けて開催してきた数多くのイベントや広報ではありますが、やはりその効果は一過性のものであり、恒久的に続く来街には繋がりません。そんな中で今回のプロジェクトは「生活街」の形成を目指しています。現在のような地方の環境下では商店街のみでの再生は難しく、地域コミュニティを伴った居住推進を行い、コミュニティと共に生活する街を形成する「新たな街づくり」という構想のもとその中心になる場所と考えております。
●今までの拠点が使えない!?
私たちはこれまで、水戸市泉町にある昭和35年建設のレトロ建築「泉町会館」をお借りして、月一回の子供食堂「310食堂」や、新鮮な野菜を販売する「ファーマーズマーケット@みと」や、街バルイベント「水戸バーバルバール」などを開催し街なかの交流を深め、他地域の方との交流を深めてまいりました。
○夜に浮かぶ「泉町会館」
戦争で焼けたが昭和30年に再建された戦災復興のシンボル。
〇泉町会館での子ども食堂の様子
2017年より毎月第3土曜日に開催され、地元の子どもたちや地域のご高齢者も常連になってくださり、毎回100~150人が食事を楽しみに訪れます。
これまで活躍してきた「泉町会館」ですが、オーナー様の事情もあり使用が困難となってしまいました。「泉町会館」が使えなくなり、町の交流拠点がなくなってしまったのです。
●町の遊休不動産を利用してもう一度、地域の交流の場所を!!
「場所がないからもうやらない。」なんてのはもったいない。場所がないなら作ればよいと思いいたりました。街を歩くと空き店舗も多く、あらためて中心市街地の空洞化を思い知りました。
もっともっと人が歩いていた街を取り戻したい。単発的なイベントはその日は盛り上がってもなかなか平日の人の賑わいにつながらない。それならば常時オープンし、いつでも使えるスペースを作ろう!水戸は学校がたくさんあるのに、学生が街中を歩いていない。学生が集まる、そして大人から子供まで集まる場所を作ります!
今回オーナー様のご厚意により見つけることができたもともと美容室だった空き店舗。
●学生と共に作り上げる。
今回、学生が集まる場所をつくるには学生が作るべきと考え、茨城大学の学生達に協力をいただきました。
まずは学生達に空き店舗を見てもらい、新しい拠点のイメージを意見してもらいました。
・横になれる場所が欲しい
・Wi-Fiがほしい。
・キラキラにしたい。
・キッチン道具や本をシェアできるようにしたい。
・小中学生に教える塾スペースがほしい。
・ボードゲームを置きたい。
・曜日ごとに様々なサービスが受けられるといい。
等々、、、
多様な意見をいただきました。
ページをご覧の皆様もぜひご意見お待ちしております!!
● インスタ映え!!
学生たちにDIYも行ってもらい場所を作っていきますが、岡部さんという素敵なデザイナーさんにも協力していただきます。岡部さんは二人の子育て奮闘中ですが、とても素敵な方で様々なイベントでイラストを描いていただいております。
壁にウォールペイントを行いインスタ映えを狙います。
早速イメージイラストを描いてもらいました。
店舗の現状の内装が、、、
こんな風になります!!
店舗入り口のガラス面は、、、
こんな風に!(ガラスにアートも学生の意見です!)
DIYでアートしていきますので、よろしくお願いいたします。
● どんな場所になるのか?
以前から行っていた「子ども食堂」や「ファーマーズマーケット」等のイベントはもちろん行います。
しかしながら普段は、「子供」「学生」「社会人」「高齢者」なんて垣根のない、そして目的がなくても立ち寄れる場所を目指します。
民間事業なので稼ぐことも大切です。コワーキングスペース・シェアキッチン・カフェ等も行い維持をしていきます。日替わり店長もよいですね。
みんなでコミュニティを作りましょう!!
こんな風景や、(@ファーマーズマーケット)
こんな風景が毎日生まれる場所!!(@水戸バーバルバール)
● 実行スケジュール
2月初旬 一部解体作業(DIY)
2月中旬~下旬 設備・電気工事(業者)
3月初旬 棚・什器・テーブル等 DIY
3月下旬 オープンイベント
アートペイントは随時行いますが、一部返礼品にもなる為、仕上げは4月に行います!
●予算の使い道
電気工事(配線・電気器具等) ¥ 200,000
設備工事(配管・換気フード等) ¥ 300,000
ガス工事(都市ガス配管・給湯器) ¥ 300,000
大工工事(DIY工事不可の部分) ¥ 150,000
DIY工事(材料費) ¥ 110,000
クラウドファンディング返礼品 ¥ 100,000
その他雑費 ¥ 140,000
合計 ¥1,300,000
※目標は800,000円ですが足りない費用は自己資金で行います。
● 最後に
この場所は始まりにすぎません。
人口が減少する世の中でいかに「関係人口」を増やすかが地域のキーワードになると思います。
今回のクラウドファンディングも金額の他に支援者100人という目標を持っています。
地元の方も水戸にゆかりのない方でも気軽に立ち寄れる場所を目指します。
私がすでに運営しているVILALGE310(茨城県水戸市天王町2-32)そしてマチノイズミプロジェクト、さらに協力者である加藤雅史が活動している泉町仲通り。点と点が緩やかにつながり街が賑やかになると信じてます。
ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
〇VILALGE310に描かれたアートペイントと秋山&設計協力の加藤