心と体によい効果を期待できる陶芸を、児童養護施設の子どもたちに体験してもらう陶芸体験キャラバン「楽しさとどけ隊」を実施します。

プロジェクト本文

児童養護施設で「出張陶芸教室」を実現したい

子どもたちに笑顔を!!

 

 

はじめまして、日本陶芸療法士協会の都築豊です。常滑焼の作品制作に励みながら、「陶芸療法士」という民間資格保有者の育成活動をはじめ、出張陶芸体験にも力を入れています。児童養護施設への出張陶芸体験の実現を目指して、初めてのプロジェクトに挑戦させていただきます。5分程度で目を通せる内容にまとめました。最後までお読みいただければ幸いです。

 

始める理由です

みなさんは、陶芸を体験されたことはありますか?無形の粘土から、カップやお皿などの有形を作り出すのは案外難しいものです。指先に全神経を傾け形を整えます。集中力が求められ、適度な運動にもなります。無心で土に向き合うことで、リラクゼーション効果も期待できます。何よりもできあがりの達成感、焼き上がった作品を手にした喜びや満足感は格別です。陶芸は、理想的なリラクゼーションです。

 

それではなぜ、子どもたちが陶芸を体験することに意味があるのでしょうか?

 

・子どもは感性が若い。土をこねる楽しさ、焼き上がりのわくわく感は、大人よりもはるかに大きい

 

・自分の感性を頼りに、自由に形を創造できる。社会のルールに縛られない。

 

・誰かのために作品を作り上げ、自作の品を贈る喜びを体験できる機会はそれほど多くない。

 

 

 

―などなど意味はいっぱい。高齢者向けのリハビリとはまたちょっと違います。陶芸が心身にもたらす効果を検証した奈良学園大学保健医療学部の辻下守弘教授は「陶芸は、イメージが自然に行える。心の活動となるイメージを行うことで、心を強め、高めるのにとてもよい効果がある」と評価しています。

 

陶芸療法士の役割は、陶芸を通して皆さまの心身の健康に貢献することです。陶芸療法士の育成と並行し、学校や障がい者支援施設、子ども向けイベントでの出張陶芸教室、ときに社会復帰を目指す子どもたちにも陶芸体験をお届けしています。陶芸療法士として活躍する飯尾亜紀さんは「大好きな陶芸で社会貢献ができたら!と思い、陶芸療法士になりました。さまざまなイベントで、子どもたちと陶芸を楽しんでいます」と話しています。

 


「陶芸体験キャラバンでたくさんの笑顔に出会えるよう頑張ります」と意気込む飯尾さん

 

 

土をこねていると、自然にこぼれてくる笑顔、指先に全神経を集中し、ろくろに向かっているときの真剣なまなざし、作品を完成させた子どもたちの表情は、何より私たちの活動の励みになります。

 

年上の子どもが、年下の子どもに教える姿も自然に生まれます。

 

陶芸療法士協会を設立し、活動を始めてから7年がたちました。陶芸療法士の仲間もことし9月末現在で計112人に増え、子どもからお年寄りまで年間約5000人に陶芸教室をお届けしています。しかしいまだに実現できていないのが、児童養護施設への出張陶芸教室です。

 

たかが陶芸、されど陶芸 子どもたちに笑顔を

近年、一番安全な家庭内で体や心を傷付けられ、ときに死亡にまで至る痛ましい事件が後を絶ちません。施設には、さまざまな難しい事情で、本来の家族と一緒に暮らせない子どもたちが生活しています。実の親にも居場所が分からぬよう身を寄せるなど、難しい事情を抱えた子どもにとっては唯一の避難所なのです。

 

施設の職員の皆さん、関係者の方々は、子どもたちの命を守るため日々奮闘しています。すくすくと育ってくれるわが子に癒されながらも、一人の人間として、私たちはその厳しい現実から目をそむけられないと感じます。

 

身勝手な大人の事情で苦境にいる子どもたちにこそ、私たちも寄り添う意味がある、筆舌に尽くしがたい悲しみ、孤独を抱える子どもたちにこそ、心を癒す陶芸を届ける意義があるのではないかと考えるのです。たかが陶芸かもしれません。それでも、笑顔になってほしい。そう願います。


 

どうプロジェクトを実現していくの?

 

・対象は、愛知・尾張ブロックの14児童養護施設の540人

 

・陶芸療法士の仲間で「陶芸体験キャラバン隊」を結成

 

・児童養護施設の子どもたち向けの「専用プログラム」を準備

 

・了解を得られた施設から順次訪問を開始

 

・子どもたちが作った作品は後日焼成し、作者の子どもたちにプレゼント!

