FAAVO大阪初の農家が起案者となる「耕作放棄地開拓のお手伝いから始める、オーナー制ワイン園プロジェクト」代表の葡萄のカネオク4代目 奥野成樹(しげき)です。大阪をはじめとして全国からご支援をいただいております。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます!

 

皆様の甚大なご支援のおかげさまで目標としていた金額を達成することができました。これからは更なる目標200%(100万円)に向けて頑張っていきます!ひきつづき応援宜しくお願い致します!目標金額を越えてご支援いただいたお金は、ワインができるまでの4年間に畑を管理するのに必要な費用やワイン委託醸造などとして使わせていただきます。

 

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【ご連絡】

「ぶどうの木オーナーコース」がご好評のためになくなってしまいました。クラウドファンディング開始当時から30名限定とさせていただいていたのでFAAVO大阪特別価格(15000円)ではありませんが、10名限定で15800円で追加募集させていただきます!ご興味のある方は是非ご応募ください。

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<<新聞記事掲載情報>>

毎日新聞(2017/06/18掲載)

産経新聞(2017/07/04掲載)

 

 <<ラジオ出演情報>>

・ラジオ大阪 青木和雄の昼間でえぇやん! 「ええやんピープル」のコーナー(2017/07/11 10:40頃~)

 

<<その他の情報>>

・大阪アグリアカデミアキックオフセミナー@グランフロント大阪 うめきたSHIPホール

 にて本クラウドファンディングに関してお話します(2017/6/25)

 

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大阪府の柏原市にある「葡萄のカネオク」4代目の奥野成樹(おくのしげき)と申します。このページをご覧いただきましてありがとうございます。

 

「葡萄のカネオク」では、河内特産のデラウェアを中心として様々な種類の生食用のぶどうを1.5ヘクタールほど生産・販売しています。これまでは生食だけでしたが、ある想いがあり これから新たにオーナー制のワイン用ぶどう園を開園します。

 

 

 

☆☆ぶどうの木オーナー特典☆☆

【特典①】ワイン用ぶどうの木一本のオーナーになれます

・苗木を一本プレゼントします

・1年契約(4月更新)となります ※今年度に限りファンディング終了時〜翌3月となります

・FAAVO大阪(先着30名)限定で15000円/年となります

 ※FAAVO大阪以外での申込みは15800円となります

 

【特典②】ご自分のぶどうの木かけるお好きな名前のネームプレート

・イベント等でご来園時にご自分でプレートに好きな名前を書いていただけます  

 

【特典③】葡萄のカネオクで採れた旬のぶどう詰め合わせ

・8〜9月ぶどうが美味しくなったタイミングにクール便でお送りします

 ※希望日時がある場合はご連絡ください

 

【特典④】葡萄のカネオク直売所「美果園」の会員資格

・直売所でのぶどう・ワインの販売、ぶどう狩りの入園料など、全て10%OFF

・使用期限は直売所が営業している9月下旬まで

 

【特典⑤】垣根立てワークショップに参加する権利

・10〜翌3月複数日開催予定

・お食事、お茶付き

・垣根資材が準備でき次第、詳細をFacebookやメールにてお伝えします

 

【特典⑥】ワイン用苗木「植樹祭」に参加する権利

・11月下旬〜12月複数日開催予定

・お食事、お茶付き

・苗木が納入され次第、詳細をFacebookやメールにてお伝えします

 

【特典⑦】ぶどう園の栽培レポート配信

・Facebookのオーナー様専用グループでぶどう園の状況を定期的に配信致します

 

【特典⑧】本プロジェクトのWebサイトに名前をクレジット

・Webサイト(2018年3月完成予定)にオーナー様のお名前、もしくはハンドルネームを掲載

 ※掲載しなくても良いです

 

簡単なQ&Aを本ページ最後に掲載しております。

そちらもご確認ください。

 

※1名様限定で畑の命名権や、初醸造ワイン特典付きの

 「特別オーナーコース」をご用意しています。

 

 ☆☆その他の魅力☆☆ 

大阪とは思えないような緑豊かな柏原市の青谷地域。

▲非日常空間で心身のリフレッシュができます!

