目 的:隠岐の島にゲストハウスを設立して、新たな隠岐の島ファン層を増やしたい
用 途:ゲストハウス(古民家)の改修
お返し:宿泊権利、隠岐の島町の産品

隠岐の島の古民家を再生してゲストハウスを作る!

FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。静岡県出身~東京で会社員~オーストラリアにワーキングホリデーなど各地を経て、隠岐の島にIターンを決意しました宮本咲季と申します。 これまでに国内外を旅してきた経験があるなかで、隠岐の島という地に惚れ込み棲みつきはじめました。 広大で豊かすぎる自然と、人情に溢れた島の人々。 ここでは「あたりまえ」にある暮らし、「何も無いし、不便でやることも無いでしょう」と島の地元民が言う生活は、都会で忙しく過ごしてきた人間には全くの異世界。 それは決して不便で退屈なことではなくって、季節や天候で日々刻々と変わる景色を楽しむこと、ご近所にお魚やお野菜を「こんなに!?」というほどたくさんもらったりしながら、旬の美味しい食卓を楽しむこと、そして人々と笑いながら酒を酌み交わして終える1日が、どれだけ豊かなことか、ということに気づき、私の人生観は覆されました。 島としてのポテンシャルは非常に高いにも関わらず、まだまだ人々にその魅力が知られていません。 なんて勿体ない!と感じ、これまで隠岐の島に無かったスタイルの体験型ゲストハウスという宿泊施設を設立しようと計画しております。 今回FAAVOで募らせて頂く資金は、物件(築120年ほどのとても立派な古民家です)の改修費に使用させていただくことになります。

暮らすようにして初めて分かる、隠岐の島の魅力を体感してもらえる場所にしたい

▲川辺の家の前は停泊所。隠岐の日常的な風景です。 アクセスの悪いこの隠岐の島に、わざわざ訪れる魅力って何だろう。 沖縄のようなリゾート施設も無ければ、日本の観光シンボルである温泉も無いし、オシャレなスポットなんて言わずもがなあるわけもありません。けれど、だからこそ、隠岐の島でしか体験できないことが、実はたくさんあります。 ▲海が見える高台に放牧される馬と牛。隠岐ならではの景色です。 いわばこの島はひとつの「国」。 その深い歴史や稀有な自然体系からは、日本どころか世界の成り立ちまで見えてくる秘密が隠されている島として、コアな業界では注目を集めている地なのです。 ▲島流しとなった後鳥羽天皇をたのしませるために始まったとされる「牛突き」 そんな隠岐の島に住む人々は、古くからの伝統が残る暮らしを、何の疑いもなく、季節の移ろいに合わせながらゆっくりと過ごしています。島の人々にとっての「あたりまえ」が、外から来た人々には不思議な「非日常」なのです。 ▲地区の誇りをかけた、古典相撲大会 だから、この島に来たら、人と触れ合いながら、季節の空気を感じ、旬の地のものをいただき、気の向くままに散策して、のんびりと「暮らす」ような体験をしてみてほしいのです。そして、あなた自身の感覚で、この島の魅力や楽しみ方を見つけてください。 私自身が島外から訪れた人間だからこそ伝えられる、これまでに無かった目線での隠岐の島体験ができる場所を提供することが、このプロジェクトの目的です。 ▲神秘的な雰囲気が漂う「乳房杉」

老若男女ひっくるめて、島を元気に!

