ご挨拶

 初めまして。こんにちは。私たちは都留文科大学鈴木健大オープンゼミ、「ぷらっとはうす」です。このページをご覧いただきありがとうございます!

  私たちは、山梨県都留市にある富士急行線谷村町駅舎を利用して、まちづくりのプロジェクトを始めた「ぷらっとはうす」です。「ぷらっとはうす」は都留文科大学の「さびれた都留市の中心街の賑わいを取り戻したい!」「子どもたちの居場所を作りたい!」という想いをもった学生16人によって構成されています。

 私たちは産官学民連携による「谷村町駅舎を活用した地域づくり」をしています。谷村町駅舎を利用して、少子高齢化・人口減少が進む都留市に再び賑わいを取り戻し、子どもたちの思い出となるたまり場(居場所)を作っていきたいと考えています。

 富士急行株式会社から、居場所づくりのために貸して頂いている駅舎の中にはエアコンがついていません。近年の温度上昇では、冷房がついていなければ夏季にこの場所を開くことができなくなってしまいます。そのため、この活動の内容や私たちの想いを1人でも多くの方に知っていただき、活動場所にエアコンをつけるべく、クラウドファンディングに挑戦しています!

暑い夏でも活動が行えるように、エアコンを設置したい!

 谷村町駅は都留市の中心に位置していますが、通勤・通学の利用者が大半で特急電車は停車しません。かつては大学の最寄り駅でしたが、都留文科大学前駅が開業したこと、少子高齢化の影響により、駅の利用者が減少しました。住み込みの駅員さんもいましたが、いなくなってしまいました。私たちは住み込みの駅員さんが使っていたスペースを富士急行株式会社から貸して頂いています。

   駅舎にはエアコンがなく、昨年12月の「ぷらっとはうす」開設時には、都留市役所職員の皆様から廃品の電気カーペットや電気ストーブを頂いて始めました。電気カーペットや電気ストーブ、人の熱気で冬の期間は乗り切りました。しかし、夏は扇風機があるだけです。扇風機だけでは、近年の気温上昇に対応できません。窓は部屋の奥に1ヶ所しかなく、開けた先がホームなので外に柵がついています。そのため、風が入ってきません。また、部屋に人が大勢いると、「暑い!」という子ども達がいました。部屋に熱がこもりやすいと言えます。冬の場合はありがたいことですが、夏の場合は熱中症の危険性が高くなってしまいます。このままだと夏の期間は活動を休止せざるを得なくなってしまいます。そこで大勢の皆様に子ども達のために、ご協力を頂きたいのです。

 私たち「ぷらっとはうす」について

 名前の「ぷらっとはうす」には、電車の乗降場を意味するプラットフォームの「プラット」、またどんな人にでも気軽に「ぷらっと」来てほしいという願い、そして、このプロジェクトがまちづくりの「プラット」フォームになることを目指そう!という意味が込められています。

   この「ぷらっとはうす」は、共働きで放課後自宅に両親がいない子ども・部活動に所属していないあるいは辞めてしまって学校に居場所がない子ども・進路等で相談したいことがあるけど周りに相談できる人がいない子ども・学童は有料で入ることができない子どもなどを対象に開いている場所です。現在、小学生〜高校生まで、毎回おおむね10〜15人ほどが集まっています。ここでは、私たち大学生が宿題や勉強を見たり、一緒に遊んだり、相談にのったりしています。子ども達がやりたいことができる場所です!

   「ぷらっとはうす」を開いてから4ヶ月経ちました。来てくれる子ども達は「絵を描いたり、一緒に遊んだりできて楽しい!」「宿題や勉強が分かりやすい!」と言ってくれて、毎回楽しそうに過ごしています。高校生は靴箱を作ってくれて、場所を使いやすいようにしてくれています。保護者の方は「子どもが楽しく過ごしているみたいです。ありがとう。」と言って下さったり、差し入れのお菓子をくれたりしました。