 

 

 

■大阪市内から1時間以内の好アクセス。気軽に行けるぶどう園

大阪で東の端に位置するJR河内堅上駅から徒歩15分

車でも大阪市内から45分程度

▲JR河内堅上駅を下りると、青谷地域のどかな世界が広がります

 

■お任せください!普段の手入れはぶどうのプロが丁寧に行います。

生食のぶどう栽培で培った経験を活かして栽培します

除草剤を使わない木に優しい栽培を行います

  

▲写真は生食用ぶどうの摘粒作業。丁寧な仕事を心がけています

 

■耕作放棄地を開拓し一緒に垣根を作るところから始めます

 オーナー様とゼロから作るぶどう園です

▲柏原市の青谷地域にある 10年以上ほったらかしの耕作放棄地、雑草が1メートル以上の高さまで生い茂っていました

▲草刈りしてだいぶ綺麗になりました。有機分を多く含んだ ふかふかの良い土です。

▲現在整地を行なっています。だいぶ畑らしくなってきました。ここに垣根を建てる予定です。

 

◼レインカットができる垣根設備でぶどうの栽培を行います 

▲ぶどうに雨が当たらないようにビニール被覆をしています。そのため、収穫時期をコントロールできぶどうの糖度を高めることが可能です。

(※画像は垣根のレインカット栽培のイメージです)

画像引用URL:http://dr-tomio.com/contents/system.html

 

■日本の風土気候に適した国産品種を中心に栽培します

▲国産品種のビジュノワール

画像引用URL:https://www.jfc.go.jp/n/finance/keiei/pdf/1449.pdf

 

 

こんな新しいことに取り組もうとしている当園ですが、実は創業から111年の歴史を持っています。

「葡萄のカネオク」は、ぶどうとワインの町柏原市の青谷地域で一世紀にわたりぶどうをつくってきました。まだ日本にぶどうが珍しかった 明治36年に曽祖父が創業し、ぶどうの苗木を全国に販売する商売をしていました。それから、葡萄一筋に商売をしてきました。

 

▲当時のぶどうのカタログ

 

▲初代 奥野寛治が作ったぶどうのリーフレット

 

 

 

当園「葡萄のカネオク」だけではなく、大阪のぶどうそのものに古い歴史があることをご存知でしょうか?

 

遡ること約400年前の豊臣時代。東洋系欧州種(紫ぶどう)が栽培され、それより100年後、柏原市堅下で栽培されるようになったと記録が残っています。当時は家の庭に日よけ棚としてぶどうが栽培されていたようです。(河内名所図会)

 

また、あまり知られていませんが、大阪が日本一のぶどう産地だったこともありました。1928年~1931年の3年間と1933年~1935年までの2年間は、大阪が全国で栽培面積が一位であり、979ヘクタールの栽培面積があったという記録も残っています。(小田鬼八著『大阪府における葡萄栽培と経済的考察』農業及園芸)。

 

当時は ぶどうづくりが大阪の一大産業だったのです。

▲当時の 葡萄のカネオク 圃場

 

今も 柏原市をはじめとした大阪の各地で、若手のぶどう農家が伝統を継承してぶどうづくりをしています。

  

▲柏原市のぶどう農家・関係者の皆様

 

是非とも今年の夏は、大阪まで足を運んでいただき歴史に想いをはせながら、大阪のホンマに美味いぶどうを味わっていただきたいです。

 

 

▲残念ながら、ぶどう産業の担い手が約30年で1/3程度に減っています

※ぶどうの産地である柏原市は農家のほとんどがぶどうを栽培しています

※参考データ:農業センサス

 

そんな歴史と伝統のある大阪のぶどう産業が危機的な状況に追い込まれています。大阪では多くのぶどう生産者がご高齢のために引退されており、一方 新規の就農者はあまりおらず 担い手が減少し続けています。悲しいことに ぶどうの生産量は減少し続け、耕作放棄地が急拡大しています。

 

▲ぶどう園の耕作放棄地。木や草が生い茂り現状復帰は難しい状況。このような耕作放棄地をこれ以上増やしたくありません。

 

このような状況を打開してくために、今回のチャレンジを体現する中で、大阪ぶどうの新しい可能性を示したい。そして、柏原市をはじめとした大阪ぶどうの魅力を発信し、大勢の人に届けたいという想いがあります。

 

 担い手が減っていく 原因は様々だと思いますが、ぶどう農家は、年に一回(夏場の3ヶ月)しか収入が入らないリスクの高い経営をしなければなないことや、特産品デラウェアは栽培に手間がかかり、また 市場価格が下落し続けてきたことなどが挙げられると思います。

 

デラウェアの栽培過程が大阪府HPに掲載されています。収穫までにこれだけ多くの作業工程があり、手間がかかる農作物であることはあまり知られていません。

 

▲様々な品種・作型で工夫しても3ヶ月くらいが限度

 

新規就農者がぶどうを作りたいと思えるくらい、収入を安定させ、今以上に収入を得られるようにするためには、収穫期である夏場の3ヶ月以外にも収益を上げる方法を考え、新しいチャレンジすることが一つの方法だと考えています。

 

普通に考えると年中販売できるぶどうの加工品を作るということになりますが、もともと単価の高いぶどうを費用をかけて加工し、売れるかわからない商品(モノ)を作ることは、家族経営の農家にとってはハードルの高い挑戦です。そもそも年中農作業が忙しく、まともな営業・販売活動などすることができません。

