▲宮崎大学で、放射能に関する講義をしている様子
昨年の2月に行った第一回は、参加した子供たちには非常に喜んでもらえたのですが、協賛金集めに非常に苦戦し、予定していた金額が集まらず、残念ながら規模を縮小しての開催となりました。
今回はFAAVOを利用して、より子供たちに思いっきり楽しんでもらえるよう、このプロジェクトの第二弾の資金の一部を集めたいと考えています。
福島の子ども達を宮崎に呼ぶ理由
よく「なぜ宮崎なの？」「コストがかかるから近い所にいっぱい連れていったら？」と言われます。確かにコストの安い近隣の地域にたくさん連れて行くというのも１つの方法かもしれません。実際に保養キャンプは全国各地、色んな場所で開催されています。
▲宮崎県東諸県郡の早川農苑での様子
しかし、私たちは宮崎だからこそやる価値があると考えています。
宮崎は東日本大震災の直前に新燃岳の噴火、前々年の口蹄疫、その前には鳥インフルエンザなどの災害に苦しめられました。
特に口蹄疫の際には、宮崎ナンバーの車が県外で心ない一部の方々から石を投げられガラスが割られるようなとても悲しい出来事が頻繁におきましたが、いま同様のケースを福島ナンバーの車に寄せられていると聞きます。
農業県である宮崎は、風評被害や一部メディアからのバッシングを受け、非常に大きいダメージを受けた経験があります。さらに、実は宮崎県串間市には、原子力発電所の建設計画もあるのです。
※現在、計画は東日本大震災の影響を受け、延期となっています。
▲町中に放射能表示がある福島県福島市の様子
立場や状況は違えど同様の問題を抱えていたり、近年、そのような経験を乗り越えて来た宮崎だからこそ、分かる気持ちがあると、私たちは考えるのです。
定期的で継続性のある保養キャンプを目指して
第一弾のキャンプに参加した男の子がリュックに落ち葉を入れていました。私が何するの？と聞くと、
「福島に帰ったら放射能という、ばい菌が降っていて、花や落ち葉や虫に触っちゃいけないの！ここで1年ぶりに落ち葉に触れてうれしかった。だから友達のお土産に落ち葉を持って帰るの！」
そう自慢げに話す男の子の笑顔を見て宮崎で開催してよかった。そして今後の定期的な開催を決意しました。
▲自然豊かな加江田の好隣梅をウォーキングした様子
▲土から掘り出したばかりの野菜を食べる福島の子ども
他にも宮崎ならではと言える、宮崎市観光協会の協力を得て行われる、2月のシーズンオフに開催されているプロ野球やJリーグのキャンプに合わせた選手や監督との交流、また母親同士の交流としての郷土料理・チキン南蛮教室、その他も海岸沿いの観光など、多くの宮崎の自然や人に触れてもらうプログラムは、去年も大変好評でした。
私たちはこのような活動を提供することを通じ、短期のキャンプだけでなく、再び旅行に訪れたり、進学先や就職先として宮崎を選択したり、南国宮崎への移住のステップに繋がればとも考えています。
▲宮崎の海辺で遊ぶボランティアと子ども達
みなさまからの支援のお願い
2012年に第一弾を開催した際、アンケートを実施し、参加して頂いた福島の皆様、ボランティアの方々から満足をして頂けたお声を頂戴することができました。
【一部抜粋】
−参加者−
□ 宮崎はとてもいいところですね。人や環境も食べ物も…うらやましいです。ぜひまた来たいと思います。（2歳/6歳のお子様を持つ30代のお母さん）
□ 今は残念ながら福島が人が作った物でなくなってしまいました。子ども達は普通の会話に放射能という言葉がでてきます。（中略）裸足で泥んこ遊びや、思いっ切り走り回ったり、宮崎で経験したことを福島でも前のようにしたいです。（3歳/6歳のお子様を持つ30代のお母さん）
−ボランティア−
□ 何かしたいけれど何が力になれて何がダメなのか分からない。でも考えるきっかけができた。子ども達の元気な姿が見れてうれしかった。（20代宮崎公立大生）
□ 引率としての参加でしたが、自分自身もすごく楽しませていただき、リフレッシュすることができました。（中略）日程を組み立てる段階で、もう少し先方との打ち合せをして、どんなことを考えているか、どのくらいの時間を必要とするかを決めておければと思います。（20代福島大生）
資金について
前回のキャンプでは、大きな一歩を踏み出しましたが、実は募金が集まりきらず、資金が不足してしまい、急遽、福島-東京間の移動を自家用車に切り替えて頂かざるを得なかったり、宿泊を施設からホームステイに切り替えたりして節約したりと、参加者やご協力頂いた一部の方にご迷惑をかけることになってしまいました。
今回、是非FAAVOを通じたくさんの皆様にこのプロジェクトを知って頂き、ご協力頂くことで、一人でも多くの福島の子どもたちに、一秒でも長く笑顔になってもらいたい。私たちの想いはただそれだけです。
