NPOに関わっている方とそうでない方。    両方と接する私たちだからこそできること。

こんにちは!みえ市民活動ボランティアセンターです。 わたしたちは三重県内のNPOや市民活動団体の支援をおこなっています。 ▲みえ市民活動ボランティアセンター事務所 みえ市民活動ボランティアセンターは、平成13年4月1日、アスト津3階に、三重県域のNPO支援を担う公設公営の市民活動センターとして設立されました。 その後、指定管理者制度が導入され、公設民営のセンターとして、現在は、県内市町の中間支援団体の中核となるメンバーがネットワークを組んでいる組織「NPO法人 みえNPOネットワークセンター」が指定管理者を担っています。 私たちが行っている主な事業は、毎年12月に三重県全域で開催するNPOの啓発イベント「NPO月間」、市民活動情報誌「READER」の発行(1万部/月)、NPO法人会計基準や助成金、法人設立に関わる講座の開催、多文化共生イベント「Hand in Hand」の開催などがあります。 ▲助成金に関する講座開催の様子 ▲毎月1回発行している情報誌「READER」 NPO・市民活動支援を通して、NPOに関わっている方とそうでない方の両方と接する機がある私たちだからこそ、今回のプロジェクトを立ち上げることになりました。 今回のプロジェクトでは、三重県に住む方が自分たちの地域をより良くするために、NPOや市民活動に関わるきっかけや機会を増やすための小冊子「三重の数字」と「三重のボランティア」の2種類発行したいと考えています。

地域や生活をより豊かにするために何ができるのか?を見直すきっかけとなる2冊の冊子

県民の方がNPOや市民活動、そして地域に興味を持ってもらうための冊子「三重県の数字」と、興味を持った方が参加できる入り口を提供する「三重のボランティア」の2冊を作成します。 ▲冊子「三重の数字」 『三重の数字』 人口、空き家、公害、交通事故、自主防災組織、ゴミの量、外国人数、NPOへの寄付額など、数字を通して三重県の姿を知ることができる冊子です。 NPOが取り組んでいる課題は一体どういうものなのか? いま、三重県はどのような問題にぶつかっているのか? 三重県は全国的にみてどの位置にいるのか? などの情報を、数字として<見える化>しています。 ▲冊子作成の打ち合わせの様子 その数字がどのような意味を持っているのかを考え、各々が小さくてもいいので、何かアクションを起こすことで、より良い地域づくりの発展につながると考えています。 この冊子を通して、三重県の現状を知っていただければ幸いです。 ▲冊子「三重のボランティア」 『三重のボランティア』 この冊子には、100件以上の<常時募集のボランティア情報>が掲載されています。 今年、県内のNPO法人にボランティアに関するアンケート調査にご協力いただき、その時にボランティア募集情報を集めたものをまとめました。 市民活動(支援)センターや社会福祉協議会にはボランティア情報はありますが、持ち歩ける冊子タイプのものは今まであまり見かけなかったと思います。しかも、常時募集のボランティアなので発行から日が経っても問題ありません。単発のイベントボランティアとは違い、自分のペースで自身に合ったボランティアを見つけることができます。 「ボランティアをしたい」というニーズと、「ボランティアが欲しい」というニーズのマッチングにつながればと思います。

NPOってそもそも必要?

三重県には700を超えるNPO法人があるのご存知ですか? NPO支援を行う私たちだからこそ、県民の皆さんにお伝えできることがあります。それは、NPOはなぜ存在するのか?なぜ活動をするのか?と言った、NPOの存在意義です。 よく「NPOに関わっていない方から、なんとなくNPOは必要だと思うけど何をしているのか分からない」という声を聞きます。 ▲県内の市民活動センタースタッフとの勉強会 NPOは社会課題解決のために活動しています。 普段NPOと接する機会のない方にとっては、「社会課題」自体が身近ではないため、活動がイメージしにくいかもしれません。 「障がい者にとって住みやすいまちにしよう」「孤独を感じている母親の居場所をつくろう」「過疎化に悩む地域に移住しやすい環境をつくろう」「虐待やイジメの被害者の支援を行おう」「地域の祭を盛り上げよう」など、NPOには様々な活動があります。 なんと、三重県には、700を超えるNPO法人が存在しています。 法人格を持っていない団体も合わせると、3,000近くあるのではないでしょうか。 ▲希少種保護の取り組みの1枚 日本はこれから、急速な少子高齢化、生産人口が減少という課題に直面します。それに伴って税収も減ります。いままでのように「地域のことは全て行政にお任せする」ということは不可能になるでしょう。「行政が何もやってくれない」と言っているだけでは、地域の衰退は止まりません。 地域の衰退を止め、豊かにしていくためには、みなさま1人1人の行動がとても重要となってきます。 この機会にNPOについて関心を持っていただき、知っていただき、自分や子どもたちのために、これからの三重県について考えるきっかけがあっても良いのではないでしょうか。

