RESCUE SQUADとyamory。もっと身近にレスキューやボウサイを届けたい
皆さんはアメリカと日本の、いわゆる「レスキュー」に対する対応の違いをニュースなどで見たことはないでしょうか。
■アメリカでレスキューが勤務中に消防車などでファーストフードに寄った場合
→市民は「街のためにいつもありがとう!」と言って列を開け、レスキュー隊員たちに先にオーダーさせるそうです。
■日本で消防が勤務中に消防車などでファーストフードに寄った場合
→「勤務中に何をやってるのか。税金で給料をもらっているのに私用で車や時間を使うのか」と怒られます。
この事例は極端で、全てがこうだとは言いませんが、根底にあるレスキューに対する考え方は大きく違うことは間違いありません。しかし、時には命の危険を冒してでも人命救助に立ち向かう彼らにもっと関心を持ち、そしてリスペクトする。そんな日本になってもいいじゃないか。そしてそれはボウサイとも関係が深く、ボウサイの啓蒙啓発にも繋がるのではないか。その想いから、私たちRESCUE SQUADとyamoryは協働し、この「家守防災服プロジェクト」をスタートさせました。
※2018年の2月、RESCUE SQUADとyamoryは事業提携を発表いたしました。
■プレスリリース
http://yamorybosai.com/press-release/rescue-squad/
家守防災服の第一弾は「難燃素材」のWHITE&NAVYのシャツ!
そしてこの秋、第一弾として「難燃素材のシャツ」を準備しています。難燃とは文字通り「燃えにくい」という意味。キャンプファイヤーやBBQ、花火の時にも安心して着ることのできるシャツになっています。クラウドファンディングで目標額を達成した暁には単発としてだけではなく、レギュラーラインとしての販売を予定しております。
■家守防災服とはどんなシャツ?
1.燃えにくい「難燃素材」で出来ています。
★難燃性とは?
加熱開始時間後5分間で
1、 延燃しないこと
2、 防火上有害な変形溶融、亀裂その他損傷を生じないこと
3、 避難上有害な煙またはガスを発生しないことを満たさなければならない。
今回使用する生地は、上記の条件を満たしています。
2.レスキューをイメージさせるポケット
ポケットにはリフレクターをあしらい、「レスキュー」というアイデンティティを感じさせ、デザイン的にも良いアクセントを醸し出しています。
3.デザイン
右胸にと左袖に、それぞれ「家守防災服」のロゴが入っており、またWHITE / NAVYをベースとして、襟や袖の色違いなど、合計6パターンをご用意いたしました。
【RESCUE SQUADの想い】
RESCUE SQUAD代表:佐藤寿洋
RESCUE SQUADはブランドとして誕生してから、今年で25年を迎えます。 この25年の間、RESCUE SQUADは商品、店舗、スタッフを通して「RESCUE SPIRIT」を浸透させ、その想いを伝えることを行ってきました。 ここで言う「RESCUE」という意味合いは、実際のレスキュー隊の方々だけに当てはまるというものではありません。 日常を過ごす私たち一人一人が身近にいる大切な人を気遣う気持ち、助け合う心を持つこと自体が我々の「RESCUE」の定義です。 RESCUE SQUADのウエアを羽織ることでまるで自分がヒーローになったかのように「RESCUE SPIRIT」が湧き上がる。 そんな商品をお届けできるよう心がけています。 今回のyamoryさんとのプロジェクトはこの精神に則って開発を進めました。 「ボウサイ」も自分自身の身を守ることから、困っている周りの人に手を差し伸べられる「RESCUEボウサイ」になっていくことを望んでいます。
【yamoryの想い】
yamory代表:岡本ナオト
レスキューを広めることは災害時の支援者・被災者双方に良いと考えています。私たちはついつい「助けられて当たり前」だと考えがちです。その気持ちが冒頭の例えのように、彼らの仕事をリスペクトするどころか行動を監視し制限するような動きに繋がってしまっているのだと思います。ただし本当に災害に合い、彼らに助けられた時、皆さんはどう思うでしょうか?心の底から「ありがとう!」と思うはず。そのレスキューのスペシャリストとしての働きや知識・知恵は必ずボウサイと繋がっているはずです。普段からその活動の素晴らしさを知ることで、レスキューと市民との信頼関係が生まれ、災害時にはより良い救援活動ができると考えています。
リターンとカラーバリエーション
【WHITE】
爽やかなWEITEをベースにした3パターン。WHITEのみ・襟がNAVY・襟と袖がNAVYの3種類です。
【NAVY】
落ち着いたNAVYをベースにした3パターン。NAVYのみ・襟がWHITE・襟と袖がWHITEの3種類です。
【オリジナルロゴバージョン】
胸のロゴマーク、「家守防災服」の箇所をご希望の3文字〜8文字に変更することができます。フォントは現在使用しているオリジナルフォントとなります。漢字・カタカナ・ひらがな・ローマ字対応可能です。ぜひ会社や団体のオリジナルウェアや、プレゼントにご利用ください。
※画数が多い漢字など、対応不可の場合がございます。
【サイズ】
サイズはM,L,LLの3種類からお選びいただけます。
*Mサイズ 着丈 70cm 胸囲 106cm 袖丈 62cm 肩幅 45cm
*Lサイズ 着丈 73cm 胸囲 112cm 袖丈 64cm 肩幅 47cm
*LLサイズ 着丈 76cm 胸囲 124cm 袖丈 66cm 肩幅 51cm
さいごに
2018年、ボウサイも大きな転機を迎えています。3.11以降高まったボウサイ意識やボウサイ行動も、その間何度も大きな災害があったにも関わらず、右肩下がりの傾向は否めません。しかし、毎年のように起こる災害を誰も否定できません。長年レスキューと向き合い、ファッションとして広めてきたRESCUE SQUADと、同じくボウサイをデザイン性やファッション性で伝えてきたyamoryが、お互いの強みを合わせることで、日常にレスキューやボウサイを落とし込みたい。そのことによって自然とボウサイ意識が高まる。そんな効果を期待しています。ぜひかっこいいシャツを着て、レスキューやボウサイを一緒に日常にしましょう!