 

一方で、これまで通り夏場の3ヶ月だけに収入を頼る経営をしていても現状が変わらないのも事実です。

 

 

そこで打開策を考え抜いた結果、大阪という都市近郊で農業をしている強みを活かし、お客様に農園に来ていただき、農業体験・イベントなどの「コト」も提供することを考えました。ぶどうや加工品などの「モノ」とイベントやワークショップなどの「コト」の両方で喜んでもらうのです。

 

加えて、近年の国産ワインブームを追い風に、お客様と一緒に作り上げる、「大阪らしいおもろいオーナー制ワイン用ぶどう園」をつくるという結論に至りました。

▲「モノ」だけでなく「コト」の価値もしっかりと提供します。

 

 

我々はワインの醸造設備を持っていないために、今回のプロジェクトではカタシモワイナリー様のお力を借りて、収穫したぶどうを委託醸造していただきます。お世話になるカタシモワイナリー様を紹介させてください。

カタシモワイナリー様は100年以上の歴史と伝統がある大阪を代表するワイナリーです。髙井利洋社長はワイナリーという一企業の枠を超えて、柏原のぶどう畑の風景をこれからも残し、大阪のワイン産業を文化として育て上げていきたいと強い想いを持って経営されています。そのために 「柏原のぶどう畑を100年後の世界遺産にしていく」とのビジョン掲げておられ、実現のために精力的に活動をされています。

 

 

カタシモワイナリーHP:http://www.kashiwara-wine.com/

 

私も微力ながら、少しでも大阪河内のぶどう産業を守っていけるように頑張りたいと思います。

 

 

 

【2017年】

・8-9月上旬:お礼のぶどう送付

・10-3月     :ぶどう垣根立てワークショップ

・11-12月   :ぶどうの木 植樹祭

 

【2018年〜2020年】

・8-9月上旬:お礼のぶどう送付

・2017年とは違うイベント・ワークショップなどを開催予定

※2018年以降は、飲食店とのコラボイベントや、ぶどうの枝を使ったリース作りワークショップなど、その他も オーナー様のリクエストに応じて、新しいイベント開催を計画していきます。

 

【2021年】

・9月頃:初 収穫祭

・年度内:「葡萄のカネオク」初ワイン祭り!

※万が一、2021年に醸造に十分なぶどうが収穫できない場合は「収穫祭」や「ワイン祭」を2022年に持ち越す可能性もあります。ご了承ください。

 

 

・レインカット栽培垣根資材 約40万円

・国産ワイン品種の苗木80本分 約13万円

・アースオーガードリル 約6万円

・肥料・農薬等  約5万円

・農地の整備費用

・ワインの委託醸造費

・FAAVO大阪 手数料 

 

 

 

この「耕作放棄地でのオーナー制ワイン用ぶどう園」のプロジェクトを、今年2017年の1月に開催された若手農家のビジネスプランコンテスト「大阪No(のう)-1グランプリ」で発表させていただきましたところ、グランプリをいただくことができました。

 

▲多くの新聞で取り上げていただきました。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00000003-wordleafv-soci

▲おおさかNo-1グランプリの様子がヤフーニュースにも掲載されています

  

大阪のぶどう産業を盛り上げていくにあたってチャンスをいただけたことに感謝し、みなさまの期待に応え「耕作放棄地でのオーナー制ワイン用ぶどう園」のプロジェクトを成功させられるように頑張っていきます。今回いただいた賞はプロジェクト実現のための第一歩であり、このクラウドファンディングが第二歩目だと思っています。

 

クラウドファンディングを通して多くの方に「歴史と伝統のある大阪ぶどう」や「ぶどうとワインのまち柏原市の魅力」そして「本プロジェクトでの新しい取り組み」ついて知ってもらえると嬉しいです!

 

今はまだ何もない耕作放棄地ですが、そこに小さなワイン用の畑を作り

4年後に オーナーの皆さんと農園で乾杯ができる日を夢見て頑張りたいと思います!

応援よろしくお願いいたします!!!

