皆様、初めまして!本プロジェクト起案者の水谷和寛と申します。
三重県鈴鹿市に本社を置くカームインプレッション株式会社で、エンタテインメント企画・コンセプトメイキング・イベント運営などの仕事をしております。
私は元々、テレビやラジオなどのCM音楽制作やイベント音楽の制作などをやっていましたが、ご縁あってイベント企画や運営の仕事なども手掛けるようになりました。
今回のプロジェクトは自社で運営する総合エンタテインメント集団「劇チキ☆」の公演に向けてFAAVOを通じて皆様からご支援を頂きたくチャレンジしたいと考えました。
〜産地直送産みたてDream〜
FlyingChicken劇チキ☆
私たちが「総合エンタテインメント集団」という言葉を使うのは、様々な手法で多くの人を楽しませる事ができる集団でありたいと考えているからです。
今回のプロジェクトは国の重要文化財である桑名市の六華苑で演劇公演を行います。
2016年10月7日(金) 18:00開場 19:00開演
2016年10月8日(土) 18:00開場 19:00開演
両日ともに約1時間の演劇を予定しています。
演目
劇チキ☆あらかると
コケがみる孤閨家の滑稽な日々より
「チハヤーフル」
個性豊かな5人と一羽が作り出す「ちきんあらかると」は美味しいか?はたまた珍味か?脚本・俳優・演出・音響照明まですべてが自家製!
さあ!出来立ての劇チキ☆をとくとご賞味あれ!!
国の重要文化財「六華苑」で公演したい理由
まずは六華苑のご紹介から。
六華苑は鹿鳴館の設計で有名なイギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計による洋館と、池泉回遊式庭園を持つ和風建築からなる貴重な文化財として平成9年に国の重要文化財に指定されています。また、庭園は一部を除き平成13年に国の名勝に指定されました。
所在地:三重県桑名市大字桑名663-5
三重県にはこんなに素晴らしい重要文化財が存在することを、たくさんの人に知って頂きたい。そしてこの文化財を使用し、私たちがパフォーマンスを行うことで三重県の文化向上に貢献したい!三重県でももっと面白い事ができるという強い想いがあります。
六華苑は外観はもちろん、内装、庭園までも全てが美しく、これらを通常の舞台セットとして作る事は不可能です。ならば、六華苑そのものを舞台として公演をしたいと考えました。(写真は洋館)
これまで、六華苑では演奏会や茶会などの催しはたくさん行われてきました。
今回の演劇企画提案を六華苑に持参した際、前例がないということで、苑長様と様々なディスカッションを行いました。国の重要指定文化財であるがゆえに、当然ながら傷一つつける訳にもいかない、また六華苑洋館全体を舞台として扱うため通常営業時間に公演はできないなど、様々な問題点を一つ一つクリアしながら公演許可にこぎつけました。
この企画は六華苑を完全貸切にて行います!!
皆様からご支援頂いたお金は、ゲネプロ(通し稽古)の日程を入れた延べ3日間の六華苑の会場使用料として使わせて頂きます。
「エンタテインメントをもっと身近に」
私たち総合エンタテインメント集団劇チキ☆は「エンタテインメントをもっと身近に」を一つのコンセプトととして掲げています。
この写真は六華苑公演用の物語を書いた劇チキ☆メンバーです。
本業は通訳案内士。
外国人の日本ツアーに添乗し日本各地を案内するのが本業の彼。
この写真はツアー夕食時に、自らが日本文化を紹介するショーを組み込んで、海外からのお客様に楽しんでもらっています。
以前は伊勢戦国時代村、日光江戸村の運営会社と契約し、舞台役者として活躍していました。
役者出身の通訳案内士です(旅行業界ではかなりレアな存在です)
下記のYouTubeは劇チキ☆の琴平公演の映像です。
ぜひ、一度ご覧下さい。
三重県のエンタテインメントについて
私たちが考える三重県のエンタテインメントについてです。
演劇をはじめとして音楽ライブやイベントなど主催者がお金を出しているものはほとんどないと思います。出演者が「出演料」としてチケットノルマなどを課された上で成り立っているものがほとんどではないでしょうか?
正確に言えばこれは「出演料」ではありません。「出演させてください料」という言い方が正しいように思います。
特に演劇などになると、ホール代はもとより練習会場代、衣装代、音響照明代、脚本代、演出家などへの謝礼も含めると100万円は軽く超えていきます。この金額は全て出演者(役者)の自腹になっているのが常です。
作品に出演したい役者が一人何十万円も負担して公演を行うことが常態化しています。
これでは続けることができません。
どんなに良い作品でも資金調達ができないため公演を諦める人がたくさんいます。
私たちはこのような状態に一石を投じたいと思います。
たくさんの人の支援があればエンタテインメント公演は可能になるのです!
三重県には素晴らしい役者や音楽家、アーティストなどたくさんいらっしゃいます。
そういう方達がもっと活躍できる足掛りをつけて行きたいと思います。
話は少し逸れますが三重県は特にエンタテインメントに触れる機会が少ない土地です。
皆さんは「名古屋飛ばし」という言葉をご存知でしょうか?
私は職業柄、たくさんのライブやイベントなどに関わってきました。
そこで出る言葉が「名古屋飛ばし」です。
アーティストのツアーを組む基本は「東京・大阪・福岡」です。
名古屋は基本エリアに入っている事が少ないのです。
(超有名アーティストは別)
集客が見込めないから名古屋圏は飛ばそうという考えです。
仮に名古屋公演を行うアーティストがいたとしても、三重県民の観客は案外少ないように思います。交通の面や名古屋との距離感などを億劫に感じている人が多いようです。
ゆえに三重県は芸術やエンタテインメントを楽しむという意識が根付きにくいように感じます。
三重県でエンタテインメントを楽しむ!!
今回のチャレンジは地元三重県で一人でも多くの方にエンタテインメントを楽しんで頂きたいという想いと、六華苑を会場とすることでこんなに素敵な文化財や名勝地があるという事をことを知って頂くのが目的です。
私たち劇チキ☆は完全オリジナルパフォーマンスで三重県の文化財や名勝地を全国へ発信して行くことが目標です。
このチャレンジが成功し継続する事ができれば、多くの人に三重県のPRができると思います。
そうすればきっと、皆さんのお仕事や活動のお手伝いになると信じています。
起案者である私も三重県鈴鹿市出身です。
もっと三重を楽しくしたい!
常々思っていたことが、今回のチャレンジで実現できれば、新しい繋がりや新しい企画などができ、夢を大きく広げることができます!
私たちの夢だけではなく、皆さんの夢の実現のお役に立つ事ができればと思います。
どうかご支援のほど宜しくお願い致します。