こんにちは!!Support Students Dreams です。
わたしたちは、山梨大学 生命環境学部 田中敦ゼミに所属している3年生6人です。出身はそれぞれ山梨県4人、長野県1人、新潟県1人。大学生の立場から、以下のような山梨県内の学生の進路に対する悩みに寄り添う冊子を製作し、それを踏まえたワークショップを開催するためにFAAVOやまなしに参加しました。
メンバーは 三科百花 栗田寧桜 山田涼介 橋場あすか 今井ちひろ 池田愛理 です。
なぜ冊子を作りたいのか?
山梨で働くイメージが無かった
山梨出身の4人が共通していたこととして、進路を考える際に山梨で働く自分が明確に想像できず、漠然と「将来は東京に出たほうが活躍できるのではないか」という思いがありました。実際に山梨を含め地方の若者は都市圏に出ていってしまっています。
このように山梨での働き方を具体的に描けないことに気づきました。
「県内でどんな活躍ができるのか、ロールモデルが少ない」
「就活サイトや会社の求人サイトの情報は、学生目線の本当に知りたいものとは
ちょっとちがう」といった課題を解決するため、
我々学生の目線で得た情報や考えたことを発信し、県内就職を選ぶのか
他の進路を選ぶのか、自分のキャリアや未来をしっかりと考えるきっかけになるような冊子をつくりたい、と考えました。
選択肢を増やしたい
この冊子の1番の目的は、学生さんの進路の選択肢を増やすことです。
わたしたちの多くは、もともと決まった場所で就職したいという事を考えていたわけではありませんでした。
というのも、場所に関わらず “やりたいことができる場所で仕事がしたい” という思いがあったからです。そう思いつつも漠然と “山梨で出来ることは少ないのではないだろうか" “都会に出たほうがやりたいことが見つかるのではないだろうか” という偏見を抱いていて、山梨県内で働くという選択肢を無意識に捨ててしまっていました。
しかし県内で働く方々のお話を伺っていく中で県内でも様々な働き方があることを知り、自分たちが思っている以上に山梨県内での選択の幅が広いことに気が付きました。
この経験を伝えることで、多くの学生が無意識に捨ててしまっている山梨での未来も選択肢の一つに加えてもらい、より多くの可能性を吟味してほしいという思いで、活動しています。
ワークショップの実施
わたしたちはこの冊子をきっかけに、将来について考える機会をつくりたいと考えています。そのため、県内の学生さんをお呼びし、インタビューを通してわたしたちが感じたことや考えたことを発表、それらを参考に参加者も自分自身の将来について考えて、それらを周りと共有するワークショップを開催したいと考えました。
それは将来のことについて、自分で考えたり、それを友人や親に話す機会という場面が、意外に少ないのではないかと感じたからです。わたしたちはこの事業を始めたことで、ゼミの仲間で将来について話す回数が増え、将来の見通しが持てるようになりました。しかし普段の生活では照れや迷い、就活に対するネガティブなイメージ、「まだ考えなくていいか」という負の余裕から、考え始めたり、相談する機会をつくりにくいのではないかと思います。そのため将来のことについて、まずは考えてみる、そして思ったことを話してみる、そのような機会を作りたいと考えました。
場所は韮崎市にあるアメリカヤさんのコミュニティスペースをお借りしようと思っています。今回インタビューを行わせていただいた山梨のフリーペーパーBEEKのオフィスが隣の部屋にあるため、当日は製作されている土屋さんにもお話をしていただく予定です。時期は3月の土日・祝日(就活の関係で、それを考慮したわたしたち6名の確実に参加できる日程となってしまうと思います。ご了承ください。)開催回数は1回を予定しています。当日の詳しい様子はWEB上でアップしますので、当日都合がつかない方はそちらをご覧いただければと考えております。
(なお、参加者や支援者のご都合や人数、交通の便などを考慮し、開催場所が甲府市内に変更になる場合もございます。ご了承ください。)
場所:アメリカヤ
〒407-0023 山梨県韮崎市中央町10-17
アクセス:韮崎駅から徒歩5分くらい
(アメリカヤさんへの直接の問い合わせはご遠慮ください。
下部に我々の連絡先を載せていますので、何かあればそちらまでお願いいたします。)
(↓アメリカヤさんにて行った土屋さんのインタビューの様子)
他の就活支援冊子との違い
従来の就職支援誌というと、就活に関する情報が主であり、また企業に焦点をあてたものは企業の情報や宣伝も含まれており、企業本位になっているものも目に付きます。わたしたちが行うのは、山梨県内の社会人の働き方・生き方を紹介するものであり、企業というよりそこで働く人に焦点を当てたものとなっています。また、実際に学生の立場で知りたいと思っている情報を載せることで、「学生のための」情報にできるのではないかと考えています。
さらにこの冊子は決して「山梨で働く」ことを勧めるものでも、東京に出ることを否定したものでもありません。山梨でも活躍できることを知ってもらったうえで「じゃあ自分はどうするか?」を考えるきっかけにしてもらえればという思いです。
こんな方にインタビューします!
「東京で就職したけれど、地方の仕事に興味があって転職した」「県内の大学を卒業し、そのまま県内で働いている」「学生時代、山梨で就職するか県内で就職するか悩んでいた」
わたしたちが山梨の企業を調べる中で「こんな取り組みをしている企業があるんだ!」と感じた企業に連絡を取って、このような経験をした方を紹介していただき、お話を伺います。6社10名の方にインタビューする予定です。
〈質問項目の例〉
〇山梨で働くきっかけとなったこと
〇現在の仕事のやりがい
〇就職活動の際に悩んでいたこと、その解決方法
〇保護者や先生方から受けたアドバイス
〇実際に山梨で働いてみて、山梨で働くことの印象は変わったか
〇今後どういった生き方をしていきたいか
〇目の前に進路で悩んでいる自分がいたら、なんと声をかけるか
(ほかにもプライベートなお話や女性の社会進出についても伺いました。)
実際のインタビューの様子【笛吹川温泉 別邸坐忘 さま】
富士山を背に伝した伝統のまち甲州市塩山にある、天然温泉と甲州ワイン、日本懐石を楽しめる上品な温泉旅館。6月には視察に行かせていただき、今回はインタビューにも応じてくださいました。
小林さん 池田さん
冊子の展開イメージ
冊子はA5サイズで24ページ程度を予定しています。イニシアチブの補助金やFAAVOの収入の額によって印刷する冊数を決定します。製本した冊子は高校や大学、行政機関、支援者のみなさんに配布します。資金が十分に集められなかった場合は、主にPDF化したデータを配信し、ホームページやFacebook、Instagramからダウンロード可能にします。
なお集まった資金の額に関わらず、支援してくださった方には返礼品として製本した冊子を送らせていただきます。
支援金の使いみち
冊子の作成費とワークショップの開催費に充てたいと考えています。
返礼品について
支援コースは3つで、返礼品は「冊子、ワークショップ招待券、冊子へのお名前掲載」を予定しています。資金の関係で他のプロジェクトと比較し、返礼品が豪華ではなく、個人の支援者にとってはメリットがあまり感じられないと思われてしまう可能性が高いため、「学生と話す機会がほしい」「学生の考えていることを知りたい」と考えている企業の方や行政機関の方などが1番の支援者になってくださると想定しています。もちろん他にも、「山梨がもっと若者にとって活躍しやすい場になってほしい」という思いがある方や、学生が悩んでいることに対し、少しでも力になりたいと思ってくださる方なども支援者として想定しています。
実行スケジュール
8月から10月にインタビューを実施し、同時並行で編集します。配布は12~1月を目途に行う予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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