「私」の想い

    私がこの「ぷらっとはうす」で一番大切にしたいことは、一人一人の子どもを受け入れることです。「ぷらっとはうす」にいるときは気兼ねすることなく自由に好きなことができる空間にしたいと思っています。そして、来てくれた子ども達全員に「ここは自分のことを受け入れてくれる場所なんだ!」と思ってもらえるようにしていきたいです!   Byすーちゃん

   毎回「ぷらっとはうす」を開催するたびに、部屋の中は子ども達と大学生の笑顔で溢れています。また、地域の方とイベントでの交流の際も、たくさんの笑顔に出会うことが出来ました。子ども達が笑顔になれる居場所作り、地域の方が笑顔になれるまちづくりがしたい!そして、まちの人と子ども達を繋ぐ架け橋として、「ぷらっとはうす」が笑顔を提供できるような場所を作っていきたい!という思いで活動しています。   Byなつみ

   私はこの「ぷらっとはうす」は来てくれた子たち一人一人の可能性が広がる空間であってほしいです。この空間では、自由な発想やありのままの感情を遊びにぶつけたり、時には悩みごとや相談などを親身になって聞いてあげたいです。活動を通して来てくれた子たちの夢や希望で溢れる空間にしていきたいです!   Byゆな

   「ぷらっとはうす」は遊びの場でもあり、学びの場でもあります。そのため、子どもたちが思う「ぷらっとはうす」はそれぞれ違います。しかし、子どもたちにとって「ぷらっとはうす」は居心地のいい場所になっていると感じます。どんな形であっても、一人一人の心の拠り所、居場所となれるような「ぷらっとはうす」を私は作っていきたいです!   Byまほ

「ぷらっとはうす」の活動

・2018/12/2 キックオフとして、早馬町内会、富士急行、都留市役所、生涯活躍のまち・つると、谷村町駅周辺の美化活動

・         12/6 「ぷらっとはうす」オープン:この日以降、主に水曜日と木曜日の16:00~19:00まで開いている

・         12/19 地域の方々と「ひいち」作り

・2019/1/12 餅つき大会

・         1/23 絵本作り:都留文科大学のカンボジア支援サークル「Plenty」とコラボし、カンボジアに贈るための絵本作り

・         4/14   桜祭り:谷村町駅の近くの公園で桜まつりが開催され、私たちは抹茶を自分でたてて飲んでもらうイベントを行った

支援金の使い道

 皆様のご協力により、集まった資金はエアコンの購入費・設置費に15万円、雑費(手数料)等に5万円割り当てます。もし、目標金額まで届かなかった場合は、メンバーがアルバイト代から出し合って、エアコンを設置します。確実にエアコンを設置しますが、皆様のご協力が不可欠です!

 実行スケジュール

 7月中旬 エアコン購入

 7月下旬 エアコン設置

 お問い合わせ先

「ぷらっとはうす」

 主催:都留文科大学教養学部地域社会学科 鈴木健大オープンゼミ

 協力:早馬町自治会、富士急行株式会社、都留市、生涯活躍のまち・つる推進協議会

 問い合わせ:都留文科大学教養学部地域社会学科 准教授 鈴木健大

       電話:0554-43-4341(内469) メール:tk-suzuki@tsuru.ac.jp

       Twitter:@purattohouse

       Face book:ぷらっとはうす

  • 2019/07/02 22:50

    本日の午後、「ぷらっとはうす」にエアコンを設置する作業が行われました! 先週の活動時も、暑いと言っている子どもが多かったので、設置できてとても嬉しいです! 明日が、7月最初の、そしてエアコン設置後最初のぷらっとはうすですので、子どもたちの反応が楽しみです!   また、来週の水曜日の流し...

  • 2019/06/17 14:31

    ご支援・ご協力して下さり、ありがとうございました!! 集まったお金はしっかりエアコンの購入・設置費用に使わせて頂きます! 夏もこの活動が出来ること大変嬉しく思います!

  • 2019/06/14 21:03

    本日も15:30〜18:00までぷらっとはうすを開いていました!14人の子ども達が来てくれました!最近は、子ども達に「〇〇の絵を描いて!」と頼まれることが多く、四苦八苦しています!笑 今日も子ども達の笑顔で溢れていました!そして、私たちも元気をもらえています!