 

「楽しさとどけ隊」を結成


具体的には、キャラバン隊の移動用としてワンボックスタイプの車両を用意します。車体にはラッピングデザインも施し、活動PRを兼ねたキャラバンカーに仕立てます。そのうえで、プロジェクトの実行部隊となる、陶芸療法士の仲間とキャラバン隊を結成します。

 

名付けて、陶芸の「楽しさとどけ隊」です

 

 

プロジェクトの実現には、地域の皆さまの協力が欠かせません。行政や福祉関係者との連携を密にしながら、施設の職員の皆さまに、キャラバン隊の趣旨や陶芸教室の開催方法などを十分にご説明させていただきます。ご理解を得られた施設と打ち合わせを始め、受け入れ準備が整ったところからキャラバン隊を派遣。陶芸教室を開催していきます。

 

児童養護施設向けの専用プログラムを用意

また陶芸体験の内容は、児童養護施設の子どもたち向けの専用プログラムを用意します。

 

カップやお皿などに仕上げることだけが陶芸ではありません。たとえば粘土を長く細いひも状にできるか、子どもたちは友だちと競いながら粘土をこねています。ひもを積み上げれば器の形になります。粘土をできる限り真ん丸に近付ける、サイコロ状に整える作業もちょっとしたコツが必要です。

 

 

私たちは、さまざまな作業工程を組み合わせ、陶芸教室の参加者層に合わせた最適な内容を用意しています。児童養護施設向けの専用プログラムは、専門家の意見や施設職員の要望なども取り入れながら、子どもたちの心身の状態を十分に配慮したものとします。施設ごとの特別プログラムも検討します。粘土などの材料をはじめ、ろくろなど必要な道具は、すべて私たちキャラバン隊が持参します。施設側の費用負担は発生しません。

 

子どもたちが制作した作品は、キャラバン隊がいったん持ち帰ります。常滑市内に保有する私たちの窯を使い、心を込めて焼成します。後日、再び施設を訪問して、完成品を子どもたち一人ひとりにプレゼントさせていただきます。

 

陶芸療法士の仲間と、陶芸体験キャラバンの打ち合わせを重ねています。みんな真剣!

 

資金の使い道です

ご支援していただきましたお金は、すべてプロジェクトの運営経費に使用します。

 

・陶芸体験にかかる費用全般(材料費、焼成費、交通費など)

 

・リターン品(障がい者支援施設で制作する陶芸作品などの製作費)

 

・FAAVOの利用手数料

 

 

お礼の品は私たちが心を込めて作ります!!

 

 

私たち陶芸療法士だけでなく障がい者支援施設の仲間も、キャラバン隊の一員となり協力していただけます。皆さん、ひとえに子どもたちの笑顔のためです。

 

主な実行スケジュール 

10月初旬~   地域や常滑焼まつりなどのイベントでPRチラシを配布

10月中旬~ キャラバン隊の編成など陶芸教室開催のための準備作業に着手

12月上旬~ 愛知・尾張ブロックの14施設の訪問を順次開始

 

皆さまのご支援をお待ちしております!!

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。施設の子どもたちにとって、陶芸との出会いが一つの自信となり、社会参加のきっかけになればと願うばかりです。

 

当プロジェクトは、とこなめ焼協同組合、常滑陶磁器卸商業協同組合の両組合様からのご後援もいただいております。陶芸に興味を持った子どもたちが、いつの日にか陶芸の世界に飛び込んでもらえれば、きっと陶芸業界にも新風が吹きこみます。

 

まずは地元の愛知県で陶芸キャラバン隊を立ち上げ、次は全国へと広げていく計画です。プロジェクトは非営利です。皆さまのご協力なしには実現できません。私たちの活動にご理解をいただき、ほんの少しでもご協力をいただければ幸いです。

  

  日本陶芸療法士協会理事長 都築豊



後援:とこなめ焼協同組合、常滑陶磁器卸商業協同組合







お問い合わせ先

一般社団法人 日本陶芸療法士協会

〒479-0836 愛知県常滑市陶郷町4丁目181番地

TEL:0569-89-2760(営業時間10:00~17:00、水・木曜日定休)

FAX:0569-89-2761

U R L :http://www.tougeiryouhoushi.or.jp/

E-mail:info@tougeiryouhoushi.or.jp

  • 2020/01/28 21:52

    返礼品の製作が遅れており、 大変ご迷惑をおかけしております。   本日、一部が完成し納品されました。 来週には全て焼きあがる予定です。   順次発送して参ります。 今しばらくお時間を頂きたいと存じます。

  • 2019/12/29 21:18

    この夏、児童養護施設への陶芸体験キャラバンを思い立ち 虐待などの理由から施設で暮らす子どもたちの多さを知りました。 多くの方々に施設の現状を知って頂き、少しでも考えて頂けたら と思い、クラウドファンディングにエントリーしました。 結果、多くの皆様の温かいお言葉、そして総額666500円...

  • 2019/12/17 23:08

    皆さまの温かいお気持ち、心より感謝致します。 知多半島ケーブルネットワーク(CCNC)様のご協力で プロジェクトを始めるきっかけ、内容など取り上げて頂き 放送されています。私が直接お話しさせて頂きました。 ご覧頂けましたら幸いです。