山梨大学学生フォーミュラ部です。現在、私達の部の活動を行うための活動資金が不足しており、クラウドファンディングを「FAAVOやまなし」からさせて頂くことになりました。

 今年は長年の使用により金属疲労などで交換しなければいけない部品が多くあります。更に、エンジンは10年近く使用しており、現在は交換用の部品が手に入りません。壊れてしまうと走れなくなってしまうので、2年計画で使用エンジンの変更を考えています。

 その為、資金不足により今年の自動車技術開主催の学生フォーミュラ大会の参加が危ぶまれる状況にあります。

 

 今年、大会に参加出来なくなり、大会参加⇒改善点の洗い出し⇒新型車両の開発というプロセスを崩したくありません。

 去年部員が4人だったのですが、今年は10人が新しく部員となりました。大会に参加出来なくなり多くの部員が猛暑の過酷な中、車両を走らせてデータを得る経験を積めないのは、次世代のエンジニアを育成する為に活動を行っている私達の部にとって、次の年に入ってくる新入生に技術継承等が十分出来ない可能性があり、1年では表せない以上の不利益になると考えています。

 

 今年の大会に出場し、私達がエンジニアとしての経験を積み、これから入部してくる後輩のための学びの場をなくさないために活動の資金を提供して頂けるようお願いします。

 

 今まで多くの方にサポートして頂いてこの活動を行ってくる事が出来ました。

 今回サポートして頂いても大会後すぐに何倍何十倍にしてお返しすることは今の私達には難しいです。しかし、私達は山梨からこの活動を通して学んだことを通じて、将来、自分達が就職した時にはより「会社」に貢献出来る可能性を広げ、そして、世の中をよりよくするために、努力していくことで良いものを作りお返しをしていきます。

 

● 2018年の目標 TOP10入り

             2018年度車両 CAD図 

 2018年9月4日(火)~8日(土)に公益社団法人自動車技術会主催の「第16回 全日本 学生フォーミュラ大会 -ものづくり・デザインコンペティション-」に参加します。今年の大会は 来場者予想18,000人、第15回大会は大会スポンサー200社以上の多くの人が注目している大会です。

 

 大会では車検、静的審査【コスト・プレゼンテーション・デザイン】、動的検査【アクセラレーション・スキッドパッド・オートクロス・エンデュランス・効率】の審査結果、計1000点満点で順位を決定します。安全性、デザイン性、そしてレースには欠かせないスピード。これらトータルで優れたチームが優勝を手にします。

 

 今年は「車両と人との対話」をコンセプトに操作性の向上、軽量化、整備性の向上を目指して製作し、車両の熟成を行っていきます。また、スケジュール管理を徹底させることによって、車両の静的審査にも力を入れチーム初のトップ10入りを目標として活動して参ります。

 

大会公式ホームページ

   http://www.jsae.or.jp/formula/jp/


●なぜこの活動を行うのか?

 私達が今まで学校で学んだ知識をどこで役に立て車を製作していくのか、この事を考えながら車を作っていく中で今までの知識をより深め昇華させていくことが出来るこの活動を行っています。

 ここでの車両の製作のルールは他のモータースポーツに比べ非常に自由度が高く、突拍子もないところに目を付けて新しいものを作ることが可能です。ものづくりやそのプロセスを学び、更にチーム活動やものづくりの厳しさ、面白さ、喜びを実感できる、そのような環境づくりを通じて、創造性に満ちたエンジニアの育成を目指しています。

 

 2018年度も、部員一人一人が自身の技術力・知識を充実させ、車両の設計・製作に取り組んでいきたいと考えております。そして、この活動を通し、大学で学んだことを実践し発展させていきたいと考えております。

 

● どうやってこの活動を行っているのか?     (簡単な紹介)

 

①目標を決定し、それぞれの担当で目標を達成するにはどうしたらいいか、アイデアを出して形にします。

②どの位よくなったのか評価します(ここではフレームの曲げ解析を行っています)

 

③ ①②を繰り返すことで改良していきます。

 

 

④ここで形を決定し自分たちで溶接や切削などを行い作っていきます。自分たちで製作できないものは企業様に作って頂いています。

 

⑤出来たものを組み上げて、走行テストを行います。

⑥毎年ここで様々なトラブルが起きます。

(きちんと作ったはずなのに音が鳴ったり、曲がったり、壊れたりします)

 

⑦試走を行う中で出てくる様々なトラブルを修正していきます。

https://youtu.be/Aw1FUeHXIUg

2017年8月試走会 オンボード動画

空気流量制限 吸気口直径20mm、自然吸気、エンジン SUZUKI GSR600用


 

⑧大会に出場し自分たちの成果を発表します。

https://www.youtube.com/watch?v=u9DGz8iQV9M&t=14636s

山梨大学フォーミュラ部大会走行動画(3:04:34~)

 

●2017年スキッドパッド(8の字旋回)審査で8位(94台中)


 今年度車両は、速さを見せた前年度車両をベースとして「人車一体」のコンセプトのもとフレームの剛性強化、サスペンションの最適化、吸気系の新規製作などを行い扱いやすい車を目標に、多くの方の御支援のもと開発してきました。

