『和洋小料理屋さくら茶屋』の尾前と申します。
地元や海外からのお客さまに支えられ、開業から10年が経ちました。つきましては、この11年目をひと区切りとして2号店オープンという新たな目標に挑戦することにしました。
規格外野菜を救え!!
皆さんは「規格外野菜」という言葉を聞いたことがありますか?
それは、味には遜色ないものの少しの傷や大きさ等が規定に達せず「売り物」としての価値が落ちてしまった野菜達です。
例えば、急な天候の変化で出荷前に赤く色づいてしまったトマト等もこれらにあたります。 そして、厳しい品質管理をしているもののこの規格外野菜は少なからずどの農家さんでも生産されてしまいます。
さて、問題はここからです。これらの野菜はその後どうなるのでしょう?
10年間、小料理屋を営みつつ色んな農家の方からお話を聞いてみると格安の価格でしぶしぶ出荷したり、道の駅がある自治体なんかでは無人販売所等で売られたりされて消費者さんの口に入る幸福な野菜もありますが、中には廃棄処分になってしまう野菜もあるそうです。
なんだか可哀想ですよね、せっかく美味しい野菜に育ったのにその命が「人を笑顔にする」という使命もまっとう出来ないまま消えてしまうのは…
飛騨高山は観光だけの街ではなく、野菜の宝庫です。
この土地で生産された高冷地野菜には甘味や栄養にあふれています。それは、この「規格外野菜」であってもなんら変わりはありません。
そこで和洋小料理さくら茶屋は考えました、「これらの生産者直送新鮮野菜を使い、もっと多くのお客様にもっと値打ちに楽しんでもらえるお店はできないか?」と。
▲「EaTown(イータウン) 飛騨高山」はこの春高山で一番の注目スポットです!
このプロジェクトは、今年4月に市内の中心である本町にオープンする複合飲食施設「EaTown(イータウン) 飛騨高山」内に出店予定の立ち飲みバル「和洋小料理 さくら茶屋2nd」を通じて地元農家さんと飛騨を訪れる国内外のお客様を「野菜」で橋渡しすることを目指しています。
飛騨高山の野菜をもっと知ってもらおう!
現在、外国人観光客が増加中の飛騨高山。街中は国内外の観光客であふれています。
そんな方々に通常よりリーズナブルな価格で農家直送の新鮮野菜を提供できたらどうでしょう? さくら茶屋はこの2号店を通じて、観光だけではない「農産地」や「野菜の宝庫」としての飛騨高山をPRします。
不作でも赤字。豊作でも赤字
「不作でも赤字。豊作でも赤字」これは、農家を営む知人がこぼした言葉です。
不作で赤字なのは分かるのですが、豊作でも赤字というのはどういうことなのでしょう?
詳しく話を聞いてみると、要は物がありすぎて「値崩れ」を起こしてしまうのです。
そう、農家では「沢山出来たからその分儲かる」という仕組みではないのです。中には農園をブランド化して独自の販売ルートの開拓に乗り出す方もみえますが、全ての農家がそうだとは限りません。丹精込めた野菜を二束三文で売りに出したり、廃棄してしまう方もいるのです。
そんな野菜達を少しでも高く買い上げ、そして少しでもリーズナブルに皆さまに楽しんでいただけるお店があったらどうでしょう?
和洋小料理さくら茶屋は、このプロジェクトを通じて生産者・消費者・料理提供者の3者が喜べる流れを作りたいと考えています。
生産者も盛り上がろう!
さらに消費者が嬉しいだけではありません!
本来であれば商品価値が低い、または廃棄処分されていた野菜(命)が食べてもらえる、皆さんに舌鼓を打ってもらえるのです。これは、作り手としては嬉しいことです。
そして、それだけではありません。皆さんの「おいしい!」は「収益」という形で生産者の皆さんに還元される。そんなお店をめざしています!
高山は観光だけの街ではありません! せっかく脚光を浴びている今です。
これを機に、もっと飛騨高山の良いところを、美味しい野菜を世界中の皆さんに知ってもらいましょう!!
そして、これは生産者・消費者・料理提供者の三者が喜べる好循環を作るための第一歩のプロジェクトです。どうぞ応援よろしくお願いします!!
FAAVO資金(50万円)の活用方法
1)店舗建築費用 1,580,000円
2)厨房機器費用 500,000円
3)什器備品費用 150,000円
4)初期仕入れ 150,000円
合計 2,380,000円
上記費用の内の50万円分を活用させていただきます。
今後の予定
▲イメージ画像では椅子がありますが、立ち飲みスタイルのバルになります。
【4月5日】
二号店「和洋小料理さくら茶屋セカンド」が本町3丁目、EaTown(イータウン)内にオープン。
【7月より】
地元野菜の収穫に合わせて地元野菜料理を強化。
地元野菜の収穫に合わせて朝どれのリターン品発送。
店舗案内
ランチタイム am11:00-pm2:00
○数品を選んでワンコイン(500円(込))の「地元野菜料理のセミバイキング」
○自家製パンと燻製を使ったワンコイン(500円)の欧風サンドイッチ(夏場には地元農家さんが育てた角切りトマトもたっぷり入ります!)
○地元野菜をふんだんに使った日替わりランチ(1000円~)
バルタイム pm5:00-pm11:00
○お酒に合う一品料理(500円(込))として地物野菜で舌鼓を打っていただけます。
○その他、自家製の燻製や本店で人気の高いお手軽なおつまみ・お酒も500円均一で楽しんでいただけます。
料理以外での展開
また、それに平行する形で協賛農家さんのお野菜通販の案内を店頭・HP上で展開。人気の高かったお料理に関してはレシピも公開を予定しています。
起案者情報
和洋小料理屋さくら茶屋