▲「佃屋」の屋号で地元の人々に知られる、とても大きな古民家は120歳! ゲストハウスとして改築をする物件は、築120年のとっても大きな古民家です。 地元の人々にもよく知られている建物で「昔は憧れのお屋敷だった」「こっそり中を覗きにいったことがある」といった声も。 ▲広い敷地には池や井戸、裏山まで!アイデア次第で活用方法は無限大です 何年か前まではイベント会場として使われていたこともあり、再びこの場所を蘇らせることに対して、期待や興味を持ってくださっている地域の方々がたくさんいらっしゃいます。 【体験型ゲストハウスとは】 島の食材を使った調理体験や、島の人々と触れ合いながらのワークショップ、ガイドによる島案内など、島の魅力を体験しながら滞在することができる宿泊施設です。 例えば・・・ ★自給自足体験:自分で釣った魚や家庭菜園で採れた野菜で、調理ができます。イカやサザエはもちろん、シーズンによって山菜や岩牡蠣、ウナギにタコにカニなんかが食卓にあがることも!? ★隠岐の自然遊び体験:隠岐の大自然の絶景や、山登りに海遊びなど、お好みに合わせた隠岐満喫コースをアテンドします。通常の観光バスではまわらない、隠れた島の魅力を知れば、病みつきになってしまうかも! ★地元講師によるワークショップ:隠岐で育った「木」を使ったDIY教室や、ハンモックづくり、郷土料理教室など、地元の人々と触れ合いながらのものづくりワークショップを不定期開催します。 ▲何と言っても楽しんでもらいたいのは、隠岐の島近海で獲れる魚介類での調理体験 ▲スカイツリーよりも高い山頂から360度の景色を見渡せる、山登り絶景体験も ▲ゲストハウスから徒歩5分ほどのビーチから出発する、シーカヤック体験もおすすめ

隠岐の島の新たなファン層を招き入れたい!

現在の隠岐の島へ訪れる観光客で高い割合を占めているのは、高齢層の人々。 インターネット上でも隠岐の島の情報は少なく、全国的にもどんな島なのかはあまり知られていません。 今回のプロジェクトでは、20~40代のアウトドアや旅好きの人々をメインターゲットとし、 釣りやシーカヤック、自転車や登山、自然遊びなどを通して島の魅力を体感してもらい、 結果リピート滞在してくれるような結びつきの強いファンを新たに開拓することで、 これまでになかった隠岐の島の魅力発見と発信に繋がる動きができればと考えています。 また、島の外からやってきた私という20代後半の女性が、こういった新たな形態での事業を成功させることができれば、「何かやりたいけど、動き出せない」という島の若い年代の人々の背中を押せることにもなると感じております。

詳細スケジュール

2014/4 改築 2014/4 備品購入・設置、オープン準備 2014/5 プレオープン 2013/6 営業開始

集まった支援金の用途

○大人数で囲める「囲炉裏」の設置:30万円 ○井戸水から水を引いて、今は枯れている大きな「池」を復活させる費用:10万円 ○FAAVO掲載手数料:10万円

最後に

まだまだ全国的に無名な隠岐の島ですが、それは、その魅力をアピールしきれていないからなのです。 島の人にとっての「あたりまえ」が、島外から来た人には他に無い「非日常体験」。 国内外、いろいろな地を訪れた私自身の経験を踏まえたうえで、こんなに素敵な島が知られていないなんて勿体なさすぎると感じ、このプロジェクトを始動させていただきました。 みなさまのあたたかいご支援を、何卒よろしくお願い致します。

起案者情報

【団体名】佃屋 【代表者】宮本咲季 【HP】http://www.oki-tsukudaya.com 【facebook】https://www.facebook.com/okitsukudaya 【Blog】http://www.oki-tsukudaya.com/diary/
  • 2014/06/20 14:40

    隠岐の島ゲストハウスプロジェクトの宮本です。 このたび目標金額達成でのプロジェクト終了を迎えることができ、多大なる感謝の気持ちでいっぱいです。 まず、ゲストハウス佃屋に関しましては、無事オープンし、お客様のご宿泊、ご予約、お問い合わせをいただいている現状となります。 さて。 ご...

  • 2014/06/07 07:11

    こんにちは。 このたび、目標金額であった、50万円に到達することができました。 支援者のみなさま、情報を拡散してくださった方々、 心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。 ここまでで、支援者の人数54名、 「いいね!」数はなんと1658人! 本当に、たくさんの方...

  • 2014/06/01 07:10

    こんにちは。 隠岐の島ゲストハウスプロジェクトの宮本です。 6月1日のOPENにむけて動いておりましたが、 ほぼ改築も終わり、この度無事に予定通りの始動ができることになりました。 webサイトも本番サイトに切り替えました 佃屋webサイト ...