「心のバリアフリー社会実現」を目指して活動

私は、市民活動団体「車椅子レクダンス普及会の亀山支部長」の渡邊佐智男(わたなべさちお)と申します。 公共施設の段差解消など物理的なバリアフリーは、市民レベルで取り組むには資金的に難しく、行政にお願いしなければいけません。しかし、私たちは比較的費用を必要としない「心のバリアフリー社会実現」を目指して活動しております。 ※心のバリアフリーとは、偏見や固定観念など私たちの心の中に潜む目に見えない壁をなくし、年齢・性別・障害・国籍の違いに関わらず、誰もが住みやすい真のバリアフリー社会を実現するためのテーマです。 ▲ 起案者 渡邊佐智男

「福祉のめんめんフェスタ」

そんな中、私たちは平成27年6月20日に、三重県の障がい者雇用率をあげ、誰もが働きやすい社会を目指すため、障がい者と企業や雇用主さんが出会う交流イベントとして「福祉のめんめんフェスタ」を開催したいと考えております。 (三重県では昨年度まで障がい者雇用率が全国最下位でした) 「福祉のめんめんフェスタ」では障がい者の皆さんに、可能な限り、受付、司会進行、案内等々で前面に出ていただき、彼ら自身の潜在能力を発揮していただきます。 さらに各ブースでは、施設での活動を紹介し、施設での製作物等を販売している姿を、企業さんや、事業主さん関係者、一般来訪の方々に見ていただきます。 「めんめん」とは「面と面」であり「Men と Men」でもあります。人と人がつながり心豊かな社会を目指しています ▲バリアフリー調査の1枚 現在、イベント開催のために協賛金や会費などを募っておりますが、もう少し足りません。 何卒みなさまご支援いただきたく思い、本プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

障がい者の雇用率向上の啓発活動

バリアフリー社会実現は多額の費用を必要とするケースが多いので、我々は比較的費用の少ない、「心のバリアフリー社会を目指して活動を行っています。 昨年開催した「福祉のめんめんフェスタ」は3年前に「めざそう心のバリフタウン」をスローガンに掲げて開催しました。 ▲昨年度、世界一長い亀山羊羹をみんなで作った様子 今回は、 1:心のバリアフリー実践 2:障がい者の自立と就職の支援    の2大目標を掲げております。 内容は、亀山市内の主な企業さんをお招きし、障がい者の潜在能力を実際に見て、触れて、出会っていただくことにあります。ステージでは、音楽演奏、障がい者施設対抗のかくし芸大会などを行います。 ホールでは、全員参加のフォークダンス、阿波踊りなど。 ロビーでは会話ロボット&介護ロボットの実演と体験会、福祉機器の展示、施設で作成した物の販売を考えております。 ▲障がい者施設での阿波踊りの練習。音楽が流れると体が勝手に動きます。

高齢化社会の中で…

ある時、障がい者の職場での昼休みの会話からドキッした会話がありました。  付き添いで来ているお母さんが、  「私も高齢者の仲間になった。   私が死ぬ時はこの子と一緒に死のうと思っています。   ただ望みはひとつだけあります。   この子に仕事が見つかり、自立していける道がある   なら、お先に天国行けるのになあ~。」 周囲の同じ境遇の人たちも納得の表情でした。 ▲高齢者施設でのクリスマス会 この会話は、子どもを残していくと、周囲の皆さんに迷惑をかけるからとの理由でした。 高齢化社会と同様に、いろいろな方面の方が関わり、一緒に楽しいことや、つらいことを共にして、大切な一度だけの人生を送りたいとおもいます。 決して、大切な命を途中で絶つような事態だけは避けて行きたいと考えています。

企業や雇用主の方と障がい者がつながる知り合う場所に

▲作業所での袋詰め作業の様子 団塊の世代で生まれ障がいを持たれたお子さんはやはり多い。親御さんも80歳前後と高齢なって来ております。お子さん達が世間の皆様に迷惑をかけるのではないかと、将来を心配しておられます。 そのために、お子さん達が、自立して欲しいと願っている。そのため、できる範囲の仕事を、皆で与えてほしいと思います。彼ら・彼女らの潜在能力は、計り知れないものがあります。 日本の国民が全員で、少しづつ手を差しのべ、助け合って生きていける世の中を実現していきたい。実現できれば、障害者を持っておられる、高齢の親御さんは、安心して余生を過ごせるのでわと思っております。自然の摂理であります、子どもが親を天国に送届ける仕組みを守っていきたいと祈念しております。 ▲障がい者施設でのレクリエーション また亀山市の大手企業2社が昨年、特例子会社を作られ、計25名の障がい者の方を雇用されました。今回のイベントにもぜひそういった企業の方をお招きしたいと思います。

福祉のめんめんフェスタ開催

開催日時 : 2015年6月20日:10時~15時 開催場所 : 亀山市文化会館 全館使用にて開催。 (実行委員会は毎月第4火曜日にて開催。 前日の6月19日は会場準備。) ▲イベント成功祈願のための食事交流会を開きました 内  容 : ①第一部  大ホールにて          開会式          企業さんへのお願い          施設関係スタッフによる音楽の演奏          施設対抗かくし芸大会        ②第二部  小ホールにて          和太鼓演奏          全員参加のフォークダンス          阿波踊り        尚、展示については、駐車場およびロビーにて行います。        展示の目玉は、会話ロボット&介護ロボット、自慢の総菜        コンテストを予定しています。

集まった支援の用途とその内訳

 ・イベント開催のチラシ作成及び印刷費用など  ・イベント出演者への道具運搬費用など  ・会場に関する費用  ・その他消耗品など

障がい者の潜在能力を活かしてください

障がい者雇用率を上げるためのイベントにご協力ください 障がい者を持つ高齢者の親御さんを安心してあげるようご協力ください。 また、お子さん達の明るい将来をみんなで作ってあげましょう。 よろしくご協力をお願い申し上げます。 また、心のバリアフリー社会は、学校のいじめや職場及び団体内の人間関係向上につながります。
  • 2015/05/28 12:25

    「福祉のめんめんフェスタ」の開催の費用支援に福島県や九州の遠方から支援していただいた方々に、感謝の気持ちを込めて、謝礼品を荷造と発送をしています。 ステージやブースの準備も、来場されていただく皆様に楽しんでいただけるように実行委員会一同頑張って準備しています。 ぜひ来場してください。

  • 2015/04/22 11:35

    めんめんフェスタの実行メンバーである伊藤幸一さんが作成した対話型のロボット「対話ロボット懐古箱ドコミャン」を連れて、4月20日の朝に、鈴鹿の福祉施設にお邪魔し、皆さまと楽しいひと時を過ごしました。 どんどん試用し、どんどん改良していかれるようです。 「ドコミャン」の...

  • 2015/04/09 12:52

    FAAVO三重のサイトから、生まれたお話。 一昨日、MIKAちゃんより、写真のメモを付けて「FAAVOに募金をします」と言って、大切なお金をいただきました。 お金の価値は、金額でないこと。お金の大切さと価値(思い)について、またまた考えされました。 このお金は、花...