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映像で地域と生産者、消費者をつなぎ、幸せな広告の在り方を宮崎から発信したい!

こんにちは。CMディレクターの今村直樹です。ぼくは、2006年頃から、<オフコマーシャル>というまったく新しい発想のCMを作ってきました。 オフコマーシャルとは、「テレビでオンエアすることを前提としない」で「クリエイターからクライアントに提案してつくる」CMのことで、もちろんぼくが考えた造語です。 オフコマーシャルは、「クライアントからの発注ありき」「予算ありき」「テレビでオンエアすることありき」のこれまでのCMとまったく逆の発想でつくられます。何より大事なのは、広告のつくり手(クリエイター)が製品に共感し、クライアントとクリエイターの間に信頼関係があること。そして、「広告費はクライアントが出すもの」という常識にとらわれず、予算は、毎回ゼロベースから考えます。 この試みの背景には、いまの広告制作の現場から、共感や信頼といった本来もっとも大切なものが失われている現状、そして、インターネットの広範な普及(とりわけSNSの発達)で、広告コミュニケーションのあり方が根底から変わったことなどがあります。特にオフコマーシャルは、Youtubeの登場なくしては考えられませんでした。 映像コンテンツの生活者への伝達に、かならずしもテレビに頼る必要がなくなったことや、広告の影響力の中心にあるのは、もはやテレビではないという現実から生まれたものです。

「九州パンケーキ」×「オフコマーシャル」。 まったく新しい発想のCMで、地域発ブランドを応援したい!

今回のプロジェクトは、その第4弾。村岡浩司さんが九州パンケーキに託した「食のチカラで人と地域をつなげ、九州の魅力を全国に発信していく」というコンセプトに強く共感したぼくが、「九州パンケーキのオフコマーシャルを作ろう!」と思い立ち、村岡さんに一通のメールを送ったことから始まっています。2013年の新年早々、九州パンケーキ発売直後のことでした。 今回のオフコマーシャルで伝えたいことは、「九州の素材だけで作りたかった」という製品のコンセプトそのものです。 九州7県をまわり、実りと収穫の風景を撮影しながら、生産者のみなさんの思いにも直に触れていきます。CMの主役は、小麦や大麦、お米や雑穀など、パンケーキの素材、それを育む人、そして、自然です。 ここで、この人たちの手で、九州パンケーキの素材は育まれている。それを、実り豊かな風景と、ウキウキするような楽しい映像と音楽で伝えたいと思っています。タレントがいなくても、有名な曲がなくても、誇張しなくても、人と風景を見せ、おいしさの背景を語るだけで、九州パンケーキの魅力は十分に伝えることができる。 大切なのは、「共感」。生産者と消費者、加工や流通に関わる人、地域の人と都会の人、多くの人を、映像がつくり出す共感の力でつないでいく。それは、オフコマーシャルだからこそできること。そう信じています。

なぜ九州パンケーキなのか? ープロジェクト誕生の経緯ー

「九州パンケーキのおいしさとコンセプトのすばらしさを、CMで伝えよう。」 その思いに共感して、九州や宮崎に縁のある、3人の素晴らしいクリエイターが集まってくれました。 写真家の蓮井さんは、口蹄疫問題はじめ、子どもたちと写真の楽しさを学ぶ「キッズセイバー」の活動や、自らの創作活動でも数多く宮崎を訪れている「宮崎応援団」のような存在。何より彼は、オフコマーシャル立ち上がり当初からの良き理解者で、4作中3本のCMを撮影してくれている、オフコマーシャルにとってなくてはならない人です。 宮崎出身のデザイナー・日高さんは、長年宮崎県のブランド開発やデザインに関わってこられ、最近では、佐土原ナスのデザインをされたばかり。コピーライターの中村禎さんは、ぼくがかつていた会社の同僚、いや、よきパートナーだった人で、これまで数々のヒット広告を手がけられてきましたが、元はと言えば、北九州出身の九州を愛して止まないクリエイターです。 われわれクリエイターと、村岡さん。今回の「九州パンケーキ×オフコマーシャルプロジェクト」は、「九州の素材だけでパンケーキをつくりたかった」という製品のコンセプトと、地域のためにさまざまな活動をしてこられた、村岡浩司さんへの共感から生まれました。そして、私たちは、このプロジェクトを通して、地域ブランドを応援する新しい広告のつくり方に挑戦していきたいと考えています。 想いはひとつ。宮崎から、九州から、食の力で日本を元気にしたい! ※以下のリンク先にオフコマーシャルのさらなる詳細と、このプロジェクトに寄せるぼくの思い、これまでの撮影経過などが綴られています。是非ご覧下さい。http://www.kyushu-pancake.jp/off-cm/

クラウドファンディングによって、オフコマーシャルを完成させたい!