  

 

 

 過去、日本一のぶどうとワインの産地は大阪でした。

今は、第7位と低迷していますが今なお400haものブドウ畑が残っています。そんな中、奥野成樹さんは大阪のブドウ畑を残し大阪ぶどうを食いだおれ大阪の食文化として再構築するために実家に戻り、ブドウ農家として船出しました。

消費者の皆様方の協力を頂きながら、この夢を実現する強い決意をされています。私も全力で協力させて頂きたいと思っています。是非、皆様方のバックアップを宜しくお願い申し上げます。

大阪ワイナリー協会 会長

カタシモワイナリー代表取締役

髙井 利洋

 

 

 奥野成樹君は私の生まれ育った地元柏原市青谷という自然豊かな場所で脱サラをして葡萄づくりを始めたやる気一杯の好青年です。 110年以上の歴史と伝統をもった葡萄農家を父親から引き継いでまだ日は浅いですが、前職でメーカーのマーケッターだった経験を活かし、これまでの概念に囚われない農業経営に取り組まれています。経営感覚に優れた提案を競い合う第1回おおさかNo(のう)-1グランプリ(平成28年度)ではグランプリを受賞されるなど、益々活躍が期待されています。 私も柏原市長として後継者の育成支援や交流人口を増やすための観光農園などに積極的に応援したいと考えています。柏原市で新たな夢に向かって頑張る奥野成樹君を皆さんも応援してください。

 柏原市長 ふけ正浩

 

 

 

耕作放棄地は「プロ農家が辞めた場所」 ですから基本的には農業をする際には優良農地と呼ばれるところで行うことが鉄則ですが、 あえて耕作放棄地を選ぶということは、大きな挑戦をするということです。言い換えると「先人への挑戦」 になるわけですが、今回の奥野さんの取り組みはまさしく「挑戦」であり、 ブドウが実って初めて一定のゴールになるのでそれまでの長い道のりを私も応援したいと 思います。

 

株式会社マイファーム 代表取締役

西辻 一真

 

 

Q1.「耕作放棄地でのオーナー制ワイン用ぶどう園」プロジェクトとはどのようなものですか?

A1.オーナーの皆様と一緒に作り上げていくワイン用ぶどう園です。栽培の苦楽を分かち合いながら4年後にぶどうを収穫しワイン作り上げることを目指します。※普段の農作業は私達が行います。

 

Q2.ワイン用ぶどうの木オーナーはどのような特典を受けることができますか?

A2. ご支援いただくコースによって特典が違いますが、共通して ぶどうの木のオーナーになっていただき、その栽培の過程を楽しんでいただけます。年に数回農園を使ったイベントやワークショップを開催致します。また、毎年8月頃に「葡萄のカネオク」こだわりのぶどうを送らせていただきます

 

Q3.農地の確保は行えているのでしょうか?

A3.確保できております。10アール弱の面積であり、80本ほどの定植予定です。植樹祭(11月後半〜12月実施予定)などの農作業イベントに向けて現在整地しております。

 

Q4.ワインの醸造はどのようにするのでしょうか?

A4.地元柏原市のカタシモワイナリー様のご協力により委託醸造していただきます。醸造するためには1ロットあたり おおよそ1トン近いぶどうが必要であり、畑全体のぶどうをまとめて醸造することになります。それぞれの木から分けて醸造することは出来ませんのでご了承ください。

 

Q5.リスクはありますでしょうか?

A5.自然のものなので100パーセントリスクが無いとは言い切れません。病害虫の影響で収量が落ちたり、最悪の場合木が枯れてしまう可能性もあります。そのようなことがないように栽培には万全を期していきます。万が一苗木が枯れてしまった場合には新しい苗木をこちらで用意させていただきます。

 

 

直接のお問い合わせ先

ご不明な点は、以下までお問い合わせください。

メール:sigeki1201@yahoo.co.jp

お電話:090-2066-9623(奥野 成樹)

※繁忙期のため農作業等の都合でメール返信が遅くなることや、電話に出れないことがございます。

申し訳ございませんが、ご理解ください

 

起案者情報

【団体名】葡萄のカネオク ※ぶどう直売所「美果園」(国道25号線沿い 東邦電器産業となり)

【代表者】奥野 成樹

【ホームページ】http://budou-o.com/

【facebook】https://www.facebook.com/okunogrape/ 

  • 2017/07/27 00:43

    クラウドファンディング 残り少しです!   葡萄の繁忙期は早朝から夜中まで仕事 毎日がものすごいスピードで過ぎていきます   日々、多くのお客様との出会いに感謝しながら 良いぶどうが実ってくれたことに喜びを感じながら 過ごしています   そして、クラウドファンディングでは ...

  • 2017/07/22 00:31

    葡萄のカネオク4代目の奥野成樹です   皆様のご支援のおかげさまで 早々に目標を達成することができました!! チャレンジする前は不安もありましたが 今は本当にクラウドファンディングにチャレンジして 良かったと思っています   また、様々なメディアを通して 大勢の方にオーナー制...

  • 2017/06/23 20:41

    葡萄のカネオク4代目の奥野成樹です   大阪アグリアカデミアの第二期が開講します そのキックオフセミナーがグランフロント大阪SHIPホールであるのですが 大阪農業のチャレンジというテーマで10分間お話することになりました   もちろん、このクラウドファンディングのことをお話するので...