被災地からとても遠くにある、私たちの故郷「宮崎」という土地から、１つでも多くの子ども達の笑顔を生んでいく、この私たちの活動に、どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。
【「第二弾 福島の子ども達 宮崎に来んね！キャンプ」概要】
期日：2013年2月17日〜24日 7泊8日
参加者：10組20名（大人1名、子ども1名）＋福島大生3名（引率ボランティア）を想定
参加費：大人：20,000円 子ども：5,000円（前回は10,000円でしたが、今回は半額に設定しました。）
※今回のファンディングが目標以上に集まった場合は、より多くの参加者様を招待する予定です！
【日程（見込み含む）】
1日目：福島⇒成田⇒福岡 福岡1泊
2日目：福岡⇒小林 小林泊
3日目～6日目：自然遊び、農業体験、プロスポーツ選手との交流（宮崎市近郊）
7日目：宮崎⇒羽田⇒福島
※宮崎の壮大な自然に触れてリフレッシュしてもらいます！また、プロスポーツのキャンプ地としての宮崎ならではですが、ソフトバンク、WBC、サンフレッチェ広島などのプロチームとの交流も予定しています。
こんなお返しを用意させて頂きました
1,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
アースウォーカーズスタッフより心を込めて、お礼のメールをさせて頂きます。また、キャンプの写真のポストカードをお送り致します。
3,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
1,000円のお返しに加え、子どもやお母さんたちからのありがとうメッセージ集を作成したいと考えています。
※写真は原本イメージです。こちらのコピーをまとめ、冊子形態にする予定です。
5,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
3,000円のお返しに加え、キャンプの様子をまとめたダイジェストDVDを作成し、お送りさせて頂きます。
10,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
5,000円のお返しに加え、今回の活動をまとめた報告パンフレットをお送りします。また、支援者としてパンフレットにお名前を掲載します。（希望されない方は、掲載しません）
※福島の子ども達宮崎にこんね！キャンプ第一弾の活動報告書はこちら
30,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
・ソフトバンクホークスグッズ
10,000円のお返しに加え、今回訪問予定の福岡ソフトバンクホークスの春期キャンプで買えるグッズをお送りします。
50,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
・ソフトバンクホークスグッズ
・福岡と熊本と宮崎のお土産
30,000円のお返しに加え、今回訪問予定の福岡と熊本と宮崎のお土産をお送りします。（お菓子や特産品、くまもんグッズなど）
100,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
・ソフトバンクホークスグッズ
・福岡と熊本と宮崎のお土産
・宮崎ガイド
50,000円のお返しに加え、今回のキャンプで訪れた場所にご案内いたします。宮崎の良い所発見や再発見間違いなし！？
200,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
・ソフトバンクホークスグッズ
・福岡と熊本のお土産
・宮崎ガイド
・宮崎ツアーお一人様ご招待(出発地は日本国内に限ります)
100,000円のお返しに加え、宮崎を訪れ、楽しんで頂けるようツアーを手配させていただきます。
255,000円のご支援
・お礼のメール
・ポストカード
・メッセージ集(原本)
・キャンプダイジェストDVD
・活動報告書＋報告書にお名前掲載
・ソフトバンクホークスグッズ
・福岡と熊本のお土産
・宮崎ガイド
・宮崎ツアーお一人様ご招待(出発地は日本国内に限ります)
200,000円のお返しと同様ですが、メッセージ集の原本を送らせて頂きます。
（限定1名）
【団体概要】
団体名：特定非営利活動法人 アースウォーカーズ
住所：〒889-1602 宮崎県宮崎市清武町今泉丙2178
TEL： 代表 小玉直也 090-8301-1123
事務局長 小林亜衣 070-5812-4297
e-mail：info@earthwalkers.jp
URL：http://earthwalkers.jp/