まずは、作成途中の九州パンケーキ、オフコマーシャルの予告編をご覧ください。 予告編を見ていただければおわかりのように、九州パンケーキの撮影は、すでにはじまっています。麦や、お米、雑穀などの収穫の時期に合わせて、昨年から今年にかけて、3回のロケを敢行してきました。でも、撮影はまだまだ途上です。編集や音楽制作といった「もうひとつの山場」も控えています。ここから先は、制作現場の様子もできるだけ公開し、クラウドファンディングによるみなさまのご支援によってオフコマーシャルを完成にこぎつけたいと思っています。 ”共感”の広がりでプロジェクトを応援していくクラウドファンディング。 広告のつくり手が、製品やクライアントに”共感”することから生まれ、制作のプロセスとCMの公開を通して、さらに共感の輪を広げていくオフコマーシャル。クラウドファンディングとオフコマーシャルの出会いは、必然だと感じています。 共感こそが、新しい時代、新しいコミュニケーション、新しい広告を切り開くエンジンなのです。九州パンケーキに、そしてオフコマーシャルに共感してくださるみなさん。九州パンケーキの素晴らしさを世界に伝えるために、そして、オフコマーシャルという新しい広告のつくり方を広めるために、どうか力を貸してください。

九州の素材だけで創りたかった毎日のおいしさ。宮崎から食の力で世界を元気に!

こんにちは。「九州パンケーキ」をつくった村岡浩司です。 「九州の素材だけでつくりたかった、毎日の美味しさ」これが九州パンケーキのコンセプトです。九州の素材だけでつくった僕らのパンケーキが、宮崎はもちろん、全国の家庭の定番となり、いつの日か世界中の食卓に笑顔を届けられるようになれたら。そんな気持ちで我々は日々の仕事に取り組んでいます。 九州全県から集めた素材を組み合わせるということは、産地の農家さんとも繋がっていくこと。正直なものづくりを通じて、食のチカラで人と地域をつなげ、九州の大地の魅力を全国に発信していく。そんな発想から生まれたのが九州パンケーキです。 今回、オフコマーシャルという新しい広告の考え方に出会い、日本中にこの想いを伝えることができると感じました。このオフコマーシャルを完成させて、より多くの方々に見て頂くことで、私達が「伝えたかったこと」を表現できます。 私達が本当に「伝えたかったこと」とは、このパンケーキをつくった九州の美しい自然や人の情熱。それに九州の稲作農業の素晴しさ。毎日の食卓を楽しみながら、少しだけそんなことを感じてくれたなら、もっとみんな九州が好きになる。九州パンケーキが広がるということの本質はそこにあると思っています。 九州で産まれたパンケーキを世界の皆さんに食べて欲しい。 九州の食材をブランドにしたい。 九州パンケーキが、九州と世界の架け橋となり、たくさんの笑顔をつくっていきたい。このオフコマーシャルプロジェクトがその大きな一歩になると信じています。温かいご支援、よろしくお願いいたします!

