FAAVOをご覧のみなさま、こんにちは!

 三重県紀北町きほく七夕物語実行委員会の久保です。

 

『紀北町』、それは三重県にあります。名古屋からは特急でおよそ2時間。
松阪牛の松阪からさらにさらに1時間ほど、南に下ったところにあります。海・山・川に囲まれています。日本でも有数の多雨地域で、豊かな水にあふれる町です。
手つかずの自然が残る世界遺産・熊野古道伊勢路の玄関口でもあります。 

 
 岬と入江が入り組んでますから、天然の良港ばかりです。
 熊野灘に面している紀北町には、黒潮がつくる素晴らしい漁場が目の前にあり、県内でも有数の漁獲量を誇っています。水揚げされる魚種が多いのも魅力のひとつで、カツオやイセエビなどを中心に200種を超えます。ちなみに、町の魚は「マンボウ」です。

 

 しかしながら、紀北町もほかの町と同じく、高齢化・少子化という問題により過疎化が進んでいます。そこで、きほく七夕物語実行委員会では、七夕の彦星さまと織姫さまにちなんで、1組のカップルに素敵な思い出を残してもらうために、和式結婚式とパレードを予定しています。きほく七夕物語に携わるスタッフと全ての団体が協力し、公募で選ばれたお2人の為に、まちがひとつになります!  

  『きほく七夕物語』とは、紀北町の夏の風物詩の一つで、町内を流れる「清流 銚子川」に灯りをともした「願い星カプセル」をその年の数だけ流して、1年に1度だけ「清流 銚子川」を『天の川』に変えると同時に癒しの場所を提供するという紀北町を代表するイベントで、今年で10周年を迎える記念すべき年でもあります!

 

 

 

 今回厳正なる公募により選ばれたカップルは、吉兼さん(右)と小山さん(左)です。お2人は、紀北町で開催されいる婚活イベント「きほく釣りコン」で出会い、その後も紀北町で愛を育まれたカップルです。この度、お2人がリアル彦星さま・織姫さまになっていただくことで、紀北町の若い世代も紀北町を愛し、紀北町に住みたいと考える人が増えていってほしいと考えています。 

「きほく釣りコン」についてはこちらのフェイスブックページから、https://www.facebook.com/turikonn/?fref=ts

 

  でも、実際のところは、結婚式の実現といっても、僕みたいな素人が結婚式イベントを行うのは非常に難しいこともあり、いろいろと試行錯誤していたところに、ブライダルのプロ「ウエディングギャラリー カリヨン三重」の伊藤さんにお声掛けいただき、ご協力していただけると聞いたときは、本当に嬉しかったです。その後、色々と伊藤さんに相談している中で、僕が知らない「ブライダル業界の現状」や、「イベントにかける強い想い」を聞くことができましたので、ご紹介させていただきます。

 

 日本の結婚式は元々、花嫁が生まれ育った家で支度をして嫁入りをし、嫁ぎ先の家で、結婚式が執り行われていたとのことです。普段の生活の中で花嫁姿を目にすることで、小さな子どもたちは「将来は、花嫁さんなりたい。」と夢を見たり、憧れを抱くことができました。

 その後、「結婚式は結婚式場で。」という日本独自のシステムが確立されてからは、結婚式が生活圏から切り離され、さらには、より個性的な結婚式を行うカップルも増えたことで、さまざま結婚式のスタイルを求めようになって行ったそうです。

 

 その一方、現在、年間約60万組を超える婚姻件数があるのですが、結婚式を挙げる組数は年々減少傾向にあるそうで、最近では、入籍はするが結婚式を挙げない「なし婚」と呼ばれる層が約半分を占め、結婚式という文化そのものに触れる人々が減ってしまうことが、ブライダル業界の共通した問題となっているそうです。

 

 この様な現実の中、「ウエディングギャラリー カリヨン三重」の伊藤さんからは、県内の地域資源の有効的な活用方法を背景に、地域の魅力を活かした結婚式スタイルの提案を行うことで「三重のふるさとを大切にした婚礼プロデュース」をバックアップしたいです。との意気込みをいただいております。

 

 

集まった支援金の用途と内訳

 和装結婚式とパレードにかかる費用の一部

 ・衣装

 ・人力車

 ・お2人への特典

 ・来場者へのふるまい など。 

 

ご支援よろしくお願いいたします!

 皆様のあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。

 きほく七夕物語を応援していただき、町民といっしょに、ご結婚されるカップルの方のお祝いに参加していただければ幸いです!