みなさまのご協力のおかげで、目標額の50万円を達成することができました。ただ、夏の海外遠征の費用は100万以上かかるので、プロジェクト終了までの期間にストレッチゴールとして70万円を設定いたしました。引き続き応援よろしくお願い致します!
初めまして!飛騨高山からオリンピックを目指す、高山市出身アルペンスキーヤー新井真季子と申します。
現在、2018年に開催される平昌五輪出場を目指し日々トレーニングを行っています。
飛騨地域の皆様にもなじみの深いアルペンスキーは、冬季オリンピックの花形種目であり、世界的にも注目度の高い競技です。
しかし、日本アルペンスキー界はまだまだ世界と戦う環境が整っていません。そのため、ナショナルチームは強化費用が捻出できず、個人活動で結果を残し世界と戦っている状況です。
▲オーストリアでの個人合宿
そこで、クラウドファンディングを通して、応援してくださる皆様から活動資金をサポートいただき、競技環境を整えていきたいと考えています。
世界で活躍する選手になることで、日本スキー界、女子スポーツ界の可能性を広げたいと思っています。
私は幼少頃、父の影響でスキーをはじめ、次第にレーシングスキーにのめり込みました。
▲真季子5歳 北海道のスキー場で
中学の頃にアルペンスキーの本場オーストリアに単身で渡りスキーの技術に磨きをかけました。
▲真季子15歳 オーストリアスキーホテル専門学校へ留学
2012年、優勝を期待された世界ジュニア選手権にて右膝前十字靭帯を断裂し、スキーを辞めたいと思うこともありました。
私にとっては初めての大きな挫折でしたが、大好きなスキーのためつらいリハビリを乗り越え2013年復帰を果たしました。
▲2012年 右膝前十字靭帯を断裂 全治8ヶ月
2014年W杯出場を果たすも、翌2015年左膝前十字靭帯を断裂し二度目の大怪我にみまわれましたが、現在完全復帰を目指してリハビリ中です。
▲トレーニングの様子
10代の頃トリノオリンピックでの皆川賢太郎さんの滑りを観てから、オリンピックは一番の目標です!
昨年のソチ五輪は出場することができず悔しい思いをしました。次の平昌五輪こそはオリンピックの舞台で、世界を相手に活躍したいと思っています。
アルペンスキーは数あるスキー種目の中でも花形の競技で、欧州を中心に非常に高い人気があります。
▲2014年 12 月 はじめての W杯出場 (オーストリア )
高速系と言われる滑降(ダウンヒル(DH))、スーパー大回転(スーパーG(SG))は滑走距離が長く、コブを飛ぶ等迫力が魅力です。
技術系と言われる大回転(ジャイアントスラローム(GS))、回転(スラローム(SL))は急斜面での高度なターン技術が求められます。この4種目の他に滑降と回転の両方を競う複合もあります。
▲新井真季子 回転(SL)
▲新井真季子 大回転(GS)
皆さんはアルペンスキーの滑走する時速を知っていますか?
トップ選手ともなると、なんと時速100kmを超える速度で滑走します。そのスピードからアルペンスキーは『雪上のF1』と称されますが、スピード以外にも他に理由があります。
アルペンスキーは100分の1秒が勝敗を決めるため用具の持つ性能をいかに引き出せるかが重要なポイントになります。
そのためレース前のチューンナップはとても大切になります。世界と戦うにあたり、常にベストなコンディションを作り上げるために、コーチやトレーナーとは別にサービスマンなどのスタッフにも協力いただいています。
個人競技ではありますが、その裏にはF1のように多くのチームスタッフに支えられて選手は競技を行っているのです。
▲真季子サポートチームと
昨シーズンは、怪我に泣きました。今シーズンは改めて自分の身体を見直し、復帰への道のりを着実に進めていきたいと考えています。
本来であればW杯に参戦できるのですが、復帰のシーズンであるためコーチと相談をして無理せずにスタートを切るためにも今年はW杯やFEC*(ファーイーストカップ)には出場せず、国内での下記の大会のみ参戦することにしました。
※FES*(ファーイーストカップ)とは…
大陸別選手権。アジア最高峰の国際レース。優勝するとW杯の出場権が得られる。
<参戦スケジュール>
2月21日 いわて国体
2月25日~3月1日 インカレ
3月25日~27日 全日本選手権(予定)
来シーズン(2016−2017シーズン)は、W杯フル参戦し15位以内を目標。また、日本人選手の中でFISランキング*1位を目指します。そして、オリンピックが開催されるシーズンとなる2017−2018シーズンは、W杯10位以内に入り、2018年平昌五輪への出場権を獲得しメダル獲得を目指します!
※FISランキング*とは…
国際スキー連盟(FIS)が制定するランキング
内訳
今回集まった支援金は、夏場の海外遠征費に活用させて頂きたいと思っています。夏場は、日本ではスキーの練習ができないため、雪を求めて海外遠征を行います。
・夏の海外遠征費(8月 ニュージーランド)
・渡航費(オーバーチャージ含む) 30万円
・レンタカー代(1ヵ月) 20万円
・宿泊費・リフト代(1ヶ月) 30万円
・食 費(1ヶ月) 10万円
・コーチ帯同費 100万円
・合 計 190万円
飛騨高山から世界へ、オリンピックを目指したい!地域の皆様と共に喜びを感じたい!
そして、私から次世代の子供達にスポーツで生み出す夢のバトンを繋いで行きたいと思っています。
皆様の応援が私の何よりのエネルギーです!!是非、応援・ご支援お願いいたします!!