リターン品に込めた想い

■今村直樹(映像ディレクター)蓮井幹生(写真家/カメラマン)中村禎(コピーライター)日高英輝(アートディレクター)によるプレミアムトークライブ・映写会にご招待 ご支援くださったみなさまに、webでいち早くCMを公開させていただきます。そして、特に30,000円以上ご支援くださったみなさまを、CM完成試写会にご招待させていただきます。九州パンケーキとオフコマーシャルに共感し、クラウドファンディングに参加してくださったみなさまと、プレミアム試写会で、CM完成の喜びと感動を共有したいと思います。 また、試写会と同時に、「九州パンケーキオフコマーシャル」の制作に関わったクリエイター、今村、蓮井、日高、中村で、「地域と広告の未来」について語り合うトークライブを開催いたします。今回のプロジェクトを通して感じたこと、学んだこと、そして未来への展望を、みなさまの前で語り合いたいと。いまから張り切っています! どうぞ、ご期待ください。 ※上映会の詳細(時間・場所)は追って連絡します。 〜登壇者プロフィール〜 1954年生まれ、岐阜県出身、CMディレクター。東北芸術工科大学映像学科教授。上智大学新聞学科卒業後、サン・アドなどの広告制作会社を経て、1987年に独立し、今村直樹事務所を設立。サントリー、リクルート、資生堂、花王、ライオン、JR東海、JR東日本、トヨタ、日産、メルセデスベンツ、味の素、ソニー、パナソニックなど、数多くの企業のテレビコマーシャルを企画・演出してきた。ACC賞、ニューヨークADC 賞、消費者のためになった広告賞最優秀賞など受賞多数。最近の代表作に、第一生命・ダイワハウス・協和発酵キリン・ジャパネットたかたなどの企業広告、マスターカードpricelessシリーズ、シャープアクオス、住友生命などがある。2012年11月『幸福な広告—CMディレクターから見た広告の未来』を刊行。 1962年宮崎県生まれ。株式会社ドラフトを経て、2001年有限会社グリッツデザイン設立、現在に至る。 ・日本グラフィックデザイナー協会 会員 ・東京タイポディレクターズクラブ 会員 1998年 JAGDA新人賞受賞(日本グラフィックデザイナー協会) 2000年 第6回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2000 ブロンズアワード受賞 (ミハラヤスヒロ ポスター) ニューヨークADC SILVER MEDAL受賞 (ミハラヤスヒロ インビテーション) 2001年 JR東日本ポスターグランプリ2001銀賞受賞 (全日空・ポケモンジェットキャンペーン) 2004年 第53回 日経広告賞グランプリ(TAKATA) 1957年 10月3日福岡県北九州市門司区生まれ 1980年 成蹊大学経済学部卒 J.W.トンプソンに営業として入社 1981年 サン・アド仲畑チームにコピーライターとして入社 1982年 ソニーの目覚まし時計の仕事で東京コピーライターズクラブ最高新人賞を受賞 1988年 電通にコピーライターとして入社 1993年 さくら銀行の仕事で東京コピーライターズクラブ賞 カンヌ広告祭ポスター部門銀賞を受賞 2001年 KDDIの仕事で東京コピーライターズクラブグランプリを受賞 2003年 阪神タイガース優勝・星野仙一応援感謝広告で東京コピーライターズクラブ賞を受賞 ■東京コピーライターズクラブ会員 ■東京コピーライターズクラブ・コピー年鑑審査委員 ■宣伝会議コピーライター養成講座講師 ■ピンクリボンデザイン大賞審査委員長 1955年 東京都出身。アートディレクターを経て写真の道へ入る。 1988年初めての個展を開催。その後カルチャー誌で著名人のポートレイトを撮影。1990年頃から広告写真家として様々なジャンルの広告作品に参加。2000年、ユニクロのキャンペーンにて初めてコマーシャルフィルムを撮影。 その後 CFカメラマンとしても活動。2004年ネスカフェエクセラ「夏の香り」にて ACC 特別賞ベスト撮影賞受賞。その他ADC、ACC、TCC など参加作品に受賞歴多数。2009年「Peace Land」、2010年「詠む写真」がフランス国立図書館にコレクションされる。2013年ドイツ・ベルリンにあるCOMME DES GARCONS BLACK SHOPにて個展「THE ABSTRACTS OF AN IMAGINED SCENERY IN THE LIGHT」を開催。また自身の経験を活かした暗室ワークショップや、こどもをを対象とした写真ワークショップにも力を入れている。 さあ、私たちと一緒に九州パンケーキを応援し、webから新しい広告のムーブメントを発信していただけませんか!?応援、よろしくお願いいたします!
  • 2014/09/12 17:44

    九州パンケーキ×オフコマーシャルプロジェクトにご支援下さった皆様へ 大変お待たせいたしました! ご支援下さった方々へのリターン品ですが、準備が整ったリターン品から順次発送を開始いたしました。 9月末日までには全てのお客様に届くように発送を行っておりますので、お手元に...

  • 2014/09/05 12:29

    九州パンケーキ×オフコマーシャルプロジェクトにご支援下さった皆様へ いつもお世話になっております。九州パンケーキの村岡です。 リターン品の発送時期につきまして、ご報告申し上げます。 ご支援下さった方々へのリターン品ですが、9月半ばから末日にかけて順次発送致します。 現在準備中の...

  • 2014/08/25 10:50

    皆様のご支援のおかげをもちまして、無事に九州パンケーキのオフコマーシャルが完成致しました。完成を記念して22日(金)に招待試写会が行なわれましたのでご報告申し上げます。 九州パンケーキ×オフコマーシャル映写会 @宮崎タリーズコーヒー橘通り店 まずは主催者である今村によるごあいさつ...