「三重の数字」と「三重のボランティア」の活用方法

★『三重の数字』 【個人の方の活用方法】 この冊子を読めば… ・三重県の現状を分かりやすく把握することで、何ができるのかを探すきっかけとなります。 ・友人や家族とどうすればより豊かな地域になるのかを話し合い意識するきっかけとなります。 【NPOや中間支援組織の活用方法】 この冊子を読めば… ・自分たちの事業が地域の課題解決に合っているかどうかを振り返ることができます。 ・次年度の事業計画や助成金申請書などに活用することができます。 ▲NPOに関するQ&Aを見ながらの相談対応 ★『三重のボランティア』 【個人の方の活用方法】 この冊子を読めば… ・ボランティアに行ってみたら想像と違っていたというギャップを軽減できます。 ・何かボランティアをしたいんだけど…という悩みを解決することができます。 ・多くの情報から自分にあったボランティアを探すことができます。 【NPOや中間支援組織の活用方法】 この冊子読めば… ・「ボランティアをしたい方」と「ボランティアをしてほしい団体」をのマッチングがしやすくなります。 ・「何かボランティアをしたい」という相談を受けた場合、いつも紹介するところが同じになってしまうという悩みを解決できます。 ・ボランティア募集に関する悩みを解決する1つのきっかけになります。 ・ボランティアを募集したいのに、どうやっていいかわからなかったという団体の手助けになります。 ▲外部と連携した講座の様子

詳細スケジュール

2015年11月 小冊子作成のためのデータ完成 2015年12月20日 小冊子 発行 2015年1月以降 小冊子を活用して、NPOの啓発やボランティアのマッチングなどを行う

集まった支援の用途とその内訳

印刷費用:24万円(印刷等 全体にかかる費用 約35万円の一部に使わせていただきます) FAAVO手数料:6万円 ▲2冊の冊子 応援よろしくお願いします! みんなで、一緒に、三重のNPOを盛り上げ、そして三重の地域を豊かにしていきましょう! 起案者情報 【団体名】みえ市民活動ボランティアセンター(指定管理者:NPO法人 みえNPOネットワークセンター) 【法人代表者】松井 真理子 【プロジェクト責任者・センター長】 川北 輝 【HP】http://www.mienpo.net/center/index.html 【facebook】http://on.fb.me/1JWlKQE 【Blog】http://mienpo.blog14.fc2.com/

  • 2016/07/28 15:56

      応援していただいたみなさま、心より感謝しております。   この度はFAVVO三重でのプロジェクト『三重で自分はいま何ができるのか」を考えるきっかけとなる冊子を発行したい』に応援をいただき誠にありがとうございました。チャレンジの結果、目標金額の達成にはなりませんでしたが、2冊作成する予...

  • 2015/12/03 11:36

    ご支援いただいたみなさま、心より感謝申し上げます。 今回は目標金額を達成することができませんでした。申し訳ございません。 ですが、このプロジェクトが終わったわけではありません。 みなさまのご支援と今回の結果をもとに、さらに邁進してまいりますので、今後ともご指導・ご協力のほどよろしくお願い...

  • 2015/12/02 16:46

    12月になりました!!12月は市民活動・NPO月間で三重県内各地で様々なイベントがおこなわれます。「三重の数字」も然りこれもまた自分たちの未来や地域のことについて考える機会です。 詳細はこちらから見れます!http://mienpo12.jimdo.com/ さてさて、クラウドファンディン...