 その結果スキッドパッド(8の字旋回)で8位を獲得するなど歴代でも屈指の戦闘力を持った車両となりました。

https://www.youtube.com/watch?v=l7eH15eCtTg&t=34s

2017年全日本学生フォーミュラ大会 山梨大学 スキッドパッド オンボード映像

 

● 2018年度予算案 (支援金の使いみち)

支出(材料費等)

大会参加費                                                               10万8000円  

製作費(去年を参考に算出)(消耗品の交換、部品等)          46万5344円 

新規プロジェクト費用

 ステアリング製作  (A7075 薄板)             1万円  

   サスペンション製作 (A7075)アップライト用         8万円

           (A2024)ハブ用               4万円   

 シート製作     (べニア板、発泡ウレタン、マット、FRP

            ビニルシート、グルーガン等)        2万5000円   

 ペダル製作     (A7075 板 角材)                                       3万円

   吸気製作      (アルミ板厚さ3mm、アルミパイプ)                2万円

   加工用工具       (平バイト、エンドミル)                              2万円

   タイヤ等の購入費                                   17万8000円

           合計(材料費等)                   97万6344円

支出(活動費)(去年を参考に算出)

大会費          (宿泊費、レンタカー代等)          35万円

試走会費         (運送代、燃料代等)                                 28万円

広報費                               3万円  

                 合計                             66万円

       合計(材料費+活動費)   163万6344円  

収入

部費(前期、 後期、 大会前徴収分、14人分)                   84万円

スポンサー様からのご支援(2017年12月 現在)                27万円

       合計(部費+ご支援)          111万円

               収入ー支出                      -52万6344円

 

 今年不足分        52万6344円

 手数料(到達金額の2割) 10万5269円

   合計   63万1613円  を最低目標金額に設定しました

 

● 2018年活動予定

 

  

●スポンサー様(2018年3月12日現在)順不同

スズキ株式会社様

 エンジンを提供して頂いてます 

株式会社榛葉鉄工所様

 エキゾーストマニホールド、マフラーの制作、技術的な支援をして頂いてます

藤精機株式会社様

 金属加工をして頂いています

サンキン株式会社様

 車両製作に使う鉄パイプを支援して頂いてます

株式会社中央技研様

 鉄パイプと角パイプの曲げ加工をして頂いてます

日本発条株式会社様

 スプリングを支援して頂いてます

ソリッドワークスジャパン株式会社様

 3DCAD教育版を支援して頂いてます

NTN株式会社様

 ドライブシャフト、ベアリングの支援をして頂いてます

日信工業株式会社様

 ブレーキパーツを支援して頂いてます

OZジャパン様

  特別価格でホイールの支援をして頂いてます

協和工業株式会社様

 ステアリングジョイントを支援して頂いてます

株式会社ミスミ様

 材料購入等の資金提供をして頂いてます

FUKASAWA様

 サージタンクのアルミ溶接をして頂いてます

クリフ株式会社様

 燃料タンクの制作と走行のための敷地を貸して頂いてます

株式会社ハイレックスコーポレーション様 

 アクセルワイヤーとクラッチワイヤーを協賛価格で購入させて頂いてます

オーエスジー株式会社様

 加工用工具を支援して頂いてます

株式会社エフ・シー・シー様

 LSDを支援して頂いてます

有限会社ティ.エム.ワークス様

 シャシーダイナモを使用させて頂いてます

モーターイズム編集部様

 私達の活動を記事にして頂いてます 

湯村自動車学校様

 イベントに招待して頂いてます

山梨トヨタ自動車株式会社様

 定価より安くレンタカーを貸して頂いてます 

トーヨーコーケン株式会社様

 走行のための敷地を貸して頂いてます

おがた歯科医院様

 活動資金を頂いてます

笠井歯科医院様

 活動資金を頂いてます

タカタ株式会社様

 シートベルトを支援して頂いてます    

山梨大学附属ものづくり教育実践センター様

 工作機械を使用させて頂いてます

山梨工業会様

 活動資金を頂いてます

 山梨大学OB.教授様方

 活動資金を頂いたり、アドバイスを頂いてます

 

● お問い合わせ先

 山梨大学学生フォーミュラ部 

  Email: f-circle@yamanashi.ac.jp 

●山梨大学学生フォーミュラ部ホームページ

  https://yamanashi-formula.wixsite.com/yfrjsae

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●山梨大学学生フォーミュラ部ブログ

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  • 2018/03/21 17:01

    多くの御支援や応援して頂いてありがとうございました。   しかし、私達のプロジェクトは達成されませんでした。   今回、私達が達成できなかったのは、自分達の思いや実力、行動力がご支援を頂くに足りなかったと反省しています。多くのアドバイスを頂いたにもかかわらず達成できなかったのは私達の力...

  • 2018/03/19 23:42

    一昨年の車両と昨年の車両の冷却性能の差を調べています。 昨年の車両の方が冷却性能は向上していました。

  • 2018/03/19 22:33

    新しいフレームにエンジンの載せ替えをしています。 57キログラムあるので、手で支えているとプルプルしてきます。